MH3より登場したモンスターの分類カテゴリーの一つ。遊泳に適した体の作りをした大型の竜。
モンスターによっては飛竜種と同じく生態系の上位に位置するものも存在する。
目次
概要
- 海竜ラギアクルスを筆頭に、属する種の多くが水中に適応している。
水中はまさしく彼らの王国である。
海竜種とは呼ばれているが、必ずしも海だけに生息しているわけではない。
と言うか、ほとんどの場合海水も淡水も関係なく生活できる。
肺呼吸だがその肺活量は桁外れであり、極めて長い時間潜水することができる。
反面、水中の環境に適応するがゆえに陸上での活動能力に重きを置いていない種もおり、
そうした種は陸上における行動能力が低下する傾向にある。
と言っても陸に上がった河童の如く…という訳ではなく、ある程度の戦闘力は備えているのだが。
最近ではむしろ陸上でも高い戦闘力を発揮するものも増えてきており、一筋縄ではいかない。
水中戦などを行うなどトリッキーな動きをする種なのだが、本来「水中」を主戦場とするモンスターが多いことや、
プログラミング上の技術的難度というメタい世界観を超越した問題を抱えているため、
シリーズでは不遇な扱いを受けることの多い種でもある。
- 食性はほぼ全てが動物食であるものの生態的地位的には結構バラけており
例えばこの種の代表であるラギアクルス種やオロミドロ、
ウズ・トゥナやジン・ダハドなどは生態系の頂点に君臨する事が
設定資料やゲーム中において明かされている一方、ロアルドロスやバーラハーラなど
危険度が低い大型モンスターがいるほか、ガジオスやピラギルなどの小型種もいる。
また甲殻類を主に食すルドロス種や貝類を主に食べるイソネミクニなど
動物食といってもそのレパートリーはかなり広いのが特徴。
- 主戦場が水中の海竜種はガンナーと片手剣の天敵となる。
前者は飛距離が落ち、接近戦を仕掛けざるを得ないため、
後者は自慢の機動力が水中で大幅に損なわれてしまい、手数も減ることからダメージが落ちるためである。
すべての武器に言える事だが、水中戦に早く慣れるしかない。
または回避性能を発動させると幾らか楽になるだろう。
MH3Gではガンナー、特にボウガンの立場が一変。
LV3通常弾を用いると跳弾ヒットが起こるようになり、
大ダメージを与えやすくなったため、難易度が大幅に改善された。- 尤も、これらの問題は海竜種というより水中戦のバランス調整そのものに原因があるのだが。
- 陸上生活に適応した種も存在し、彼らは陸上、流体内問わず活発に活動する。
陸上での生活に適応した種の中には、あろうことか溶岩や氷を潜行するものどころか
最近は真横の壁を歩くものと空中を自在に舞うものまで存在する。
このまま行くとむしろ「水中で活動する」海竜種の方が少数派になる気配さえ感じられるようになりつつある。*1- MHR:Sの設定資料集のタマミツネ希少種のページには、
近くに水辺など一切見当たらない環境においても全く意に介さず暴れる本種を
海竜種に分類する事自体に学者間でも諸説ありという旨の記述がある。
どうやら「『海竜種』なら水中(せめて流体内)で行動しろよ!」と思うのはプレイヤーだけではないらしい。
- MHR:Sの設定資料集のタマミツネ希少種のページには、
- 生息環境の似ている魚竜種との大きな違いはヒレではなく前肢を持つ点。
身体の長いトカゲのような姿からアンコウのような平べったい姿、更にはでっぷりした体まで体型はさまざまだが、
いずれも四足歩行であると言う共通点を持っている。- 骨格の構造は牙竜種と似ているが、足のつき方や姿勢が大きく異なる。
牙竜種は四肢が体の真下にまっすぐ伸びており、体を地面から離しているのに対し、
海竜種は四肢が体の真横に伸びており、体を地面に付けている*2。
また、牙竜種に比べ首が長い、もしくは頭が大きく首が判りづらい傾向があるのも特徴の一つ。
あくまで骨格が似ているだけで、生物学的には遠縁な種族なのだろう。
むしろ、体の構造や歩行から、爬虫類、特に(トカゲ等の)這う姿勢で移動する鱗竜形類に近いと思われる。 - 因みにラギアクルスは全身骨格図のイラストが存在するが頭骨の形状は主竜類(鳥含む恐竜等)のワニに似ている。
