- 種族
- 飛竜種
- 別名
- 雷轟竜(らいごうりゅう)
- 登場作品
- MHF
- 狩猟地
- 樹海頂部
目次
特徴・生態 
- 樹海の頂部に出現した、群青色が特徴的な飛竜種のモンスター。
轟竜ティガレックスが「発電板」と呼ばれる発電器官を獲得、
捕食や防御のために自ら電気を発生させることができるよう進化を遂げた種である。
「落雷と共に現れ、雷のように素早い動きをみせる」との報告がギルドに寄せられている。
- 自身の柔らかい鱗を守るために、発電器官を応用した電磁力を使い、
磁性を持つ鉱石の鎧、アーマーを体表に纏っているのが特徴。
纏った鉱石はディオレックスの高電圧の影響で無機質な蒼色になっており、
ティガレックスなどと比べても金属的な外見が目立つが、
攻撃を受け、纏った鉱石が剥がれると、進化前の姿の名残を残した鱗が確認できる。
本来の姿は明るめの灰色で、やはりティガレックスの面影がある。
ただし、頑強なアーマーを纏ったディオレックスを傷付けるのは容易ではない。
- 発電板は体内の至る所に有しており、特に頭・両腕・両脚・尻尾の発電板は非常に強力である。
この発電板により発生する電磁力を推進力として用いた行動を得意とする。
攻撃を行う際には先述の部位のうち、攻撃に用いる箇所に電気を蓄積させる。
これを一気に解き放つことによって凄まじい速度で攻撃を行える。
電気を帯びた部位は、普段よりも明るい青い光を放つため判別が可能である。
- 電磁誘導によって加速させた荷電性の岩を飛ばす攻撃や、
電気を脚に蓄積させ、電気推進を用いて行う高速の突進は脅威そのもの。
ディオレックスはこの電磁力を応用し、一時的な地形変化をも行う。
意図的に地面を隆起させて壁を形成し、攻撃に利用することを軽々とこなす。
強力な個体ともなれば、空中に岩塊を浮遊させることができる。
この空中の足場に自ら飛び乗って移動、頭上からの急襲を行う。
当然ながら電力をそのまま用いた攻撃もあり、放電は凄まじい破壊力を誇る。
個体によっては電気ブレスを薙ぎ払いながら繰り出すといった場面も見られる。
いずれにせよ敵対者の意表を突く攻撃が特色と言える。
- 轟竜の最大の特徴とも言える"破壊力"を有する咆哮は健在である上、
行動に合わせるようにして放ったり、立て続けに3回行ったりと、
搦め手として使ってくる場面も見受けられる。
- 硬質化した外殻に加え、素早い動きで相手を翻弄するその戦法により、
発見直後から多くのハンターが被害に遭い、ギルドからは危険視されている。
概要 
- MHF-GGから登場した、かの轟竜ティガレックスに酷似した姿を持つ飛竜。
"雷轟竜"の名前通り、通常のティガレックスでは弱点であった雷属性攻撃を得意とする。
専用BGM(群青鎧の轟き)が用意されているが、
そちらにティガレックスのBGMのフレーズが使われている。
- 雷属性のモンスターというだけあり、体色が真っ青になっている。
その容姿はティガレックスそのものだが、やや甲殻のトゲトゲが目立つようになっている。
光沢のある藍色の体色は、電磁力で貼り付けた鉱石が電圧で変色したものであるらしい。
色合いはマカライト鉱石のアイコンに近い色をベースとしている。
この鉱石はその下にある本来の柔らかい鱗を保護するための鎧となっているようだ。
既に「アーマー」という公式名称があり、戦闘中はこれを一時的に引き剥がすことができる。
なお、"アーマーそのものを壊し"ても部位破壊とはならず、
その下にある"ディオレックス本体を直接傷つける"ことで部位破壊となる。- このアーマーはすさまじい硬度を持っているらしく、
あろうことか武器の斬れ味が紫ゲージでも弾かれてしまうほどに堅い。
(紫を超えた空色ゲージでのみ弾かれずにすむ)。
また、弾丸も全くと言っていいほど通らない。
