MH4(G)に登場する特殊なクエスト。
端的に言うと、「クリアする度にモンスターが強くなってゆく」クエスト群であり、
登場作品における事実上のエンドコンテンツと呼べる存在。
目次
概要
- モンスター、フィールドエリア、採取ポイント・アイテムがランダムで設定されるという、
まさに「自分だけのクエスト」。
クエストはクリアするごとにレベルが上がり、難易度も上がっていくが、
その分貴重な素材や装備を入手できるようになっていく。- また、イャンクックをはじめとする一部のモンスターの中には、ギルドクエストでしか登場しないものもいる。
但し、下位イャンクックと上位キリンとキリン亜種についてはイベントクエストに登場。
続編のMH4Gでは上位のドスランポス、イャンクック亜種、イャンガルルガ、
キリン亜種が旅団クエストに追加されているほか、
上位イャンクック、バサルモスとその亜種、G級イャンクック亜種などがイベントクエストで配信された。
乱入限定ではあるがG級イャンガルルガも確定で登場するクエストもあり、
「ギルドクエスト限定」の傾向は配信クエストによって緩和される流れにあるようだ。- 依然としてギルドクエストあるいは探索限定の大型モンスターは
下位のドスランポス、バサルモス、イャンガルルガ、キリン、
そしてG級のバサルモスである。
特に下位素材はギルドクエストで回収を続けているとほどなく上位個体になってしまうので
素材が必要になるごとにクエストを探しに行く必要が出てくる。
上位でも狙えなくはないが低確率のため運が悪いとさっぱり集まらないことも。
- 依然としてギルドクエストあるいは探索限定の大型モンスターは
- また、イャンクックをはじめとする一部のモンスターの中には、ギルドクエストでしか登場しないものもいる。
- ギルドクエストを受注できるようにするには、まず未知の樹海で探索を行う必要がある。
この探索を通じてクエストを開拓・受注することができるようになっていく。
なお、未知の樹海の探索はソロプレイ専用の要素だが、ギルドクエストはマルチプレイが可能。
- すれちがい通信でのクエストの交換や、集会所で友達にクエストを直接送ることも可能。
なお、いくら送るクエストのレベルを上げていても、
送る際は「そのクエストを取得した時点のもの」までレベルが引き下げられる。
(例えばLv1で取得したクエストをLv10にしてから送ったところで、相手が受け取れるのはLv1のクエストである)- 上記の仕様より、送れるクエストのレベルはレベル58が上限となっている。
それ以上のレベルのものが送られてきたらそれは100%改造(後述)である。
明らかに怪しそうなクエストが来たら登録せずにすぐ削除した方が安全だろう。
- 上記の仕様より、送れるクエストのレベルはレベル58が上限となっている。
- なぜかは不明だが、報酬金額がものすごく安い。クエストに関わらず、計算式はレベル×120。
つまりレベル1はたったの120z。
4人で行った場合、一人当たりの報酬は驚くなかれ30zである。
極端な話、そこで2乙でもすれば一人当たりの報酬は10z…
子供の小遣いですら60zはもらえるのに…。
レベルが上がればそれなりに増えるが、それでも集会所のクエストとしては異常に安い。- あくまでギルドの調査手伝いであり、依頼人からの出資等がないため安いのかもしれない。
だからってこんな報酬では受けるハンターも少ないだろう…
と、言いたい所だが、実際は後述する「真の目的」を狙うハンターでごった返している。
- ちなみに上位クエストの報酬は契約金の9~10倍であるが
ギルドクエストは単体・2頭によらず契約金の6倍となっている。
- 支給品がないため、レベルの低いクエストにボウガンで行くとほぼ100%赤字になる。
クエストのレベルが高くなれば報酬金が上がるが、レベル100でも12000zしかもらえない。
これは強化個体クエストどころか集会所★7のイビルジョー及びラージャン狩猟よりも少なく、
集会所★6の1頭狩猟クエストと同等である。
MH4Gでは最大レベルが140となったが、レベル140も16800zと相変わらず少なく、
これはG★2の亜種モンスター単体狩猟と同等である。
G★2の亜種モンスターが集会所★6に出現するモンスター(グラビモス亜種、ジンオウガ亜種など)と
同じなのは偶然だろうか。
やはり労力に見合っているとは言えず、ボウガンでの黒字分は微々たるものになる。
まあギルドクエストに入り浸る頃には、お金そのものに興味を持たなくなってはいるだろうが…。
- あくまでギルドの調査手伝いであり、依頼人からの出資等がないため安いのかもしれない。
- 続編であるモンスターハンター4Gでも続投。
発表では「クエストレベル上限解放!」と謳われており、
公式サイトではレベル101になったクエストの画像が掲載されていた。
下記の通り4でのレベル100ですら今までのG級最大強化状態の防御力・体力150でも即死が珍しくなかったが、
それより上となるとそれこそ「世紀末クラスの攻撃倍率が飛び出すのではないか」と予想されていた。
4のギルドクエストでは登場しなかった新たなモンスターの出現、さらには未知の樹海に新エリアの追加など、
さらなる過酷な狩猟となる事を期待と不安の目で待ち望んでいたハンターも多かった。- なおMH4で集めたギルドクエストは、MH4Gへの引き継ぎが不可能である。
しかしある意味それ以上に注目されていたのは、
MH4で非常に大きな問題を引き起こした改造ギルドクエスト(後述)への対応であった。
- なおMH4で集めたギルドクエストは、MH4Gへの引き継ぎが不可能である。
MH4G
