日本 RankVIII ジェット戦闘機 F-2A ADTW (飛行開発実験団)

概要
Update 2.47 “Leviathans”にて追加された課金機体。
航空自衛隊の飛行開発実験団(Air Development and Test Wing)で運用されているF-2A試作機。
開発ツリーの量産型よりも武装の選択肢が少なく、ARHAAM等が使用できない代わりににBRは低く設定されている。
機体情報(v2.49.0)
必要経費
| 機体購入費(DMMP) | 10,560 |
|---|---|
| 3%割引価格(DMMP) | 10,243 |
| 50%割引価格(DMMP) | 5,280 |
| 乗員訓練費(SL) | 10,000 |
| エキスパート化(SL) | 1,800,000 |
| エース化(GE) | 3,600 |
| エース化無料(RP) | 2,700,000 |
| バックアップ(GE) | 130 |
| 護符(GE) | - |
| デカール枠解放(RP) | 175,000 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 12.7 / 13.0 / 13.0 |
| RP倍率 | 2.56(+100%) |
| SL倍率 | 0.9 / 3.2 / 5 |
| 最大修理費(SL) | 2,301 / 6,463 / 7,542 |
機体性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 | |
| 最高速度(km/h) | ***⇒*** / ***⇒1970 |
| (高度***m時) | |
| 最高高度(m) | 15240 |
| 旋回時間(秒) | ***⇒*** / ***⇒18.2 |
| 上昇速度(m/s) | ***⇒*** / ***⇒280.0 |
| 離陸滑走距離(m) | 850 |
| 最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 10.10 |
| 燃料量(分) | min14 / *** / *** / max*** |
| 搭乗員(人) | 1 |
| 限界速度(IAS) | *** km/h |
| フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/h |
| 主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
レーダー
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| 分類 | 有無 | 対応兵器 | 対応バンド |
|---|---|---|---|
| 火器管制装置 Lead Indicator | 〇 | ** | ** |
| 連続算出命中点 CCIP CCRP | 〇 | ** | - |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機関砲 | 20mm JM61A2砲 | 1 | 512 | 左翼付け根付近 |
弾薬
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
追加武装
| 凡例 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 記号 | 意味 | 記号 | 意味 | |
| RKT | ロケット | BMB | 爆弾/機雷 | |
| IBMB | ナパーム弾 | GBU | 誘導爆弾 | |
| AGM | 対地ミサイル | AAM | 対空ミサイル | |
| TRP | 魚雷 | GUN | 機関銃/機関砲 | |
| CM | 対抗手段 | DTK | ドロップタンク | |
| 分類 | 名称 | パイロン | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | ||
| AAM | AAM-3 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| AAM | AIM-7M | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| DT | ドロップタンク | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
| TGP | J/AAQ-2 | 1 | ||||||||||||
| BMB | 500 lb LDGP Mk.82 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | |||||||
| BMB | 2000 lb LDGP Mk.84 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||
| GBU | GBU-31 JDAM(2000lb) | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| GBU | GBU-38 JDAM(500lb) | 2 | 2 | 2 | 2 | |||||||||
| GBU | GBU-64 JDAM-ER(2000lb) | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
| GBU | GBU-62 JDAM-ER(500lb) | 2 | 2 | 2 | 2 | |||||||||
