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MHP3で登場した、ハプルボッカの双剣……双剣!?

概要

その名の通り、見た目はどう見ても棍棒。
左右非対称のデザインをしており、右手側は長くスマートな形状、左手側は太く短い形状となっている。
振り回せばめまい値が蓄積できそうな形状だが、結局ジャンルは双剣なのでスタンは取れない。
むしろこの形状で尻尾を切断できる方が驚きではないか。
- 強化形は「撲双剣ボッカボッカ」。
  「撲」の字とボッカボッカと殴るような擬音語が入り、色々な意味でフル~~ボッカ~~ボッコなネーミングとなる。
  やはり切断武器としての立場が危ういが、ちゃんと尻尾は切断できるのでご安心を。
- 一応抜刀術【力】を付ければ抜刀攻撃に限りスタン値を蓄積できる。
  双剣でやることでないのは確かだが……
武器の形状をよく見てみると「棒付きの手榴弾」にも見える。
ドイツ軍で用いられたM24型柄付手榴弾がモデルであろうか。
左手側の形状はこの手榴弾の弾頭を紐で束ねた対戦車結束手榴弾を彷彿とさせる。
凹凸のある殴打部のデザインは旧日本軍の九七式手榴弾辺りが近いか。
ミリタリーテイストのハプル武器だけに、こっちが元ネタと思われる。

最終強化は撲双剣ボッカボッカ。
無属性だが、攻撃力220(ブースト235)、会心率0%、匠で白ゲージとかなり優秀。
スロットこそ0だが、防御力+25も見逃せない。生存率はグッと上がる。
- 匠で出る白ゲージ20の間は双剣トップクラスの物理期待値を誇る。
  …と言っても実際にはラースプレデターとほぼ差は無いため、龍属性やスロットの差であちらに食われ気味。

地味に強化途中で峯山龍の腕甲を要求されるが、
あとの素材はハプルボッカを狩っていれば自然と集まるため、作成難易度は低い。
無属性ということで様々な敵に担いでいけるため、汎用性も高め。

武装棍棒は上位武器に格上げされた。
ボッカボッカは攻撃力は280(3基準で200)とやや落ち着いたが、
スロットが2つ追加されて汎用性は高まった。
やはり峯山龍の上腕甲がネックとなるが…。

今回は覚醒が無い都合上か、素で高めの水属性を備えた武器となった。
ボッカボッカ自体の性能は攻撃力200・水属性32。
斬れ味レベル+2で白30・ハプル武器らしく防御力+25となかなかの性能。
残念ながらスロットは無い。

やはりライバルはミツネ武器であるつるぎたち研刃の切耶であろう。
あちらは同じ攻撃力に加え斬れ味+2で白50・会心率10%・おまけにスロット1も備えている。
唯一属性値ではこちらの方が勝っている為、属性型としては使い道があるか。
- 但し51式武装棍棒の強化過程で何故か黒蝕竜の甲殻が必要になったりと、
  (特に村では)つるぎたち研刃の切耶より強化が遅れがちになる点には注意が必要。

また、ガノスマチェーテも攻撃力220、水属性27でスロなし、
そして斬れ味構成がこちらと同一とつるぎたち研刃の切耶以上に物理/属性で使い分ける武器となっている。
更にドロスドロスは攻撃力200、水属性30スロ2と、
素の数値こそこちらの勝ちだが2スロによる追加スキルで逆転される恐れもある。
このことから今作の水属性双剣は勢力が拮抗している方と言える。

実際よく見てみると、棍棒の隙間に小さなトゲが生えているのがわかる。
説明文によれば、棍棒の利点である重い先端の生み出す加速度により、
金属の刃をより深く獲物に喰らいつかせるらしい。
だがどう見ても鈍器のダメージのほうが大きく見える、というあなたは間違ってはいない。
ここまできたら素直に棍棒で殴りつければよいものだが……。
- もっとも、他にも明らかに斬れるはずのない切断武器は数多くあり、
  この武器のように苦しまぎれでも言い訳があればまだいいほうである。
なかなか語呂が良いのでスルーしてしまうが、「武装棍棒」なるネーミングもかなり謎である。
もともと棍棒とは、武器として手に持ち何かを殴るのにちょうどいい棒のこと。
つまり「武装じゃない棍棒」など存在しないはずなのだが…。…コスプレ用?