とはいえこれが海竜種が現実で言えばワニに近いということなのかは不明。
- 骨格の構造は牙竜種と似ているが、足のつき方や姿勢が大きく異なる。
- 古龍種の中には海竜種と非常によく似た骨格のものもいくつか見られる。
深海に生息するもの、広大な砂漠を往くもの、大空を舞うものと様々だが、
これらはそれぞれの環境を「泳ぐ」ための特徴である。
異なる種が同様の特徴を持つ「収斂進化」の一端とも捉えられる一方、
この古龍種たちと海竜種の間には何らかの繋がりがあるのでは?と考えるハンターもいる。
なお、あのミラボレアス種も海竜種とある程度類似する骨格を持っており、
威嚇など四足歩行時の一部モーションが共通している。
- 正統派竜型モンスターから山椒魚のようなモンスター、
異形の口を持つものにずんぐりとした体のもの、
哺乳類的な特徴を持つものや巨大アンコウまで外見のバリエーションはかなり豊富。
外見の類似ではなく生物学的な共通点を調べ出しての分類が行われている点は、
MH世界の生き物の研究や分類学がけっこう進歩していることをうかがわせる。
- 大型モンスターの中でもとりわけ長大な体躯を持つ種が多い。
ラギアクルスやアグナコトルなどは30mを突破することも決して珍しくなく、
ラギアクルス希少種に至ってはただでさえ巨大な通常のラギアクルスより二回り以上も大きく、
あまりに大きすぎるためかサイズが記録されず(超大型モンスターとして扱われている)、
公式サイズはなんと3969.3cmにも達する。
そしてWildsではゲーム中でも超大型モンスターと公言されたジン・ダハドが登場。
そのサイズは驚くなかれ4560.89cmである。
シリーズ毎の変遷
MH3~MH3G
- 海竜種が初登場を飾ったシリーズであり、
空の飛竜、陸の獣竜に並び、海を象徴するような種族として登場。
メインモンスターの海竜ラギアクルスを筆頭に、
海竜種の先生役となる水獣ロアルドロス、麻痺や閃光など搦め手を駆使する灯魚竜チャナガブル、
圧倒的な火力と縦横無尽の機動力を誇る炎戈竜アグナコトルと序盤から終盤まで隙の無い布陣だった。
また、小型モンスターとしてロアルドロスの雌個体である水生獣ルドロス、
アグナコトルの幼体である溶岩獣ウロコトルも登場している。
- MHP3では新規亜種として紫水獣ロアルドロス亜種と凍戈竜アグナコトル亜種が追加された他、
完全新規である潜口竜ハプルボッカが登場。
しかし、容量の問題で水中戦が削除されラギアクルスとチャナガブルがリストラされてしまった。
- MH3Gでは水中戦の復活に伴いラギアクルスとチャナガブルも復活。
完全新規の追加はないが白海竜ラギアクルス亜種、冥海竜ラギアクルス希少種が登場し、
どちらも強烈な印象を残していった。
- MH3(G)では水中戦でも猛威を振るい、水中と言えば海竜種という風潮を確立した。
が、後続の作品において水中戦はリストラの挙句一度たりとも復活しておらず、
Wildsにてラギアクルスとの疑似的な水中戦が実装されるまで
水中で海竜種と戦える機会はMH3(G)のみに限られていた。
MH4(G)
- MH4(G)ではなんと全種類リストラされてしまった。
しかし、竜人問屋で素材を交換することができ、一部の武具を作ることはできる。
また、上述の通り黒龍は海竜種のモーションで威嚇を行う
(厳密に言えばこのモーションを流用した別の黒龍からの流用)。
MHX(X)
- MHXではラギアクルスに次ぐ第2の海竜種メインモンスターとして泡狐竜タマミツネが登場。
また、ルドロス、ロアルドロス、ウロコトル、アグナコトル、ハプルボッカに加えて、
水中戦がないことから復活が絶望視されていたラギアクルスがまさかの陸上戦に対応して復活、
続編のMHXXではタマミツネの二つ名個体である天眼タマミツネが登場するなど、
久々に海竜種が陽の目を浴びかなりの盛り上がりを見せた。
MHW(:I)
- 舞台となる大陸・生態系が一新されたMHWorldでは、
