最強のミュウツー
基本情報
開催期間 | 2023/9/1(金)~9/18(月) |
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テラスタイプ | |
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元タイプ |
※エスパータイプの技の威力が2倍
種族値 | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ |
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106 | 110 | 90 | 154 | 90 | 130 |
※素早さ実数値296
性格 | ひかえめ |
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特性 | きんちょうかん |
持ち物 | カゴのみ |
通常技と特殊行動
通常技 | サイコブレイク | はどうだん |
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れいとうビーム | めいそう |
※バリアの耐久力はHP50%
特別措置など
- 制限時間は15分
- ミュウを繰り出すと、自身のHPが1.5倍、それ以外の能力が1.2倍に強化される
- また、ミュウで勝利すると、ミュウに「さいきょうのあかし」が付与される
- また、ミュウで勝利すると、ミュウに「さいきょうのあかし」が付与される
難易度
難しい
- ソロ攻略が(ほぼ)不可能
- キミだけのミュウが吸血虫に…?
- 周回には不向きかも
特徴
史上最高難易度の最強レイド。
テラスタイプが自身の元タイプと一致するエスパーなので、専用技「サイコブレイク」が超火力で襲いかかってくる。エスパー技を無効・半減にするあく・はがね対策の「はどうだん」や、「こおり」の追加効果を持つ「れいとうビーム」も厄介。
そして通常行動に「めいそう」が入っているため、たとえば4人に対して1回ずつ「めいそう」を使うだけで次のターンにはとくこう・とくぼう4段階上昇の化け物が誕生してしまう。
さらにこれを開幕からバリアを展開した上でやってくるので、「ちょうはつ」で止めることも不可能。
極めつけは何とバリアが割れた直後に「ねむる」を使い体力を全快させ、さらに「カゴのみ」で即目覚めるのだ。
ちなみにこれが『ポケモンスリープ』の「グッドスリープデー」と被ったため、当時「グッドスリープデーの宣伝」と皮肉られた
最早無理ゲーとも思えたが、研究の結果次のような対策が有効と分かった。
- エスパー・むし・ゴーストの3タイプに弱点を突ける技を持っていないため、エスパータイプで技を受けたり、むしまたはゴーストタイプで弱点を突いたりするのであれば、比較的安全に戦える
- ミュウツーのとくぼうが最大まで上がっていると、なぜか「めいそう」を使う頻度が落ちる。このためとくぼう上昇を無視して全員でとくこうをひたすら下げ続ける戦術が非常に有効
- この戦術の関係でとくぼうを下げることができないので、必然的に物理攻撃が攻略のメインとなる
- 「ねむる」は事前に「エレキフィールド」か「ミストフィールド」を展開すれば技が失敗する
そしてミュウはこのレイドに限りステータスが大幅に強化されるため、アタッカー・サポーターのどちらであってもこのレイドで最適性のポケモンとなる。
……とは書いたが、先ほどのとおり「とくこうをひたすら下げ続ける戦術が有効」で、全員で一斉にとくこうを下げつつミュウツーの攻撃にきちんと耐えられるメンバーであれば、ミュウ以外でも攻略は可能。
最強のミュウツーのピックアップレイドで登場した「ハッサム・サザンドラ・ブリムオン・オーロンゲ」や、予告PVの「マスカーニャ・ラウドボーン・ウェーニバル・ミュウ」での攻略報告は広く知られている。
なお、ソロでの攻略はほぼ不可能。ソロ攻略報告は片手で数えるほどしかなく、うち1人は生放送で配信しながら攻略し、のべ40時間かかったという*1。
現実的にクリア可能な最低人数は2人だが、PPやダメージ諸々がギリギリになる。安定するのはやはり3人からとなる。
対策ポケモン
マルチ向け
Tag: イベント特化アタッカー
育成データ
テラスタイプ | むし |
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性格 | いじっぱり(こうげき↑とくこう↓) |
特性 | シンクロ |
努力値配分 | こうげき252・ぼうぎょ210・すばやさ48※必須!!! |
実数値 | 341-328-288-x-236-248 |
確定技 | きゅうけつ/むしのていこう/つるぎのまい |
選択確定技 | |
選択技 | ミストフィールド/エレキフィールド/いのちのしずく/シザークロス |
持ち物 | メトロノーム |
詳細
すばやさに48振りすると実数値248、そこからミュウツーレイド特別補正で1.2倍すると297となり、ミュウツーのすばやさ296を上回ることができる。
立ち回りは以下。
