- 種族
- 飛竜種(竜盤目 竜脚亜目 レックス科)
- 二つ名
- 荒鉤爪(あらかぎづめ)
- 英語表記
- Grimclaw Tigrex
- 危険度
- MHX・MHXX:★6
- 登場作品
- MHX, MHXX, MHST2
目次
特徴・生態
- 轟竜ティガレックスの中でも抜きん出た凶暴性と戦闘力を兼ね備えた特殊な個体。
全身の末端部に血管が集まっており、頭部や四肢が青く染まっているように見えるのが特徴。
特に前脚は翼膜を含めた全体が不気味な印象を与えるほど鮮やかに色付いており、
それに加えて並々ならぬ強度を誇る巨大な蒼爪を備えている。
この前脚と鉤爪から繰り出される圧倒的な一撃は人の培った技術や知力の結晶を無残に吹き飛ばし、
≪荒鉤爪≫という二つ名を挑んだ者の記憶に恐怖の代名詞として刻み付ける。
- 通常の個体とは比較にならないほど劇的に膂力を発達させている。
体格も通常より一回り以上大きい傾向があり、
大轟竜ティガレックス希少種に肉迫する巨躯にまで大型化した個体が確認された例もある。
眼前に立つ者を只々力を以て蹂躙し、地形すら破壊せんとする勢いで暴れ狂う。
その剛腕と剛爪は巨岩を軽々と打ち上げ、強固な地盤を容易く抉り飛ばす。
強靭な心肺能力に関しても蛮力と猛悪な挙動を両立出来るほど発達しており、
ティガレックス種特有の強烈な咆哮も黒轟竜や大轟竜のそれに比肩するほどで、
心肺から放たれる咆哮は付近の空気が張り裂けるほどの轟音を以て周辺一帯を吹き飛ばし破壊する。
- 外敵に反撃されると怒りのボルテージが急激に上昇し、瞬く間に興奮状態に突入する。
通常のティガレックスと同様に頭部や前脚などの血流が増し、
青く染まった体表に赤黒い血潮が入り混じるように浮かび上がり、さらには眼まで充血して赤く染まる。
そしてただでさえ限界まで高められた膂力は更に跳ね上がり、
少し力を入れて大地を踏みしめるだけでもハンターを足止めするほどの震動を発生させる。
振り向きざまに地面に爪を立てる事で岩盤を抉り取り、そのままひっくり返すようにして投げ飛ばす、
渾身の力を込めて地面に振り下ろし、その衝撃で大地を炸裂させるなど、
行動はより荒々しく、攻撃はより凶悪性を増す。
その壊滅的な威力を秘める一撃をまともに喰らってしまえば致命傷は免れない。
- しかし、平常時でも極限に近い状態まで強化された膂力が怒りによってさらに増長されることで、
興奮状態の荒鉤爪ティガレックスの前脚は肉体的なバランスを大きく失ってしまう。
怒りと心肺機能により血管や筋肉は極限まで活性化し、硬質化した甲殻でも抑えられない程に膨張。
そのまま己の身も顧みず暴走する為、限界まで酷使される前脚は最早自壊してもおかしくない状態となっている。
この状態の前脚は普段の強固な肉質とは一転して大幅に柔らかくなり
最大の武器であると同時に最大の弱点であるとも言える。
ただしあくまで弱点と化しているのは前脚周辺の甲殻のみであり、鉤爪の先まで強度を失う事は無い。
不用意に仕掛けてその鉤爪に攻撃を跳ね返されれば、その瞬間に命の保証は無くなるだろう。
- 通常個体を遥かに上回る圧倒的な戦闘力から、ハンターズギルドではこの個体について特別措置を設けており、
ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。
なお、蒼黒く変色した鱗や鉤爪などは通常のティガレックスのそれよりも遥かに高い強度を誇り、
その素材から作られた武具には荒鉤爪の魂と共に特殊な力を宿すとされている。
概要
- 轟竜ティガレックスの"二つ名持ちモンスター"。MHXにて初登場した。
- MHXのPV第三弾とその前後で発売されたゲーム誌では多くの二つ名持ちモンスターが公開されたが、
その段階では未公開だったモンスターの一体である。
2015年11月13日に放送されたNintendo Directにて初公開され、多くのファンを驚かせた。
- MHXのPV第三弾とその前後で発売されたゲーム誌では多くの二つ名持ちモンスターが公開されたが、
- ベースの体色は通常個体とほぼ同じだが、通常個体との大きな違いとして
頭部と尾の先端、後脚と翼脚の大部分が真っ蒼に染まっている。
ティガレックス希少種は翼の先端にアクセントの如く蒼白が差していたが、
荒鉤爪ティガレックスのそれは正しく変色と言って差支えないレベルの変化である。
また蒼く変色した部位とは対照的に、目は淡い橙色に光っている。- モンスターリストによると、膂力が取り分け発達した轟竜を「荒鉤爪ティガレックス」と呼ぶようだ。
この青色の正体は皮膚に透過した血管らしく、この個体の前脚の発達度合と血流の激しさが窺える。
怒り状態になるとここへ通常の怒り状態同様に赤い血管筋が走り、荒鉤爪の膂力と暴力性を更に引き上げる。
ちなみにこの状態、筋肉は軋みを上げ、血管ははち切れんばかりに拡張しているという危険な状態らしく
この時は前脚の肉質は大幅に軟化、通常時とは比較にならない程柔らかくなる。
- モンスターリストによると、膂力が取り分け発達した轟竜を「荒鉤爪ティガレックス」と呼ぶようだ。
- しかしこの個体の最大の特徴は、「荒鉤爪」の名の通り翼爪が著しく発達している点だろう。
上述した蒼色への変色は四肢の爪にも及んでおり、その色合いも手伝って翼爪は非常に鋭そうで、
金属と見紛うような外観となっている。
公開されたビジュアルでは、翼爪を振るいながら涎を飛び散らす程の勢いで暴れ狂っており、
MH4(G)の狂竜化個体や極限個体とはまた違った禍々しさ、狂気を感じさせる。- かつてのティガレックスは鋭い爪を使った攻撃は(少なくともゲーム内では)行わなかったが、
