モンスター/海竜種

Last-modified: 2020-12-12 (土) 08:19:37

MH3より登場したモンスターの分類カテゴリーの一つ。遊泳に適した体の作りをした大型の竜。
飛竜種と同じく生態系の上位に位置する。

概要

  • 海竜ラギアクルスを筆頭に、属する種の多くが水中に適応している。
    水中はまさしく彼らの王国である。
    なお、竜種とは呼ばれているが、必ずしも海だけに生息しているわけではない。
    と言うか、ほとんどの場合海水も淡水も関係なく生活できる
    肺呼吸だがその肺活量は桁外れであり、極めて長い時間潜水することができる。
    反面、水中の環境に適応するがゆえに陸上での活動能力に重きを置いていない種もおり、
    そうした種は陸上における行動能力が低下する傾向にある。
    と言っても陸に上がった河童の如く…という訳ではなく、ある程度の戦闘力は備えているのだが。
    最近ではむしろ陸上でも高い戦闘力を発揮するものも増えてきており、一筋縄ではいかない。
  • 主戦場が水中の海竜種はガンナーと片手剣の天敵となる。
    前者は飛距離が落ち、接近戦を仕掛けざるを得ないため、
    後者は自慢の機動力が水中で大幅に損なわれてしまい、手数も減ることからダメージが落ちるためである。
    すべての武器に言える事だが、水中戦に早く慣れるしかない。
    または回避性能を発動させると幾らか楽になるだろう。
    MH3Gではガンナー、特にボウガンの立場が一変。
    LV3通常弾を用いると跳弾ヒットが起こるようになり、
    大ダメージを与えやすくなったため、難易度が大幅に改善された。
  • 陸上生活に適応した種も存在し、彼らは陸上、流体内問わず活発に活動する。
    陸上での生活に適応した種の中には、あろうことか溶岩や氷を潜行するものが存在する。
    ちなみに氷を泳ぐ大型モンスターアグナコトル亜種が初である。
  • 生息環境の似ている魚竜種との大きな違いはヒレではなく前肢を持つ点。
    身体の長いトカゲのような姿からアンコウのような平べったい姿まで体型はさまざまだが、
    いずれも四足歩行であると言う共通点を持っている。
    • 骨格の構造は牙竜種と似ているが、足のつき方や姿勢が大きく異なる。
      牙竜種は四肢が体の真下にまっすぐ伸びており、体を地面から離しているのに対し、
      海竜種は四肢が体の真横に伸びており、体を地面に付けている*1
      また、牙竜種に比べ首が長い、または頭が大きく首が判りづらいのも特徴の一つ。
      あくまで骨格が似ているだけで、生物学的には遠縁な種族なのだろう。
      むしろ、体の構造や歩行から、爬虫類(特にトカゲ)に近いと思われる。
  • 古龍種の中には海竜種と非常によく似た骨格のものも多い。
    深海に生息するもの広大な砂漠を往くもの大空を舞うものと様々だが、
    これらはそれぞれの環境を「泳ぐ」ための特徴である。
    異なる種が同様の特徴を持つ「収斂進化」の一端とも捉えられる一方、
    この古龍種たちと海竜種の間には何らかの繋がりがあるのでは?と考えるハンターもいる。
    なお、あのミラボレアス種も海竜種とある程度類似する骨格を持っており、
    威嚇など四足歩行時の一部モーションが共通している。
  • 大型モンスターの中でもとりわけ長大な体躯を持つ種が多い。
    ラギアクルスやアグナコトルなどは30mを突破することも決して珍しくなく
    ラギアクルス希少種に至ってはただでさえ巨大な通常のラギアクルスより二回り以上も大きく、
    あまりに大きすぎるためかサイズが記録されず(超大型モンスターとして扱われている)、
    公式サイズはなんと3969.3cmにも達する。
  • MH4(G)ではなんと全種類リストラされてしまった。
    ただ、上述の通りは海竜種のモーションで威嚇を行う
    (厳密に言えばこのモーションを流用した別の黒龍からの流用)。
  • しかしMHXではアグナコトル、ハプルボッカ、ロアルドロスの登場が確定し、久々に復活することとなった。
    また、メインモンスターの1つとして海竜種の「タマミツネ」が新登場することが発表、
    そして水中戦がないことから復活が絶望視されていたラギアクルスまさかの陸上戦に対応して復活するなど
    種そのものがかなりの盛り上がりを見せた。
  • 舞台となる大陸・生態系が一新されたMHWorldでは、
    なんと再び「種族ごとリストラされる」という憂き目に。
    同期の獣竜種は続投しているため、MH4と同様の待遇となってしまった。
    • しかし、あちらと違って明確な理由は存在している。
      その理由についてはラギアクルスの記事および骨格の海竜種型の記事を参照していただきたい。
      なお、参戦できなかった真の理由はカプコン公式のラジオ番組にてラギアクルス開発秘話という形で明かされており、
      その開発秘話にて「アイスボーンにはでない」と明言されているため、
      MHW:Iの企画段階時点で海竜種ベースの骨格の開発は行われていなかった可能性が高い。
      実際、海竜型に準ずる骨格を持つミラボレアスについては
      「当初復活予定はなく、15周年記念のCGアートの反響から復活が決まった」と語られている。
    • ドスジャグラスが牙竜種であると公表されるまでは、
      四足で翼を持たない点、腹を地面に付いて這うように動く点などから、
      海竜種ではないかと予想されていたこともあった。
  • その後新たに「Re Engine」ゲームエンジンを採用したMHRiseにてまさかの海竜種の復活が成し遂げられた。
    ロアルドロスを始めとした古参モンスターの復活や新規モンスターの追加、
    そして接地面の問題をどう解決させていったかの詳細等といった続報にプレイヤーからの期待が寄せられている。