- 続編である4Gにも勿論続投。
今作から一度の探索で最大5つのギルドクエストが発生するようになった。
- 前作よりもかなりボリュームアップしており、やり込みには最適。
以下に主な変更・追加点を挙げる。- 新モンスターの参戦
- マップに探索同様砂地エリア、紫色の洞窟エリアが追加
- レベル上限が140まで解放
- 発掘装備に新たに英雄・封じられし装備が追加
- 各種鎧玉の他、新たに天鎧玉が基本報酬で入手可能に
- 新たに刻まれたお守りが基本報酬に追加
- 金剛原珠が通常フィールドでも入手可能に
- 下位・上位の境目についてはMH4と同じだが、それに加えてLv86からG級扱いになり、
出現するモンスターの行動や取れる素材がG級準拠になる上、受注条件もG★1許可証が必要になる。
なお、古龍などの一部モンスターはこの時点でG★3許可証が必要になる。- Lv76でも受注条件が変更されるが、HR4からHR7になるだけで上位扱いなのは変わらない。
変わるのはBCの採取で取れる支給品のパターンが先んじてG級探索準拠になる程度で、
ここではまだモンスターはG級特有の行動パターンは身につけない。
- レベル126で再度受注条件が変更され、G級特別許可証が必要になる。
モンスターの強さも相当に上昇する他、封じられた武器/防具、天鎧玉、刻まれたお守りは
このレベルを境目に出土するようになる。
- 当然だが、G級探索で手に入れたギルドクエストは全て86よりも高いレベルが初期値になっており、
必ずG級扱いである。
- Lv76でも受注条件が変更されるが、HR4からHR7になるだけで上位扱いなのは変わらない。
- 新モンスターについては、今の所は前作のモンスターに加え、
イビルジョー、ディアブロス通常種とその亜種、セルレギオス、ダイミョウザザミ亜種、オオナズチが登場。
なお、ダイミョウザザミは亜種のみで通常種は登場しない。
やはりオオナズチも他のドス古龍と同じく、制限時間50分の撃退無しとなっている。
- 新モンスター登場に合わせてモンスターごとの装備グループの区分分けが変更され、
英雄以上の装備が上位までとそれまでと異なるものとなる。
例として、無印MH4における大型古龍&ラージャンのグループでは、
クシャルダオラはイビルジョー&キリン亜種のグループに、ラージャンはイャンガルルガと共に新規デザインとなり、
クシャル以外のドス古龍2匹とシャガルマガラの3匹が同じ枠となっている。
- 前作同様、やはり高レベルのクエストではモンスターが狂竜化する。
勿論クエスト確認でのアイコン表示は一切無い。
全てのモンスターがレベル126で大きく強化され、レベル136以上になると古龍種とゴア・マガラ以外の
全てのモンスターは確定で狂竜化し、一部のモンスターは極限状態になる。
ゴア・マガラについては出現するのが渾沌に呻くゴア・マガラとなり、レベル126以降通常個体は登場しなくなる。- 補足だが、極限個体が一頭以上いるギルドクエストは乱入が発生しないシステムになっている。
なお、極限化しないモンスターのレベル136以上なら勿論乱入が発生する。
その乱入モンスターは、前作においてレベル96以上で特筆すべき強さを持つと恐れられた
ジンオウガ亜種、ティガレックス亜種、ブラキディオス、イャンガルルガの4種に、
さらにイビルジョーを加えた5種の錚々たる面子となっている。
イビルジョーは極限状態であり、他の4種も高確率で狂竜化するため注意が必要。
- 補足だが、極限個体が一頭以上いるギルドクエストは乱入が発生しないシステムになっている。
- また、前作と比較するとステータスの上昇率は若干低下しており、
例えば今作のLv100は前作のLv100よりステータスは低い。- 攻撃力倍率については特に抑えられており、Lv140に至ってなお前作のLv100の数値には届かない。
ドスランポスなら11.0、ラージャンなら6.9までしか上昇しない。
未知の樹海の素材集め難易度がとんでもないことになってしまうので妥当な変更であろう。
攻撃力倍率に関しても、前作の水準(防御力650程度)では即死が多発してしまい、
更に今作では極限状態などの特殊な仕様が登場し、攻撃力以外の面で難易度を引き上げている傾向が強い。
このような環境の変化を想定し、あえて攻撃力は抑えめに調整されているのだと考えられる。
これにより、今作のギルクエでは防御力750程度まで高めておけば体力150から即死することは少ない。
例外は、ティガレックスの大咆哮のような超大技や極端に属性耐性が悪い場合くらいである。- この仕様変更のおかげで、レベル86~レベル110くらいの間においては
実は大老殿のクエストよりもステータス的には弱いモンスターが出てくる。
Lv120を超えてくると概ね同じくらいの強さで126以降から段々強くなるので、
入手したてのクエストはものによっては素材回収用に使えたりもする。
イベントに乏しい最初期の内は、
大老殿にクエストがなかったゴア・マガラや通常のラージャンなどでそれなりに使えた。
- 攻撃力倍率については特に抑えられており、Lv140に至ってなお前作のLv100の数値には届かない。
- 今作では最大レベル(140)のギルクエでも一段階ランクの低い英雄の装備が基本報酬に含まれる。
これはどのモンスターでも共通で、たとえ古龍であろうと封じられし装備以外が出ないなんて事にはならない。
但し、キリン(亜種)以外の古龍と極限状態のモンスターが相手の場合のみ、
最高レベル付近では確定報酬が封じられし装備で固定となる。
ギルドクエストのレベル
- ギルドクエストにはレベルがあり、レベル31以上から上位クエストの扱いになる。