さらに、火、水、氷、雷といった属性を無効化、それどころか、大幅に吸収してしまう特性まで持つ。
(鉱石元来の性質か、変質に伴う副作用かは不明だが、龍属性に対する耐性は低い)。
しかし一方で、攻撃時に電気が集中し、
放電している部位は電熱で鉱石が一時的に柔らかくなっているためか、攻撃が有効のようだ。 - アーマーの見た目や設定面でブラキディオスとの共通点がある。
ただ、ブラキディオスは甲殻そのものに鉱石が含まれているが、
ディオレックスは弱点を克服するために外殻として纏うという点が異なる。
一方、身を守るために硬質の物体を纏う設定そのものは甲殻種やアグナコトル種と共通する。
特に後者の亜種に関しては、一時的に鎧(アーマー)を剥がすことが出来、剥がれると弱体化する点まで同じである。 - アーマーの剥がれた部分、つまり本来の体色は灰色基調になっている。
原種はもちろんのこと、亜種、希少種とも異なるカラーである。
しかし、瞳の色は原種と同じ緑色(怒り時は赤色)をしており、素材の説明文も鑑みると、
発電器官を獲得した際か、発電による電圧を受け続けた結果変色したと思われる。
- このアーマーはすさまじい硬度を持っているらしく、
- 野性味(?)の強いティガレックスとは異なり、人工物を彷彿とさせるような特徴がみられる。
既存の烈種対応モンスターに倣うならメカレックスとでも言うべき存在である。
発電能力を得たことで従来の能力が強化されているようで、
飛ばす岩に電磁力を付加したり、咆哮のモーションで大放電を繰り出したりすることも。
この大放電は溜めに時間がかかるものの、剛種でも凄まじい威力を持つ。
突進にも磨きがかかり、電気推進によって超スピードの突進を繰り出す。
また、磁力によって岩盤を浮上させ、空中に足場を作るという未だかつてない地形変化を披露するようだ。- MHF-GG PV 総合編
では、隆起させた地面を蹴ることで三角跳びを披露している。
- また、あろうことか薙ぎ払い光線まで放ってくる。
ティガ系骨格では覇種パリアプリアがビーム系の攻撃を有しているが、
元々(咆哮系を除いて)ブレスを行わないティガレックスだけに印象深い。
- MHF-GG PV 総合編
- 既存の烈種2体が「既存のモンスターに似ているが中身は全く別物」であったことから、
このディオレックスも「ティガレックスのような外見だが中身は別物」なのかと注目されていた。
実際、ディオレックスはティガレックスのように"ドタバタ暴れまわる"タイプではなく、
溜めなどの隙を伴う動作を伴うが攻撃範囲の広い強力な技で"一気に攻め入る"傾向が強い。
もっと言えば、"怒り時の咆哮"以外のほぼ全てのモーションはティガレックスとは全くの別物なので、
見た目が似ていても「ティガレックス」という先入観は捨てた上で挑んだほうが受け入れやすいだろう。
ただ、ティガレックスの特徴である「自らの肉体を利用した攻撃を多用する」点はディオレックスも同様。
故に大半の攻撃の当たり判定が一瞬なのでフレーム回避が比較的しやすい。
- 特にディオレックス初見のプレイヤーは要注意だが、
後述するとおりディオレックスはクエスト開始直後にハンターの目の前で放電しながらアーマーを纏う。
そのため、ディオレックスが目の前にいるから先制攻撃を、と考えもなく不用意に近づくと
クエスト開幕5秒後にいきなり即死することになるので近づくのは一旦待ったほうがよい
(まだHR5に昇格したばかりで根性スキルを備えた防具を整えていない人は特に)。- PC版であればまだディオレックスが何かしようとしているのが一瞬わからなくもないが、
ロード時間の関係で遅れて入ってくるPS3版の画面では
状況にもよるがクエストが開始した約1秒後に大放電を放ってくるため、
