武器/土砂笙【戦ノ音】

Last-modified: 2020-10-13 (火) 11:28:22

ボルボロスから作られる狩猟笛。読みは「どしゃしょう【いくさのね】」。

目次

概要

  • 東方より伝えられた、ボルボロスの頭殻を加工して作られた狩猟笛。
    元々ボルボロスの頭殻は斬撃では破壊できないほど頑丈で、
    しかも生物的には鼻の役割を持つ、つまり内部は空洞になっており、
    狩猟笛の素材としては非常に都合が良い構造の素材であり、それを存分に活かした形となっている。
    無骨な見た目に反して、繊細でありながらどこか荒々しくも感じられるという複雑な音色を奏でる。
  • ボルボロス武器の鉄則にたがわぬ、無骨な外見が特徴。
    一見すると、ちゃんと吹けるのか心配になりそうな笛である。
    尤も管楽器の形をしている分、太鼓や銅鑼、ギターに比べれば笛らしさは残っていると言えよう。

性能

MHP3

土砂笙【戦ノ音】→【獣ノ音】→【厳ノ音】

  • 攻撃力が高く、下位から攻撃力強化【小】を吹けるため、意外と重宝する。
    ちなみに音色は。攻撃力強化のほか、体力回復、回復速度(いずれも小)を吹ける。
    攻守にそつがなく、扱いやすい。
  • 会心率はマイナスだが、戦ノ音では-5%と誤差範囲。
    また、早い段階から緑ゲージを持つため、攻略用としては十分有用である。
  • 強化を続けると、土砂笙【厳ノ音】へと行き着く。
    攻撃力強化、体力回復が大になり、更に扱いやすくなった。
    しかし、無属性&会心率-30%が足を引っ張る。斬れ味も青ゲージが短め。
    上位になると、他にも強力な武器が出てくるため、お蔵入りになることも。
    ただし、攻撃力強化を重ねがけして特攻すると意外に火力は出るため、
    なかなか侮れないのも事実ではある。
  • また、獣ノ音から亜種素材を使い、アイスキュリン→アイスエイジへと強化できる。
    相変わらず会心率は酷いが、攻撃力10と引き換えに氷属性25を手に入れた。
    笛特有のフットワークや打点の高さもあいまって、ジンオウガなどにはいい勝負ができる。
  • しかし、アイスエイジの真価はやはり、音色を持つことことであろう。
    旋律効果が非常に優秀なのである。
    攻撃力強化【大】が強いのは言わずもがな、それに加えて旋律の維持を容易にする全旋律効果延長と、
    ちまちました攻撃(と風圧)を無効にできるのけぞり無効が強力である。
    ただしのけぞり無効は効果時間が短いため、現実的には攻撃力強化と自分強化を全旋律効果延長で維持することがメインとなる。
    斬れ味も厳ノ音と比べて若干改善されているため、こちらに転換するカリピストも多い。
    • ちなみにアイスキュリンの時点での音色はとなっている。

