最強のエンペルト
基本情報
開催期間 | 2024/2/2(金)~2/5(月) |
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2024/2/9(金)~2/12(月) |
テラスタイプ | |
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元タイプ | ・ |
※こおり、みず、はがねタイプの技の威力が1.5倍
種族値 | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ |
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84 | 86 | 88 | 111 | 101 | 60 |
※素早さ実数値156
性格 | ひかえめ |
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特性 | かちき |
持ち物 | なし |
通常技と特殊行動
通常技 | なみのり | ラスターカノン |
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れいとうビーム | くさむすび |
※バリアの耐久力はHP30%
※バリア展開はHPか時間どちらかで1回だけ行う
※HP50%から稀に2回行動あり
三行概説
- 「かちき」の発動条件に振り回されるレイド
- 「いかく」持ちNPCが原因で安定したソロ討伐が困難
- 「かちき」以外の脅威はそこまで多くない
特徴
特性「かちき」の対策が必須の最強レイド
最強のエンペルトの最も凶悪たるは特性「かちき」だろう。
「かちき」は相手にステータスを下げられると自身のとくこうを2段階上昇させる特性。
高難易度レイド攻略の基本である相手の能力を下げるデバフ技が全て裏目に出てしまう。
一方、「かちき」があまりにも理不尽な性能をしている反動か、特殊行動として使用する変化技は初手に使用する「ゆきげしき」と、中盤に使用する「てっぺき」の2回のみ。
攻撃技も幅広いタイプを網羅しているが、ひこう・じめん技が採用されておらず、自身の弱点となるかくとう・はがね両タイプの弱点を突けない。さらに天候が「はれ」だとはがねタイプに全技が実質「いまひとつ」になり、付け入る隙がそれなりにある。
そのため、「かちき」の無力化、そして可能であれば能力上昇の除去をしさえすれば、弱点技で押し切ることも難しくはない。
(ただし、かくとうタイプはともかく、はがねタイプでそこまで可能なポケモンは殆どいない)
特性「いかく」持ちのNPCに注意
特性「いかく*1」持ちであるNPCのケンタロス、ムクホーク、ウインディは要注意。
物理型のレイドでは非常に頼りになる存在だが最強エンペルトとの相性は最悪。レイド開始直後に「かちき」を発動させとくこうを大幅に上げてしまうので、もはやエンペルト側の味方と言っても過言ではない。
特にケンタロス、ムクホークの2匹はとくこうが2段階上昇したエンペルトの初手の全体攻撃「ふぶき」で確定1発(!?)。倒されたNPCはすぐに復活するので、なんとエンペルトのとくこう4段階上昇からのスタートになる。
「でも、特性『いかく』が味方にいなければ『かちき』の脅威なんてそこまで多くないんだから、NPCガチャさえできればテツノカイナとかで行けるんでしょ?なら簡単じゃん」
そう思うトレーナーもいるかもしれない。だがこれは大きな誤りである。
マニューラやヘラクロスの「にらみつける」、アーマーガアやオノノクスの「こわいかお」、ニンフィアの「あまえる」、この他確率だがオリーヴァの「だいちのちから」など、「かちき」発動のトリガーになりうる要素はそこかしこにある。
初手を乗り切ったからといってこの特性を封じずに放っておくと、エンペルトのとくこうがどんどん上がっていってしまう。
そのため、ソロでも特性「いかく」を持たないNPCの厳選と、特性を書き換える技のどちらも必須になる。
最強のミュウツーに次いで、不意の「かちき」発動による事故の心配が少ないマルチでの攻略が安定になるレイドだといえるだろう。
NPCのハラバリーとサーナイトが優秀
ソロの場合、「いかく」持ちNPCで難易度が非常に高くなる危険性を先に紹介したが、逆に攻略の助けになるNPCポケモンもいる。