クセでコントローラーのスティックを前に倒しておくと、冗談抜きで開始と同時に即死してしまう場合がある。
PC版と初見のPS3版が混ざると発生しやすい事故であり、
何が起こって死んだのか一番わからないのは他ならぬPS3版プレイヤーなのでどうしようもない。
- PC版であればまだディオレックスが何かしようとしているのが一瞬わからなくもないが、
- 開発時のコンセプトは「穿龍棍のアクションをより楽しめるモンスター」とのこと。
フォロクルルが全ての武器種で戦いやすいように作られているため、
せっかくなら雷轟竜は穿龍棍との相性が良いように、ということで最初から割り切って開発されているらしい。
ただしこれは研究が進んだG5.2現在の確立した戦術である「空中戦」との相性が良いのではなく、
穿龍棍のジャンプ回避や抜刀ダッシュによってディオレックスの攻めを避けやすいこと、
一部位アーマーを剥がしてしまえば残りの部位はリーチ短モードで一気に剥がしていけることにある。
空中戦に関してはアーマー解除後の肉質がリーチ短では大幅に硬化してしまうことや、
そもそもレックス系骨格は滞空状態を維持し辛いため相性は良くない。
空中戦が通用しないモンスターは他武器種との差別化が難しいということが多いのだが、
ディオレックスは例外的に「地上戦でも穿龍棍との相性が良い」と言える。
ただしMHF-G7以降は地上戦特化の天ノ型や嵐ノ型が追加されるので、
ディオレックスと対峙する場合はどちらかを使うことが必然的に求められるだろう。
なおEX回避でディオレックスの攻撃を回避しやすい天ノ型が比較的良相性だが、
短い発光時間に強力なEX溜め突きを叩き込んでアーマー・部位破壊を狙いやすい嵐ノ型も相性は悪くない。
そういう意味で改めて「穿龍棍のアクションをより楽しめる」モンスターになったと言えるか。
戦闘概要 
- ディオレックス攻略の要点はアーマーを剥がし、的確に露出部分を狙うことにある。
アーマーを剥がせる箇所はティガレックスにおける破壊できる部位、及び後脚である。- ディオレックスは攻撃を繰り出す前に、特定部位に電気を蓄積させる行動をとる。
この電気蓄積中の部位は肉質が軟化しているため、積極的に狙っていきたい。
なお、電気を蓄積している部位は通常は空色に輝いているが、
蓄積時にダメージを受けると轟竜通常種を連想させるオレンジ色へと変色する。
蓄積中の全ての部位を変色させるとディオレックスは怯み、行動をキャンセルできる。
G級ミラボレアスの胸部怯みでの行動キャンセルを彷彿とさせる仕様である。 - アーマーを剥がし、露出した部位を攻撃し続けるとその部位を破壊できる。
破壊された部位は再度アーマーを纏うことが出来なくなる。
裏を返すと、破壊されていない部位はアーマーを復活される恐れがあるということになる。
纏い直される前に集中攻撃を行い、破壊してしまえばある程度楽になる。
纏い終えると同時に、大放電を伴う咆哮を行ってくるため注意が必要。
ドーム状広範囲が攻撃範囲となっており、ダメージもかなりのもの。
戦闘中もアーマーを剥がされた部位が残っていると、復活のために再度行ってくる。
この放電咆哮の判定は一瞬だが、一拍してから発生する地割れの時に判定が発生するため、
咆哮開始と同時に回避すると確実に引っかかるので注意。 - ディオレックスは攻撃を繰り出す前に、特定部位に電気を蓄積させる行動をとる。
- ちなみに空色・もしくはオレンジ色に輝いている蓄電部位は、アーマー解除後も含めて最も肉質が柔らかい。
そのため弱点属性以外の武器やボウガンで挑む場合は、この蓄電部位を的確に狙う必要がある。
特にボウガンは貫通弾などを用いることで複数部位を一気にオレンジ色にすることもでき、
強制怯みを誘発させて戦況を有利に進めることもできるので覚えておきたい。