なんと再び「種族ごとリストラされる」という憂き目に。
同期の獣竜種は続投しているため、MH4と同様の待遇となってしまった。- しかし、あちらと違って明確な理由は公表されている。
その理由についてはラギアクルスの記事および骨格の海竜種型の記事を参照していただきたい。
なお、参戦できなかった真の理由はカプコン公式のラジオ番組にてラギアクルス開発秘話という形で明かされており、
その開発秘話にて「アイスボーンにはでない」と明言されているため、
MHW:Iの企画段階時点で海竜種ベースの骨格の開発は行われていなかった可能性が高い。
実際、海竜型に準ずる骨格を持つミラボレアスについては
「当初復活予定はなく、15周年記念のCGアートの反響から復活が決まった」と語られている。
- しかし、あちらと違って明確な理由は公表されている。
- ドスジャグラスが牙竜種であると公表されるまでは、
四足で翼を持たない点、腹を地面に付いて這うように動く点などから、
海竜種ではないかと予想されていたこともあった。
MHR(:S)
- その後新たに「Re Engine」ゲームエンジンを採用したMHRiseにてまさかの海竜種の復活が成し遂げられ、
復活モンスターとしてルドロス、ロアルドロス、ウロコトル、タマミツネが、
新規モンスターとして人魚竜イソネミクニ、泥翁竜オロミドロ、
タマミツネのヌシ個体であるヌシ・タマミツネが登場。- 何故海竜種が復活できたのかというと、
後のMHR:Sの「ラギアクルス」にまつわる開発者インタビューの内容から推するに、
骨格の改良や、元々陸上戦のみを前提とした海竜種骨格を用いる事で、
地形の起伏と接地面から生じる処理負荷に対応できたからであるようだ。
一方、海竜種の祖であるラギアクルスは水中戦を主体とした、複雑な骨格をしている事が災いし、
MHW以降の狩猟フィールドで積極的に取り入れられている、
起伏に富んだ豊かな地形への対応が困難であることが開発陣の口から明言される事となった。
- 新規追加された海竜種は二種だが、両方ともタマミツネ骨格であると言う共通点がある。
タマミツネ骨格は他の海竜種と違い腹を浮かせ、四肢で軽やかに駆け回れると言う特徴があるのと、
元々地上戦を前提とした骨格であるため、処理負荷の問題が生じにくいモノであったと推測される。
オロミドロはデカすぎて狭いエリアだと不審な挙動をしたりするが。
- 何故海竜種が復活できたのかというと、
- さらにMHR:Sでは新規亜種である氷人魚竜イソネミクニ亜種、溶翁竜オロミドロ亜種が参戦。
ゲーム内での新登場は勿論、そもそも海竜種の亜種モンスターの参戦はMH3G以来である。- 一方で水中戦に特化した骨格構造をしているラギアクルスは再び参戦を逃す事となり、
更に新作毎に地形の多様性が進化すればする程ラギアクルス参戦が困難になる
…という絶望的な事実が明かされるのだった…。
海竜種としては2体目、そしてメインシリーズにおいては飛竜種以外の希少種としても2体目の栄誉に輝いた。*3 - 一方で水中戦に特化した骨格構造をしているラギアクルスは再び参戦を逃す事となり、
MHWilds
- MHWildsでは「海」に面したフィールドが存在しないが、なんと新規の海竜種が多数登場する。
大型海竜種は沙海竜バーラハーラや風鋏竜ヒラバミ、
緋の森の生態系の頂点に立つ存在である波衣竜ウズ・トゥナ、
そして氷霧の断崖の頂点にして海竜種初の超大型モンスターである凍峰竜ジン・ダハドの計4体。
小型モンスターとしてはガジオスやピラギルが新登場し、
なんと種族としては合計6体も追加されることになった。
今作に登場している既存種の中では一番新規モンスターが多く、MH3以来の大盛況となっている。
なお、メインシリーズにおいて新規の小型海竜が登場するのはMH3以来である。
- 一方で既存の海竜種は全種が一旦リストラされることになったが、
第一弾アップデートではRiseに引き続きタマミツネが復活。
更に第二弾アップデートにてまさかのラギアクルス復活が実現し、