MH3G

土砂笙【戦ノ音】→【獣ノ音】→【厳ノ音】→岩石笙【越ノ音】→【駆ノ音】

  • 相変わらず攻撃力は高く、会心率は低い。
    岩石笙になると、パイプの周りに鋭利なトゲが施され、より攻撃的になる。
    殴る部分には付いていないので、実際のダメージには関係なさそうだが…。
  • 最終強化の駆ノ音(くのね)の攻撃力は1242(武器倍率270)と、
    やはり他と比べて一歩抜きん出ている。
    これに攻撃力強化【大】が重なるのだから堪ったものではない。
    同値の武器にはあの破岩鈴イエログラフがあるが、
    あちらと比べて爆破の汎用性や会心率こそ下回るものの、
    それを補えるほどの攻撃力強化【大】を吹ける
    (あちらの会心率UPと違い、確率にとらわれず期待値を上げられる)。
    また、地味に長い白ゲージも魅力。
    しかも、斬れ味レベル+1で長い紫ゲージまで出現することなどで、あちらの鈴とは差別化できるだろう。
    前作からかなりの強化を受けたのは言うまでもない。
  • しかし、更に大きな進化もあった。覚醒である。
    なんと氷属性480が付くのである。アイスエイジもびっくりである。
    • 氷属性は爆破にこそ若干劣るものの汎用性が高めであり、
      砂原や火山の相手ならおおよその弱点を突ける。
    • これにより、砂原の相手には何が相手であろうと負けることは少ない。
      狩猟笛の砂原の王者は、まさしくボルボロスとなるのであった。
      と言ってもディアブロスやベリオロス亜種の笛は出ていないし、
      ハプルボッカの笛は違う方面に優秀なのではあるが…
  • また、もとの攻撃力が高いので、覚醒を諦め無属性として運用しても強い。
    歴代の狩猟笛の中でも、特に汎用性に優れた逸品である。
  • そして当の亜種武器はというと、フロストガリバー→ジェネラルフロストとG級派生した。
    赤橙音色が没収され、攻撃力、斬れ味、氷属性値も原種武器に劣るなどと、
    露骨な弱体化こそあったものの、会心率は10%高い。
    また、デフォルトで氷属性がついているため、スキル枠にやや余裕があるのが強みか。
  • 旋律効果こそ攻撃力強化【小】なものの、効果時間が大に比べて長いため、一長一短ではある。
    また、この音色は攻撃力強化のパターンが多く手軽に吹けるのが強み。
    また、高周波も放てるため、アグナコトルやディアブロス相手には優位に立てる。
    ただし潤った重胸殻が必要なため、製作時期は遅めなのには注意
    (通常種武器は、イベントクエストでG★1から作れる)。
  • 3Gの氷属性狩猟笛はなかなかの激戦区であり、
    この他に元祖MH3氷属性モンスターのベリオロス素材を用いたグィロ=フリギドゥス
    虫素材で加工されたセロヴィドスブランがある。
    • グィロ=フリギドゥスは攻撃力面でやや劣り、匠で紫が現れないが、
      高会心率を持ち、多くのモンスターに有効な「聴覚保護」を演奏可能。
    • セロヴィドスブランは攻撃力、斬れ味共にイマイチで攻撃力強化が吹けないと言う難点はあるが、
      高周波や精霊王の加護など、他にはない個性を持ち味にアイデンティティを保持している。
      高めの属性値を属性攻撃強化でさらに高めることもできる。
  • いずれも一長一短の性能なので、どれを使うかは相手に合わせて変えていくといいだろう。
    え?覚醒バグパイプ?一体なんのことやら。

MH4

  • 何を思ったか、土砂笙は登場せずなぜか亜種武器のアイスキュリンが続投。
    序盤の氷狩猟笛が不足することへの配慮だろうか。
    • 作製には素材交換で手に入る通常種の素材と氷結晶やザボアザギルの素材などを使用する。
      まさかこれが後の布石だとは誰も思わなかっただろう
    最終強化はジェネラルフロスト。
    MH3Gと比べると属性値が大幅に向上したものの、
    スロットが没収されたうえ斬れ味が匠有で白に達しない、といった弱体化を受けた。
    また同じ旋律構成で基礎性能の高いシャミセン【凶】があることから肩身が狭い。
  • そもそも氷属性が弱点のモンスターには聴覚保護が吹ける笛が望ましいため
    なかなか使いづらいところである。

MH4G

  • 交換素材としてボルボロス亜種の素材が登場し新たな強化先が、と思いきや…?
  • ジェネラルフロストの強化先として、ポリアフパイプが登場した。
    ただしこちらは完全にザボアザギルの笛であり見た目も演奏時の音も完全に別物である。
    赤黄の音色だけが、先代の面影を残すかのように引き継がれている。