- ディオレックスの行動は特徴的であり、殆どの攻撃の前に若干大きい予備動作を行う。
この際、攻撃に対応した部位へと蓄電を行っているためかその部位が輝く。
しばらくすると電気を一気に解放、かなりアグレッシブに攻めてくる。
どの攻撃を行うかは光る部位によって決まっているため、それを把握することが攻略の手がかりとなる。
- ティガレックスの咆哮はそのまま受け継いでいるが、他の攻撃はかなりアレンジされている。
- 突進は予備動作が長くなった反面、最初に飛び掛かるようにして行う。
また、MH4版ティガレックスと同様に後方へ突進行動を行うことがある。
後ろに回転しながら飛び掛かるというMHP3以降の轟竜を彷彿とさせる内容で、
意外と攻撃範囲が広いために対応が少し難しい。 - 投石攻撃は電力蓄積後にその場を飛び退きながら放ってくる。
左右双方に繰り出せるという特性も合わさり、トリッキーさが大幅に増している。
岩自体が暗く視認しにくい色であるため、初見では何をされたか解らないことも多い。
予備動作として投石を行う方の脚で地面を引っ掻くため、見逃さないようにしたい。 - 噛みつき攻撃も投石同様にその場を飛び退いて行う。
こちらの場合はハンターの背後を取ろうと飛び掛かるため、軌道が変則的。
飛び掛かったディオレックスにも攻撃判定があるため、場所によってはかなりの脅威となる。 - 飛び掛かりは三角跳びの一環として繰り出してくる。
以下の3つの行動が組合わさっており、場所によっては回避が困難である。- 尻尾を地面に擦り付け、電磁力で後方に岩を隆起させる。岩にも攻撃判定が存在する。
- 突如音圧付き咆哮を行う。同時に後方へと跳躍して岩に張り付く。
- 岩に張り付いた直後にそれを蹴破り、自身は前方へと飛び掛かる。
- 突進は予備動作が長くなった反面、最初に飛び掛かるようにして行う。
- 耐属性もかなり特殊で、アーマーを纏っている際には火・水・雷属性に対し大幅なマイナス肉質を持つ。
この特性により該当の単属性はもちろん、ディオレックスの登場したGG時点で存在する複属性のうち、
闇属性以外の複属性は全て軽減されるという、複属性キラーとでも呼ぶべき耐性を持つ。
アーマーの軟化時や剥がした後はマイナスが消えるものの、全く通らないことには変わりない。
一方、龍属性は全部位に通り、更にアーマーを剥がすと追加で氷属性も通るようになる。
ちなみにアーマーが軟化している瞬間は、マイナスのみならず弱点属性も全て0となる。- 以上のことから、単属性で挑む場合は龍属性・氷属性、あるいは斬れ味が極めて優秀
(具体的には空色ゲージ)な無属性武器が有効と言える。
複属性は前述の通り、火・水・雷を含んだものを使ってしまうと、
ただでさえ硬いアーマーに与えられるダメージが余計に減ってしまう危険性が高い。
軽減されない闇属性か、遮断される火属性割合が低く龍属性割合が高い黒焔属性が有効と言える。
- 以上のことから、単属性で挑む場合は龍属性・氷属性、あるいは斬れ味が極めて優秀
- 麻痺はするが、耐性値が400と高く効果時間も8秒しかない。
閃光・罠は無効化されるため、アーマーを纏っている状態からハメで完封するのは難しいだろう。
しかも麻痺・スタン中・大ダウン中はアーマー含めた部位破壊が一切できない。
一応蓄積はするため解除後に破壊することができ、その点は有用なのだが、
麻痺・スタンと繋げてしまうとアーマー破壊ができず、却って時間がかかってしまう。
また、アーマー破壊後の肉質が非常に柔らかいため、
麻痺中に畳み掛けてしまうと全破壊する前に討伐、という事態も起こりうる。
従って麻痺武器を持ち出すのはあまり適切ではないといえるだろう。- ちなみにディオレックスはティガレックスと違い、怯み以外で部位(アーマー)破壊が発生しない。
