日本 RankII 急降下爆撃機/艦上爆撃機 D4Y2 / 彗星一二型
概要
Ver.1.71にて実装された、日本空ツリーのランクII艦上爆撃機。前機体に引き続いて液冷式のエンジン(「アツタ三二型*1」)を搭載しており、スマートな外見をしている。
彗星一一型と比べ、エンジンの換装により最高速度が上昇している。
機体情報(v1.73)
必要経費
必要研究値(RP) | 11,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 38,000 |
乗員訓練費(SL) | 11,000 |
エキスパート化(SL) | 38,000 |
エース化(GE) | 250 |
エース化無料(RP) | 220,000 |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 750 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.3 / 2.3 / 2.7 |
RP倍率 | 1.24 |
SL倍率 | 1.2 / 2.7 / 4.4 |
最大修理費(SL) | 1,480⇒1,866 / 1,800⇒2,269 / 3,100⇒3,909 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 555⇒607 / 541⇒580 |
(高度5,250m時) | |
最高高度(m) | 9,800 |
旋回時間(秒) | 23.8⇒22.2 / 24.4⇒23.0 |
上昇速度(m/s) | 7.7⇒14.6 / 7.7⇒10.9 |
離陸滑走距離(m) | 300 |
エンジン型式 | 愛知 アツタ31型 |
最大出力(hp) | 1162⇒1394 / 1162⇒1265 |
離陸出力(hp) | 1290⇒1522 / 1290⇒1393 |
毎秒射撃量(kg/s) | 0.33 |
燃料量(分) | min50 / 60 / max169 |
銃手(人) | 1 |
限界速度(IAS) | 750 km/s |
降着脚破損速度(IAS) | 350 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)457 km/s, (離陸)428 km/h, (着陸)280 km/s |
主翼耐久度 | -10G ~ 13G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 7.7mm 九七式 | 2 | 800 | 機首 |
機銃 (単装) | 7.7mm 九二式 | 1 | 582 | 後部 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
7.7mm 九七式 | 既定 | T/AI/Ball/AP/AP/I | 10 | 9 | 4 | - |
汎用 | T/AP/AI/AP | 40 | ||||
曳光弾 | T/T/T/AP | |||||
ステルス | I/AP/AP/AP/AI | 70 | ||||
7.7mm 九二式 | 既定 | T/AP/Ball/AP/I | 10 | 9 | 4 | - |
徹甲弾 | T/AP/AP/AP | 30 | ||||
徹甲曳光弾 | AP/T |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*2 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 九九式二五番陸用爆弾 (114.4kg) 250kg bomb | 1 | -**/-0.7 | -**/-1.9 | +**/+1.5 | 30 | - | 合計搭載量 253kg (爆薬量114.4kg) |
R | 三式一番二八号爆弾一型 (0.6kg) 対空ロケット弾 | 4 | -**/-23.8 | -**/-0.8 | +**/+0.4 | 20 | 三式一番 二八号爆弾一型 | ロケット弾 重量10kg 初速400m/s |
B & B | 九九式二五番 (114.4kg) 250kg bomb | 1 | -**/-15.8 | -**/-2.9 | +**/+2.3 | 50 | 爆弾追加 60kg×2 | 総搭載量:373kg (195kg) |
九七式六番 (25.3kg) 60kg bomb | 2 | |||||||