凶悪な爪を二つ名に謳っていることもあり、後述の通りいよいよ前脚を本格的な攻撃に使ってくる。
前脚を積極的に使ってくることから通常個体とはまた違ったインパクトがある。
- かつてのティガレックスは鋭い爪を使った攻撃は(少なくともゲーム内では)行わなかったが、
- CMでも一瞬だけ登場。
この時は雪山に現れており、通常個体と同じように翼爪を用いた雪玉飛ばしを使っている。
MHX
戦闘能力
- 荒鉤爪ティガレックスの攻撃技は通常個体と変わらず無属性特化。
黒炎王や金雷公のような属性攻撃や、
大雪主や紫毒姫のような状態異常攻撃は持たない。
その代わりなのか一撃が半端なく重く、上位装備でも生半可な防御力では一瞬で蒸発する。
狩猟の際には防具をしっかり強化して挑むことを強くお勧めする。
逆に言えば、属性耐性を一切気にすることなく装備を組むことができるとも言える。- ただし、雪山などのフィールドでは岩飛ばしが属性を帯びるようになる点も通常個体と同じため、
その点は留意しておこう。
- ただし、雪山などのフィールドでは岩飛ばしが属性を帯びるようになる点も通常個体と同じため、
- 荒鉤爪ティガレックスの行動パターンは非怒り時と怒り時で大きく変化する。
非怒り時は突進や飛びかかりなどの肉弾戦を中心に、怒り時には咆哮歩きを中心とした大技を連発する。
- やはりと言うべきか、強靭な前脚を惜しみなく使った行動が多数追加されており、
通常個体以上に苛烈かつ執拗にハンターを攻め立ててくる。
岩飛ばしの頻度が目に見えて増加し、
通常のものと前作MH4で追加された振り向き岩飛ばしを位置取りや距離に合わせて多用する。
加えて通常の岩飛ばしの予備動作にスローモーションを掛けたような長い動作で、
自身程もある巨岩を飛ばすパターンが新たに追加された。
その大きさたるやイビルジョーの掬い上げや希少種の飛ばす爆破岩などよりも遥かに巨大。- 余りの大きさによる重量のせいか飛距離はそこまで長いわけではなく、
ある程度離れていればハンターに届く前に地面に着弾し崩れ落ちてしまう。
ただし、着弾時には震動が発生するので動きを拘束されないように注意。
モーションこそスピードの遅くなった岩飛ばしだが、
岩の軌道は「遠くに飛ばす」というよりは「上にカチ上げる」といった方が正しい。
そのため岩の影を見ながら進行方向とは真逆に真下を潜り抜けると簡単に回避ができ、
おまけに荒鉤爪に近付く要領になるので反撃にも移りやすく一石二鳥。
予備動作から攻撃終了後までの一連が長いので慣れてくればこちらのチャンスとなる。
ガラ空きになった背後を狙うなり、体勢を立て直すなり利用すると良いだろう。
- 余りの大きさによる重量のせいか飛距離はそこまで長いわけではなく、
- 他にも、突進のフィニッシュ動作にも
ドリフトと同時に腕を振り抜いて地面を豪快に抉り、岩盤と見紛うほどの平らな巨岩を弾き飛ばしてくる
という大技が追加された。
公式ガイドブックでの名称は「振り向き抉り裂き」。
技を放つ直前に片腕を叩き付けることによりブレーキを掛けて身体を固定するのだが、
怒り状態では叩きつけた瞬間に震動が発生するため、
万に一つでも拘束されてしまった場合は被弾がほぼ確定する。
震動の範囲は狭いため、突進直後の荒鉤爪のすぐ傍に居ない限りはまず起こりえないが、
突進する荒鉤爪の後を深追いする行為は控えたい。
その荒々しい動きに見合った壊滅的な威力を誇り、
振り抜く腕と巨大岩どちらに当たっても剣士でも即死級のダメージを受ける。
ブレーキに使う方の前脚にも強烈な当たり判定が存在し、喰らうと上空に吹き飛ばされる。- 攻撃力もさることながら攻撃範囲も相当に脅威であり、振りぬかれる腕は反対側の脇付近までカバーしており、
至近距離で出されると非常に避けづらい。
大きく弧を描くように薙ぎ払われる関係で側面や後方から判定が飛んで来やすく、
ガードめくりの危険性も尋常ではなく高い。
ガードで凌ぎたいならば荒鉤爪に対して90°横を向いた状態で腕を受け止める必要がある。
巨岩はいうまでもなくサイズのせいで避けづらく、最大限に警戒すべき攻撃であるといえる。
ただ、攻撃後は必ず頭を振り上げて吠える動作*1を行うので、
後隙の全く無い完全な出し得技というわけでもない。
また幸い上述の通り、ドリフト突進からの派生攻撃なので、いきなり単発で繰り出されることはない。
突進の種類によって派生するかどうかにはかなり頻度にムラがあり、
2連続ドリフトを行った場合はかなりの高確率で、
通常種では急停止がほぼ確定だった飛びかかり→振り向き突進の場合はほぼ100%コレに繋げてくる。
要するに、今まで興を削がれると不評の多かった急停止コンボが指折りの危険攻撃と化したのである。
ティガレックスの特徴や印象的なアクションを寄り合わせた、集大成ともいうべき技に仕上がっている。
危険且つ強力な大技であることには間違いないが、
「豪快に腕を振り回すモーションがカッコいい」と高評価を下すハンターも多い。 - 攻撃力もさることながら攻撃範囲も相当に脅威であり、振りぬかれる腕は反対側の脇付近までカバーしており、
- 同じ咆哮歩きでも〆のモーションが咆哮一つだった亜種や希少種のコンパチと思うことなかれ、
荒鉤爪の繰り出す派生攻撃は咆哮・岩飛ばし・回転攻撃・急停止・後述する必殺技と5パターンにも分岐され、
どれが飛んでくるかは咆哮歩きが終わるまで基本的には判別不可能。
「咆哮は真正面に立たなければ当たんないしw」とティガレックス亜種の感覚で側面に移動し、
