初心者向けポケモン
「テラレイドバトルを安定して攻略したいけど、まずは誰を育てたらいいの?」
「アタッカーもサポーターも、育成論がたくさんあって迷う…」
そんな方向けに、ここでは初心者テラレイダーご用達のポケモン達について紹介していく。
アタッカー
コライドン(スカーレット限定)
スカーレットのプレイヤーはまずはこれ。
「ワイドブレイカー」と「バークアウト」を使って被ダメージを抑えつつ、テラスタル後は「つるぎのまい」を使って「ドレインパンチ」で攻める堅実なアタッカーとして活躍できる。
連れ歩いているアギャスさんの方……ではなく、エリアゼロに鎮座しているもう1匹の個体のほうを育成するのがおススメ。
こちらはかくとうテラスで、性格もこうげきが伸びる「いじっぱり」、こうげき・とくこう・すばやさの個体値が最大の31、残りの個体値が20であるので即戦力になる。
こうげき・とくぼうに252ずつ、すばやさに4、努力値(きそポイント)を振り、手持ちのアメを使ってレベルをできるだけ上げたら完成。☆4~5のレイドをこなしてレベル100をめざそう。
「ぎんのおうかん」があるなら、「すごいとっくん」でぼうぎょ・とくぼうの個体値も鍛えておくとなおのことよい。
育成論はこちら。
ミライドン(バイオレット限定)
バイオレットのプレイヤーはまずはこれ。
「きんぞくおん」や「じゅうでん」で火力を上げ、専用技「イナズマドライブ*1」で超火力をお見舞いするアタッカーとして活躍できる。
弱点を突けるみず・ひこうテラスタルのレイドでは無類の強さを誇るので、それらを中心にサクサク周回も可能。
コライドン同様、エリアゼロに鎮座しているもう1匹の個体のほうを育成するのがおススメ。
こちらはでんきテラスで、性格もとくこうが伸びる「ひかえめ」、こうげき・とくこう・すばやさの個体値が最大の31、残りの個体値が20であるので即戦力になる。
ぼうぎょ・とくこうに252ずつ、すばやさに4、努力値(きそポイント)を振り、手持ちのアメを使ってレベルをできるだけ上げたら完成。☆4~5のレイドをこなしてレベル100をめざそう。
「ぎんのおうかん」があるなら、「すごいとっくん」でぼうぎょ・とくぼうの個体値も鍛えておくとなおのことよい。
育成論はこちら。
ハラバリー
安定した耐久力を持ち、弱点もじめんのみなのででんき技が通りさえすれば数多くのレイドに選出可能。過去いくつかの最強レイドにもお呼びがかかるほど。
専用特性「でんきにかえる*2」と技「パラボラチャージ」の組み合わせで高火力を出しながら粘り強く戦える。
「アシッドボム」を使ってレイドボスのとくぼうを下げたり、どうぐの「メトロノーム」と組み合わせたりすることで更なる高火力にも期待できる。
ちなみに特性「マイペース」のズピカが「でんきにかえる」のハラバリーに進化するので、ズピカを進化させる場合は先に特性のチェックを忘れずに。(とくせいカプセルで変更することもできる。)
育成論はこちら。
テツノカイナ(バイオレット限定)
テラレイドにおける最強のアタッカーといえばこのポケモンを想起するという人も多いだろう。
最強のアタッカーの名は伊達ではなく、高水準の火力と耐久を両立した種族値に加えて「はらだいこ」まで習得可能。しかも削れたHPは「ドレインパンチ」で全快までしてしまう、自己完結した性能。
スカーレットで手に入らないのが欠点。幸いエリアゼロでたくさん出現するのでバイオレットのトレーナーから譲ってもらおう。
野生の個体はでんきテラスとかくとうテラスの個体の2種類がいるので、後者を探すとテラピースの節約になる。
育成論はこちら。
コノヨザル
真の最強アタッカー。
専用技「ふんどのこぶし*3」とテラレイドの噛み合いが凄まじく、普通に戦っているだけで最大威力で連発が可能。ゴーストテラスタル後なら実質威力は等倍相性でも驚異の700。
ゴーストテラスタルでないとバリアに対して火力が出せないが、進化前のオコリザルがかくとうテラスタルで固定なのがややネック。ゴーストテラピースを50個用意するか、DLCがあるならキタカミで野生のコノヨザル(ゴーストテラスタルの個体)を粘ってみよう。
育成論はこちら。
戦い方のコツ
まずはとにかくテラスタル!