この仕様はパリアプリアと同じものである。
そのため複数部位を同時に破壊することはできず、
既に破壊済みの部位で怯み続けると本来破壊したい部位を壊すことができなくなる。
部位破壊を確認したら即座に次の部位を狙うようにすることで、多くの部位の破壊ができるようになるだろう。
また尻尾の切断も上記と同条件なので注意。
- ちなみにディオレックスはティガレックスと違い、怯み以外で部位(アーマー)破壊が発生しない。
- また、毒のダメージも極めて多く、烈種に至っては通常モンスター最高クラスの
2400ダメージを奪うことが可能である。
ただし毒はアーマー破壊に寄与しないため、部位破壊の妨げになってしまう可能性はある。
HR5(剛種クエスト) 
- MHF-G10にて剛種がHR5のギルド指定クエスト(キークエスト)の1頭に選定されている。
ディオレックスを知るプレイヤーからは、「HR6昇格への最大の壁」という評が強い。
最大のポイントはHR帯では対処の難しいアーマーの存在にある。
- アーマーは上述したように、多くの属性を遮断どころかマイナスでダメージを減らしてくるだけでなく、
HR5で主力になる青、白、紫ゲージでは攻撃が悉く弾かれてしまう。
この時点では剣術などの弾かれ無効効果を付与するスキルの発動を両立させることが非常に難しい。
さらにはアーマーの剥離は悉く弾かれるほどの凶悪な硬さの部位で怯みを起こさなければならず、
無属性武器や物理属性の弾丸が主力のボウガンでむやみに攻撃しても成果を上げられない。
後述するが、アーマーは麻痺やスタン中では破壊できないのに加え、
ディオレックス自身が罠や閃光玉すら効かないのでガチンコが必須である。
これらは外部要素で弱体化させる術が一切存在しないため、
HR5ハンターには「蓄電部位を正確に狙い、素早くアーマーを剥がす」か、
「弾かれ対策を用意した上で、龍・毒などの有効属性を用いて攻撃する」ことのどちらかが求められる。
- 攻撃面についても、元気のみなもとである程度は軽減できるとはいえ、
ほとんど似たような予備動作ゆえに慣れるまでが難しく、何度もダメージを受けがちである。
そして何度もダメージを受けるようではアーマーの破壊・部位破壊もままならない。
- G9.1で攻撃力が弱体化されるまでは
剛種クエスト最強クラスの難易度と言っても過言ではないほどの強さを有していた。
実際の統計として、PS Vita版MHF-Gのクローズドベータテストにおけるクエスト失敗数では
初見での狩猟が極めて困難な部類のこの剛種ディオレックスがやはり第1位*1であった
(ちなみにこの統計におけるクエスト失敗率第2位は輝界竜ゼルレウスとなっている)。
G9.1では攻撃力や部位耐久値が弱体化はしているのだが、
肝心要のアーマーの肉質そのものは変更されていないため、防御面では未だHR5ハンターにとっては圧倒的である。- そのため、G9.1まではHR100(現HR5)では無理に挑まず、
更に強力な装備を手に入れてから挑むべきモンスターという位置付けの剛種であった。
だがG10でそれの討伐が避けては通れなくなっている。
- ちなみに現在ではHR5に昇級するとゼルレウスの剛種武器がプレゼントされるのだが、
ゼルレウスの剛種武器はディオレックスとの相性は最悪であり、
貰った剛種武器で指定クエストのみをクリアというプレイングはここで止められてしまう可能性が高い。
- そのため、G9.1まではHR100(現HR5)では無理に挑まず、
- ただしG10ではHR5(旧HR100)時点で空色ゲージを発生させられる天嵐武具の入手が可能になった
(それまではHR300、SR100まで到達しないと入手できなかった)ため、