| ASM | ASM-1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||
| ASM | ASM-2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||
| RKT | FFAR Mighty Mouse | 57 | 57 | 57 | 57 | 57 | 57 | |||||||
| RKT | Zuni Mk.32 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | |||||||
| 分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | |||||
| BMB | **lb △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| BMB | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| TPD | **kg △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| GUN | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| RKT | **mm △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| AAM | △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
| AGM | △△ | * | -**/-** | -**/-** | +**/+** | ** | △ |
ミサイル
| AAM-3 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 誘導 方式 | ロックオン距離 (km) | 誘導時間 (s) | 最大G TV*2 | FoV | IRCCM | 近接信管 反応距離(m) |
| 91 | 4.86 | 2.5 | 812.64 | IR, 全方位 | 11.0*3 3.00*4 | 45 | 40 No | 3.6 | SSO | 6 |
| AIM-7M Sparrow | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | tΔV (m/s) | 燃焼時間 (s) | 誘導 方式 | 誘導時間 (s) | 最大G |
| 231.0 | 15.09 | 4 | 955.94 | 4.5*5 11.0*6 | SARH | 75 | 25 |
爆弾
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量*7 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 500lb Mk82 Snakeye 高抵抗爆弾 | 254 | 117.59 | 82 | 7 | 119 |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量*8 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 500 lb LDGP Mk 82 | 240.9 | 117.59 | 82 | 7 | 119 |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2000 lb LDGP Mk 84 高抵抗爆弾 | 893.6 | 578.61 | 117 | 18 | 205 |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2000 lb LDGP Mk 84 | 893.6 | 578.61 | 117 | 18 | 205 |
誘導爆弾
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) | 誘導 方式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GBU-62 JDAM-ER | 289.72 | 117.59 | 82 | 7 | 119 | GNSS |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) | 誘導 方式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GBU-64 JDAM-ER | 987 | 578.61 | 117 | 18 | 205 | GNSS |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) | 誘導 方式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GBU-31 JDAM | 893.6 | 578.61 | 117 | 18 | 205 | GNSS |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) | 誘導 方式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GBU-38 JDAM | 253.1 | 117.59 | 82 | 7 | 119 | GNSS |