- ハラバリー
「ひかりのかべ」で特殊技主体であるエンペルトからの被ダメージを大きく抑えられる。
実力はさながらで、SNS等で投稿されている最強のエンペルト・ソロクリア報告の多くにもNPCハラバリーの姿が確認されている。
ただし「マッドショット」を使うので、追加効果を引いてしまった場合は「かちき」が発動してしまう危険性*2がある。
- サーナイト
「いのちのしずく」による回復が可能。
ソロ攻略でシビアになるHP管理を手助けしてくれる。
時間でのバリア展開が早いので初動は要注意
ソロの場合は自身が、マルチの場合はプレイヤーのうち誰か1人が倒れた時点でデスぺナルティによって残り時間ゲージが減り、そのままバリアを張られてしまうリスクがある。
特に初手の「ふぶき」で複数人が倒れてしまっては特性の書き換えもままならないので、最低限こおりタイプで弱点を突かれないポケモンをしっかり育成して戦いに挑もう。
対策ポケモン育成論
ソロ向け
エルレイド(格闘テラスタル)
※「いかく」NPC1人まで対応可能
Tag: イベント特化アタッカー
育成データ
テラスタイプ | かくとう |
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性格 | さみしがり(こうげき↑ぼうぎょ↓)*3 |
特性 | きれあじ*4 |
努力値配分 | こうげき252・とくぼう252・HP4 |
実数値 | 278-383-149-166-329-196 |
確定技 | マジカルフレイム/スキルスワップ/つるぎのまい |
選択確定技 | ドレインパンチ/せいなるつるぎ |
選択技 | |
持ち物 | おんみつマント or かいがらのすず |
詳細
※挑戦の前にまずテラスタイプを確認すること。かくとうテラスタルでない場合は勝つことができない*5。
初手「スキルスワップ」で特性:かちきを無力化し、「マジカルフレイム」でとくこうを下げつつテラスチャージ。
「ドレインパンチ」採用型の場合は序盤のHP管理が楽になる。また、道具枠も自由なので、「おんみつマント」を持たせることで「ふぶき」や「れいとうビーム」でこおり状態になるリスクを排除できる。
「せいなるつるぎ」採用型の場合は「かいがらのすず」が必須になるが、エンペルトの「てっぺき」によるぼうぎょの上昇を無視できるのが大きな利点で高火力が期待できる。
マルチ攻略時に特性を書き換える技を持つ他の味方がいれば、あえて「スキルスワップ」をしない*6ことで特性「きれあじ」で「せいなるつるぎ」の火力がさらにアップする。
テラスタル後は2回の強化解除タイミングに気をつけながら「つるぎのまい」でこうげきを上げて押し切ろう。
参考動画
最強のエンペルト対策アタッカー 「せいなるつるぎ」採用型 威嚇1人
マナフィ(水テラスタル)
※「いかく」NPC2人に対応可能、マルチではオニシズクモと共存不可
Tag: イベント特化アタッカー
育成データ
テラスタイプ | みず |
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性格 | ひかえめ(とくこう↑こうげき↓) |
特性 | うるおいボディ |
努力値配分 | とくこう252・とくぼう252・HP4 |
実数値 | 342-x-236-328-299-236 |
確定技 | ほたるび / ハートスワップ / スキルスワップ |
選択確定技 | なみのり / ねっとう |
持ち物 | かいがらのすず |
詳細
最強のエンペルト対策のアタッカー。
水タイプで耐性が良く、体重も軽いので「くさむすび」が打たれることもない。
「ハートスワップ」によりソロ攻略最大の脅威である「いかく」NPC2人にも対応できるのが魅力。
「ハートスワップ」で「いかく」NPCが上げてしまった特攻のランク変化を自分のものにする。
「ハートスワップ」後に「スキルスワップ」で特性「かちき」を無効化し「なみのり」で攻撃する。
強化解除後は「ほたるび」2回で特攻を最大まで上げてから攻撃すること。
特攻が最大まで上がっていれば「なみのり」での回復量が被ダメージを上回るのでやられることがない。
「ねっとう」は自分の氷状態を回復して攻撃することができる。
威力は「なみのり」に劣るので展開によってはPP不足に陥る可能性もある。