同時にラギアクルスとの水中戦も武器が使用出来ない前提ながらMH3G以来14年振りに復活を果たした。
- 今作では海竜種の骨格を技術的にアップデートしていると開発陣から直々に言われている他、
バーラハーラやウズ・トゥナは砂漠や水場など、身体を地面に半分埋める行動が主軸となっていたり、
ヒラバミは空中に常時浮遊しているという海竜種らしからぬ離れ業を披露しており、
技術面の向上と併せ、海竜種の接地面の問題に対して様々な手段を用いて解決しようと動いている事が窺える。
本作ではもっと接地面の多い新種族が登場したので、この問題に一定の解が齎されたのだろう。- バーラハーラはMH3Gから実に13年振りとなる、ラギアクルスの様に腹を接地させるタイプの海竜種骨格を有していながら、
傾斜の大きい砂漠を遊泳したり、砂原に聳える岩柱に巻き付くといったアクションも確認されており、
MHWildsの高低差が激しい地形にもある程度適応している様だ。
バーラハーラは大型モンスターでありながら4、5体で群れになって襲いかかる光景がムービーで見られたが、
どうやら生態を表現するための演出だったようで、実際のゲーム内では群れることはなかった。
- ヒラバミはイソネミクニによく似た骨格を有しており、なんと海竜種でありながらアマツマガツチのように空中浮遊している。
接地面問題が取り沙汰される海竜だが、
まさか体の全てを接地しないと言う斜め上の解決策に出るとは誰も思いもしなかっただろう。
無論空中から降りる時もあるが、バーラハーラ以上に小柄な体格により地上戦も問題無く行える。
また、バーラハーラと同じく群れを作る習性があるようで、まるで水中で獲物を囲むサメのように追い詰めてくる。
- 水中をテリトリーとするウズ・トゥナは、
従来のラギアクルスを上回るのではないかと思えるほどの巨体を持っている。縦では無くて横にではあるが
モーションからしてドスジャグラス型骨格のそれを流用しているのではないかと考えられており、
独自スタイルで接地面問題をクリアしていると言える。
- 全長がナルハタタヒメやゼノ・ジーヴァを超える4560.89cmという規格外のサイズであるジン・ダハドは、
海竜種骨格ながら断崖の壁面を自在に這うという凄まじい運動能力を持っている。
ただし、腹が極端に痩せ細っており、胴体を浮かせた体勢を取っているため、
骨格はラギアではなくミツネの物になっており、普段の接地面積はそこまで大きくない。
また、汎用フィールドでの狩猟は実質イベント戦闘のようなものになっており、
本格的な戦闘は決戦場フィールドで行う。
過去作と変わらず地上でも機敏な行動を見せるのに対して、
もう一体のラギアクルスは地上戦に適応する為か過去作と比較してサイズが小さくなっており*4、
タマミツネと異なり活動範囲が比較的平坦なフィールドに限られている。 - バーラハーラはMH3Gから実に13年振りとなる、ラギアクルスの様に腹を接地させるタイプの海竜種骨格を有していながら、
- 余談だが、今作で追加された大型の海竜種は、ウズ・トゥナを除くと全て完全な陸棲の海竜種となる。
従って水に潜る特性を持つのもウズ・トゥナだけである。
MHF
- MH2をベースとするMHFでは長い間海竜種が居なかったが、
フォワード.4にてオリジナルモンスターである晶竜クアルセプスが登場。
陸地を主戦場とし全身に結晶を纏うなど、海と対極のコンセプトで登場した。
- G級追加と同時に追加された極海では凍海獣ポカラとポカラドンが登場。
セイウチをモチーフにした海獣型の海竜種であり、
特に幼体のポカラはその愛らしさから多くのハンターを虜にした。
…が、Gランクを上げるためには余りにも多いポイントが要求されてしまうために、
GRPを求めて1人当たり数百頭ものポカラドンを狩る羽目になったことから、
「ポカラ丼おかわり」などと呼ばれて苦手意識を持たれてしまう事件もあった。
- G3では吸血する習性を持つ外来種という独特な要素を携えて喰血竜バルラガルが実装。
PVがホラー仕立て、ゲーム中でドス鳥竜を捕らえて吸血する、