むしのていこう3回→つるぎのまい3回→むしテラスタルしてきゅうけつ→以下バフ解除まできゅうけつ→バフ解除されたら再びつるぎのまい3回→きゅうけつ
デバフ解除を確認したら適宜「むしのていこう」を挟んでもよい
余談だが、アタッカーとしてあまりにむしテラスタルが優秀すぎて誰もかれもむしテラスタルになってしまった結果、「これでは『キミだけのミュウ*2』ではなく『むしだけのミュウ』ではないか」という嘆きが聞かれたとか。
それ言うなら『むしだらけのミュウ』の方がいいのでは。
Tag: イベント特化サポーター
育成データ
テラスタイプ | 不問 |
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性格 | ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓) |
特性 | シンクロ |
努力値配分 | HP252・ぼうぎょ210・すばやさ48※必須!!! |
実数値 | 404-x-316-236-236-248 |
確定技 | むしのていこう/ひかりのかべ/いのちのしずく |
選択確定技 | ミストフィールド/エレキフィールド |
選択技 | |
持ち物 | おんみつマント |
詳細
すばやさに48振りすると実数値248、そこからミュウツーレイド特別補正で1.2倍すると297となり、ミュウツーのすばやさ296を上回ることができる。
立ち回りは以下。
ひかりのかべ→むしのていこう4回→ひかりのかべ→むしのていこう4回→……
味方のHPの減り具合を見て「いのちのしずく」やおうえんを使う
相手のバリアが割れそうなら「ミストフィールド」か「エレキフィールド」を必ず使い、発動した後はバリアが割れるまで行動する回数を抑える
Tag: イベント特化サポーター
育成データ
テラスタイプ | 不問 |
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性格 | ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓) |
特性 | いやしのこころ |
努力値配分 | HP252・ぼうぎょ112・とくぼう84・すばやさ60 |
実数値*3 | 318-x-213(319)-208-203(304)-149 |
確定技 | マジカルフレイム(卵)/ほっぺすりすり(卵) |
選択確定技 | いのちのしずく/ひかりのかべ/ミストフィールド |
持ち物 | しんかのきせき |
※(卵)と表記されている技はタマゴ技。
詳細
過去に開催された最強のミュウツーレイド用サポーター。
当初はミュウフルパでないとクリア不可と言われていたが、テブリム入り編成でも難なくクリアすることができたため紹介しようと思う。
基本の動きとしては下を参照してほしい。
- 以降自分が先制するため「ほっぺすりすり」を使う
- 特攻を下げる「マジカルフレイム」連打/「ひかりのかべ」使用
- 味方の様子を見て適宜「いのちのしずく」や応援でサポート
- 弱体解除が来たら再度「ほっぺすりすり」、行動の優先度は回復<「マジカルフレイム」や「がっちりぼうぎょ」による耐性上げ
- (シールド破壊直前にミュウツーの「ねむる」防止で「ミストフィールド」*4)
こちらの育成データをざっと一通り見ると真っ先に目に付くのは努力値の項目ではないだろうか。
このテブリムはかなり変わった努力値配分をしていることが分かる。しかしそれには全て意味がある。
これはあるテラレイドサーバーの民が試行錯誤の上で確立させた「無駄のない」テブリム。
その複雑な努力値配分について下で詳しく解説していこう。
- まずはすばやさに60。
対戦に限らずテラレイドでも相手より先に動くことが重要だ。
しかしテブリムの素のすばやさステータスではミュウツーに追いつくことができない。
そのため「ほっぺすりすり」による「まひ」でミュウツーの素早さを元ステータスの50%(S148)にする前提で、それを1上回る調整がこの「すばやさ60」振りだ。
- 次にHPに252。
これは勿論自身の耐久を上げるため。だがミュウツーは特殊一色なのに何故とくぼう振りにしないのか。
その理由は、最強のミュウツーはこちらのぼうぎょで換算する特殊技「サイコブレイク」を備えているからである。
「サイコブレイク」と通常のとくぼう換算の「れいとうビーム」「はどうだん」両方に備えるにはHP振りが適しているとの判断。
- 最後に余り問題。
とくぼうに全部振るとミュウツーは「サイコブレイク」を放ってくる。
タイプ一致に加え一致テラスタルしている、更にぼうぎょには全く努力値を振っていないため勿論痛い。
ぼうぎょに全部振るとミュウツーは「れいとうビーム」を放ってくる。
テブリムはブリムオンと違い持ち物が「しんかのきせき」一択のため、追加効果無効の持ち物「おんみつマント」を持たせることができず「れいとうビーム」の「こおり」事故を未然に防ぐことができない。
「れいとうビーム」で「こおり」になるのは嫌だし、「サイコブレイク」が痛いのも嫌……なら「れいとうビーム」を撃つのを『ギリギリ』避けさせるようにすればいいじゃない!
