ゲーム用語/ガセネタ

Last-modified: 2020-12-05 (土) 04:43:24

偽情報、早い話が嘘のこと。
ガセネタの語源は「世間をお騒がせしたネタ」の略称。

概要

  • MHシリーズというかゲームに限った話ではなく、世の中には真偽が怪しい情報というのは至る所に溢れている。
    ゲームに限定して言うと、実際にプレイして確かめれば分かるものと、
    内部解析でもしないと分からないものがあり、それがガセネタの素地となっている。
    故意のものから単純に勘違い、誤情報など、発生原因は実に多い。
  • この特性上、多くの場合は新作発表~発売からしばらくの期間に発生しやすい。
    前者はそもそもゲーム自体発売されていないため真偽を確かめる術がなく、
    後者は前述したように一見プレイしただけでは分からないものがガセネタとして残ったりする。
    オンラインゲームでも同様で、情報開示~実装後の分析期によく起こる。
  • いわゆる『デマ』との違いはその語源にあり、
    ガセネタは先述の通り、お騒がせなインチキ商品(偽物)を指すが、
    デマとはデマゴーグ(Demagog)の略で、本来嘘と言う意味は無い。*1
    ただ、ネタという言葉が「情報」という意味を持つようになり、
    デマが政治的なものを含まず純粋に「嘘や流言などの情報」を指すことが増えた事もあり、
    現状ではこの両者は混同されており、
    何らかの意図をもって「ガセネタ」をバラ撒く、であったり、
    単純な誤解、間違いを皆が信じてしまった「デマ」といった使われ方もされている*2
    そのため、後述の具体例の中には厳密に言うところの『』に該当するものもある。
    • 当wikiも例外ではないが「間違った知識をそのまま掲示板等に書き込んでしまう」
      というケースも少なからず存在し、放置すると書き込んだ人が恥をかいてしまう事も。
      とはいえ間違いを正す事も優しさの一つである。見つけ次第訂正してあげよう。
  • 基本的には面白半分で流布されるものであるが、昨今では事情が異なり、
    Youtubeなどの動画サイトで「(モンスター名)復活!?」などのタイトルをつけ、
    再生数を稼ぐ目的で根拠のない情報を喧伝する行為が蔓延している。
    厳密にはガセネタではなく、あくまで推測や噂という前置きも多いものの、
    タイトルで誤解を与えやすい情報をバラまく点ではほぼ同義の行為である。