それを用いて挑むことで十分勝機は見えてくるだろう。
そういう意味では、G10でHRシステムが改新されたことでより強く意識されるようになった
「当該ランクの指定クエスト(等)をクリアするのに必要な武具作成が大事」
を強く実感できるモンスターと言えるだろう。- なおディオレックスの剛種防具は天嵐・覇種強化でかなり優秀なものになり、
HR6攻略の助けにもなってくれるはずである。
従って手強いが見返りも大きいモンスターと言えるか。
- なおディオレックスの剛種防具は天嵐・覇種強化でかなり優秀なものになり、
- ギルド指定クエストの中でもトア・テスカトラに並んで非常に手強く、
「HRがチュートリアル」となったMHF-Z以後もここで躓いてしまうプレイヤーが少なくなかったからなのか、
MHF-Z1.1にてトア・テスカトラと共に、体力と攻撃力が大きく低下する調整が実施されている。
ただし、ディオレックス戦における最大のキーポイントである「アーマー肉質」はそのままであり、
「当該ランクの指定クエスト(等)をクリアするのに必要な武具作成が大事」という点については、
極端には損なわれていないと言えるか。
烈種 
- 2014/5/21に解禁された。クエスト名は「絶巓の急襲者」。
絶巓とは「山の頂」を意味する言葉で、樹海の頂である樹海頂部と一致する。
頂の地で、電磁力を駆使して超高速で攻撃を仕掛けるディオレックスを見事に言い表したクエスト名だろう。
- ゼルレウス、メラギナスと異なり、烈種でも基本的特性は剛種同様である。
ディオレックスで方針転換されたのか、以降の烈種は全て剛種+G級モーションになっているが、
一応烈種としての特性として大咆哮の使用率が上昇しており、
部位破壊を適切に行わないとアーマーを何度も纏われてしまう。
- 無論G級システムが採用されているがゆえに、怯みハメはほぼ不可能になっている。
また、麻痺時間は6秒とさらに短くなってしまっている。
そしてG級独自の事情として火力のインフレが挙げられるが、
アーマー破壊後に部位破壊を狙う場合、スタンや麻痺を絡めてしまうと部位破壊前に討伐しかねない。
- 元が手強いため油断は禁物だが、他の烈種同様、
大咆哮以外の攻撃は基本的に防御力を高めることでダメージを抑えることができる。
部位破壊をスムーズに行うためにも攻撃を軽症で済ませることは重要になると言える。
攻撃阻止やアーマー破壊時の怯みなどのシステムはそのままなのでこちらのペースは作りやすく、
烈種入門としては適しているといえるだろう。
- 烈種独自行動として、4Gamerの先行体験リポート
の通り、
薙ぎ払いブレスや岩盤浮遊を使用してくる。- 薙ぎ払いブレスは、四足歩行型飛竜のパリアプリアやアカムトルム、オディバトラスなどとは違い、
電磁ビーム高速で180°近く薙ぎ払う。
しかし動く本体にも判定があり、それがカバーする範囲を鑑みると、
攻撃範囲は円の3/4周、つまり270°近くにも及ぶ。
飛距離は短いものの、ダイナミックに動きながらなぎ払うため引っかかりやすい。
例によって攻撃前には蓄電動作が起こるので、見極めて回避または阻止していきたい。
ビームは非常に早いのでフレーム回避はできる。
- 岩盤浮遊は、前足で地面を殴りつけて岩盤を浮き上がらせ、なんとその岩盤に次々と飛び移っていく。
予備動作が分かりやすく防御力が十分にあれば被弾してもダメージは大きくないが、
岩盤浮上に巻き込まれると打ち上げられる上に、打ち上げられたところにディオレックスが跳んでくる。
またディオレックス自体に当たらなくても、岩盤が砕ける際にダメージを受けるため
岩盤で打ち上げられるとほぼ確実に追撃されるコンボが成立してしまう。
防御力が低く、真根性ですべての攻撃を耐えるスタイルで挑む場合はこの攻撃が即死コンボとなるため