対艦ミサイル
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 誘導 方式 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||||
| ASM-1 | SAP-HE | 600 | 90.24 | 309 | 50 | ARH+IOG | 60 | |||||
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 誘導 方式 | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||||
| ASM-2 | SAP-HE | 528 | 90.24 | 309 | 170 | IR+IOG | 60 | |||||
ロケット
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| Zuni Mk32 Mod.0 ATAP | HEAT | 57.26 | 8.91 | 726 | 457 | |||||
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| FFAR Mighty Mouse | HEAT | 8.98 | 1.19 | 701 | 290 | |||||
機体改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 胴体修理 | *** | *** | *** |
| ラジエーター | ||||
| **mm弾薬ベルト | ||||
| **mm銃座用弾薬ベルト | ||||
| II | コンプレッサー | *** | *** | *** |
| 機体 | ||||
| 新しい**mm機関銃 | ||||
| 新しい**mm銃座用機関銃 | ||||
| III | 主翼修理 | *** | *** | *** |
| エンジン | ||||
| **mm弾薬ベルト | ||||
| 爆弾懸架装置 | ||||
| IV | インジェクター交換 | *** | *** | *** |
| **オクタン燃料使用 | ||||
| カバー交換 | ||||
| 新しい**mm機関砲 | ||||
| ロケット懸架装置 | ||||
カモフラージュ
| 既定 | |
|---|---|
![]() | |
| 条件 | - |
| 説明 | 試作2号機 63-8502号機 |
| 試験飛行隊迷彩 | |
![]() | |
| 条件 | 750撃墜ポイントまたは200GE |
| 説明 | 試作初号機 63-8501号機 |
解説
特徴
なんといっても最大の特徴は、BR13.0ながらAESAレーダー*9とAAM-3*10を振り回すことができる点である。
F-16AJに、F-16Cのエンジンをのせて、F-2Aのレーダーと、F-15Jの武装を乗せたようなもの。
F-16よりも翼の面積が大きい分、最高速度や加速は劣っているものの、旋回性能は向上している。
立ち回り
本機より武装・機体性能ともに格上のジェット機とほぼ確実にマッチングするため、最初からランダムバトルへ出撃するのはお勧めできない。
まず最初に基本的な設定から行うこと。設定後はテストフライトで各種パラメーターやレーダ、ミサイルの使い方を反復練習するとよい。他の人のプレイ動画を見て操作をイメージトレーニングするのも効果的だ。
・ミサイルの設定はF-4EJ Phantom IIを参考にするととよい。
・レーダーはこちらから。
・ミサイルの詳しい解説はこちら。
①フレアとチャフ
敵のミサイルを回避するためには、フレアとチャフの設定が必須である。とっさの回避が必要となる場面も多いので、すぐに・何回でも入力できるものにするべきだ。例えば、マウスのサイドボタンやコントローラーの押しやすいところが良いだろう。ALT+何かのキーなどに割り振ってしまうと、いざ使用するときに確実な操作ができない。
②各種レーダーの切り替えやロックオンキー
本機のバトルレート帯では一般的にレーダーやIRST*11を使用して敵機を発見する。現代のレーダーには複数の設定があり、目視外戦闘・格闘戦・空対艦戦闘といった状況に合わせて走査*12する高度、距離、範囲、対象の切り替えを行う。よって、本機の長所である優れたレーダ性能を活かして戦うにはレーダーを操作するキーを割り振らなければならない。
③兵装の選択キー
この機体はAIM-7MとAAM-3の二種類の空対空ミサイルを搭載できる。状況に応じて最適なミサイルを選択するために、簡単に切り替えることができるように割り振っておくのが良い。筆者の場合は[ALT]+[2]に割り振っている。これは個人によってやりやすさが変わるため、テストフライトで操作感を確かめつつ決めると良い。
④ロケット・爆弾・機関砲の弾道計算機の切り替え
対地攻撃をする際にはあったら便利な機能。筆者は矢印キーに割り振っている。参考までに。
この章では簡単に、機動方法や攻撃方法について紹介する。
ミサイル回避の基本を簡略化して紹介する。詳細はミサイルやBVR戦闘の基本の説明を読むこと。
基本的に、ミサイルは「高高度」「高速度」から撃つと射程が延び、速度も乗るため撃墜しやすくなる。ただし本機の場合はF-16系より速度性能は低下している上に、このBR帯では相手も強力なレーダーとミサイルを搭載しているので、何も考えずまっすぐ飛び高度を上げることは即被撃墜を意味する。基本的な動きを覚えて生き残る術を身に着けること。
①RWRをよく観察する
