目次
概要
- MHP3、MH3G、MHX(X)に登場するライトボウガン。
名前から分かるとおりヒョウタンである。
- ユクモ村の土産物をライトボウガンに加工したらしい。
しかし強化していくことで、【百成】→【千成】と名を変え、
元が土産物だったとは思えない道楽の極みともいえる逸品になる。
- 実際担いでみると分かるが意外とデカい。
ライトボウガンというジャンルの中では最大級のサイズである。
試しに担いで驚いた人も多いのでは?
これだけ大きければお土産としては最適だろう。- 解説文にも書かれているとおり発射音が独特。
キュポンという感じでなかなか気持ちいい。
- 解説文にも書かれているとおり発射音が独特。
MHP3~MH3G
- 見た目通り、道楽の極みのような代物。特に実射性能に優れている、ということもない。
- ブレはないが、反動は中でリロード速度も普通。
リロード速度だけはMH3Gでやや速いになって改善された。
- ブレはないが、反動は中でリロード速度も普通。
- この手のネタ武器の例に漏れず攻撃力が低め。
最終強化の瓢弾【千成】でもMHP3で205、MH3Gで273になっている。
低攻撃力だからこそ使いたい徹甲榴弾や拡散弾にも未対応。
そして3GでもG級強化先は追加されず、上位相当のレア度5で強化が止まってしまう。
- 数少ない長所として対応している属性弾の種類が多い、ということが挙げられる。
水冷、氷結、電撃に対応し、全て4発ずつ入る。
とはいえ、速射というわけでもないので、使い勝手は今ひとつだが……。
火炎袋や爆炎袋を使う割に、火炎弾が入らないのも謎と言えば謎。
- 速射弾はLV2通常弾。しかし装填数が前述の有様なので、ほぼ無用の長物。
MH3Gの【千成】はLV1散弾が速射できるようになり、多少マシになった。
- 数少ない使い道としては
電撃弾とLV3通常弾の装填数に優れるので、ガノトトスを割と楽にイジメられることが挙げられる。
まぁラギアライトで十分だが……。
MHX
- 満を持してMHXに瓢弾復活。
ユクモ村でギルドマネージャーの依頼をこなすことで生産可能になる。
しかしその依頼クエストである「沼地酔夢譚」がやたらと面倒くさい。
なんと上位集会所★7、獰猛化フルフル、ショウグンギザミ、ライゼクスの連続狩猟である。
弱点属性はバラバラ*1、体格もバラバラ、そして元祖ガンナー殺しのショウグンギザミまで混じっている。
おまけに獰猛化によって、莫大な体力とガンナーを一撃死させかねない攻撃性をも手に入れてしまう。
これをクリアすれば番傘やアイリューシカも生産可能になるのだが、
なんだってネタ武器のためにこんな苦労をしなければならないのか……。*2
- ……と、大抵のガンナーは思っただろうが、実はMHXの瓢弾は単なるネタ武器では終わらないほど高性能。
最終強化の瓢弾【千成】になれば、攻撃力は210と標準レベルになっており、中々どうして悪くない。
リロード「やや速い」と空きスロット2つもかなり嬉しい。
そして何より、LV2通常弾が3連速射で5発装填になったのが最大の強化点。
ラサーサアルシアラやTHEパニッシャーが没収された中で、何故か瓢弾は没収を逃れて装填数2倍である。
武器内蔵弾も個性的で、広域回復弾、治癒活力弾、鬼人弾、硬化弾、あとLV1斬裂弾というラインナップ。
見ての通り、実用的なサポート系弾丸が揃っている。- 残念ながらそれ以外の弾が殆ど入らず、貫通弾・散弾のLV1と、速射もできない電撃弾・氷結弾が
少しずつ入るだけで、一切の搦め手を持たない。
ソロだと広域回復弾もほぼ意味が無く、本当に通常弾を撃つしかできない銃になってしまう。
- 残念ながらそれ以外の弾が殆ど入らず、貫通弾・散弾のLV1と、速射もできない電撃弾・氷結弾が
- LV2通常弾速射持ちの銃の中ではゴールドヴァルキリーと内蔵弾がほぼ被っており、
攻撃力とサブ弾の両方で負けているが、あちらはスロット0なのに対してこちらはスロ2。