挙句ハンターをも拘束して血しぶきを上げるなど、その演出が怖いと恐れられた。
- その後は特異個体・辿異種等の追加こそあったものの、
新規で海竜種が追加される事はなく、メインシリーズから遷悠種も登場せず、
そのままサービス終了を迎える事となってしまった。
MHOnline
- 中国で展開していたMHOnlineでは登場機会が一切なく、やはり不遇である。
同期の獣竜種や後輩の牙竜種は登場していたものの、基本的にMHFで遷悠種として登場したものが多く、
その基準でいえば遷悠種として登場した海竜種は居ないため、やむを得ないことだったのかもしれない。
MHNow
- スマホ向け派生作品のMHNowでは定期的にモンスターを追加しているが、
2024年夏のシーズン2「嵐が誘う泡沫の宴」の第二弾予告において「海竜種の追加」と記載し、
今作初の海竜種としてタマミツネが登場した。
また同年冬のシーズン4「銀雪のランページ」ではイソネミクニが登場している。
今作はモンスターとの戦闘のみをピックアップした作品であるほか、
戦闘フィールドは平坦な地形故、処理負荷は抑えられたのだろう。
アイルー村
- MH4(G)とMHX(X)の空白期にはぽかぽかアイルー村にて
水中戦も無いのに海の王者を名乗ってラギアクルスが参戦している。
水中でこそ戦わないが海の王者だけあって海岸線を雄然と跋扈し、
アイルー達に強烈な\カルチャーショック!/を与えている。
なお、アイルー村シリーズに登場する海竜種はラギアクルス一種のみとなる。
余談
- 海外版シリーズでは、海竜種の種族名は「Leviathan」と訳されている。
これは西洋における海の巨大魔獣リヴァイアサン(レヴィアタン)に由来する。
キリスト教でリヴァイアサンは「嫉妬」を司る悪魔であり、
さらに嫉妬の象徴はヘビとされる為、
絵画や他作品ではリヴァイアサンは大ウミヘビの姿で描写されることが多いが
巨大なワニの姿で描かれる場合もあり、この場合は海竜種のイメージと一致する。
- 骨格は絶滅種を含めた水棲爬虫類の複数種を組み合わせたような構造をしている。
陸でも活動ができて、四肢が側面に伸びているのは現生のワニに似ているが、
遊泳の構造は恐竜時代後期に生息していたモササウルス科と似ており、ヒレを持つ長い尻尾、
手脚の指の間にヒレが存在しており水中での生活に適している、などと共通点が多い。
また、胴長で首が長いという点も含めれば、首長竜と共通する。- ちなみにハンター大全3のラギアクルスの項においては
"多くの海竜種は陸で卵を産む"ことが明記されている。
ラギアクルスの繁殖方法自体は不明であるがこの繁殖形態は
水棲爬虫類の中でもウミガメやワニといったものに近い。- もっともハンター大全3の時点でシリーズに登場していた海竜のうち
ラギアクルスとチャナガブルが不明、コトル科が卵胎生なので、
上述の繁殖方法が資料で確認できるのはルドロス種のみである。
我々が知らない海竜種がモンハン世界にはまだまだいるのかもしれない。
- もっともハンター大全3の時点でシリーズに登場していた海竜のうち
- ちなみにハンター大全3のラギアクルスの項においては
- 本種族は主に水中環境に生息するため水棲動物の要素が取り入れられている事が多いが
種によっては各々による用途こそ違えど鰓が存在している。*5
肺呼吸生物であるはずなのに不思議な話…でもなく現実だと
スッポンは肺呼吸の亀でありながら鰓とまではいかずとも喉中の毛細血管を使い水中での呼吸も可能である。
そう考えると鰓を持つ海竜がチラホラいるのもそう変ではないかもしれない。
寧ろ魚モチーフなのにみんなして鰓を持たない魚竜種が浮いて見える
- またWildsで初登場したメンツのおかげでもあるが特殊な顎を持つ種が多い。
- 例えばこの特徴を初めて持つタマミツネは蛇がモチーフのためか下顎が別れる設定を持つ。
特にWildsではケツ顎化下顎が別れているのがわかりやすくなった。 - Wildsの新規ではまずバーラハーラは下顎が完全に別れ口を開けると頭部が三叉に開き、
次にヒラバミは蛇のような割れ方で内部には大量の歯と穴が見られる、