更にレベル76からは(ステータス的に)G級クラスになると言われている。
レベル100ともなると異次元領域に到達し、ドスランポスの場合防御力400・体力150であっても
飛び掛かりの一撃で体力の7~8割が削られるという凄まじいまでの攻撃力となる。- 被弾の危険が大きい剣士でレベル96以上のクエストに赴く際は、防御力550以上を目指して装備を整えよう。
勿論防御力は高いに越したことはなく、防御力600前後を確保できれば即死の心配も小さくなる。
が、それでも怒り時ドスランポスの飛びかかりでさえ体力の半分を奪われるなんてこともあるし、
シャガルマガラの狂竜鱗粉爆破など強大なモンスターの大技は防御力650でも即死する場合があるので、
事故防止のためにネコのド根性を発動していくのは非常に有用である。
剣士でこれなのだから、ガンナーなら被弾ゼロが前提ぐらいの意気込みが必要。
もちろん小技で即死しない程度の防御力は確保しておく必要はあるが、
かなりの速度で飛んでくる大技に関しては言わずもがな回避必須なので、通常個体で修練を積んでおくとよい。- 例として、ナルガ倍化や大剣テンプレなどといった人気のテンプレ装備ならば
最大まで強化すると防御力560~570台になり(胴系統倍化装備の種類によって多少差が出てくる)、
これに加えて守りの護符や爪の所持、食事効果の防御力UPで取り敢えず防御力600には到達できる。
ただしそれでも前述したように一部の攻撃は即死が免れないため、
「絶対に喰らってはいけない攻撃」というものを把握しておくことも重要である。
- 例として、ナルガ倍化や大剣テンプレなどといった人気のテンプレ装備ならば
- また、レベル81の前後ではベースキャンプで採取できるアイテムも変化する。
レベル80までではどのポイントでも応急薬・応急薬グレート・携帯食料がランダムに採取できたのに対し、
レベル81以上になると、スタート地点の背後のポイントからは支給専用の閃光玉・音爆弾・大タル爆弾が、
それ以外の場所からは応急薬グレート・支給専用秘薬・携帯食料のみが採取できるようになる。- ただし音爆弾はイャンクック(亜種)以外に効かないので、実質はずれである。
音爆弾自体は閃光玉より入手が面倒でこそあるが、
今日もベースキャンプに音爆弾の音が響く……
ガサゴソ…テケテケン…スッ…フッ…キイィィィィィィィン!!
- ただし音爆弾はイャンクック(亜種)以外に効かないので、実質はずれである。
- 余談だが、レベル100での攻撃力倍率はドスランポスが最も高く、実に14を記録する。
さらに通常のクエストと同様、個体差によって上下することもあるらしい。
前作3Gで話題となった超強化クエストの面々でも、攻撃力倍率は11に届かないと言われているのだから、
この攻撃力倍率14という数値が如何にとんでもないものかお分かりいただけるのではないだろうか。
なおレベル100で最も攻撃力倍率が低いのは意外にもラージャンだが、
それでも7.9と前作3GのG級の水準を上回る数値であり、各技の攻撃値の高さもあって油断はできない。*1
- 被弾の危険が大きい剣士でレベル96以上のクエストに赴く際は、防御力550以上を目指して装備を整えよう。
- Lvが一定以上になると、モーションは据え置きのまま一部の行動や能力が強化される。
予備動作なしで拘束跳びかかりにつなげてくるドスランポスや、
転がり攻撃を二連続で行うバサルモスなどはまだ可愛い方であり、
常に龍風圧を纏っているクシャルダオラや、
大咆哮を二連続でぶっぱなし、その後の隙モーションを行わなくなるティガレックス亜種
(何故単発の大咆哮の方が隙モーションがあるんだとか思わない)、
粉塵爆発により尻餅を着かせてから回避不可能かつ根性潰しの即死技を繰り出すテオ・テスカトルなどは、
通常の個体に慣れたハンター達を阿鼻叫喚に陥れた。
- 当然ながらレベル上昇により体力も向上する。
レベル100で最大体力が最も低いのはキリンとキリン亜種で、逆に最も高いのはジンオウガである*2。
そしてドスランポスがクシャルダオラより高かったり、イャンクックがシャガルマガラより高かったりなど、
基準体力の上下関係と実際の体力とがまるで一致しないようである。
- 体力や攻撃力、全体防御率などの他にも、
- 部位耐久値(よろめき倍率)の増加
- 状態異常耐性の上昇値の増加
- 気絶、乗りの初期耐性及び耐性上昇値の増加
- 初期スタミナ及びスタミナ回復値の増加
レベル100の場合、部位耐久値や状態異常耐性の上昇値はどのモンスターも2倍以上になり、
怯ませたり状態異常にしたりするのが通常よりも難しくなる。- 例.通常のクシャルダオラの麻痺に対する耐性は初期値200、耐性上昇値125だが、
レベル100では耐性上昇値が2.4倍されて300になる。
頭部の部位耐久値も、通常は260のところ、レベル100になると2.2倍の572になる、など。
勿論、麻痺以外の耐性上昇値や頭部以外の部位耐久値なども万遍なく強化される。
- なお攻撃力の異常な上昇っぷりと比較すると、体力の上昇幅はかなりおとなしめであり、
全体防御率もレベル100でも0.8~0.75と然程高くはならない。
無論、その熾烈な攻撃をしっかりと対処し、チャンスになればしっかり攻撃を当てることが出来る
プレイヤースキルがなければ体力値云々以前にまず3オチでクエスト失敗だが。
- レベル76以上ではサイズにも変化が現れ、未知の樹海専用のモンスターとティガレックス亜種のみ、
最小~最大金冠まで幅広いサイズの個体が出現する。
ただし出現確率は最小金冠3%、最大金冠5%、銀冠85%と非常に偏っている。