注意が必要である。
- 薙ぎ払いブレスは、四足歩行型飛竜のパリアプリアやアカムトルム、オディバトラスなどとは違い、
- 烈種の部位破壊限定レア素材は「雷轟竜の剛腕」。
ただし、1箇所のみ、両方破壊しても1つ分のみのゼルレウス、メラギナスと違い、
爪破壊箇所が2つ、かつそれぞれに部位破壊報酬が設定されており、
レックス骨格の腕はどの武器種でも狙いやすいため、
アーマーさえ剥がせば破壊は難しくはなく、両方破壊すれば入手期待値を上げることが可能。
また、頭部破壊限定の「雷轟竜の鋭牙」も確率55%とやや控えめであり、
1部位しかないことから期待値としてはこちらの方が低くなる傾向にある。
サブターゲットクエストでは「左前脚の破壊」がサブターゲットの条件になっている。
右前脚では達成できないので注意。
武具 
- 生産時の武器名称は全武器種共通で「ディルア~」。
防具の名称はティガレックスがレックスシリーズだったのに対し、こちらは「ディオレシリーズ」となる。
剛種武器及び剛種防具が実装され、どちらも烈種武具まで強化可能。
ゼルレウスやメラギナスがそうであったように、
ディオレックスの武具もティガレックス武具とは全く異なるデザインとなっている。- 上述した剛種としての圧倒的な強さを反映してか、
どの武器種も生産段階で基本性能が完成しているという特性を持つ。
- 上述した剛種としての圧倒的な強さを反映してか、
- 武器も防具もディオレックスの青い無機質なアーマーがふんだんに使われているため
モンスター素材なのに超メカニック的という特徴的なもの。
男性用防具はほぼ全身を覆っているが、女性用防具は脇などが少々露出している。
固有の希少(烈種)スキルは受けた攻撃を無効化する"絶対防御態勢"。
実装当初は発動難度の高さからそこまで目が向けられていなかったが、
それが改善されたMHF-G5から、調整が入ったMHF-Zまでの間、屈指の人気スキルであった。
詳細は個別記事に譲る。
- 烈種武器の共通点として、武器自体にスキルが付与されているが、
ディオレックス素材を使用した烈種武器には逆鱗が付与される。
始種武器ではこれが上位段階の「ブチギレ」に強化される。
基本的に(即死を防ぐため)G級ハンターの重要スキルと見られている逆鱗とブチギレであることから、
G級序盤からこのスキルを発動させることは容易ですらある。
一方で発動に多くのポイントが必要であるという点は現在も変わっていないため、
烈種ゼルレウスの「一閃」、烈種メラギナスの「弱点特効」同様、
逆鱗・ブチギレの枠を別スキルに譲るという専用装備で本領を発揮できると言える
(始種武器の場合は内包スキルを考慮せずとも十分強力だが)。- ちなみにブチギレには火事場+2が内包されているが、
近年ではより少ないSPで火事場+2効果を得られる紅焔の威光+2が人気であり、
そういう意味でも武器に内蔵されたブチギレ(逆鱗)の恩恵は大きいだろう。
- ちなみにブチギレには火事場+2が内包されているが、
余談 
- 名前が名前だけに、ジョジョ好きのユーザーからはDIOレックスとネタにされている*2。
- ジョジョ第7部『スティール・ボール・ラン』のディエゴ・ブランドー(Dio)は
自らや他の生物を恐竜に変身させる「スケアリー・モンスターズ」という能力を得ている。
その点から考えると、DIOとレックスという組み合わせはあながち間違いではないかもしれない。
- ジョジョ第7部『スティール・ボール・ラン』のディエゴ・ブランドー(Dio)は
- ファミ通2018年10月11日号によると、
(アーマーの)モチーフとなっているのは実在する金属である「チタン」であるとのこと。
チタンは通常は銀白色(灰色と言い換えてもいい)であるが、陽極酸化という、