有名なもの

  • かつて有名になったガセ情報としては、プーギーを撫でると報酬が良くなるというものがあった。
    他にも などなど、明らかにギャグやネタの範疇に収まるものから
    今これを見ている貴方が「あれガセネタだったの!?」と驚くものまで、枚挙に暇がない。
  • 新作に登場するモンスターに関するガセネタの数は全ガセネタの中でも群を抜いており
    「MH3のラスボスは煌黒龍ミラグレイド」、「アロデグスなるモンスターが存在する」、
    「MH3Gのラスボスは煉獄龍クワトリオン」、「裏ボスで煌蒼龍アルバトリオン亜種が登場する」、
    「MH4でHRを上げるとミラバルカンミラルーツクエが出る」、
    「MHXには、かの砕竜を苗床とした禍斗(まがつ)ゴア・マガラ皇狼竜ジンオウガ希少種が登場する」
    「MHXにて発生したモンスターの獰猛化はMHXXにて登場したバルファルクの龍気を浴びた事が原因」などなど、
    突拍子もないものからちょっと期待してしまうものまで様々である。
    これらのガセネタに引っかかってしまい肩透かしを食らった、
    あるいはぬか喜びさせられたプレイヤーもいるかもしれない。
    • HR関連のガセネタについては、条件が条件だけに真偽の確認に途方もない時間が掛かる場合があり
      (事実、出現条件がHR500だったり、酷い時にはHR999で漸く○○解禁などというガセネタもある)、
      真に受けた純情なプレイヤーの努力を無に帰すことすらあることから、かなり悪質性が高い。
      なお現在のところシリーズにおいてクエスト出現条件に関わるHRは100が最高なので、
      出現条件がそれを超える情報は疑ってかかった方がいいかもしれない。
    • ちなみに、アルバトリオン亜種に関しては架空のモンスターリストまで流布されていた。
      このことからこのガセネタは勘違いなどではなく意図的に作られたものだと分かるが、
      モンスターリストの流布に加え、過去に黒龍→紅龍の例が存在したこともあって、
      アルバトリオンの亜種の存在を信じていた人はそれなりにいたようである。
    • ごくごく稀の話に過ぎないが、あまりに有名なガセネタを公式が自ら本当にしてしまうこともないわけではない。
      過去にエイプリルフールのネタとして出していた物が現実のものになるケースが多い。
      • MHシリーズにおいて最たる例は、MHFにおいてたびたび
        「大型アップデートの直前に"ギウラス"というモンスターがゲーム内に現れ、
        ハンターに洗礼を浴びせる」という噂が流れていたのが、
        MHF-G開幕の前日『ギウラス』が本当にゲーム内に登場した
        という物である。いわゆるファンサービスの一環というやつである。
  • 基本的に「ガセネタ」と呼ばれる場合、発端は誰かがありもしないネタを作って流したケースが多いが、
    単に正確な仕様の特定が難しい所に様々な推測・予測が立てられていたものが、
    その内の一つが「信憑性高め」として定着してしまったものもガセネタと呼ぶ場合もある。
    例としてはMH4Gのオオナズチの尻尾切断の条件に関する話。
    尻尾があまりにも切断し辛いために「MHP2G以前の作品と同様、
    尾の部位破壊に関して何か特殊な条件があるのでは」と推測され、条件のうち一つがほぼ定着したものの、
    その後発売された攻略本によって単に部位耐久値がとんでもなく高いだけだった事が判明した。
  • 中には明らかにガセだと思われていたのに本当だった情報もあり、
    例えばナルガは尻尾を叩いてもスタンするという情報は当初ガセだと思われていたが、
    ハンター達のたゆまぬ努力(並びに攻略本の力)によって尻尾にもスタン判定があることが判明した
    (MHP3以降は修正されており、ちゃんと頭を狙わないとスタンが取れなくなっている)。
  • また、公式ガイドブックが誤情報を載せてしまい、ガセネタを拡散する場合もある。
    例を上げると、ダラ・アマデュラの部位破壊報酬について。
    ガイドブックでは固有素材「蛇王龍の尾殻」は部位破壊報酬では絶対に出ないとされていた
    (部位破壊報酬の表に「蛇王龍の尾殻」の記載が存在しなかった)。
    しかし、この記載に疑問を抱いた有志が検証を行った結果、
    実は「下半身」という扱いの部位の部位破壊報酬で登場することが判明、
    公式ガイドブック側が誤記をやらかしていたらしいことが明らかになったのである。
    • このように、公式ガイドブックといえどもガセネタがないとは限らないため、
      攻略本に書いてある情報を何でもかんでも鵜呑みにするのは出来る限り避けた方が良いかもしれない。
  • MHWorldは、メインシリーズでは初のアップデートによる追加要素が実装可能な為、