上記以外のモンスターに至っては銀冠以上の個体しか出現しなくなる(最大金冠は同じく5%)。
- 高レベルのギルドクエストになると狂竜化するモンスターが出てくる事がある。
クエストの関係上「生態未確定」のアイコンが表示されないため、
通常クエストの様に途中で発症するか、発見時点で既に狂竜化しているか、もしくは狂竜化個体ではないかは
実際に対峙しなければ判断できない。
狂竜化する確率はギルドクエストのレベルごとに設定されており、
Lv40、及びLv50以降のギルドクエストにおいて、狂竜化する可能性がある。
また、10の倍数のレベルの時は狂竜化する確率が高く、Lv100に至っては確定である。- さらにはLv76以降では狩猟環境も不安定となり、他の大型モンスターの乱入も発生する。
フィールドである樹海はエリア数が少なく、全て一本道で繋がっているため、
ターゲットのモンスターと乱入モンスターが頻繁に合流するという非常に鬱陶しい事態に。
乱入するモンスターはレベル帯ごとに決まっており、それほど種類は多くない。
幸いにしてこやし玉が完全に効かないラージャンは
どのレベル帯においても絶対に乱入してくることはない。
が、そうでなくともレベル100付近ともなれば乱入モンスターの面子も相応に凄い事になり、
イャンガルルガ・ブラキディオス・ジンオウガ亜種・ティガレックス亜種という悪夢のラインナップとなる。
さらに当然の如く狂竜化するので、乱入された場合は文字通りカオスなことになってしまう。
- さらにはLv76以降では狩猟環境も不安定となり、他の大型モンスターの乱入も発生する。
- 高レベルギルドクエストの狂竜化モンスターはその凄まじい強さから、
MH4に登場するモンスターの中でも最強の実力者として認識されている。
特に危険度5の狂竜化した大型モンスターはかなりの強豪揃いで、
上級者にとっては腕試しの意味合いを込めて人気が高い。
これらのモンスターを打ち倒した時、あなたはMH4の最高峰に立ったと言っていいだろう。- ジンオウガ
- 高レベルギルドクエストでのステータス強化が全モンスターでも屈指の高さであり、
特に体力値は古龍種さえも抜き去って最高クラスにまで跳ね上がる。
攻撃面も今作で追加された凶悪過ぎるコンボ攻撃により、
苛烈なまでの連続攻撃でハンターを追い詰めるため終始油断が出来ない。
通常時こそ戦いやすいが、超帯電状態になるとお手前足攻撃のパターンが増え、
3連続or二発目がチャージ攻撃かの二択となる。
どちらを使うかの確率は五分五分であり、
一発目の予備動作は同じなので迅速に見分けるしかない。
亜種は2連続のものしか使ってこないが、通常種が霞むほどのコンボが追加されている上に、
通常種に負けず劣らずの超タフネスを誇る。
通常種・亜種のどちらも攻撃力に優れ、チャージお手やサマーソルトは剣士でも即死が十分有り得る程。
特に怒り時限定のダイビングボディプレスの破壊力は驚異的で、亜種の使用するものに至っては、
クシャルダオラの氷雪の大竜巻、テオ・テスカトルのスーパーノヴァに次ぎ、
計算上はLv100の中でも3番目に大きいダメージを叩き出す(要は基本的に即死ということである)。
雷属性・龍属性の属性やられも十分脅威であり、属性耐性にも気を配る必要がある。
亜種は報酬の質が最高ランクに設定されているため、上級者からは人気が高い。
- ティガレックス
- 攻撃力と体力こそ高いものの蔦ハメの流行で卸しやすい、と思われがちだが、
平坦なエリアでは一転。
通常時、怒り時関係なく正確にハンターを追尾するドリフト突進が猛威を振るう。
特にソロで挑んだ場合、出だしの突進に被弾すると、
ほぼ確定でそのまま折り返してきた突進に再び轢かれる。
突進自体の攻撃値とギルドクエストの補正も相まって運が悪ければこの二回でBC送りがほぼ確定する。
狩猟の際には常に突進を意識して立ち回っていきたい。
とは言え肉質も柔らかく、体高が低いために部位も狙いやすく、
加えて上記のドリフト突進を行うと高確率で威嚇に入るため付け入る隙は多い。
ここは良モンスターの面目躍如といったところか。
亜種は通常種に輪をかけて凶悪になっており、
とにかく大咆哮の強化が凄まじく、2連続で使用可能、終了後の隙モーションが削除、
挙句に属性耐性での減算が効かないにもかかわらず防御力600台(4Gでは700代)でも即死と脅威。
- ブラキディオス
- ヤバい相手その1。
MH3Gでは回避が簡単だった単発の殴りつけ攻撃のホーミング性能が跳ね上がり、
回り込みからの頭突き攻撃というコンボが追加されたことにより、
以前にも増してアグレッシブに、かつ隙が少なくなった。
よって迂闊に踏み込んだが最後、粘菌まみれにされて秒殺される。
狂竜化するとさらにヤバいことになり、反撃のタイミングを掴みづらい不安定なスピードと、
設置された起爆時間ランダムの粘菌のコンボが猛威を振るう。
攻撃力が極まっているにもかかわらず、爆破やられにより根性を無効化されるのも脅威。
尻尾回転を一回で〆るなど隙も更に少なくなり、肉質の軟化が全くフォローになっていない。
閃光玉で目くらまし状態にすると、疲労状態が解除されないという性質があるので、
疲労状態を逃さず攻め込んでいきたいところである。
- イャンガルルガ
- ヤバい相手その2。
過去作からあらゆる要素において大幅な強化を受けており、
同じ手が通じると舐めてかかると確実に地獄を見る。
通常の怒り状態でも出の速いノーモーション攻撃の数々が猛威を振るうが、
本当に恐ろしいのは狂竜化個体。
なんと、移動速度が最大1.4倍、低下は無しとまさかの超絶ターボ化。