B | 二式五〇番通常爆弾一型 500kg bomb | 1 | -**/-2.2 | -**/-3.5 | +**/+2.9 | 30 | 爆弾追加 500kg | 合計搭載量 500kg (爆薬量85.93kg) |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 690 | 1600 |
ラジエーター | |||
7mm弾薬ベルト | |||
三式一番二八号爆弾一型 | |||
II | コンプレッサー | 1000 | 2400 |
機体 | |||
新しい7mm機関銃 | |||
III | 主翼修理 | 870 | 2100 |
エンジン | |||
7mm銃座用弾薬ベルト | |||
爆弾追加 60kg×2 | |||
IV | インジェクター交換 | 1100 | 2600 |
カバー交換 | |||
新しい7mm銃座用機関銃 | |||
爆弾追加 500kg |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
彗星一一型に比して最高速度が向上、同時に爆装が強化され九九艦爆と同じく60kg爆弾2個と250kg爆弾の併用ができるようになった。また、彗星シリーズで唯一対空ロケット弾を搭載することも可能。使用感は大きな変化がないので前機体と同じ感覚で使えるだろう。なお、500kg爆弾が徹甲爆弾のため現状役立たずなところも共通している。
立ち回り
【アーケードバトル】
被弾した時の発火率の高さは相変わらずだが、挙動の軽快さも変わらず優れている。BRが上がり速度で振り切れる局面は減っていくが、前機体で回避運動を鍛えていれば相応の生存能力を発揮することが可能。被弾を避け、丁寧に爆弾を当てていこう。
これも彗星シリーズでは相変わらずだが、胴体格納の250kg爆弾は投下の際にタイムラグが発生する(=投下ボタンを押してから実際に投下されるまでに時間差が生ずる)ので気をつけよう。正確に投弾するには照準位置を1秒程度維持する必要があることを忘れないように。特に本機は60kg爆弾を翼下に搭載できるのだが、こちらはタイムラグが生じない。二種類のタイミングで爆弾を落とすことになるので違いに戸惑わないようにしておきたい。この違いに慣れておけば次の彗星三三型で大いに役立つことになるはずだ。
60kg爆弾は照準が決まれば移動中の戦車でも破壊できるが、危害半径が小さいため1発で1両を破壊するのは相当な技量が必要。この機体で練習しておくとよいだろうが、慣れるまでは「60kg爆弾2発で1両の戦車を破壊する」ことを心掛けると装備が無駄にならないので覚えておこう。
また、彗星シリーズでは唯一対空ロケットの装備が可能である。爆撃機なのでリロードも早い。ロケットは狙うのが難しいが、1発でも当たれば爆撃機を分解できるので使いこなせればリスポーン高度と高速性・機動性を生かして優秀なインターセプターとしても活躍できるだろう。
ただし、試合中盤まで本機を温存していて敵に重爆がいるならこの運用もありだが、あくまで本業は戦車隊破壊であるというのも前機体と同様である。空戦が可能な運動性能は健在だが、対空戦闘に夢中になって陸上部隊への攻撃を疎かにしないように。ちなみに本機のロケット弾は炸薬量が極めて小さいため完全に対空用なので十分に注意されたい。
【リアリスティックバトル】
本機は爆撃が出来るが、日本機由来の機動性があるので格闘戦もこなすことができる。しかし、周知の通りゴム鉄砲並みの機銃なので、即座に致命傷を与えることは難しい。なので、腕に自信のある人はパイロットキルを狙うのをオススメする。また背後に付かれた場合は、ゼロ戦などにない銃座で牽制させることもできる。
その際、搭乗員をある程度育成させておくとより効果的である。
・エキスパート化=55000SL ・エース化=320GE+55000SL
上記の通り、けっして安くないが、活躍したい人には是非オススメ。
そして、エアブレーキを駆使して敵機をオーバーシュートさせることもできるので覚えておこう。
ちなみに、ABとは異なり、RBではロケットが2発ずつ発射されるので、無駄撃ちは出来ないことを意識しよう。
【シミュレーターバトル】
運動性は良好だがコックピット真正面を縦に通るフレームと筒型照準器が如何ともし難く、敵戦闘機を追いかけるのは可能だが致命傷を与えるだけの7.7mmを当てるのは至難の業である。では爆撃機はどうかというと、装甲の強化調整で7.7mmではほぼダメージが通らず、逆にこちらの紙装甲では防護機銃の餌食になるので、ここも手を出さない方が無難だろう。