余談

  • 海外版シリーズでは、海竜種の種族名は「Leviathan」と訳されている。
    これは西洋における海の巨大魔獣リヴァイアサンに由来する。
    現在、リヴァイアサンは大ウミヘビの姿で描写されることが多いが
    (これは、キリスト教でリヴァイアサンが「嫉妬」を司る悪魔であり、
    さらに嫉妬の象徴はヘビとされる為である)、
    巨大なワニの姿で描かれる場合もあり、この場合は海竜種のイメージと一致する。
  • 骨格は絶滅種を含めた水棲爬虫類の複数種を組み合わせたような構造をしている。
    陸でも活動ができて、四肢が側面に伸びているのは現生のワニに似ているが、
    遊泳の構造は恐竜時代後期に生息していたモササウルス科と似ており、ヒレを持つ長い尻尾、
    手脚の指の間にヒレが存在しており水中での生活に適している、などと共通点が多い。
    また、胴長で首が長いという点も含めれば、首長竜と共通する。
  • 種とは言うものの、一部の海竜種は○○獣と別名が付き、
    成長すると炎戈竜となるアグナコトルの幼体が溶岩獣と呼ばれるなど別名のパターンがやや特殊である。
    ロアルドロス通常種とウロコトルに関してはすでにコイツらがいるからかもしれないが。
  • 大型モンスターが亜種や希少種を含め9種存在する比較的大所帯の種族でありながら、
    専用BGMを有するのはラギアクルスの希少種とタマミツネだけである。
    「固有のBGM」に絞ると後者の『妖艶なる舞』しか存在しないとすら言える。
    • 海竜種と似た骨格やモーションを持つ古龍種は全て複数の専用曲を持っており、
      比べてしまうと少し待遇が悪い気がしなくもない。
  • MHFでは新モンスターを初公開する際、分類される種族を伏せたまま情報を出すことがある。
    四足歩行型モンスターである海竜種は上述の通り他種族と紛らわしい要素が存在しているため、
    ビジュアルだけを見た人の中には、案の定種族を誤認してしまうことがある。
    運営側も狙っているのか、情報を小出ししてミスリード*2することがある。
    • MHF初の海竜種であるクアルセプスはその傾向が顕著で、牙竜種や古龍種と誤認された。
      MHF未登場だった種族、かつ水中に棲んでいなさそうな外観故にやむを得ないか。
    • 意図的な誤認を狙ったであろうモンスターに飛竜種のポボルバルムがいる。
      当初は「小さな翼」「大きな口」「海洋生物らしい部位」とパーツ単位でのみ公開され、
      翼があるとはいえハプルボッカ等を彷彿とさせることから、海竜種と考えた人は多い。
  • 中国で展開していたMHOでは登場機会が一切なく、やはり不遇である。
    同期の獣竜種や後輩の牙竜種は登場していたものの、基本的にMHFで遷悠種として登場したものが多く、
    その基準でいえば遷悠種として登場した海竜種は居ないため、やむを得ないことだったのかもしれない。
  • 大型モンスターは勿論、
    複数種の小型モンスターを含みながらその全てに別名がついている現状唯一の種族である*3
  • ゲーム上おいては草食種に分類されるエピオスは生物学上では海竜種に含まれる。

該当モンスター

  • リンク先に一覧表あり。

*1 MHXにて登場するタマミツネは例外で、海竜種特有の流線型で細長い体を持ちつつ、四肢を真下にまっすぐと伸ばして体を浮かせる骨格構造を持つ。
*2 真実とは異なる結論へ相手を誘導すること。MHFではこまめに情報公開が行われるため、こういったミスリードが絶えない。
*3 MHW:I現在