これにより攻撃後の隙まで短くなり、
反撃を叩き込もうとしたら再度ノーモーションの攻撃がお出迎え、という事態が頻発する。
しかもただノーモーションというだけならまだしも、
嘴叩き付けなど、単純に性能が狂っている技をターボに乗せて放ってくるのである。
一撃必殺技やコンボこそ無いものの、
矢継ぎ早に繰り出される超命中攻撃の数々は下手な一撃必殺より遥かに脅威であり、
もはやプロハンでも悲鳴を上げるほどの強さ。どうしてこうなった。
- 尚、狂竜化したイャンガルルガとブラキディオスは、
公式ガイドブックでも「手の付けられない強さ」と表記されているほどの化け物である。
- 上記のうちティガレックスとイャンガルルガはツタのあるエリアに出現する。
ツタやられを利用すればかなり優位に戦えるので、何が何でも倒したいという場合は
ギルドクエストを厳選してツタのあるマップ構成のものを狙うといい。
だが、「自分はレベル100狂竜化モンスターを倒せる実力がある」と胸を張って言いたいなら、
ツタやられを一切使用せず狩猟すべきであると言えるかも知れない。- なおジンオウガとブラキディオスは未知の樹海ではツタのあるエリアには決して現れないため、
ツタやられによる難易度低下は不可能。
- なおジンオウガとブラキディオスは未知の樹海ではツタのあるエリアには決して現れないため、
- 一方で古龍およびラージャン(MH4時点)にはこの狂竜化は起こらないため、
変則的な強化を施される狂竜化モンスターらと較べると幾分か御しやすい相手となっており、
また得られる報酬も抜群に良いことから、これらのモンスターが登場するクエストは
発掘装備を求めるハンターにとってはある意味で一種の救済クエストになっているといえる。
世界観上は強大なモンスターがゲーム内ではむしろカモと化してしまうのは、最早伝統なのかも知れない。
入手傾向
- ギルドクエストでは、モンスターの危険度やクエストのレベルにより入手できるアイテムが変化する。
さらにその中には、高危険度モンスターの高レベルクエストでなければ入手できないものも含まれている。
- お守りにはギルドクエストでしか入手できない「歪んだお守り」が存在する。
MH3Gでの風化したお守りに相当するアイテムで、鑑定することで未知の護石・神秘の護石へと変化する。
匠や属性解放、複合スキルのSPはこれらのお守りにしか付加していない上、
回避性能、攻撃力UP、見切りなど一部のスキルに最上位スキルが追加された為か、
これらのお守りでは回避性能+9、攻撃+14など驚異的なSPに加え、スロットを持つものが確認されている。- ただ、もちろんこれ程のお守りがタダで入手できるはずも無く、
性能相応の実力を持つモンスターを狩猟する必要がある。
入手には危険度★6のモンスターではギルドクエストレベル76以上、
危険度★5はレベル81以上が必要であり、且つ基本報酬でしか入手できない。- 幸いなことに、歪んだお守りを一つでも持っていればマカ錬金屋で増やすことが出来る。
クエスト報酬でもマカ錬金でも良いお守りが出る確率は同じであり、
また錬金結果を固定する方法も見つかり始めていることから、炭鉱夫ならぬ錬金術師が増えている。
- 幸いなことに、歪んだお守りを一つでも持っていればマカ錬金屋で増やすことが出来る。
- ただ、もちろんこれ程のお守りがタダで入手できるはずも無く、
- 防具を最大強化するために必要な「真鎧玉」を入手する際も、
歪んだお守りと同じく危険度の高いモンスター、高レベルのクエストに出向く必要がある。- 上記の通り入手できる可能性のあるレベル81以上のギルドクエストでは、
重鎧玉での最大強化を施した防具では即死級のダメージを受ける場合があり、
真鎧玉を入手するために真鎧玉が欲しいという状況に陥ることも。
回避の腕を磨くか、あるいは信頼できる狩友とPTを組んで攻略に臨むべし。
- 上記の通り入手できる可能性のあるレベル81以上のギルドクエストでは、
- 装飾品の作成に必要な原珠の一つ「金剛原珠」もギルドクエストでのみ入手できる。
レベル81以上での採掘で入手できるが、こちらはお守りとは逆で基本報酬では一切出ない。
金剛原珠を使って作成できる装飾品には闘魂、属性解放、不動など有用なスキルも多く含まれているため、
このレベル帯では是非とも採掘しておきたい。
幸いなことにモンスターの危険度は関係ないので、自分の戦いやすいクエストで発掘装備のついでに集めておこう。
- 装備に関しても、最高性能を持つ可能性のある「栄光の装備」の入手率は
高いクエストレベル・危険度のモンスターほど出やすい仕様である。
レベル91以上でクリア報酬に「歴戦の~」が出なくなるモンスターは
ジンオウガ亜種、ブラキディオス、キリン亜種および危険度6のモンスターとなっている。
詳細は個別ページを参照。
ギルドクエストに登場するモンスターと初期レベルの一覧
- 以下、本作のギルドクエストに登場するモンスター。
下記の18種類以外のモンスターが登場するギルドクエストは改造確定なので注意。
なお、この表は後述するカプコンの「不正改造データに対する発表」に際して公開された
「ギルドクエストに登場するモンスターと初期レベルの一覧」に基づくものである。- 斜字は未知の樹海でしか戦えないモンスター*3。
モンスター名 初期レベル モンスター名 初期レベル ドスランポス Lv1~Lv21(下位)
Lv31~Lv41(上位)ティガレックス亜種 Lv36~Lv53 イャンクック Lv1~Lv18(下位)
Lv31~Lv51(上位)ブラキディオス Lv36~Lv51 イャンクック亜種 Lv31~Lv51 ゴア・マガラ Lv41~Lv58 バサルモス Lv1~Lv18(下位)