異常に攻撃判定が早い岩飛ばしの腕に蹴散らされる羽目になったハンターは数知れず。- とはいえ、大きくカーブするように咆哮歩きしてきた場合は
だいたい岩飛ばしか後述する必殺技に派生してくる。
それ以外の3パターンはカーブしないで直進で咆哮歩きしてきた場合に派生しやすいと覚えておけば、
いくぶんかは予測もできるだろう。 - 怒り状態になると咆哮歩きの暴走の際に足元に逐一震動が発生するようになり、
これに拘束されるとその後の攻撃の回避は困難を極める。
震動発生時には地に着いた前脚から黄色いエフェクトが発せられるためわかりやすい。
が、MHXXではエフェクト変更に伴い、この黄色い衝撃波が描写されなくなった。
- とはいえ、大きくカーブするように咆哮歩きしてきた場合は
- 亜種・希少種から引き継いだのは咆哮歩きだけに留まらず、大咆哮までぶっぱなしてくる。
しかも亜種が高レベルギルドクエストやG級での強化、
希少種が完全本気モードの爆轟状態になってようやく解禁される2連続大咆哮を、
荒鉤爪ティガレックスはLv1個体の時点から平然とやってのける。
腕っぷしを極めたぶん心肺能力は控えめ…という甘えなどある筈もなく、
大咆哮の攻撃値は亜種や希少種と全く同じ95、つまり喰らったら満身創痍。
更に、振り向き抉り裂きと下記で説明する地盤粉砕パンチ直撃の攻撃値は更に上を行く*2ため、
荒鉤爪の場合は大咆哮が最大ダメージの技ではなくなっている。
そのため、上記の大技で即死するような防御力でも大咆哮ではギリギリの所で生き残り、安堵するなんて事態もありうる。
これまでティガレックスの誇る超大技として知られていた大咆哮を喰らって安堵することになるとは恐ろしい。- ただ、荒鉤爪の大咆哮の予備動作は後方に身を引くパターンしかなく、
突進ブレーキの〆や不意に前進してから繰り出すパターンは繰り出してこない。
極めつけに咆哮後は単発二連どちらとも確定で罠解除モーションの威嚇を行ってくれる。
前進と後退を器用に使い分けて位置取りを合わせつつ
大咆哮をクリーンヒットさせてきた4GのG級亜種、希少種に比べると、
咆哮の使いこなし方という面では劣るようだ。 - 大咆哮の判定は正面に偏っており、前方だと回避距離を付けても抜けきれない程広範囲だが、
前脚より後ろ、胴体下辺りにはバインドボイスの判定しかない。
とはいえ連続して放つ場合は大きく後退するため、狙われている時にその位置を取るのは容易ではないが。
- ただ、荒鉤爪の大咆哮の予備動作は後方に身を引くパターンしかなく、
- しかし、これだけでは終わらない。
荒鉤爪ティガレックス最大の必殺技は左前脚を振り上げて力を溜めてから勢いよく地面に突き刺し、
振り下ろした腕を抜くと同時に噴火の如く地面を炸裂させるという攻撃である。
公式ガイドブックでの名称は「地盤粉砕パンチ」というそのまますぎるネーミング。
炸裂ダメージもさることながら、左前脚を突き刺す部分のダメージが半端なくデカく、
Lv1でも防御力400台の剣士が致命傷、ガンナーでは言わずもがな。
高レベル個体ともなれば防御力500程度では体力150から呆気なく即死するほど。
基本的に剣士ガンナーとも絶対当たってはいけない攻撃と捉えたほうが良いだろう。- 更に厄介なのが、その判定の数の多さ。
叩きつけ時及び地面炸裂時には震動効果が付属しており、
前脚叩きつけ→叩き付けによる震動→地面炸裂→炸裂による震動と、
プレイヤーに不利な判定が4連続で襲い掛かってくる。
うかつにガードなんてしようものならば、
スタミナを根こそぎ奪われた挙句、本命の炸裂部分の直撃なんてことになりかねない。
ブシドースタイルで挑むと叩きつけ→一定時間後に地面炸裂と2段構えの仕様が凶悪さを発揮し、
ジャスト回避で叩きつけを往なした場合、丁度無敵時間が切れるタイミングで炸裂に被弾する。
慣れないうちは、特に剣士は耐震を発動させて臨みたい。 - その上咆哮歩きから派生して繰り出すこともあり、
咆哮歩きの震動による拘束も相まってとてつもない危険度を誇る。
幸い震動による拘束を受けても、
予備動作の長さのおかげで腕を突き刺す直前にはギリギリ動けるようになる。
とはいえ本当にギリギリなため、位置次第では突き刺しが回避不可能になってしまう。- この派生の場合、行動終了後に威嚇をすることがある。
威嚇をしないパターンの方が威力が低く、噴火の範囲も小さい。
Lv5になるとこの低威力パターンは削除され、代わりに確定で威嚇をするようになる。
- この派生の場合、行動終了後に威嚇をすることがある。
- 炸裂する衝撃波は二重床の上で繰り出した場合下の地面にも判定が出るという
ガノトトスもビックリな超次元判定を誇る。
勿論威力据え置きの攻撃判定付きで、運が悪いと
「頭上で荒鉤爪がツタに前脚を叩き付けたら、なぜか足元が発光して宙を舞う」事になり、
もはや不可解とか理不尽というレベルではない光景を目の当たりにする事になる。
荒鉤爪ティガレックスの右半身を中心に行動するだけで被弾する危険性はグッと下がる。
しかしながらティガレックスといえば左前脚付近に陣取ることが、
立ち回りにおける基本中の基本と呼ばれるほど徹底すべき立ち位置である。
右半身側に固執し過ぎると十八番の突進を初め、各種攻撃に対処しづらくなるのがなんとも悩ましい。
どちらを中心に立ち回るかは自分の腕や武器によってケースバイケースで決めていこう。- この地盤炸裂の際、謎の黄色い物質或いは光が噴火の如く噴き出す。
当初はホロロホルルの鱗粉のような混乱効果なのではないかと予想するハンターもいたが、
光に当たっても何の状態異常にもならず、全く無関係である。
