MH3、MHP3、MH3G、MHX、MHXXに登場する太刀。
アスキー・メディアワークスのゲーム雑誌「電撃」とのコラボ武器で、雷属性を帯びている。
目次
概要
- 分類上は太刀だが、形状はどちらかというと西洋の長剣といったところ。
電撃そのものが刃を成したという琥珀色の刀身が特徴で、
普段はそれが稲妻模様の刻まれた鞘に収められている。
性能
MH3
- イベントクエスト「電撃の蒼き双渦!」のクリアで手に入るデンゲキチケットで生産可能。
- 性能は攻撃力594、雷440、匠で白30、スロ2となかなか高水準。
神雷斬破刀攻に対して攻撃力と斬れ味は全く同じで、
あちらは雷属性で80勝り、こちらはスロットで1つ勝る。
スロ1とスロ2では出来ることに差が付くことや、
神雷斬破刀側は海竜の逆鱗をなんと5個も要求するびっくり難易度な一方
こちらは難しい素材は然程要求されない、とあって
雷太刀としては非常にいい立場に立てていると言えるだろう。
ただしイベントクエストがかなり難易度が高かったため、神雷斬破刀の方を選ぶ人も多かったようだ。
また、見た目的な意味でも純和風のあちらと西洋風のこちらと、対照的である。
- 当たり前だがオンラインが終了した現在は作成不可。
- 海外版では版権の都合からか存在しないものの、
これに相当する武器として“Rising Soul”という太刀が登場する。
MHP3
- イベントクエスト「電撃の双舞踏」のクリアで手に入る電撃Gチケットで生産可能。
- クエスト内容はギギネブラ亜種の狩猟となっている。
ギギネブラ亜種はご存知の通り、バインドボイス【大】、麻痺、雷属性やられ(からの気絶)など、
ハンターの動きを封じる手段を豊富に持つ。
そんな相手を2体同時に、しかも逃げ場のない闘技場で狩猟しなくてはならず、
動けないところへ追撃を貰い、そのままハメ殺しにされたりする危険が高い。
最低でも高級耳栓はないと地獄を見る可能性が高いだろう。
チケットの他に必要なのは、ライトクリスタルと雷狼竜の高電殻である。 - クエスト内容はギギネブラ亜種の狩猟となっている。
- イベント武器としてはかなり高水準の性能。
攻撃力こそやや控えめの190ながら、雷属性値35と素で長い青ゲージ、スロット2個がそれを補う。
MH3G
- クエスト内容はMHP3と同様。
だが、今作ではG級装備の登場や同士討ちの仕様変更といった事情により、
挑戦時期にもよるが前作と比べて相対的な難易度は下がっていると言える。
なお、今作ではブリッツワークスの生産条件もこのクエストに統合された。
- 必要素材、および性能も基本的にMHP3のものを引き継いでいる。
ただ、G級素材による更なる強化は追加されなかったため、
戦力として活用できるのはG級序盤(HR6程度)までといったところだろうか。
- とはいえこの武器の350という属性値は、冥刀エンクリシスをも凌いで本作最高値である。
そのため生産可能な段階では、他のどの雷属性太刀よりも優秀といっても過言ではない
(具体的には、次点である王牙刀【伏雷】(属性値180)と比較しても倍近い差がある)。
だが、最終的には天雷斬破刀・真打と冥刀エンクリシスに総合的な性能で抜かれてしまい、
宝の持ち腐れとなってしまうのが勿体無いところではあるが。
- しかし、他の2つもそうだが、今作のイベント太刀は上位止まりと何かと不遇な扱いである。
スターライトは必須スキルにより高性能となるため3つよりは良いが、クエストがクエストなので…。
G級武器でさえ微妙性能ばかりなイベント大剣よりはマシだが。
MHX
- イベントクエスト「電撃・荒れ狂う海凶」のクリアで手に入るデンゲキチケットで生産可能。
今作では複数狩猟ではなく狩猟対象は獰猛化ラギアクルス一体のみ。
ただしMHXのラギアクルスは過去作品と比べてかなり強化されているため一筋縄ではいかない。