Lv31~Lv53(上位)キリン Lv1~Lv16(下位)
Lv36~Lv51(上位)バサルモス亜種 Lv31~Lv51 キリン亜種 Lv41~Lv56 イャンガルルガ Lv1~Lv18(下位)
Lv36~Lv53(上位)ラージャン Lv41~Lv53 ジンオウガ Lv31~Lv46 クシャルダオラ Lv51~Lv54 ジンオウガ亜種 Lv36~Lv53 テオ・テスカトル Lv51~Lv58 ティガレックス Lv31~Lv43 シャガルマガラ Lv51~Lv58 - 公式ガイドブックによれば、
2頭クエの場合の初期レベルはそれぞれのレベルを足して2で割った値(端数切捨て)のようである。
また、ゴア・マガラ、シャガルマガラ、クシャルダオラ、テオ・テスカトルは2頭クエストにはならない。
- 斜字は未知の樹海でしか戦えないモンスター*3。
- 注目したいのは、上に挙げた4種以外のモンスターは全て2頭クエストになる可能性があるという点。
つまり、通常種2頭や亜種2頭クエスト、通常種と亜種が共演する同種2頭クエストはもちろんのこと、
イャンクック&イャンガルルガ、ラージャン&キリンといった夢のタッグクエストから、
イャンガルルガ&ブラキディオスの狂竜化最強コンビクエストまで、
上記の表にあるモンスターほぼ全ての2頭クエストを自由に創り出すことが出来るのである。
自信作が出来たら、是非すれ違い通信などで配布してあげよう。…できれば下さい。- 大抵の場合高レベルギルドクエストに挑むハンターの目的は主に発掘装備であるので、
右ラーや古龍種のクエストなどのように、(ギルドクエストの中では)比較的低難易度であるのに加えて
何より報酬の質と量が優れているクエストが好まれる傾向にあり、
逆に難易度やそれに伴う効率の割に報酬が微妙な2頭クエストはネタクエなどと呼ばれることも。
代表的なのは上記のイャンガルルガ&ブラキディオスの他、イャンガルルガ2頭やブラキディオス2頭など。
2頭クエストである以上、一応報酬の量は多めだが、難易度と釣り合っているとは少し言い難い。
またブラキディオスが含まれていれば報酬の質に関しては最高になるのでまだマシではあるが、
イャンガルルガ2頭はレベルが極まっても報酬に歴戦の武具が紛れ込んでしまう。
しかしそんなネタクエに嬉々として挑む物好きなハンターもまた多く、人気自体は高いようである。
- 大抵の場合高レベルギルドクエストに挑むハンターの目的は主に発掘装備であるので、
- MH4Gでは上記の18種はそのままに、
ダイミョウザザミ亜種、ディアブロス、ディアブロス亜種、セルレギオス、イビルジョー、オオナズチの6種類が追加された。
また、初期レベルは86~110、116~120のものが確認されている。
改造ギルドクエスト
- MH4発売から間も無い頃、改造によって作り出された本来ならばあり得ないギルドクエストを
オンラインで貼ったり、すれちがい通信で送信したりする者が急増、大きな問題に発展した。
後述の更新データ(パッチ)配信以降はある程度沈静化したものの、
これを掻い潜って配布されている改造ギルドクエストも存在していた模様。
- 以下、過去に問題視されていた改造ギルドクエストの一例。
詳しいことは黒wikiなどを参照されたし。- ギルドクエストに登場しないモンスターが狩猟対象
- ギルドクエストに登場するモンスターは上記の表に書かれた18種のみ。
上記モンスター以外のギルドクエストは改造と断定して良い。
小型モンスターのギルドクエストも確認されたが、勿論本来は狩猟対象にならない。酷い時には未知の樹海に居ていい筈がない超大型モンスターが居る事例もある
- ギルドクエストに登場するモンスターは上記の表に書かれた18種のみ。
- 初期レベル(受け取った時点でのレベル)が59以上若しくは下限未満のクエスト
- モンスターごとに初期レベルの上限と下限が設定されており(上表参照)、
上限がレベル58未満の場合もある。 - また、更新データ配信以前はこれが原因で自力でLv100まで上げたギルドクエストを
一方的にチートと誤解され、オンラインプレイから弾かれてしまうという新たな問題が発生した。
- モンスターごとに初期レベルの上限と下限が設定されており(上表参照)、
- ベースキャンプにモンスターがいる
- 凄くモンスターが弱い・または一切攻撃してこない
- お宝エリアが複数ある
- モンスターがエリアチェンジしない*4
- 探索のゴールエリアがある
- 狂竜化するモンスターにおいて、クエストがレベル40未満でもモンスターが狂竜化する、
若しくはレベル100でもモンスターが狂竜化しない*5 - 緊急回避を行うと浮くというPVP専用の改造ギルクエも存在する。
- ギルドクエストに登場しないモンスターが狩猟対象
- これらの改造ギルドクエストは悪魔アイルー同様基本的にバグの塊であるため、
受け取ったり受注したりしてしまうと、ゲームデータに不具合が起こる可能性もあるとされる。
なお、巷ではセーブデータが破損したなどと言った噂が実しやかに囁かれているが
(実際本wikiにもそのような報告が載せられていた)、
そういった不具合については再現・検証を行った実績があるわけでも、
確たる証拠があるわけでもないため、解析を行っている層によれば都市伝説に過ぎないそうである。
特にSDカードデータの破損は3DS全体の問題で、バッファオーバーラン攻撃等が考えられるため、
3DSの本体更新(つまりカプコンではなく任天堂から)による対策が取られるべきであるが、
そのようなアップデートは行われていない。