レーダーの解説ページにもあるが、RWRでは探知・ロックオンされた際に警報が発報され、方角を知ることが出来る。しかし、赤外線ミサイルには反応しないほか、ARHミサイルには終末誘導段階でしか反応しない。
②ビーム・ノッチング機動
自機がある程度高速を保っている状態での回避機動。ミサイルが目標に近づくにつれて、敵機の機動に合わせるための運動はより大きく、よりエネルギーを消費することになる。それを狙って、敵航空機やミサイルに対し水平方向に90°の角度で移動することを指す。ミサイルのエネルギー消費が増す上にレーダーロックも不安定になるため、ミサイルの回避率が上がる。もちろん自機にミサイルが発射されているような場合であればフレアやチャフを併用する。
③ドラッグ起動
ミサイルに背を向け全力で逃げる方法。180度旋回すると速度が落ちる=ミサイルの射程内に入ってしまう可能性があるので近~中距離戦ではお勧めできないが、ミサイルから距離がある場合(10km以上)には有効である。低高度になるにつれてミサイルにかかる空気抵抗も増すため、高度を落とすことで速度も稼ぎつつ回避率を上げることができる。
④クランク機動
比較的遠距離の戦闘でミサイルの誘導と敵ミサイルの回避を同時に行うための機動。左右にS字起動しつつ敵機をレーダー範囲に収めることで、相手のミサイルのエネルギーを削り安全な攻撃を行える。ARHを持つ格上の機体は終末誘導に入るとレーダーに収める必要がなくなり回避機動に専念し始めるため、最後までミサイルを誘導する必要のある本機が格上の機体相手に行ってはならない。
⑤低高度飛行
レーダーは地表からの反射も受け取るので、地表に近い物体の捕捉は少し苦手である。ただし本機のBR帯のレーダーでは速度差によってフィルタリングして捕捉できるので、木や丘と接触しかねない10~20mという極めて低く危険な高度を飛ぶ必要がある。そのためレーダーのロックオンに依存するミサイルの回避には有効だが、赤外線誘導のミサイルやIRSTにはまったく効果がない。
なお空対空ミサイルには高度計が備わっていないので、自機が地表に向かって急降下する動きを行うことで未来位置へ移動しようとするミサイルを地面にたたきつけることができる。最終盤で残りの敵機が一機しかいない場合はお互いのレーダーミサイルも意識して回避できる以上、近距離戦となる場合もある。この技を使うために少しだけ高度に余裕を取ると墜落の危険も回避できてお得だ。
⑥山や谷などの地形を生かす
当然、ミサイルやレーダーはその間に何か障害物があれば目標を見失う。山や谷などの地形を生かすことでミサイルを回避できたり、ロックオンを外すことができる。
なお、簡単な回避機動を行うだけでは効果が薄い。チャフやフレアを撒くことによる欺瞞効果を、ビーム・ノッチング機動と低高度飛行の合わせ技といった効果的な回避機動と組み合わせたりするとさらに回避の可能性が上がる。
現在、ミサイルにはフロントアスペクト・リアアスペクト・オールアスペクト方式がある。
「なんとかアスペクトとは?」簡単に言うとロックが安定してできる方向を示していて、フロントなら前方、リアなら後方、オールなら全方位からロックできる。基本的にレーダー誘導はレーダーの性質上フロントアスペクト方式が多く、逆にエンジン排気から熱源を見つける赤外線誘導はリアアスペクト方式が多い。
AIM-7はレーダー誘導に頼るためフロントアスペクトが安定する一方、AAM-3はオールアスペクトではあるが赤外線誘導(IRH)方式なので、排熱温度が高い後方の方がより遠くからロックしやすい。
また、本機に搭載されているAAM-3は、レーダーを使用してシーカーを強引にレーダーロックした方向へと向ける技術が盛り込まれている。(下記SEAMを参照)
数多くの近距離対空ミサイルの基礎となったAIM-9はこのゲームにも発展・派生型が多数存在する。その中でもAIM-9P以降の大抵のミサイルには新たな射撃モードが追加されていて、本機の搭載するAAM-3もそれらと同じものが追加されている。
SEAM(Sidewinder Expanded Acquisition Mode)と呼ばれるものであり、平たく言えば発射母機のレーダーからミサイルに目標情報を与える事でミサイルの有効範囲を拡張する事(より高Gの飛行下での有効なミサイルの射出、射出後の飛翔軌道効率化による有効射程の延長)を企図している。
Warthunderでもこれが再現されており、「レーダー目標ロック」或いは「レーダーモード変更」により敵機をロックオンした後にミサイルの安全装置を解除する事で、レーダーロックを赤外線誘導ミサイルのシーカーに連接することが出来る。
単にミサイルを起動してロックさせるのと比べ一手順踏むことにはなるが、これによって3つの恩恵を受ける事が出来る。
第1はミサイルロックの高速化である。単にミサイルを起動してシーカーにロックオンさせる場合よりもロックオンが早くなり、敵味方双方が高い機動性と速度を併せ持つ最高BRにおいて有効弾を送り込めるチャンスを増やしてくれるだろう。
第2に、ミサイルの初期誘導強化が挙げられる。レーダー連接状態で発射したミサイルは速度が乗り始めるより先に標的へのリード追尾を開始する。これによって標的に対してより高い飛翔速度、且つより有効な回避のし難い角度でミサイルを送り込むことが出来、特に機動性の高い難敵への有効な攻撃手段となる。
第3の恩恵は第2のそれの副次効果と呼ぶべきものではあるが、フレアによる欺瞞への耐性上昇である。標的に対して大きなリード角で飛翔させる事で敵機の下方向に射出されるフレアがミサイルのシーカー視野角から外れる可能性が上がり、ミサイルが正しく目標を捕捉できるようになる。
