テラスタルシールド

Last-modified: 2024-04-22 (月) 23:41:34

テラスタルシールド

★4 以上のレイドボスは『◯◯◯◯◯の 周りに エネルギーが 集まりはじめた!』というメッセージと共にシールドを展開する。
「シールド」「バリア」と表現されることも多いが、これらは「テラスタルシールド」と同義である。

  • シールドを展開する瞬間に、火傷や麻痺などの現在かかっている状態異常を回復する。
  • シールド状態は HP バーに表示されている一定の体力を減らすことで解除できる。
  • シールド状態が解除されると『◯◯◯◯◯は 猛攻に 耐えきれず 体勢を 崩した!』というメッセージが表示され次のターンは行動しなくなる。
    • 解除されたターンの反撃と特殊行動は例外
  • シールド状態の時、相手ポケモンは受ける攻撃技のダメージを減少させる。
    • 通常の攻撃技だけでなく「ちきゅうなげ」のようなダメージ固定技によるダメージも同様に減少させる。
    • 減少後に与えられるダメージ量は、テラスタルの使用の有無、レイドの種類、レイドの難易度(★の数)によって変化する。

シールドへの対処はテラレイドで最も重要な要素なので、シールドに関するしっかりとした知識をもってテラレイドに挑んで欲しい。

テラスタルシールドへのダメージ倍率

状態テラスタイプと技のタイプ通常イベントレイド
★5★7最強のピカチュウ
テラスタルしていない不問20%20%20%1%
テラスタルしている不一致35%40%30%70%
テラスタルしている一致75%80%70%120%

タイプ相性が等倍のテラスタル不一致技は本来の35%のダメージ
タイプ相性が半減のテラスタル一致技は75%÷2で本来の37%のダメージ
テラスタル一致技は半減でもテラスタル不一致技よりもダメージが出る。

テラスタイプ:ステラに関しては全ての技が『テラスタルしている&不一致』の扱いになる。
「テラバースト」「テラクラスター」のみ例外で『テラスタルしている&一致』の倍率で攻撃する。

テラス一致.jpg

テラスタルチャージの注意点

テラスタルをするには3回攻撃をしてテラスタルをチャージする必要がある。
ここでの『攻撃をして』とは『ダメージを1以上与えること』である。
ポケモンのダメージ計算はどんなに火力が低くても最低ダメージは1になる仕様があるので攻撃してダメージが0になることはありえない。

しかし、テラスタルシールドを展開している状態ではダメージが0になることもありうる。
シールドへのダメージ倍率はダメージを1以上にする計算の後にかけられるので最終ダメージが4以下の場合は4×0.2=0.8となり切り捨てでダメージが0になる

「めいそう」持ち最強のミュウツー★6サーナイト、「ドわすれ」持ちの最強のフシギバナ、「てっぺき」持ちの最強のカメックス、特殊なバリア倍率を持つ最強のピカチュウなどでこの状況が起こり得る。

シールドに変化技は御法度

テラレイドで多く見られるミスとしてテラスタルシールド状態に対して変化技を使ってしまうことが挙げられる。
『テラスタルして ◯◯◯◯◯の 動きを 止めよう!』のメッセージからは察することは出来ないがテラスタルシールド状態の相手に対する変化技は全て無効化されてしまう仕様がある。

シールド状態の相手に「いやなおと」がまったく当たらなかった経験はないだろうか。
これは運が悪くて技が外れているわけではなくシールド状態の隠れた仕様によって変化技が無効化されているためだ。
ランクバトルで対戦を行う人はサーフゴーの特性「おうごんのからだ」に苦しめられた経験があるのではないだろうか。
シールド状態は「おうごんのからだ」と同じく『変化技を受けない』状態になっている。

メッセージを確認すると技が外れたか無効化されたかを判断することができる。
技が外れた時は「◯◯◯◯には 当たらなかった!」と表示され、シールドによって無効化された時は「しかし うまく 決まらなかった!!」と表示される。

シールドにより変化技を無効化しているのでいわゆるサポーターと称されるポケモンの技選択はよく考えなければいけない。
例えば、サポーターのブラッキーの技構成が「あまえる」「うそなき」「いやなおと」「ちょうはつ」だった場合はシールド状態の相手にできることが何もない。味方をサポートする側ではなく逆に味方にサポートされるだけの置物になってしまう。

変化技じゃなければデバフは有効

シールド状態に変化技は無効なためサポートができないと思うかもしれないが変化技以外の方法でサポートを行うことはできる。

  • 特性による効果は無効化されない
    • 「いかく」による攻撃ダウン
    • 「ミラーアーマー」で跳ね返した能力ダウン効果
    • 「マジックミラー」で跳ね返した相手の変化技
  • 追加効果のある攻撃技
    • あくまで攻撃技なので能力ダウンなどの追加効果が無効化されることはない

攻撃技の追加効果は確率で発生するものが多いが、低威力で追加効果が100%発生する技もある。
これらはシールド状態の相手の能力を下げることができるので攻守共に有効な技である。

  • 100%の確率で攻撃を下げる攻撃技
    • 「ひやみず」
    • 「とびかかる」
    • 「ワイドブレイカー」
    • 「トロピカルキック」
    • 「うらみつらみ」
  • 100%の確率で特攻を下げる攻撃技
    • 「バークアウト」
    • 「むしのていこう」
    • 「マジカルフレイム」
    • 「はいよるいちげき」
    • 「ソウルクラッシュ」
  • 100%の確率で防御を下げる攻撃技
    • 「ほのおのムチ」
    • 「らいめいげり」
    • 「Gのちから」
  • 100%の確率で特防を下げる攻撃技
    • 「アシッドボム」
    • 「りんごさん」
    • 「ルミナコリジョン」

シールドに変化技は御法度』で紹介した悪い技構成のブラッキーの例を思い出してみよう。
元々はシールド状態相手に置物になるブラッキーだったが、「あまえる」を「バークアウト」に変えることでシールド状態でも相手の能力を下げるサポートが可能になる。
シールドがない時は「うそなき」「いやなおと」「ちょうはつ」で味方の攻撃をサポートし、シールド状態の時は「バークアウト」で味方を守りながらシールドを破壊する時間を稼ぐことができる特殊相手の汎用的なサポーターに変貌したことがわかるだろうか。