「なみのり」「ねっとう」のPPがギリギリになるので必ずポイントアップで増やしておくこと。
参考動画
最強のエンペルト対策アタッカー
カラマネロ(悪テラスタル)
※「いかく」NPC1人以上必須、マルチへの流用不可
Tag: イベント特化アタッカー
育成データ
テラスタイプ | あく |
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性格 | しんちょう(とくぼう↑とくこう↓) |
特性 | あまのじゃく |
努力値配分 | HP252・とくぼう252・A4 |
実数値 | 376-221-154-273-182 |
確定技 | イカサマ/ひっくりかえす/スキルスワップ/とびかかる |
選択確定技 | |
選択技 | |
持ち物 | メトロノーム |
詳細
ソロ専用かつ威嚇NPC必須の最強エンペルト対策アタッカー。
一般的なソロでクリアできるアタッカーと異なり最強のエンペルトのソロ専用にカスタマイズされているので他のレイドでは一切役に立たない。
同様に最強エンペルトのマルチにも対応していないのでマルチへの持ち込みは厳禁。
最強エンペルトの特性「かちき」をNPCの「いかく」で発動させることを前提に立ち回る。
「かちき」によって下がった特攻と下がった攻撃を「ひっくりかえす」ことで耐久力と「イカサマ」用の火力を確保する。
そのため「いかく」NPCがいない場合は逆にクリアすることができない。まさにぎゃくてんポケモン
「イカサマ」はエンペルトの攻撃を参照するので強化解除の影響を一切受けない。
また、積み直しの手順が必要ないので「メトロノーム」の恩恵を受け続けることができる。
「いかく」NPC1人の手順(ウィンディは「ふぶき」を耐えるので逆にクリアできない)
- 「いかく」NPCが出場時に【A-1 C+2】
- 吹雪で「いかく」NPCが倒れて復活する【A-2 C+4】
- 「ひっくりかえす」で【A+2 C-4】
- 「スキルスワップ」で特性「かちき」と「あまのじゃく」を交換
- 「とびかかる」3回でエンペルトの攻撃を上げながらテラスタルチャージ【A+5 C-4】
- 「とびかかる」中に「いかく」NPCが倒れて復活する【A+6 C-4】
- 悪テラスタルして「イカサマ」連打で攻撃
- エンペルトのHP65%で「てっぺき」で【A+6 B-2 C-4】
- エンペルトのHP50%の弱体解除で【A+6】だけ残る
- 以後「イカサマ」連打での殴り合い
「いかく」NPC2人の手順
- 「いかく」NPCが出場時に【A-2 C+4】
- 吹雪で「いかく」NPCが倒れて復活する【A-4 C+6】
- 「ひっくりかえす」で【A+4 C-6】
- 「スキルスワップ」で特性「かちき」と「あまのじゃく」を交換
- 一度落とされてHPを全回復
- 「イカサマ」を連打しながらテラスタルが貯まり次第あくテラスタル
- そのうち「いかく」NPCが倒れるので【A+6 C-6】になる
- エンペルトのHP65%で「てっぺき」で【A+6 B-2 C-6】
- エンペルトのHP50%の弱体解除で【A+6】だけ残る
- 以後「イカサマ」連打での殴り合い
参考動画
【ソロ専用&威嚇NPC1人必須】最強のエンペルト対策
【ソロ専用&威嚇NPC2人必須】最強のエンペルト対策
※2024/02/03 ラウドボーンは理論上クリアできる、といった程度で推奨ではないと判断したため一覧から削除。
マルチ向け
Tag: イベント特化サポーター
育成データ
テラスタイプ | あく/はがね*7 |
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性格 | おだやか(とくぼう↑こうげき↓) |
特性 | せいしんりょく |
努力値配分 | HP252・とくぼう252・とくこう4 |
実数値 | 394-x-256-157-394-166 |
確定技 | バークアウト/にほんばれ/スキルスワップ |
選択確定技 | |
選択技 | ひかりのかべ/つきのひかり/いやなおと*8 |
持ち物 | おんみつマント/こうかくレンズ |
詳細
初手「スキルスワップ」で「かちき」を無力化した後は、「バークアウト」と「ひかりのかべ」で態勢を整えていこう。
「にほんばれ」はエンペルトの「ゆきげしき」を上書きしつつ、「なみのり」を半減、状態異常のこおり対策までできるのでメリットが大きい。