- 生産段階ではライトワークスであり、最終強化することでライトニングワークスになる。
最終段階での性能は攻撃力190、雷属性値35、スロット2。
斬れ味レベル+1で極小の白が現れ、斬れ味レベル+2でそこそこの白が出る。
王牙刀【伏雷】と比べて攻撃力で10負けているが、属性値で1、スロットで1勝っている。
正直属性値は誤差みたいなものなので、事実上勝っているのはスロットのみと言っていい。
- 最終強化には雷狼竜の碧玉、羅刹の金角が要求されるため、生産難度は高い。
ちなみにラギアクルスの固有素材は生産時の獰猛化海竜皮以外一切使わない。
一方でジンオウガ素材は前述の碧玉に加えて、こちらも出にくい雷狼竜の高電殻も要求されるため、
ライトニングワークスを作ろうとしたら、王牙刀【伏雷】の素材が集まっていた…なんてことも。
MHXX
- 究極強化で「極・電撃刀」となる。
性能は攻撃力300、雷属性40、スロット2。
斬れ味は素で白40。斬れ味+2でも紫は現れない。
尖った性能の多いダウンロードコンテンツ武器の中では、なかなか安定した性能である。
- 限界突破、究極強化で要求される素材は、上位の段階で強化に用いた素材を
G級にそのままコピペ対応させただけである。
それ以外に前作でも入手可能なデンゲキチケットと、ラスボスで入手できる希望の証XXが少量必要。
- 残念ながら、最終強化段階での実用性を問われるとこの武器よりも上位が存在する。
金雷公ジンオウガの「極・金狼牙刀【奔】」である。
具体的には攻撃力300、雷属性45、会心率10%、素の斬れ味白50。スロ0。…とスロット以外で負けている。
ただし、この武器はは二つ名ジンオウガクエストを15種類こなさなければ入手できないため、
完成が遅く、非常に製作難度が高いという点で差別化されている。
スロットという明確な差別点があるだけ片手剣の方よりはマシである。
- 一方で、通常種ジンオウガの王牙刀派生G級武器「真・王牙刀【天威】」「ガオウ・バルグリオ」という、
この武器に近い性能を持ちながら、製作難度もやや低い太刀も存在する。
また、両者を苦しめる祖龍のミラアンセスフォリアも立ちふさがる。
ミラアンセスフォリアは素の斬れ味の悪さとスロット0という点こそ貧弱なものの、
攻撃力300で雷属性68・匠+2で非常に長い紫と、拡張次第で王者祖龍の貫禄を見せつける。
- 一応、スロット2を持つ雷属性太刀の中では素の物理期待値が1位という気休め程度の強みがあるにはある。
極・電撃刀はその2つあるスロットと斬れ味を活かし、
ネセトシリーズ等によってグリードXRとは違った方向で拡張性を確保し、
スキルを詰め込む運用法が無難と言えるか。
あとは鎌や薙刀や刀とは違うスタイリッシュな剣という見た目で差別化するしか…
最初にライバルとして挙げた極・金狼牙刀【奔】が若干古風とはいえよりにもよって剣タイプなのだが
余談
- MH4での他の電撃武器の続投が発表された中、この武器は残念ながら未登場。
ファミ通のフォックスクレストとの競合を避けるため、削除されてしまったのだろうか?
しかし3Gではガンランスが被っていたし…。- MHX系列では何事もなかったかのように共演を果たした。
関連項目
ゲーム用語/コラボレーション
クエスト/電撃シリーズ - コラボクエスト
武器/ポリタン - 同じく電撃とのコラボ武器。雷属性ハンマー
武器/ギガブリッツワークス - 同じく電撃とのコラボ武器。雷属性狩猟笛
武器/サンダーワークス - 同じく電撃とのコラボ武器。二代目雷属性ハンマー
武器/ボルティックワークス - 同じく電撃とのコラボ武器。雷属性ガンランス
武器/イナズマワークス - 同じく電撃とのコラボ武器。雷属性片手剣
武器/ライコウワークス - 同じく電撃とのコラボ武器。雷属性スラッシュアックス
武器/ジンライワークス - 同じく電撃とのコラボ武器。雷属性双剣