恐らくは荒鉤爪の攻撃の迫力を増すためのエフェクトか、
『衝撃波』などのような抽象的な物理要素といったところだろう。
だが、続編であるMHXXではエフェクトが変更された(詳しくは後述)。
- 更に厄介なのが、その判定の数の多さ。
- 既存の技も細かくテコ入れが加えられている。
- バックジャンプは異常に素早く、跳躍距離が短くなった。
モーションスピードの上昇はそのまま隙の少なさに転じており、
距離の低下によりハンターとの間合いも短くなったので次の攻撃を被弾しやすくなっている。
これを繰り出した後は冒頭の巨岩飛ばしを高確率で行ってくるので、冷静に動きを見ること。 - 単発噛み付きもモーションが高速化し、
それに加えて被弾した時のリアクションが吹っ飛びではなく転倒に変更されたため、
続いて飛んでくる攻撃を避けづらくなった。
ジンオウガの角突きコンボを彷彿とさせるが、こちらは広範囲高威力の攻撃が持ち味の荒鉤爪である。
尻餅をついて隙を晒したところに続け様に飛んでくる重い一撃の危険度は推して知るべし。 - 突進のキャンセル急停止も強化され、
後方に身を引くと同時に高精度の軸合わせを行い、そこから間髪入れずに二段噛み付きに繋げてくる。
モッサリした隙だらけの急停止がきちんと攻撃として機能している上、
単発噛み付きとは打って変わって二段噛み付きのスピードは拍子抜けするほど遅い。
そのため、通常個体に慣れたハンターほど引っかかりやすい。 - キャンセル急停止を行った際にハンターが眼前に位置取っていた場合、
軸合わせ無しで怒り状態よりも遥かにスピードの速い突進を繰り出してくる。
下手に反撃や緊急回避をしてしまうと轢かれて目も当てられないので注意されたし。- この行動、実はMH4の高レベルギルドクエストで追加されたと記載されていた*3ものの、
不具合なのか実際は追加されていなかったモーションだったりする。
- この行動、実はMH4の高レベルギルドクエストで追加されたと記載されていた*3ものの、
- 岩盤飛ばしや地盤粉砕パンチに被弾した場合、凄まじい勢いで水平にふっ飛ばされ、
壁や段差にぶつかると背中を叩きつけられてうずくまるリアクション(吹っ飛び【特大】)を取る。
これらは攻撃力・威力共に非常に高い大技のため派手な吹っ飛びも納得だが、
荒鉤爪ティガレックスの場合、これら以外で突進に当たった場合もこの吹っ飛び方である。
自己強化を施した状態でも一撃必殺でもないただの突進である。
「膂力が劇的に発達した」という設定に説得力を持たせるための仕様なのであろうが、
壁に叩き付けられると起き上がりのタイミングをコントロールできないため、
そのまま起き攻めされてBC送りへと繋がることも少なくない。
特に、起伏や段差の多い旧砂漠では注意したい。
- バックジャンプは異常に素早く、跳躍距離が短くなった。
- 他に特筆すべきは半端なく怒りやすくなっている点。
どれくらい怒りやすいかというと、開幕一番に強めの大剣で頭に斬りかかれば即バックジャンプが拝めるほど。
怒り状態では本来の弱点である頭に加え前脚の肉質が格段に軟化するため、
これは攻撃チャンスが増えたと捉えることも出来る。
ただし柔らかいのはあくまで前脚であり、爪先は硬いままなので注意されたし。
一応、爪も部位破壊することで青ゲージでも弾かれなくなる程度に軟化する。
また、怒りやすいという特性上、挑戦者は極めて有効と言える。- ハンターから攻撃を受けると即座に興奮状態に移行する、という点は、
開幕からハンターの反撃に応じて徐々にボルテージを上げていき、
最終的に怒り状態をも超えた爆轟状態へと突入するティガレックス希少種とは真逆の性質と言える*4。
なお、爆轟状態のティガレックス希少種は筋肉の異常膨張により各部位の肉質が軟化し、
前脚もかなり柔らかくなるとはいえ特に爪先の肉質が最も軟化する点で差異がある。
- ハンターから攻撃を受けると即座に興奮状態に移行する、という点は、
- 巨体であるため、平常時の希少種同様に通常個体と比べて動きは遅い。
怒り時の速度補正も1.2倍と通常個体より小さく(通常個体の怒り速度補正は1.3倍)、
更に希少種のように怒り時、爆轟状態と2段階で速度が上昇するといったこともないため、
怒涛の攻撃により追い詰められるといった事態は少ない。
上述の高速化した単発噛み付きやバックジャンプを程々の頻度で放ってくるため、
体感的なスピードはそこまで鈍く感じることはないかもしれないが、
「常に通常個体より遅いティガレックス」という点で新鮮と言えるかもしれない。
- 基準体力は6000と、二つ名持ちの中では最高値を誇る。
しかし荒鉤爪は二つ名持ちとしては珍しく通常個体とあまり肉質に差がないため、
頭部を的確に狙えるのなら極端にタフには感じないだろう。
上述の通り怒り時には前脚が軟化するのも大きい。
- 実は、部位耐久値が通常種より跳ね上がっていることが多い二つ名モンスターの中で唯一、
通常のティガレックスと部位耐久値が全く同じという特徴がある。
実際は爪と頭の部位破壊は3回怯ませないと達成できないため、
部位破壊も通常種並みに簡単とまではいかないが、
溜め攻撃や大技系の狩技など、高威力の技を当てるとそれに合わせてバンバン怯んでくれる。
上記の肉質の柔らかさと合わせて、「攻撃していて気持ちいい」
「ハンターの攻撃でダメージが入っていると実感しやすい」
と、高い人気を得ているモンスターである。
- 二つ名持ちモンスターの例に漏れず、強化度合いは凄まじいの一言に尽きる。
しかし、元々ティガレックスがパターンや攻撃の軌道が読みやすかったモンスターだったためか、