250kg爆弾1つと60kg爆弾2つでは戦局に絡むほどの対地攻撃も出来ず、対空ロケットも2射しか出来ない為迎撃機運用も難しい。高速と銃座視点がある事を活かして偵察をするついでに敵にちょっかいをかけられる位の感覚で使った方がいいかもしれない。
史実
彗星は大日本帝国海軍の艦上爆撃機。連合軍のコードネームは「Judy」。太平洋戦争後半の日本海軍の主力艦上爆撃機となり、特攻機としても投入された。
単発複座の高速艦上爆撃機として設計された彗星は零式艦上戦闘機とほぼ同サイズで艦上爆撃機としてはかなりの小型機である。また、彗星一二型は日本機としては珍しく水冷エンジンを搭載している。
小ネタ
彗星のコードネームはJudyとされていたが、零式艦戦が"ゼロ"と呼ばれていたように、彗星には"タイガーシャーク"というあだ名が付いていた。これは、正面にどデカく空いていた空気取り入れ口があったため、「イタチザメのように凶暴な口だ…」という意味からついたという。
大東亜戦争後期と末期には、多くの日本軍航空機が特攻機として、沖縄、台湾沖の海へ飛んでいった。その中で、連合軍がもっとも恐れたのが、上述のタイガーシャークこと彗星だった。
これにはいくつか理由があり、彗星の高速性ゆえ、F6FやF4U、FM2(未実装)らの迎撃戦闘機を掻い潜ることも多かったこと。零戦や白菊、一式戦などよりも突入しやすかったこと。*3そして、彗星が高速で急降下する際に機体が大気を切り裂いて出す「キーーーン!」という独特の金属音が理由として挙げられる
こんなのが大口を開けて突っ込んでくるんだからたまらない。彗星の突入を受け続けた艦隊では、乗組員達がパニックを起こし、沖縄戦だけで227人もの精神異常者が発生して本国送還になるほどの被害が出ている。
1944年10月24日、レイテ島上陸作戦の支援の為米海軍軽空母プリンストン(CVL-23)は、第38.3任務群(フレデリック・C・シャーマン少将)の一部としてルソン島沖を遊弋し、友軍艦艇に対する日本軍の攻撃を防ぐため艦載機での地上攻撃を行い、その後発見した日本艦隊へ向け攻撃隊を発艦させていた。
日本軍は索敵によりこの空母部隊を発見し、日本軍基地航空隊は攻撃隊を発進させ攻撃を実施したが、米空母戦闘機隊に阻まれ、また空母部隊はスコールの中に巧みに身を潜めていた。空母部隊は艦載機の燃料、弾薬の補給時に、スコールより抜け出ると戦闘機を収容し、また発艦を繰り返した。そして、ほぼ日本の攻撃隊が撃退され、我の攻撃準備に取り掛かろうとした時、雲間を抜け単機の彗星が急降下、500kg爆弾を投弾、プリンストンの船体中央に命中し飛行甲板と格納庫を貫通し後部エンジンルームの上の乗員区画で爆発した。格納庫の魚雷が誘爆、飛行甲板と前後のエレベーターを吹き飛ばし、艦橋から船尾に向かって火炎と黒煙が吹き抜けた。彗星はその直後に撃墜されている。
同艦隊の軽巡洋艦バーミンガム (CL-62)が救援の為プリンストンに横付けし消火作業を行った。プリンストンは復旧作業を続けていたが、大爆発を起こし艦尾の大部分と飛行甲板後半分を吹き飛ばし、その爆風はバーミンガムを巻き込み上部構造物をなぎ払った。その後プリンストンは味方の駆逐艦により雷撃処分されバーミンガムは戦線から離脱した。
結果1発の爆弾で軽空母1隻撃沈、軽巡1隻大破の戦果を上げた。米軍はこの投弾した彗星の搭乗員を「悪魔のごとき俊敏さと熟練ぶり」と評価したが、その空母を葬った彗星の搭乗員ペアの正確な氏名は明らかになっていない。
実装当初急降下爆撃が出来ないバグがあったが、v1.73で解消された。
ABの攻撃機枠のキルストリークでは本機も採用されているのだが装備しているのは爆弾ではなくロケット弾。
言うまでもなく本機のロケット弾は空対空用のものであり対地に扱うようなものではなく、設定ミスで実装されているものと思われる。
類似の存在にドイツのヘリがある。
外部リンク
●DMM公式
D4Y 彗星 - 輝く戦闘機
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- なんか爆撃がズレるからどうしてかなーと思って爆弾投下の様子を確認したら爆弾倉の中にさらに九九艦爆とかSBDにある投下装置が付いてた…。通りでズレる訳だ。 -- 2017-10-03 (火) 22:43:46
- 彗星って爆撃機なんか、いまのいままで偵察と急襲機と思ってたから衝撃受けた -- 2021-07-14 (水) 06:58:55