MHXでは一式装備に武器スロとお守りでスキルを1つ付け足すというパターンが割と良くあるが、
通常弾強化にしろ回避距離にしろ、武器スロが1つ必要。
大人気のアーク・フィリアS一式でも頭を剣士用に変える場合は
同様に武器スロが1つ無いと困るパターンが多いので、運用する防具一式にもよるが差別化は容易。
MHXX
- 今回はのけものにされる事無くG級対応している。
究極強化で「大瓢弾【万成】」になる。- 攻撃力210→330
- 究極強化でスロット3に
- 通常弾8/5/9→8/6/9、LV1散弾・LV1貫通弾4→6、電撃弾・氷結弾4→5
- その他はほぼ変化無し。内蔵弾も特殊な弾が多いためほぼ変化無し
- 今回の瓢弾を一言で言うと、「弱くは無いがライバルと環境が悪くて微妙」。
- 攻撃力は330と標準ラインに届いているが、LV2通常弾の装填数が6しか無いのが痛い。
上を見ると装填数9だの12だのと言った大量装填のボウガンがいるため、
頻繁にリロードを繰り返さなければいけないこの銃はDPSで大きく差をあけられてしまう。 - とはいえスロット3は立派な個性であり、スキルを盛れば差別化可能…と思いきや
その場合はヴァイスorヴァーチがライバルとして挙がってくる。
LV2通常弾の装填数がこちらより多い7の上にスロットも同じく3つ。
何の補正も無い状態での期待値は331と僅かながらこちらを上回っており、
狂竜身を使えばその差はさらに広がる。 - その上サポート性能という点で見ても、広域回復弾と鬼人会心弾を持つ真・地狐弩があるのが痛い。
スロットは僅かに勝るものの、装填数と物理サブ弾の多さでは大差を付けられている。
その上LV2水冷弾の速射という隠し玉まで持つ優秀っぷり。
あちらは持たない硬化弾・治癒活力弾・電撃弾・水冷弾を活かさなければ差別化は難しいだろう。
- 攻撃力は330と標準ラインに届いているが、LV2通常弾の装填数が6しか無いのが痛い。
余談
- 百成、千成、万成と銘を変えるが、現実世界に存在する単語は「千成(せんなり)」だけである。
キュウリやゴーヤなど瓜科の植物の典型的な特性として一つの蔓から大量の実が成り、
ヒョウタンは滅多に枯れることが無い点も合わせて、縁起物として珍重される。
千成瓢箪は豊臣秀吉の馬印としても使われ、天下取りを目指す者のシンボルとされる場合もある。- 百成(どうめき)、万成(まんせい)は人名として使われる事はあるが、
「ひゃくなり」「まんなり」と読んで「せんなり」に倣った縁起を担ぐ造語に使われたりもする。
「千ほど欲を張らないが百は欲しい」「千なんてケチな事は言わず万は欲しい」など
語学としての厳密性は曖昧で、民俗学的なニュアンスの方が大切にされる言葉である。
- 百成(どうめき)、万成(まんせい)は人名として使われる事はあるが、
- MHP3、MH3Gではネタ武器として性能もそこそこのエンジョイ武器だったが、
MHXにて本作屈指の難関クエストをクリアしないと解禁されないと言う大出世を遂げたのも
まさに千成瓢箪の縁起が成せる出世街道と考えれば、縁起物としての価値は感じられるか?- メタに実状を説明するならば、たとえ装填数がショボくとも、
通常弾LV2速射の三連発を持つだけで銘銃として価値がそこそこ上がるのがMHXの風潮であり、
多属性弾に対応、ブレや反動にデメリットが無い、何よりスロット2を持つ性能を
足湯巡りの片手間にユクモの木を集めるだけで簡単に作らせる訳には行かなかったのだろう。
だからと言って、沼地酔夢譚クリアの御褒美と見るとネタ武器としてのがっかり感は否めないが…。
- メタに実状を説明するならば、たとえ装填数がショボくとも、
関連項目
武器/アイリューシカ ‐ ユクモ土産仲間その1
武器/狩団子【白玉】 ‐ ユクモ土産仲間その2
武器/木彫犬銃 - 土産物に銃の機構を組み込んだ突飛すぎる発想の仲間