そのテコ入れは新モーションの追加だけには留まらなかった。
見慣れた既存技も組み合わせが多彩になったことによって厄介さが増大し、
被弾モーションや攻撃スピードの変更によりこちらの調子を狂わすなど、
従来のティガレックスに慣れたハンターほど一様に辛酸を舐めさせられる羽目になった。
荒鉤爪固有の攻撃技である特大岩飛ばし、地盤粉砕パンチ、振り向き抉り裂きといった大技は、
ダメージもさることながら視覚的にも抜群のインパクトを誇る。
ステータスはともかく動きやエフェクトだけを見るなら、
単発の大咆哮しか追加モーションのなかったMH4Gの極限個体よりも派手で苛烈と言える。
- 一方で、怒り状態になると弱点が増える、大咆哮の後の威嚇が単発でも確定、
モーションが多彩になったことで厄介な突進の頻度が相対的に減っている点、
更には通常個体や亜種と比較して単純に機動力そのものが落ちているなど、
他の殆どの二つ名持ちのような「単純強化個体」ではなく、
強化された戦闘力と引き換えに差し引かれた(弱体化した)要素も存在する。
付け入る隙が皆無というわけではなく、擬似的なハメ技も存在する(後述)ことから、
二つ名のモンスターの中では戦い甲斐がある部類とされることが多い。- 通常個体に比べて巨体なことから後ろ足が狙いやすく、
おまけに肉質もそこそこ柔らかい(というか通常種と全く同じ)。
MHFや希少種よろしく転倒を狙う戦法もかなり有効。
その対策なのか、G級では後ろ足狙いに対する対策ともいえる攻撃を身に着けた(後述)。
- 通常個体に比べて巨体なことから後ろ足が狙いやすく、
- ニャンター含むオトモへの基礎経験値は燼滅刃ディノバルドと並んで最大の2000を誇る。
しかし経験値は500下がるがニャンターとの相性が抜群な隻眼イャンガルルガが主流な為、
燼滅刃同様ニャンター育成としての人気は芳しくない。
MHXX
- G級個体が登場、行動パターン等に調整が入っている。
前作と比較すると咆哮歩きの頻度がやや下がり、
代わりに突進→急停止→二段かみつきのコンボの使用頻度が上昇。
また、咆哮歩きの〆にあれほど連発してきた岩飛ばしへの派生が減り、
咆哮や回転攻撃による〆もバランス良く使ってくるようになった。
- 異常なまでの怒りやすさも調整されたのか、
少なくとも開幕一番に武器出し攻撃一発で即座にブチ切れるという現象も見られなくなった。
体力が少なくなるとこれまで通りすぐに怒り状態になる事は変わらないものの、
それでもMHXの光景に慣れていた人から見れば大人しくなったという印象を受けるかもしれない。
加えて、基準体力も5800と若干低下している。
- しかし、これらの要素だけで鵜呑みして御しやすくなったと思ったら大間違い。
G級に恥じない強力な新モーション・強化モーションを与えられているので、
MHXで慣れたから、と高を括って挑むとキャンプ送りになる。- まず、巨大岩弾が通常個体の岩飛ばしのごとく3方向になった。
荒鉤爪の前方広範囲をカバーする凄まじい弾幕が展開される上、着弾した時の震動効果は健在。
更に岩飛ばしが終わった後にハンターが真正面に居た場合、
軸合わせを一切行わず、間髪入れずに突進を繰り出してくるという凶悪なコンボを会得した。
上位個体にも増して震動に拘束される危険性が上がったと言える。
その上、怒り状態になると岩が更に巨大化する。
こちらに背を向けつつ首だけ振り向いた状態で片腕を高く振り上げて力を溜め、
向き直ると同時に振り上げた腕を勢いよく地面に叩き付けるというもの。
地盤粉砕パンチとは異なり、叩き付けた衝撃で爪が深々と地面に刺さることはないが、
ワンテンポを置いてから地面が捲れあがって巨大な岩盤が弾け飛び、
それが連鎖するように前方一直線に続いて爆発していく。
驚異的なのがその射程距離で、広大な砂漠のエリア2や5の半分にも届こうかという長大なリーチを誇る。
この長大なリーチは、ソロであれば普通に横軸をずらすだけで避けられるが、
パーティプレイとなると巻き込まれて当たりやすい。
当たり前のように攻撃力も高く、G1個体であっても防御力700程度では致命傷。
もちろん直に殴られた時の命の保証は無い。- 片腕でしかやってこない通常の地盤粉砕パンチとは違い、
この振り向き地盤粉砕パンチはハンターの位置取りに合わせて左右両方の腕で繰り出しててくる。
また、モーションの特性上後ろ足に張り付いていると被弾する可能性が極めて高い。
G級の荒鉤爪ティガレックスの後ろ足に固執しすぎるのは非常に危険な行為だと言えるだろう。 - 強力かつ危険な攻撃技ではあるが、当然ながら後隙の全く無い出し得技というわけでもなく、
大咆哮や振り向き抉り裂きのような攻撃直後の威嚇こそないものの、
地盤粉砕から体勢を元に戻す引き戻しまでの間には比較的長い拘束時間が発生する。
集中付きの大剣の溜め3であれば、避けた上で当てることも可能だろう。 - 予備動作の関係上、振り向きざまに繰り出してくる頻度が極めて高く、
背後で大技を溜めようとする行為は振り向き突進を会得した近年にも増して危険だと言える。
また、その場で行う地盤粉砕パンチを行った後、威嚇に入らずそのままこの叩きつけに繋げるコンボがある。
地盤粉砕パンチの震動を無効にし、いざ攻撃と思ったら、これを食らってキャンプ送りということもザラ。
その場での地盤粉砕パンチは様子見し、次にくるこの大技の隙を伺おう。 - この技自体も、咆哮歩きからのコンボで繰り出してくることもあり、
この場合は振り向きながら繰り出すという技の性質上、ハンターから距離を取るように進んでいく。