それからウズ・トゥナは開口するとピラルクのように飛び出る構造になっており、
そしてジン・ダハドは左右に分かれた顎が更に開くようになっている。
古龍でも特殊な顎を持つのは三種類くらい(生物種としては二種)くらいなので本種族の独自性が窺えるだろう。- 付け加えると脊椎動物型のモンスターとしては異質な複数の目を持つ種がいる。
バーラハーラは口を開けるとホタテのような無数の眼点が見え、
ジン・ダハドは大きい眼の周りを三つの小さい眼が囲む構造で、
設定画によるとそれらの眼は節足動物のような単眼で配置はムカデに近い。 - それぞれ捕食の際の視認と寒冷地への適応という事が設定画で書かれているが
それにしたってボディプランもへったくれもない進化である。
- 付け加えると脊椎動物型のモンスターとしては異質な複数の目を持つ種がいる。
- 例えばこの特徴を初めて持つタマミツネは蛇がモチーフのためか下顎が別れる設定を持つ。
- 海竜種とは言うものの、一部の海竜種は「○○獣」と別名が付き、
成長すると炎戈竜となるアグナコトルの幼体が溶岩獣と呼ばれるなど別名のパターンがやや特殊である。
ロアルドロス通常種とウロコトルに関してはすでにコイツらがいるからかもしれないが。
- 大型モンスターが亜種や希少種を含め9種存在する比較的大所帯の種族でありながら、
Wilds発売まで専用BGMを有するのはラギアクルスの希少種とタマミツネだけであった。
「固有のBGM」に絞ると後者の『妖艶なる舞』しか存在しないとすら言える。- 同じくMH3で登場した獣竜種は大型モンスターの総数こそこちらと大差ないものの、
専用BGM持ちがイビルジョー、ブラキディオス、ディノバルドの3種もおり、
比べてしまうと少し待遇が悪い気がしなくもなかった。
そんな海竜のBGM状況でこそあったがWildsにてウズ・トゥナとジン・ダハドが固有BGMを引っさげて登場。
特に後者は3つものBGMが存在し、マム・タロトのBGMのように戦闘の流れに応じて変化するという高待遇である。
そして第2弾アップデートでラギアクルスが「生命あるものへ」のフレーズを追加しつつ孤島のBGMを自らの専用曲にした上で復活。
現在では固有のBGMを持つ海竜は4種類と多くなったと言える。
- 同じくMH3で登場した獣竜種は大型モンスターの総数こそこちらと大差ないものの、
- Wilds時点で小型を除き21種のモンスターが確認されているが、
「その素材から作られる武器が無属性で統一されているモンスター」は存在しない。
鋏角種や蛇竜種などそもそもの総数が少ない種族ならまだしも、これだけいて無属性担当が不在なのは珍しい。
古龍種もWorldまでは同じ状況だったがMHW:Iでついに無属性担当が現れた。*6
- MHFでは新モンスターを初公開する際、分類される種族を伏せたまま情報を出すことがあったが
四足歩行型モンスターである海竜種は上述の通り他種族と紛らわしい要素が存在しているため、
ビジュアルだけを見た人の中には、案の定種族を誤認してしまうことがある。
運営側も狙っていたのか、情報を小出ししてミスリード*9することがあった。- MHF初の海竜種であるクアルセプスはその傾向が顕著で、牙竜種や古龍種と誤認された。
MHF未登場だった種族、かつ水中に棲んでいなさそうな外観故にやむを得ないか。 - 意図的な誤認を狙ったであろうモンスターに飛竜種のポボルバルムがいる。
当初は「小さな翼」「大きな口」「海洋生物らしい部位」とパーツ単位でのみ公開され、
翼があるとはいえハプルボッカ等を彷彿とさせることから、海竜種と考えた人は多い。
- MHF初の海竜種であるクアルセプスはその傾向が顕著で、牙竜種や古龍種と誤認された。
- お互いに牽制する位やそこそこ派手な小競合い程度で済む場合もあれば、
雌雄を決するまで殺り合ったり、逆に攻撃を仕掛けたら群れそのものが危機に陥ったりと
登場作が少なめな割に他のモンスターとカチ会っては諍い起こす種族でもある。