    主に海外のファンに因り、モンスターやフィールド、装備品、
    そしてその他にも様々な追加要素のリークが大量に出回っているが、
    一部本当にアップデートする予定の情報もあるものの、殆どは嘘で、
    魅力的な響きに期待して踊らされる人が後を絶たない。
    これは他のアップデート可能なゲームにも言える事ではある。
    • 一応有名なものがないわけではなく、
      発売前はバゼルギウスの別名が財宝ドラゴンだと思われていた事がある。
      ただし、こちらは後に本当に実装された為、
      (財宝ドラゴンの存在については)ガセではなくなってしまった。
    • また、特殊会心つきのマム・タロト武器が実はバグでスキルが乗っていなかったことで、
      それらを「特殊会心のおかげで強力です」と紹介した一部の攻略サイト運営者、
      動画投稿者がガセネタ(というより単純に嘘)を言っていたというものがある。
      当然彼らがバグの告知後、とことんバカにされたのはいうまでもない。
  • ハード自体のセキュリティが極めて強固*3な3DS作品や完全オンラインのMHFは
    解析はかなり困難となっており(いずれも一部の人間には実行されている)、
    結局は攻略本や攻略サイト頼りになってしまうことは留意する必要があるが、
    いずれにせよハンター諸氏は情報を流す前に一度、その情報は本当に正確なのか確かめて欲しい。
  • MHFにおいては解析や人力での調査が積極的に行われることもあり、
    基本的に内部データ関連のガセ情報が飛び交うことはほぼない。
    ただし「アップデートでこれから実装されるもの」については調べようがないため、
    ガセ情報が飛び交う事がある(例:次に実装される新武器種は狩猟鞭である、など)。
    また、解析や人力調査で見出されたデータに重きを置く傾向にあるMHFにおいては、
    調査の難しさ故にそれが事実かどうかを検証する人も決して多くはないため、
    とんでもないガセ情報が出回り、それが疑いようのない事実として認識されてしまうこともある。
    有名なガセ情報としては以下2つが挙げられる事が多い。
    • 1つ目は覇種パリアプリアの跳弾液は全てのダメージを35%
      弾ダメージはそこから更に20%軽減(65*0.8=52%)
      赤い跳弾液の場合は斬打弾関わらず全ダメージを45%カットしてしまうというもの。
      もともとは2chに書きこまれた釣りネタで、
      普段ならスルーされるはずが、著名なデータサイトにこの情報がそのままのってしまったことにより
      かなり長い期間正規情報として扱われ、どんどん他のサイトなどに拡散されていった。
      ただでさえ信用の大きなサイトに情報が掲載されたことと、
      覇種パリアプリアの持つ強靭な怯み耐性と極端な肉質
      何より今までが弱かったという、
      多くのハンターがパリアプリア自体に抱いていた先入観から大きくかけ離れていた
      事実故に、
      普通に考えればおかしいと思える情報を疑う人間も皆無であった。
      あまりにも広まりすぎた結果、最終的には釣りを書き込んだ人間(と思われる)が謝罪をするまでに至った。
      • もう1つはMHF-G1時代における「G級」はGR12までランクが存在し、
        最後に控えるモンスター、つまりMHF-Gのラスボスは「ヒプノック」であるというもの。
        これも解析の結果導き出された紛れも無い事実であるとして大きな話題になった。
        正確には「G級」はGR12まで存在するというガセネタが元になっており、
        G級で追加される事が告知されていた11頭を割り当てても1つ足らないことから、
        残り1頭は何なのかという話題の中で新たに投下されたガセネタがラスボスヒプノック説である。
        冷静に考えればそんな訳がない*4事は分かるが、
        当時はG1ショックと呼ばれる大混乱によって解析・検証が滞り気味であり、
        そのような釣りネタに対する反証は行われることなく、
        更にヒプノック自体の位置付けからそのような設定も不思議ではないという理由で、
        MHF-G2でG★7が最高ランクとして定義されるまで、極めて信憑性の高い情報として扱われていた。
      • どちらも上述したとおり、
        一度解析で出現したものを実際に検証しようとする人が少ないのが理由で発生している。
  • なおこうしたガセネタに関して公式がコメントするケースは殆どない。
    上記の「ギウラス出現」や、カリフォルニアでワインを作っていたディレクターなど、
    ガセネタの流布から何年か経って、公式がそれに便乗したネタを飛ばすぐらいである。
    • 2015年5月8日にMHFにてジンオウガの導入を発表する際、