荒鉤爪が明後日の方向に向かって咆哮歩きを始めたらすぐに武器をしまって回避の準備を取ること。 - なお、非常に稀だが、二段ドリフトを終えた三回目の突進の〆にこの振り向きパンチを出してくることがある。
もともと突進の頻度がそこまで多くない荒鉤爪ティガレックスの、
更に滅多に拝めない2段ドリフトの〆ということもあってか、
クエスト中1回見るかどうかも分からないかなりのレア行動になっている。
- まず、巨大岩弾が通常個体の岩飛ばしのごとく3方向になった。
- G級二つ名でお馴染みの「1回力尽きたら即失敗」のクエストが全二つ名トップクラスの難しさとなっている。
他の髙危険度の二つ名がG2や3に設定されていることが多い中、荒鉤爪はG4。
終盤のレベル故にステータス補正が高く、特に体力は20300と、一部の超特殊許可クエストの面子を上回っている*5。
攻撃倍率も二桁目前の9.7まで上昇しているため、
防御力を確保していても立ち回りが半端だとクエストの成功率が一気に下がってしまう。
PTでも荒鉤爪に不慣れな状態で挑むor不慣れなメンバーがいるのは危険。
出来るなら防御力850と保険飯or根性飯は確保したいところ、
出来ないなら冗談抜きで一発も攻撃を貰わない腕前を要求される。
大咆哮や振り向き抉り裂き等の大技はしっかり避け、それらの後隙はしっかり攻める見極めが他のレベル以上に重要になるだろう。
- また、G2クエストもG4とはまた違うベクトルで高難度とよく言われる。
メンツがラージャン→ゴア・マガラ→荒鉤爪ティガレックスと弱点属性がバラバラの3頭立て。
体力は合計で3万近くあり、しかもフィールドは起伏が激しく地形そのものが敵になり得る遺跡平原。
幸いなことにいずれも物理肉質が柔らかめのため、物理重視の武器なら意外となんとかなるが、
属性重視の武器の使い手にはかなり厳しいクエストと言えるだろう。
- ただでさえ高い攻撃力がG級になって更にパワフルになったのはクエスト補正の影響も大きい。
例えばG1の攻撃倍率は、他の二つ名は6.2~6.5と上位の延長上に収まっているのに対し、
荒鉤爪は7.6と全く自重していないため、突進などのありふれた攻撃が上位と比べて明らかに痛い*6。
- 一方で、G級強化にありがちなモーションの隙潰しや高速化などはされておらず、
せいぜい振り向き地盤粉砕パンチの影響で後ろ足に張り付く戦法が危険になったくらい。
その振り向きパンチも、前脚を振り下ろした瞬間やその後の岩盤隆起に振動効果が無いので即座に反撃可能。
総じて、G級になっても付け入る部分が多く戦いやすいモンスターに仕上がっている。
- 前作で話題になった地盤粉砕や怒り咆哮歩きの際に飛び出していた黄色い謎物質については修正され、
代わりに水蒸気のような白い湯気のようなものが噴出するようになった。
これについては、「自然の風景から浮いている上、肉弾戦主体の荒鉤爪には相応しくないので速攻変えられた」
という納得の行くものから、
「MHXの時点でホロロホルルと同じく混乱効果が付く予定だったが忘れてしまい、
XXではエフェクトを変えて最初から無かったことにした」
というようなトンデモなものまで、様々な憶測が飛び交っていた。
現在ではその白い湯気と地割れの見た目から温泉を掘っているとネタにする声が大多数。
謎エネルギーか、温泉掘りか、どちらが良いかはハンター諸氏の嗜好に任される所である。
- MHW:IやMHR:Sをやり尽くしたというハンターの中にはMHXXに復帰する者も多々見られるが、
そういった層からは荒鉤爪を戦い甲斐のある相手として再評価する声もそれなりに見られる。
近年の作品におけるティガレックスの調整が「突進だけ極端に凶悪、それ以外の技は避けやすく低威力」という方向性であり、
戦闘の単調さを指摘する声も少なくない中、攻撃範囲も対処法もまるで異なる大技をポンポン連発してくる荒鉤爪は、
「何が飛んでくるか分からない緊張感があるが、肉質の柔らかさと隙の多さというリターンも大きい」と好評を博しているようだ。
紫ゲージでも弾かれる爪先を避けて攻撃を当てる、大咆哮の単発と2連続を見極めるなど、
単純に思考停止で殴っていられる相手ではないのも一因だろう。
超特殊許可クエスト
- 確定威嚇や柔らかめの肉質はそのままだが、
元が二つ名持ちモンスターの中でも屈指の攻撃力を持っていただけに、
超特殊許可クエストではミラボレアスもかくやという超火力と、
彼らを遥かにしのぐテンションでハンターを殺しにかかる。
大咆哮は防御力950台を確保していようとも被弾すれば体力がミリ単位しか残らない威力であり、
大咆哮以上の攻撃値を持つ振り向き抉り裂きや地盤粉砕パンチの場合は最早語るに及ばず。- 出が速く範囲も広く避けづらい単発噛みつきや咆哮歩きの足踏みも脅威で、
超特殊許可クエストの補正でバカにできない攻撃力に跳ね上がっている。
大技を喰らった後のトドメにこれらが飛んできて死ぬ、
これらを喰らって根性発動体力を下回ったところに大技が飛んできて死ぬことも少なくない。 - 荒鉤爪屈指の危険技である振り向き抉り裂きの使用頻度も増加しており、
元々の甚大な攻撃範囲が金冠サイズにより更に増強され、もはや手の付けられない凶悪技と化している。
ガード捲り性能も健在であり、新たにハンターに追加されたイナシも貫通される恐れがある。
- 出が速く範囲も広く避けづらい単発噛みつきや咆哮歩きの足踏みも脅威で、
- 体力も26100と非常に高く、あの銀嶺ガムートに迫る値をマークしているが、
弱点部位の肉質が非常に柔らかい上に攻撃しやすい位置にあるため、