高火力攻撃を駆使してレイドボスをワンパン*4できるならそれに越したことはないのだが、そうはならないことも往々にしてある。
ここで立ちはだかるのがレイドボスが使用する「テラスタルシールド」の存在だ。
テラスタルシールドはテラスタルをしていないポケモンからの攻撃を大幅に軽減する効果があり、ドレインパンチやパラボラチャージの火力・回復量を共に減らされてしまうリスクが生じる。
加えて、高難易度レイドボスであれば強化解除が一緒に飛んでくることもしばしばあり、体勢を立て直すためにもう一度「つるぎのまい」などを使いたくなるが、実は逆効果。
この場合はなるべく最短でテラスタルチャージをして、テラスタルをしてしまうのが正解。テラスタルするだけでテラスタルシールドに対する技のダメージがおよそ4倍*5程度に跳ね上がる。
むしろシールド展開に備えて早めにテラスタルの下準備をしておくのも作戦のうちだと言えよう。
サポーター
はじめに
サポーターの基本的な役割はデバフ(能力下降)を活用して相手の技のダメージを抑え、味方の生存率を向上させることである。
味方の火力を上昇させることも大事なサポートではあるが、第一に味方が生存していることに越したことはないのだ。
サポーターを起用する上で意識して欲しいのは、その技構成でレイドボスのテラスタルシールドの上からでもサポートが遂行できるかどうか。
「あまえる」や「うそなき」は1度に2段階も能力を下げられる便利な技だが、シールドを張られると全く効かなくなってしまう。
一方、「ひやみず」や「マジカルフレイム」など攻撃と共に100%の確率で相手の能力を下げる追加効果を持つ技を使えば、どんな場面でもサポートができる。
ここでは、入手が比較的簡単で、かつサポートに便利な技を一通り取り揃えているポケモン達を紹介する。
対物理ボス
ドヒドイデ
「ひやみず」で相手のこうげきを1段階下げられ、この技はバリアの上からでも有効。加えて「アシッドボム」でとくぼうを下げることで特殊アタッカーの攻撃を支援することができる。
元々耐久が高いが、「じこさいせい」も覚えるためいざというときにも安心。
これらの技3つで完結しており残り1枠が余りがち。「とびつく」ですばやさを下げるのが第一候補か。
ママンボウ
同様「ひやみず」を覚えられ、さらに「しんぴのまもり」または「ミストフィールド」で状態異常を防ぐことができる。「スキルスワップ」を覚えるので、厄介な特性を強奪することも可能。
自己回復技は「ねがいごと」のみ。時間差での発動になるのでHP管理には気を付けよう。
ハピナス
「対物理にハピナス?ありえないだろ」と思うなかれ。「ひやみず」でガッチリサポートできる。自身もHPとぼうぎょにきちんと努力値を振ればかなり耐えられる。
特性を奪える「スキルスワップ」の他、「タマゴうみ」で自身の、「いやしのはどう」で味方の回復も可能。ただし「スキルスワップ」は必ず特性「しぜんかいふく」か「いやしのこころ」で行うこと*6。
対特殊ボス
サーナイト
「マジカルフレイム」で相手のとくこうを1段階下げられ、この技はバリアの上からでも有効。「ひかりのかべ」でさらに耐久を高められる他、「ミストフィールド」で状態異常ブロック、「スキルスワップ」で特性除去もできる。
回復技は「いやしのはどう」と「いのちのしずく」があるが、自身の回復力に乏しいのが欠点。また対物理はかなり脆いので、物理技を持っているかどうかよく確認すること。
似たようなサポーターポケモンでブリムオンやその進化前のテブリムがいる。お好みで選択するとよい。
グレンアルマ(スカーレット限定)
同様「マジカルフレイム」と「ひかりのかべ」を覚えられ、さらに「アシッドボム」でとくぼうを下げて特殊アタッカーの攻撃を支援することができる。残り1枠は「にほんばれ」や「ちょうはつ」辺りか。
なお、「クリアスモッグ」という能力ランクリセット手段も持つが、一部の高難易度レイドを攻略するときに用いる上級者向けの技なので最初のうちは使うのを控えておこう。
バイオレットで手に入らないのが欠点。この辺りはテツノカイナと対になる。
ブラッキー
上手なテラレイドプレイヤーはブラッキーを対特殊ボス専門で活躍させる。
使う技は基本「バークアウト」1本。特殊耐久が非常に高く、安心して対特殊ボスを任せられる。他には「ひかりのかべ」と回復技「つきのひかり」、音技対策の「じごくづき」を覚える。
これだけで4枠埋まってしまう上に他の技はバリアに弾かれるので、ブラッキーは決して汎用サポーターではないことを肝に銘じておこう。
戦い方のコツ
ここでも書いているが、大事なのは「適材適所のサポート」である。
火力を落とすか、壁やフィールドを展開するか、味方のポケモンと残りHP・残り時間とを照らし合わせて動くことで勝利を引き寄せやすい。
とはいえ、最初のうちはひとまず相手の火力を落とすのが最優先と覚えておこう。味方さえ倒されなければ負けるリスクは大きく減少する。
壁やフィールドなど、ターンが限られている技を使う場合、常に場の状態を確認して効果が切れていないかどうかを確認すること。