- とはいえ無論、改造クエストが危険で迷惑な代物であることには変わりはない。
明らかにおかしいギルドクエストは絶対に受け取らず、
受け取ってもすぐさま削除し、受信拒否設定にするように。- ただ、そうは言っても、実際にクエストが開始するまで判断がつかない場合もあり、
オンラインでこれらの改造クエストに巻き込まれてしまうこともあった。
このような場合はセーブせず、接続を切るのが望ましい。 - ネット上の質問板でも、「こういうクエストを受け取ったのですが、これは改造ですか?」
といった質問をよく見かけるようになった。
- ただ、そうは言っても、実際にクエストが開始するまで判断がつかない場合もあり、
- MH4に限らず現代でも言えることだが、改造したデータでオンラインを利用するというのは、
マナー以前に犯罪なので、絶対に許されることではない。*6
単に数値を弄っただけのお遊びで済むならいざ知らず、
データの不具合などを招く可能性もある改造の産物も一緒に撒き散らしていることを
拡散させている人はもう少し自覚するべきである。- 改造クエストは現在の所、悪魔ネコの使用者の様な、実力も無ければ努力もしない人や、
効率しか見えなくなったせいでゲーム性の破壊にすら何も感じない人の甘えの産物でしか無いが、
改造クエストが他人のデータを破壊出来る可能性を持つ以上、
正規のクエストと全く見分けが付かない改造クエストを作り、
破壊目的でばら撒くということが起こってもおかしくは無いだろう。
- 改造クエストは現在の所、悪魔ネコの使用者の様な、実力も無ければ努力もしない人や、
- 後述する更新データの配信以降、あからさまに怪しいクエストが出回ることはなくなったが、
最近になって、「モンスターがエリア移動しないギルドクエストは改造である可能性が高い」
と言われるようになった。
モンスターごとに移動し得るマップとそうでないマップが決められており、
狩猟対象となっているモンスターが移動できないマップがクエストに含まれる事も普通にあるので、
「移動できるマップが他にないから」という理由で全くエリア移動しないケースは一見普通に見えるのだが、
電撃の攻略本にて、探索では出現するモンスターは移動可能なエリアが最低2エリアあり、
2頭クエストでは合流するエリアが最低1つあると書かれている。
この本ではギルドクエストの仕組みには言及していないが、おそらく探索と同じ仕組みだと予想される。
そのため、上記のようなモンスターがエリア移動しないギルドクエストは
改造である可能性が高いと考えられているわけである。
ただし、乱入モンスターに関してはその限りではない。
MH4Gではターゲットの2頭が合流するエリアがないケースが正規でもありえる。
砂漠系のエリアにしか現れないディアブロスと、砂漠に移動できないモンスターの組み合わせならば必然的に合流は発生しない。
他にもBCクエストの派生型ともいえる「ゴルテオ」と呼ばれるものも現れた。
このクエストではBCを出ると探索のゴールマップになり(この時点で明らかにおかしいが…)
そこにテオ・テスカトルがいるというもの。
このテオはBCクエとは違い攻撃してくるものの、入り口付近に近づけないため、
ガンナーの遠距離攻撃で倒すことが可能。
4Gでもゴルディア(ディアブロス+ディアブロス亜種)やゴルジョー(イビルジョー2頭)が現れている。
MH4Gになってもゴルクエに対しての対策が施されていないことに不満を漏らすプレイヤーが多い。
- 現在でも判別困難な改造ギルドクエストが確認されており
作成者=持ち主のギルドクエスト(探索で入手した可能性が高い)以外受け取らない。
というプレイヤーもいるようだ。
対策
- カプコンも事態を把握しており、
2013年10月8日に、改竄されたデータに関する注意喚起を公開。
不正な改竄データを使用しないよう呼びかけるとともに、
今後各種イベントにおいて、参加者の中に改竄データを所持している者がいた場合、
(そのイベントを含む)今後一切のイベントへの参加を禁止するとしている。
しかし改造に対する根本的な解決にはなっておらず、プレイヤーからは更なる対策が求められていた。
- 2013年10月17日、公式が改造ギルドクエストの見分け方を発表した。
もし怪しいクエストを受信したら、ここで確認すると良いだろう。
- 2013年11月13日に更新データの配信が開始された。
このデータをダウンロードしていると- オンライン・オフラインを問わず、ベースキャンプに現れるモンスターには
こちらの攻撃が当たらない(モンスター側の攻撃は当たる) - すれちがい通信で受け取った改造ギルドクエストは自動的に削除される
また、更新データが配信されたということは、通信の際にはソフト側のバージョンチェックが必要ということになる。
そのため、更新データが適用されていない場合「遠くの人と遊ぶ(インターネット通信)」はプレイできない。
これまでカプコン側は注意喚起しか出来ず*7、不正行為を封じる手立てが何もない状態が長らく続き、
自分の身は自分で守るしか手がないのが実情であったが、
ようやくある程度の秩序が保たれることになりそうだと安堵する声は多い。- ただし、一部の改造クエストや改造装備への対策はまだ打ち立てられていないようである。
今回の更新で改造が根絶されたというわけではないので、引き続き注意するに越したことはないだろう。 - また、今まで改造に頼ってきたために実力がまるで身に付いていない地雷ハンターが大量に流入し、
正規のクエストで寄生行為を働くようになるといった新たな問題が浮上している。