頭や腕を的確に狙えれば狩猟タイムはむしろ超特殊許可クエストの中でも早い部類に収まるだろう。- 余談だが、もし基準体力がMHXのままだったら27000という驚異のタフさになっていた*7。
- 超特殊許可クエストは禁足地での単体狩猟となる。
地面は土なので寒いエリアのように氷を飛ばしてくることもないため敵の攻撃は無属性であり、
防具は属性耐性よりも単純に防御力を重視した方がダメージの軽減が見込める。
攻撃値100超えで更に属性まで纏った大技を連発する他の二つ名モンスターと比べれば、
属性耐性を考慮せず防御力だけ気にしていれば良い荒鉤爪は幾分有情と言えなくもない。
『順当に強化されて戦いやすさは変わっていない。』という意見が多数である。
むしろ禁足地の地形に関する不満の声が多く挙がっている。- また、モドリ玉を使えばベッドで休息することも可能。
最大11回安全に全回復できる他、ニャンターではドングリの補充も可能なので実質無限残機状態となる。
モドリ玉の技のコスト分のサポートゲージを溜める必要はあるが、
どうしてもクリアできないなら狙ってみる価値はあるかもしれない。
これは同じくフィールドが禁足地である青電主や金雷公にも言えることである。
ただし金冠サイズで更に大きくなる巨躯と広い攻撃範囲を誇る荒鉤爪は、
決戦ステージの中では狭めな禁足地は却って戦いにくいという声もある。
やはり最大の敵は禁足地の地形か…
とはいえ、突進で遠くへ行かれることがないのは明確な利点となっている。
爪に弾かれて一撃もらったのを原因に乙るかもしれないという不安からくる恐怖感、
そしてそんな戦闘が最初から最後まで延々と続くことによるプレッシャーや緊張感は
下手したら鏖魔ディアブロスすら超えかねないものである。
しかしビビってマトモに弱点を攻撃できないでいたら当然クリアなんて不可能なので、
ぶっつけ本番といかずに今までの特殊許可をやり直したり、リタイア前提で超特殊の個体を観察したりして
冷静に対処や反撃の仕方を考え、学んでおくことが大切。 - また、モドリ玉を使えばベッドで休息することも可能。
- 閃光状態での行動は威嚇、岩飛ばし、回転攻撃、咆哮だけでその場から動かなくなるため、
鏖魔ディアブロス同様閃光玉による疑似的なハメ狩猟が可能である。
顔の向きはあちこちへ動くので臨機応変に行動する必要はあるが、かなり安定してクリアが可能。
MHST2
- なんと派生作品である本作にも登場。
発売直前のローンチトレーラーにて唐突にその参戦が明らかになった。
事前情報ではエンドコンテンツの一つである「竜の拠り地」に出現することが明かされていた。
- ストーリークリア後の要素である竜の拠り地に加えて、
白疾風から始まるサブクエストの二番手として登場し、戦うことになる。- 行動パターンは基本的にティガレックス亜種の行動パターンとほとんど同じ。
通常時はパワーで怒り時はスピードを主軸とし、通常時には時折3すくみ無視攻撃を行う。
弱点部位が変わっており、破壊可能な部位に脚が追加されて3部位になっている。 - 怒り状態では二回行動する他、怒り状態で一定ターンが経過すると
3すくみ無視の強力な単体攻撃「クラッシュフィスト」を行ってくる。
元々のティガレックス亜種の行動パターンが強力で、加えてステータスがより高いので当然ながら手強い。
……とはいえ、白疾風のように二回行動で全体攻撃を連打するという暴挙に出たりはしないので、
1ターンのミスで全員壊滅、ということはあまり起こりづらい。
HPと攻撃力は高いものの、戦闘のセオリーに慣れていれば順当に勝てる相手である。
- 行動パターンは基本的にティガレックス亜種の行動パターンとほとんど同じ。
オトモン
- オトモンとしても登場。
SRチケットを使用した森林の共闘探索、およびアルカラ地方の超レアな巣から卵を入手できる。
- 通常種はスピードタイプ、亜種はパワータイプだったが、荒鉤爪も亜種と同じくパワータイプとなっている。
後のアップデートで追加された希少種もパワータイプとなっており、ティガレックス種だけですくみを揃えることはできない。
- ライドアクションは通常種や亜種と同じく「突進」と「ツタ登り」。
ストーリークリア後だと古代巣をサボっていなければ使用率は低めか。
- アクティブスキルは乱れ打ち遺伝子【中】の「ロックスラッガー」、
暴走遺伝子【特大】の「ヘビーランペイジ」、そして地走り遺伝子【特大】の「グラウンドクラッシュ」を持つ。- ロックスラッガーは通常種と亜種が持つロックランチャーよりも
威力が2倍近くある上位技となっている。ただし、絆消費も2倍になっている。 - グラウンドクラッシュはロックスラッガーと同等の威力を持つ単体攻撃で、
ランダムなロックスラッガーとは違い相手を自由に選ぶことができる。
技の性能としてはネルギガンテの持つ滅尽砕と一緒。 - そしてヘビーランペイジだが、特大ダメージで当たれば確定クリティカルの全体攻撃。
全命中さえすれば相手は間違いなく壊滅するというとんでもない技となっている。
- ロックスラッガーは通常種と亜種が持つロックランチャーよりも
- 他の二つ名モンスターと同じようにステータスが高いため前線で活躍できる性能ではあるものの、
無属性モンスターはネルギガンテや鏖魔ディアブロス、白疾風ナルガクルガなどの強力なモンスターが多く、
上記モンスターは咆哮や隠密移動といった優秀なライドアクションを持っているため、
性能だけでいえば本種が採用されることは少ない。- 二つ名モンスターであるため、エンドコンテンツを戦っていけるスペックは持っている。