MHXX

  • MHXでは素材交換もなくボルボロスも登場しないため出番がなかったが、
    MHXXにて久々にボルボロスが復活したことで再登場を果たした。
  • 今回は亜種がいないため通常種の武器のみとなるが、
    上位から使える土砂笙【戦ノ音】とG級で派生する岩石笙【越ノ音】の2種類がある。
  • 上位から作れる戦ノ音はLV3で最終強化の獣ノ音となる。
    最終強化にはドス黒い血を使うため強化は難しい。
    獣ノ音はG級の素材を使うことで一発生産することもできるので、
    イビルジョーが苦手な場合はそちらを利用した方が楽だろう。
  • 究極強化は土砂笙【厳ノ音】。その性能は
    • 相変わらず高い攻撃力340
    • 足を引っ張る会心率-25%
    • 斬れ味は素で微量のに並程度の、匠の追加分は全て
    • スロットは2つ
    • 音色は
    高い攻撃力にマイナス会心といういつも通りの性能である。
    斬れ味はが出ないが、今作は白と紫の斬れ味補正の差が小さいため、
    白までしかない武器も十分実用範囲内という環境のおかげで十分な性能がある。
    G★4に上がるとすぐに究極強化させることができるため、攻略用としては使いやすい武器である。
    • 今作ではマイナス会心を火力へ転換する裏会心スキルが存在するため、火力は意外と高い部類。
      ただ、-25%という値は裏会心を適用できる低さとしてはギリギリなので、
      普通に見切りや弱点特効等で会心率を補う運用も検討しよう。
    • 同じ無属性で音色を持つ笛としてはユクモ清雅笛【春鶯】がある。
      あちらは攻撃力こそ320だが会心率0%素で十分な白ゲージを持ちスロット1と高火力で使いやすい。
      素材も他者の緊急クエストに参加して閣螳螂の香液さえ手に入ってしまえば
      同じくG4で究極強化できてしまう。
      音色の並びも攻撃大こそ吹きやすさは同じだがあちらは他の旋律がより吹きやすく、
      この差をスロット1つ分で覆せるかというと正直厳しい。
  • G級で獣ノ音から派生する岩石笙【越ノ音】は、
    派生させるためにウラガンキンの素材を使うためG★3になってからとやや遅い。
    さらに究極強化の岩石笙【美ノ音】には砕竜の弾頭殻を使用するため、完成はHR解放後となる。
    そんな美ノ音の性能はというと…
    • 意外と控えめに落ち着いた攻撃力320
    • マイルドになった会心率-15%
    • 斬れ味は素で十分な白に斬れ味レベル+2で微量の紫
    • スロットは1つ
    • 音色は
    会心率は改善されたが、攻撃力も下げられてしまっているため、
    斬れ味が白の状態では土砂笙に劣るという性能になってしまっている。
    しかしこの武器の特徴としてはやはりMH3Gで失われたの音色を取り戻していることだろう。
    アイスエイジは登場していないが、まさかの音色だけ復活である。
    • しかし物理性能ではほぼ土砂笙に勝てず、音色を活かそうにも、
      G★3からはディノバルドも登場するためイブレスが立ち塞がるのである。
      酷いことにG★3から究極強化まで常にほぼ全方面でこちらの完全上位互換になっている。
      なんと斬れ味、スロット、物理期待値のどれを取っても属性武器であるイブレスに
      完全に劣ってしまっているのである。
      究極強化では攻撃力が10勝っているものの、
      会心率がマイナスのため音撃震の威力ぐらいしか勝てる点がない。
      • 作製難度で差別化しようにもキークエストのディノバルドで済むあちらに対し、
        ウラガンキンはキークエストではないため寄り道をしないと作れないこちらは
        そういった面でも立場がない。
        せめて、強化時期がG★2であればその時点で唯一のG級音色として活躍できたのだが
        現実は非情である。
  • 上位の戦ノ音から強化した場合、MHXXに登場するほぼ全ての獣竜種の素材を使うことになる。
    なお使わないのはディノバルド素材のみである。*1

余談

  • とは雅楽に使われる管楽器の一種である。17本の竹をツボに立てた外見である。
    ツボの部分から息を吹き入れると筒が振動し、共鳴して音を出す機構となっている。
    要はパイプオルガンの原理である。
    演奏時は竹の筒が顔面を覆うように立つという、ボルボロスの頭蓋を想起させるような形になる。
    竹に無縁なボルボロス素材の笛に笙の音を付けたのは、そのような発想によるものかもしれない。
  • MHWorldにもボルボロスは登場するのだが、残念ながら土砂笙はリストラの憂き目に遭ってしまった…
    見た目も性能も尖っていた笛だけに加工屋で落胆したカリピストも多いのではなかろうか。
    最も他のボロス武器がすべて皮ペタになってしまった惨状を見るに
    土砂笙ですらなくなった姿と武器名を見て落胆する可能性も高いのだが。

関連項目

モンスター/ボルボロス
モンスター/ボルボロス亜種
武器/ボロス武器


*1 ディノバルドを含め四天王の素材はほぼ四天王装備にしか使われない。