オンラインでは未だに、対策が追いついていない種類の改造クエストを貼り続ける者や、
「改造クエストください」などと話しかけてくるプレイヤーも存在する。
- オンライン・オフラインを問わず、ベースキャンプに現れるモンスターには
- 悪魔アイルーが大量流出したMHP2Gの前例や、改造コードが氾濫しているネット上、
自作の改造クエストが掃いて捨てるほどアップされている動画サイト等を見ればわかるとおり、
基本的に如何なるゲームであろうと、改造の魔の手が及ぶことを防ぐのは極めて困難である。
が、オンラインで改造産のデータがプレイヤーたちの顰蹙を買う結果となったのも事実であり、
「せめてオンラインくらいは何とかならなかったのか」という声も多い。
MH4Gでのカプコンの対応並びに対策に期待したいところである。- 但し、この事態の原因となったセーブデータ改変ツールはMH4発売にかなり近い時期に出ており、
それまでは改造などとはほぼ完全に無縁であったニンテンドー3DSで、
しかも開発もギリギリ佳境の時期で対処する時間が足りなかった可能性がある。
また、一部では「カプコンや任天堂に一番の責任がある」と叫ぶ人がいるが、
何ら対応を取らなかったならともかく、上記の通りソフトの更新によってある程度事態は沈静化を見ている。
何より改造するプレイヤーが一番悪いのであり、
悪用されることが容易く想像できるであろう、
改造ツールを安直に流通させる業者にも責任はあるのである。 - 業者側も悪用される可能性は認知しているらしく、説明書には
「ツールを用いて作成したデータをオンライン上で利用してはならない」
としっかり注意書きがされている。
道具の性質上、売る側の呼びかけにも限界があることと、
個人の範囲でのツール使用は法律上は一応問題もないことから、
最終的に行き着く結論は「使用者のモラル次第」ということなのだろう。- しかし、実情はモラルの無い人間の手に渡ったらそれまでであり、
その結果今回のように改造が原因で迷惑を被ったユーザーが多数生じてしまったのも事実である。
無論、一般のプレイヤーには改造行為自体が縁遠い存在であるとはいえ、
こうして騒ぎが広まってしまった以上は一般ユーザーと無関係というわけには行かなくなるだろう。 - 勿論、良識のあるツール使用者も「表に出てこないだけで」少なからず存在する。
そういう人達は他プレイヤーに実害の無いオフラインで楽しんでおり、
オンラインに改造データを持ち込むなどといった悪業は絶対に行わない。
オンライン等でプレイする際には当然改造されていない普通のデータを使うので、
改造ツールの所持者かどうかは全然見分けが付かないのである。
というよりむしろこちらが改造ツールの本来の楽しみ方であり*8、
これができないユーザーのために今回のような改造騒動が広まってしまったのである。
- しかし、実情はモラルの無い人間の手に渡ったらそれまでであり、
- 但し、この事態の原因となったセーブデータ改変ツールはMH4発売にかなり近い時期に出ており、
- 2014年11月26日に更新データVer.1.2を配布。
内容は以前と同じで改造対策+更新するまでオンライン不可となっている。
- 現在は3DSのeショップは閉鎖、オンラインプレイも終了が告知されているが、
これ以降も更新データのダウンロードは可能。
とはいえ、将来的にはダウンロードできなくなる可能性が高いため、早めにダウンロードしておくと良いだろう。
余談
- このシステムが公式に発表されたのは2013年8月27日の完成発表会においてであるが、
実はMH4ダウンロード版のDLカードに「ギルドクエストの通信」という文言が書かれており、
この段階でギルドクエストの存在がファンに出回ってしまうことになった。
とは言っても、発掘装備などの細かい仕様は発表まで不明だったのだが。
- 完成発表会後に「発掘装備」の存在が明かされた際、ファンの間では「発掘」とつくことから
「装備もお守りのように採掘しなければならなくなるのか?」とちょっとした騒ぎになった。
…そしてそれは、非常に残念ながら現実となってしまった。
ただ、報酬でも出るには出る、というか最終的には報酬で出る発掘装備を目当てに
ギルドクエストに挑むことになるので、その辺りは若干仕様が異なっている。- とはいえ、発掘装備が本領を発揮するのは、集会所のラスボスも倒し一通りやることはやり終えた後となる。
最後の最後のやり込み要素に当たるため、今までの採掘装備とはまた違った位置づけと言えよう。
- とはいえ、発掘装備が本領を発揮するのは、集会所のラスボスも倒し一通りやることはやり終えた後となる。
- MH4のそれとは完全に別物だが、MHFの黎明期には全く同じ名前のクエスト区分が存在していた。
初期の恐るべき古龍モンスターなどはここに登場した。- 分類としては期間限定クエストの一種であり、必ずしも高難度に限らない。
程なくして古龍クエスト及びフロンティアクエストに統合された。
- 分類としては期間限定クエストの一種であり、必ずしも高難度に限らない。
関連項目
フィールド/未知の樹海
フィールド/お宝エリア
ゲーム用語/すれちがい通信
システム/発掘装備
システム/探索
モンハン用語/蔦ラン - ギルドクエストで発見された画期的な狩猟法
モンハン用語/右ラー - 良い装備を求むハンターのクエスト条件
システム/傀異調査クエスト - 後発作品で登場した類似システム。クエスト毎のレベル制が踏襲されており、最大レベルは300。
システム/極限征伐戦 - MHFに登場するコンテンツ。かつてはギルドクエストのように、クリアする度に難易度が上昇していくシステムであった。