その一方で相手のRWRにトラッキング警報を鳴らさせてしまうという弱点があるので、不意打ちができていると確信できるならSEAMせず、巴戦にて味方機が敵機の意識をそらしているかつレーダーロックが適切にできる状況ならSEAMするなど、状況に合わせて使用すること。
*13
本来であれば、別の項目で解説すべきことなので、簡単にまとめたい。
①前ばかり見ない
ジェット機は移動速度が速い分、あっという間に高空に到達する。そのため、自分だけが高空にいると思わず、後方や左右、上空をよく警戒するべし。
②エネルギーを大切に使う
上昇速度、最高速度も大戦機とは比較にならないが、零戦や紫電などと同じように飛行しているとあっという間にエネルギーがなくなってしまう。よって、無駄な動きを抑えたり、相手の挑発に乗らないことも重要。速度エネルギー・位置エネルギーを無駄にしないこと。
③機体の特徴を覚える
こちらより速度の出る機体、機動性の高い機体、遅い機体、ミサイルが強力な機体・・・これらの特徴を覚えることで、戦闘を有利にできる。簡単な特徴でいいので覚えておくとよい。
当たり前だが、レーダーやミサイル、機関砲などを使ってFF行為(友軍誤射)を行わないこと。
このバトルレート帯のミサイルは当たればまず致命傷となる威力で、たいていの場合飛行不能になる。修理費も高く、一度撃墜されるだけでかなりの出費になることも。
①友軍をレーダーでロックオンをしない
②機関砲で至近弾・直撃弾を撃たない
③間違っても友軍が多数いる状況でミサイルを発射しない
④故意に機体を接触させない
これらの行為は利敵行為となるほか、友軍のヘイトを集め、ほかのプレイヤーから撃墜されてもおかしくない。
十分注意したい。
もちろん、動画やほかのプレイヤー、精通した知人など、頼れる人はどんどん頼り、動きやプレイスタイルを真似てみるとよいだろう。高ランクジェットならではの戦闘の高揚感やスピード感を楽しめる機体で、なおかつ爆装すれば対地攻撃もできる魅力的な機体であることは間違いない。
「他人を狙っている時は自分も狙われているのだ」
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
ジェット戦場なので、初動は高度を取ってスパローを投げるかマルチパス高度からの打ち上げかの2択である。スパローの性能については、ジェット戦場を舞う諸兄らには釈迦に説法かもしれないが、日本ツリーに手を出し始めた初心者のために簡潔に言うと、一発ずつしか撃てない良く飛ぶミサイル、である。操作方法や撃ち方、回避方法については別に記載があるので割愛する。
そしてこの機体は惑星内最強の近距離空対空ミサイル、AAM-3というものを搭載できる。こちらも簡潔に言うと、見えにくく、良く曲がり、フレアに騙されにくいというとっても優秀なミサイルだ。このミサイルで敵機を撃墜すると感動して三菱重工に感謝の言葉を叫びたくなるだろう。一般的にIRミサイルの発射は後方2~3キロだと言われているが、5キロほど離れていてもヘッドオンの状態ならかなり当たる。また、低高度の敵に向かって投げるのもよいだろう。
空自の現・第一線機である本機は、惑星内でもかなりの性能を有している。必ず君の助けになるだろう。
機体性能を過信せず、基本に忠実に、ルールとマナーを守ってぜひ、楽しんでほしい。健闘を祈る。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
F-2A ADTWとは岐阜基地に所属しているF-2A試作初号機(63-8501号機)と試作2号機(63-8502号機)の二機を指している。
日本の次期支援戦闘機(FS-X)プロジェクトにおける極めて重要なプロトタイプである。
- 「FS-X」及び「XF-2A 63-0001」として1995年1月にロールアウト、同年10月7日に初飛行を果たした。
- 1996年3月、岐阜基地飛行開発実験団に移送され、1997年12月に現行の63-8501号機として正式登録。
- 試験機カラーとして赤・白の塗装が施され、展示時もその姿が再現された。
- 主な役割は飛行制御・新型アビオニクス・炭素繊維強化複合材主翼や最新型AESAレーダー(アクティブフェーズドアレイ)等、量産型F-2Aに先駆けた技術検証全般。
- 実機には実物大の空対空・空対艦ミサイル装備例が展示され、F-2特有の主翼形状や機器配置も実証された。
- 「XF-2A 63-0002」として開発・初飛行、量産仕様確定目的で各種テストに活用された。
- 初号機と同様に量産機とカラーリングが異なり、白地ベースに青と橙の帯が特徴。
- 岐阜基地飛行開発実験団に配属され、主に量産型配備後も装備品試験(新型ミサイル・各種電子機器等)を継続中。
- その経歴には、量産機導入後も改良・アップデートのための多様な運用実験が含まれている。
両機の定義は、F-2シリーズの量産仕様決定に直接貢献する「フルスケール・フライングプロトタイプ」――すなわち量産型と同一の形状・システム構成を持ちつつも、開発段階の未確定部分(アビオニクス、構造材、電子装備等)の検証や、運用試験が主目的とされている点にある。
そして現在もなお岐阜基地で研究・展示され、今日の航空祭等で一般公開されている。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
★F-2A戦闘機の資料などに関する話題は「F-2A/議論ページ」で。


航空自衛隊 F-2A戦闘機(63-8501号機)右前面。2013年11月24日 岐阜基地にて。- Hunini
航空自衛隊 F-2A戦闘機(63-8502号機)右前面。2013年11月24日 岐阜基地にて。- Hunini