金属を陽極として電解質溶液中で通電することによって生じる皮膜の厚さ次第で美しい青色に変色する
(光の反射によってそのように見える)事が着想となったようだ。
- 電磁力を推進力に変える、というのはいわゆる電磁誘導を利用した電磁推進と思われる。
現実世界ではリニアモーターに使われている他、レールガンの原理としても知られている。
磁力で加速させた岩塊を飛ばすという技は、まさにレールガンと呼べる攻撃である。
- 開幕の大咆哮はエフェクト、樹海頂部という環境(3Dゲームでは高い負荷が発生する降雨状態にある)から、
MHFのクエストでもPCに屈指の超高負荷が発生する攻撃手段である。
しかも開幕確実に放ってくるという特性から、
特にPC版のHighGradeEditionでの負荷チェックには非常に適している。
新しいPCやグラフィックボードを用意した場合、
ディオレックスの大咆哮を放電内部で受け(=画面全体に描画させる)、
もたつきが起きない環境を作れば大抵のクエストで快適にプレイできる。
- 実はMHF-GGのパッケージイラストに描かれている。
メインを飾っている、穿龍棍を携えているハンターの奥隣に
シルエットに近い形でディオレックスの姿を確認することができる。
何故フォロクルルではなくディオレックスなのか、については- MHF-GGが穿龍棍をメインにおいたアップデート
- ディオレックスは特に穿龍棍と相性が良いモンスター
素材 
- 雷轟竜の鱗
- 雷轟竜が硬い外殻にて守っている鱗。電気を帯びている。
普通の鱗より電気量の多い鱗は「烈鱗」と呼ばれ、区別される。
どちらも非常に柔らかいため、自身の電磁力で下記の外殻を形成、纏って守っている。
- 雷轟竜の甲殻
- 雷轟竜が自身の身を守るために纏っている外殻。
群青色の輝きを放ち、攻撃の際に発生する放電の影響で一時的に軟化する。
また、この時に攻撃されると一時的に赤く染まることも確認されている。
更に堅牢な部分は「烈殻」と呼ばれ、区別される。
- 雷轟竜の頭殻
- 雷轟竜の頭部を守っている外殻。頭殻のみとなっても凶暴さは失われていない。
- 雷轟竜の鋭牙
- アーマーで守っている頭部に生える鋭い牙。
獲物を噛み砕く恐怖の牙に、誰もが震えを隠せない。
- 雷轟竜の剛腕
- ディオレックスの腕。
数多くの獲物を狩ってきたであろうその腕は勇姿の一言に尽きる。
剛種クラスの個体は腕自体がまだ素材としての使用に耐えられないためか、
腕に付着している外殻「腕殻」を入手できる。
翼先端部分は刃のようにも見て取れる形状、色をしている。
非常に硬質であり重量もあるため、武具の材料として重宝されている。
- 雷轟竜の尻尾
- ディオレックスの尻尾。
切断された後も電力を帯びており、様々な用途に使える逸品。
剛種クラスの個体は尻尾自体が素材としての使用に適していないため、
尻尾に付着している外殻「尾殻」を入手できる。そちらは電圧の影響で変色している。
- 雷轟竜の骨髄
- 雷轟竜の骨髄。雷轟竜の発する雷の力で電気を帯びている。
- 雷轟竜の延髄
- ディオレックスの延髄。
流れる電流の影響で加工が困難を極める素材。
- 雷轟竜の高電殻
- 雷轟竜の外殻の中でも高電圧を帯びているものはこう呼ばれる。
放電で電力を消費することが多く、高電圧を帯びた外殻は希少である。
- 雷轟竜の藍玉
- ディオレックスの体内で稀に生成される藍色の玉石。
中々お目にかかれない貴重な素材。
関連項目 
モンスター/ティガレックス - 近縁種と見られる。
システム/烈種
スキル/絶対防御 - アーマーの特徴を再現した「希少スキル」の1つ。
BGM/ディオレックス戦闘BGM
ディオレックス素材の装備 
武器/ディルアニンバス - ライトボウガン
防具/ディオレシリーズ