      予めその日に「重大発表」があると公式より予告されていたのだが、
      一部で「MHFの次回作が発表される」というガセネタが流れていた。
      それについてMHF運営は公式Twitterで「そのような事実は一切ない」と明確に否定したのだが、
      ネット上のガセネタについて公式が明確に否定した極めて珍しいケースであると言える。
    • ちなみに、冒頭の「プーギーを撫でると報酬が良くなる」というガセネタであるが、
      MHFにおいては猟団部屋で「厳粛な白と黒」を着せたプーギーに
      餌を与えて大喜びさせると、確率で報酬枠が増加する「ブーブー報酬術」が発動する。
      プーギーをどうこうすると報酬が良くなる、という仕様自体はガセネタと瓜二つだが、
      あくまで撫でるのではなく、食事をあげるのが条件である
      (撫でるほうに関しては、5の倍数回撫でて喜ばせると
      ハリセンネコの販売アイテムが割引されるというメリットがある)。
  • 上記ほどの知名度はないがそれなりに知られているMHF関連のガセネタとしては、
    「2011年5月下旬に『8月末でサービス終了』という情報が流れた」というものがある。
    これの真相は「韓国においては事実だったが、
    あるブログが韓国のことであることを伏せた見出しで掲載したのが拡散された結果、
    日本でも8月末に終了すると勘違いされた」というものである。
  • 前述の通り「ガセネタ」は単なる勘違い・誤解から発生する場合が多いとされるが、
    いわゆる「デマ」に該当する、嘘のリークであったり明らかに恣意的な意図を持った発信
    (前述のMHFサービス終了に関するもの等)も少なからず見受けられる。
    また、本人に悪気が無かったとしても、SNSがここまで発達した現代社会においては
    「ネタ」だと思って発した情報がとんでもない影響を齎した事例が実際に存在するため、
    情報発信する側としては慎重さを欠くことがないようにしたいものである。
  • 上記されている通り「リークされた情報がガセだと思ったら本当の情報だった」
    という事態が稀に発生する事は確かにある。
    一部ではこういったリーク情報を鵜呑みないし楽しみにしているプレイヤーも存在し、
    動画サイトなどで「このモンスターが登場するというリーク情報があった」と
    動画に上げて視聴者達と感想を述べ合ったりというケースも多々あるのは事実である。
    しかしそもそもの話「公式の許可なく発売前または発表前の情報をリークする」という行為は、
    基本的に公式との契約に違反した行為である可能性が高いという事を忘れてはならない。
    当たり前の話だが公式にとってみれば「購入者の増減に関わる迷惑極まりない行為」であり、
    昨今では法的な処罰、または公式から厳罰が下されてしまうというケースも増えてきている。
    有名な例を挙げると、2019年11月にモンスターを捕まえて育て冒険する有名RPG、
    ポケットモンスター、通称「ポケモン」の最新作が出る際、
    登場するモンスター全種が発売日前にリークされるという事件が発生。
    事態を重く見た公式が弁護士を通してその人物とサイトを特定し、
    そのサイトをブラックリストに登録した上で契約を解除する
    という措置をとる事となった…というものがある。
    • しかもそのサイトは公式と正式に契約を結んでいた海外の情報サイトだったという。*5
    ネット配信が盛んな現代、眉唾物のリーク情報をブログや動画で広める人も多く見受けられるが、
    「無関係の人間が考えたそれっぽいニセ情報だった」というケースなら笑い話で済むかもしれない。
    しかし、上記のような、許可なく勝手にリークした情報だったのならば
    最悪の場合「リーク行為の共犯」と言われても文句が言えない時代なのである。
    「情報の発信には重大な責任が付いて回る」という事も重ねて留意したいものである。*6

関連項目

ゲーム用語/誤植 - ガセネタが発生する要因になることもある。


*1 本来は社会的・経済的に地位の低い階層の民衆の不満や恐れ、偏見に訴えかけて政権を得ようとする煽動的民衆指導者の事。それを実践する事をデマゴギー(Demagogie)と言う。
*2 ただし、その様な使い方をするのは日本だけだという。
*3 ATMや軍の機密事項を守るコンピュータに使われているプロテクタを応用した代物
*4 ヒプノックはMHFでも下位ランクから登場するモンスターで、世界観的にも決して脅威的な生物ではない
*5 サイト全体が結託してリークしたわけではなく、そのサイトに関わった一人の人物による犯行だった事も判明しており、そのサイトもその措置を重く受け止めている。
*6 事実、上述のリーク行為の犯人は実際に訴訟されており、今後高額の損害賠償が請求されると報じられている。