生態系の上位者たる意地あるいは登場に恵まれない事による嫉妬であろうか。- 若干毛色は異なるが、ポカラドンもアノルパティスと交戦している。
- MHRiseで新規海竜種が二種追加されたが、彼らはなんと専用モーションの縄張り争いを行う。
イソネミクニは髪ヒレや睡眠ブレス、オロミドロは尾や泥を使うなど個性あふれる内容となっている。
また、タマミツネもMHXのオープニングの様に因縁のあるジンオウガとの専用縄張り争いを行う。
- Wildsでもバーラハーラ、ヒラバミ、ウズ・トゥナとラギアクルスがそれぞれ
ドシャグマ、ドドブランゴ、リオレウスとの縄張り争いを行うほか
何とタマミツネとウズ・トゥナ、ならびにラギアクルスとウズ・トゥナという
海竜種同士での縄張り争いも確認されている。
各々の固有の特徴を活かした争いを行うので必見である。
アルシュベルドにはそもそも縄張り争いしないジン・ダハド以外一様に締め付けられ敗北するが。
そしてTU第三弾ではジン・ダハドが、スペシャルコラボのクエスト中のストーリーにて
追加されたオメガ・プラネテスと交戦するムービーが描かれた。
結果的には仕留められる寸前にまで追い込まれ、零式のクエスト開始時の
ムービーに至っては命を奪われたものの、オメガ自体の設定からして
寧ろ強者としての貫禄を見せたと評するハンターもそれなりに多い。
やはり海竜種はモンスター相手の戦闘の機会に恵まれやすいのかもしれない。
- MHWildsでガジオス、ピラギルが登場するまで
2種の小型を含む全てのモンスターに別名がついていた唯一の種族であった。
- ゲーム上においては草食種に分類されるエピオスは生物学上では海竜種に含まれる。
ただし他の海竜種とは亜目レベルで離れているため特に近縁ではない。
一応タマミツネやオロミドロよりはラギアクルスやチャナガブルなどに近い様だが。
- 種族全体で比較的恵まれた体躯を持つのは現実の鯨などの海獣にもある傾向で、
地上生活に特化しており飛竜種や鳥竜種の様に飛行能力の為に骨格を軽くする必要がなく、
さらに水中は浮力で自重を緩和してくれるため、大型化の助けとなっているのだろう。
一番でかいのは浮力が働く水中とは無縁な断崖に棲むジン・ダハドだけど
ラギアクルスが地上戦に適応する為従来より小型化して復活したのも皮肉な話である
該当モンスター
- メインシリーズ
モンスター名 別名 英名 初登場作品 ラギアクルス
(派生作品)海竜 Lagiacrus MH3 ラギアクルス亜種 白海竜 Ivory Lagiacrus MH3G ラギアクルス希少種 冥海竜 Abyssal Lagiacrus MH3G ルドロス 水生獣 Ludroth MH3 ロアルドロス 水獣 Royal Ludroth MH3 ロアルドロス亜種 紫水獣 Purple Ludroth MHP3 チャナガブル 灯魚竜 Gobul MH3 ウロコトル 溶岩獣 Uroktor MH3 アグナコトル 炎戈竜 Agnaktor MH3 アグナコトル亜種 凍戈竜 Glacial Agnaktor MHP3 ハプルボッカ 潜口竜 Nibelsnarf MHP3 タマミツネ
(派生作品)泡狐竜 Mizutsune MHX 天眼タマミツネ Soulseer Mizutsune MHXX ヌシ・タマミツネ Apex Mizutsune MHRise タマミツネ希少種 焔狐竜 Violet Mizutsune MHR:S イソネミクニ 人魚竜 Somnacanth MHRise イソネミクニ亜種 氷人魚竜 Aurora Somnacanth MHR:S オロミドロ 泥翁竜 Almudron MHRise オロミドロ亜種 溶翁竜 Magma Almudron MHR:S ガジオス - Gajios MHWilds ピラギル - Piragill MHWilds バーラハーラ 沙海竜 Balahara MHWilds ウズ・トゥナ 波衣竜 Uth Duna MHWilds ヒラバミ 風鋏竜 Hirabami MHWilds ジン・ダハド 凍峰竜 Jin Dahaad MHWilds
- 派生作品