参考動画
最強のエンペルト対策サポーター
Tag: イベント特化サポーター
育成データ
テラスタイプ | (テラスタルしない) |
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性格 | しんちょう(とくぼう↑とくこう↓) |
特性 | ちょすい |
努力値配分 | HP252・とくぼう108・すばやさ148 |
実数値 | 340-176-220-ⅹ-359-157 |
確定技 | はいよるいちげき/なかまづくり |
選択確定技 | |
選択技 | きゅうけつ/とびつく/かみくだく*9/ワイドガード*10 |
持ち物 | おんみつマント/こうかくレンズ |
詳細
「なかまづくり」でエンペルトの特性を書き換えたら、「はいよるいちげき」を連打してとくこうを下げる。
「なかまづくり」を味方に対して使用すれば水耐性を付与することもできる。
2回行動で使う技はランダムなので1/4の確率でHPが回復する。
味方で選出されやすいラウドボーンとの相性は抜群。
ラウドボーンの水弱点を消しながら「てんねん」の効果を消すことでエンペルトの特攻ダウンの恩恵も受けられる。
特攻を下げきってしまうとやることがなくなるので20%で防御を下げる狙いの「かみくだく」も選択肢。
同様に防御を下げる追加効果を持つ「アクアブレイク」は特性「ちょすい」をエンペルトに付与してしまうので採用できない。
万が一みずタイプの技で攻撃しそうな味方がいる場合のみ、相性が悪いので注意。
参考動画
最強のエンペルト対策サポーター
Tag: イベント特化サポーター
育成データ
テラスタイプ | ノーマル/はがね*11 |
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性格 | しんちょう(とくぼう↑とくこう↓) |
特性 | マイペース or テクニシャン |
努力値配分 | HP252・とくぼう252 |
実数値 | 314-77-106-68-207-186 |
確定技 | シンプルビーム/かいでんぱ/むしのていこう/ほのおのムチ |
選択確定技 | |
選択技 | |
持ち物 | おんみつマント |
詳細
【実戦での手順】
- 味方の「スキルスワップ」等を見てから「シンプルビーム」
- 「かいでんぱ」をしながら1度倒れる*12
- 「ほのおのムチ」3回
- 弱体解除まで「いやしのエール」で回復
- 弱体解除されたら「かいでんぱ」
- 以後、倒れないように「ほのおのムチ」を連打
「シンプルビーム」と「かいでんぱ」「むしのていこう」でエンペルトの特攻を下げるサポーター。
同様の方法はブーピッグ等でも可能だが「かいでんぱ」による1ターンで4段階特攻を下げる速度は随一。
「むしのていこう」の命中率100%も魅力的。
「ほのおのムチ」により火力サポートも兼ねられる。
「シンプルビーム」による対策はエンペルトの「てっぺき」によって防御が4段階上がってしまう。
4段階も上がってしまうと物理型は機能停止してしまうが自身で防御を下げられるドーブルは物理型の最も頼れるサポーターと言える。
【バリア開始位置の調整】
最序盤にあえて倒れることで「バリア展開」を早めて弱体解除をバリア中にされることを防ぐ事ができる。
「シンプルビーム」による特性「たんじゅん」とバリアの上から特攻と防御を下げられる「むしのていこう」「ほのおのムチ」によって早期にバリアを貼られるデメリットを軽減しているのも強み。
また、バリア区間と2回行動開始時点を離せるのも利点が大きい。
バリアに対してはダメージが減るので吸収技などの回復量も同時に減ってしまうのでバリアと2回行動が同時に発生すると回復量が追いつかなくなる可能性がある。
- 通常通り戦ってHPでバリアを展開された場合
バリア中に弱体解除され、2回行動がはじまる
- あえて倒れて時間でバリアを展開された場合
バリア中に弱体解除されないのでバリア中はエンペルトへのデバフが常に有効。2回行動開始時にはバリアが消えている。
もちろん、あえて倒れる行為は常に許されているわけではない。
上記のように倒れることでバリア展開を早める利点があり、かつ自身でバリア上からも十分なサポートを提供できる場合に限る上級者向けのテクニックである。
参考動画
最強のエンペルト対策サポーター