一回行動時は必ず「サイコブレイク」を誘発する(『サイコブレイクの方がダメージが入る』とミュウツーに判断させる)、かつ「サイコブレイク」「れいとうビーム」をバランス良く受けるために生み出されたのがこの
ぼうぎょに112、とくぼうに84
とかいう変態努力値配分である。
まさに「無駄のない」努力値配分だ。
また、上でもちらっと挙げたがブリムオンとの違いを紹介しておこう。
+ ブリムオンはどう足掻いてもミュウツーの上をとれないが、テブリムは「まひ」込みでミュウツーの上をとれる
- テブリムは「しんかのきせき」しか持たせることができず、持ち物の自由さではブリムオンに軍配が上がる
といった点でそれぞれの強み弱みがある。
どちらを使うかは完全にトレーナーの好みだ。
Tag: 火力アップサポーター 特殊耐久アップサポーター
育成データ
テラスタイプ | あく |
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性格 | なまいき(とくぼう↑すばやさ↓) |
特性 | くいしんぼう |
努力値配分 | H252・D252 |
実数値 | 414-x-186-x-328-x |
確定技 | バークアウト/いやなおと/どろかけ |
選択確定技 | |
選択技 | どくどくのキバ/かみくだく/ちょうはつ |
持ち物 | フォーカスレンズ |
詳細
自身も強力な特殊耐久を持ち「バークアウト」で特殊耐久アップのサポートが可能。
「いやなおと」を覚えるので物理火力アップも見込める。
素早さの遅さと耐久力により無理なく「フォーカスレンズ」をもたせられる。
これによって「バークアウト」「いやなおと」の命中を上げて安定度を高められる。
特殊なバフのあるミュウ以外で最強のミュウツー対策として活躍した数少ないポケモンの1つでもある。
最強のミュウツーの特徴として制限時間が15分であること。そのため他の最強レイドよりも長時間戦うことになる。
特にテラスタルシールド破壊した後、2回行動する場合があり終盤で強化解除をしてくるため、アタッカーは積み直す必要があり攻撃するのに時間がかかってしまう。
そこでテラスタルシールド破壊後にいやなおとを3回使い、最強のミュウツーの防御を6段階下げることで積み直す時間を短縮できる。更に「いやなおと」はミュウが覚えない技。
恵まれたタイプのおかげで最強のミュウツーの最高打点である「サイコブレイク」を食らわずに済むので努力値も全て特殊耐久に振れる。そもそも最強のミュウツーの攻撃を耐えるポケモンは限られてしまい、ミュウを除くポケモンは耐えるだけでも精一杯。その中での火力アップサポーターなため使う価値がある。
基本の動きは以下の通り。
- ミュウの「むしのていこう」を見てから*5「バークアウト」で特攻を下げる。
- ミュウツーの特攻が4段階下がっているのを目安に「どろかけ」で命中を下げる。
- 1回目の弱体解除を確認したら、再度「バークアウト」と「どろかけ」を使う。
- テラスタルシールドを壊された後、「いやなおと」を3回使いミュウツーの防御を6段階下げる。
選択技については基本の動きの中で使うタイミングが違うためそれぞれ記載。
- どくどくのキバ*6
もうどくが重要。最強のミュウツーは長時間戦うため必然的にターン数が多くなる。もうどくはターンが経過すればするほど与えるダメージも増えるので*7、バリアを壊す時間が短くなる。
使うタイミングは序盤から中盤におけるバリアの時だが、最強のミュウツーの特攻と命中を十分下げてから使うこと。- 目安
特攻 4段階↓ 命中 2段階↓
- かみくだく*8
「どくどくのキバ」との違いは防御低下による能力ダウン。更に確率も低いため使う回数が増えてしまう。
こちらも使うタイミングは序盤から中盤におけるバリアの時だが、「どくどくのキバ」よりも最強のミュウツーの特攻と命中を下げておくこと。- 目安
特攻 4段階↓ 命中 4段階↓
- ちょうはつ
2回行動で「めいそう」を使われるのを防ぐ。バリア破壊後は弱体解除していることから、ジリ貧になる展開を抑える。
よって使うタイミングは終盤のバリア破壊の時。