本作は好きなモンスターを使ってプレイしてこそなので、本種が大好きであればぜひ使ってあげよう。
上記モンスター達を見飽きたからなんて理由で使うのもあり
- 二つ名モンスターであるため、エンドコンテンツを戦っていけるスペックは持っている。
- 絆技は「ティガイグニッション」。
通常種や亜種と同じように高い崖の上からライダーを乗せたままダイブし、
ライダーが左腕の光り輝く絆石を構えると荒鉤爪も同じように左前脚を構える。
そして地面へ前脚を叩きつけた後、地面から謎のエネルギーが噴出する。
爆発まで何やら水蒸気らしきものが噴出し、爆撃する。ダイナミック温泉掘りに見えなくもない。
- 他のティガレックス種と同じように、攻撃力アップのバフを受けると
怒り状態のように頭部と翼が赤く染まるが他のティガ種と比べるとやや薄く見える
MHSP2
- 第2弾で堂々と参戦している。
狩力は第3段で追加された燼滅刃と並ぶ65であり、攻撃力もトップクラスである。
- スキルは『最凶』。
3撃の間同じトモをフィールドに残しておくと攻撃力+2000される。
しかし、第3段実装現在では燼滅刃が例の壊れスキルを携えて帰ってきており、やはり彼の独壇場…
という訳でもなく、あちらは兎にも角にもダメージを受けないと始まらない上、安定性に置いてはやや難がある。
その点こちらは防御や回避などで3撃の間1モンスを生き残らせればいい上、
荒鉤爪の能力なら余程集中攻撃されない限りは難しくない。
よって、火力の燼滅刃、安定性の荒鉤爪と使い分けたい。- ランスなどの敵を引き付ける事の出来る武器を引けたらほとんどのモンスターを余裕で屠ることができる。
まさに最凶である。このせいでせっかく参戦したテオが不遇に…
また、燼滅刃と組ませて燼滅刃を3撃以上残して攻撃をミリで耐えると、
冗談抜きですべてのモンスターを体力MAXから一撃で屠れるであろう。
まあそんなことしなくても出来るだろうけど
- ランスなどの敵を引き付ける事の出来る武器を引けたらほとんどのモンスターを余裕で屠ることができる。
余談
- しょっちゅう雪山に飛来しており、実際襲う事もあるのでポポが好物なのは相変わらずだが、
意外にも氷海には未登場で古代林にも姿を見せていない。
一方XXで追加された遺群嶺には、荒鉤爪のみが登場しており通常個体は確認されていない。
通常個体とは活動範囲が微妙に異なる様だ。- あくまで「特殊な通常種」であるためか、亜種の様に火山地帯には進出していない。
- 身体の一部が蒼く染まり、翼膜に電撃のような模様*8が浮き出たビジュアルから、
一部ではMHFに登場するオリジナルモンスター、ディオレックスと似ていると言われることもある。- ただし荒鉤爪の蒼は通常個体の時点で存在した縞模様が拡大したかのような代物であり、
鈍い黄色をベースとした全体的な体色は通常種の名残を残しているため、
全身真っ青の硬質アーマーで体を覆っているディオレックスとは外観がまるで異なる*9。
- ただし荒鉤爪の蒼は通常個体の時点で存在した縞模様が拡大したかのような代物であり、
- MHXXにて追加された鏖魔ディアブロスとは
- 砂漠を中心に活動する飛竜種
- 体の一部が青く変色している
- 怒ると血流によって部分的に赤い線が浮かび上がり、肉質が柔らかくなる
- XXでの
温泉掘り地盤粉砕パンチと水蒸気爆発のエフェクトが似ている
ここまで一致すると「敢えて被せたのか?」と思いたくなるが、
実際にわざわざキャラクター性をダブらせる意味は(少なくともゲーム内では)特に見当たらないので
偶然被ってしまっただけかもしれない。
- Switch版MHXXだと、咆哮系の攻撃全てや地表を引っぺがす系の攻撃など、
HD振動に対応した攻撃がとにかく多い。
相手の気分次第では狩猟時間の大半が振動しっぱなしということも十分ありうるので、
煩わしいようなら設定から振動をOFFにしておこう。
ティガレックスの騒がしさを的確に表現してくれるのでHD振動としては正しい形かもしれないが。
素材
- 荒鉤爪の鱗
- 荒鉤爪ティガレックスの鱗。
青黒く肉厚で、かつ驚くほど硬質化している。
より上質なものは「荒鉤爪の上鱗」、最上質のものは「荒鉤爪の厚鱗」として区別される。
- 荒鉤爪の甲殻
- 荒鉤爪ティガレックスの甲殻。
青く太い血管が荒々しく脈動しているのが見て取れるらしい。
より上質なものは「荒鉤爪の堅殻」、極めて良質なものは「荒鉤爪の重殻」と呼ばれ区別される。
- 荒鉤爪の蒼爪
- 荒鉤爪ティガレックスの爪。
その二つ名の由来ともなった、荒々しさがにじみあふれる重く丈夫な爪である。
より上質なものは「荒鉤爪の大蒼爪」と呼ばれるほか、
荒々しさを体現した猛々しく強靭な爪は「荒鉤爪の剛蒼爪」として区別される。
なお、(大)蒼爪は部位破壊報酬とクエスト報酬でしか入手ができないので、
効率的に集めたいのであればきっちりと破壊しておくこと。
もっとも、荒鉤爪の前脚は怒り時には頭部の次にダメージのよく通る弱点部位になるため、
破壊すること自体はさほど難しくはない。- 因みに通常個体と同様の轟竜の尖爪・剛爪も普通に出る。後ろ足の爪だろうか。
関連項目
モンスター/ティガレックス
モンスター/ティガレックス亜種
モンスター/ティガレックス希少種
モンスター/ティガレックス/派生作品
武器/ティガ武器 - ティガレックス素材を用いた各種武器へのリンクあり。
防具/レックスシリーズ - 荒鉤爪シリーズの解説あり。
システム/二つ名持ちモンスター
システム/特殊許可クエスト
モンスター/鏖魔ディアブロス - 本記事余談の通り、類似点の多い二つ名モンスター。