Ho-Ni I

Last-modified: 2020-04-15 (水) 06:53:32

日本 RankII 駆逐戦車 Ho-Ni I / 一式砲戦車 ホニI

shot 2016.12.21 21.08.30.jpg

概要

1.65で実装された大日本帝国陸軍の砲戦車。
Rank2の駆逐戦車。対戦車を目的にチハの後期車台に九〇式野砲をオープントップで搭載したもの。日本ツリーで最も早くに九〇式野砲を使用できる車両であり、BRが低いこともあり相対する殆どの戦車を貫通可能である。
また、史実では運用するにあたって要員が5名必要(車長は基本的に下車して砲を指揮するとはいえ)だったが、何故かゲーム内では装填手と無線手が居ない。消えた無線手が座っていた席には何故か無線機そのものがポツンと置かれている。

車両情報(v1.81)

必要経費

必要研究値(RP)8000
車両購入費(SL)10000
乗員訓練費(SL)3000
エキスパート化(SL)10000
エース化(GE)80
エース化無料(RP)140000
バックアップ(GE)150
護符(GE)410

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング2.0 / 2.0 / 2.0
RP倍率1.06
SL倍率0.2 / 0.5 / 0.5
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)13.2⇒18.8 / 11.2⇒16.0
俯角/仰角(°)-10/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
7.8⇒6.0
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 20
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 25
重量(t)15.0
エンジン出力(hp)***⇒297 / ***⇒170
*,***rpm
最高速度(km/h)43 / 40
最大登坂能力(°)***⇒33 / ***⇒*33
視界(%)74
乗員数(人)3

武装

名称搭載弾薬数
主砲75mm Type 90 cannon40

弾薬*1

名称弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入
費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
Type 1 APHEAPHE6.667.84668979383716151
Type 94 HEHE6.0810.055211

車両改良

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Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯******
修理キット
砲塔駆動機構
弾薬開発1
IIサスペンション******
ブレーキシステム
手動消火器
火砲調整
弾薬開発2
IIIフィルター******
救急セット
昇降機構
弾薬開発3
IV変速機******
エンジン
追加装甲
砲撃支援

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両Type 4 Ho-Ro
派生車両
次車両Ho-Ni III
 
 

解説

特徴

前任のホロに比べて砲口初速が大きく向上し、徹甲榴弾の貫通力が強化された。口径が小さくなったため加害力は落ちたものの75mm砲弾としては十分な炸薬があり、総合的には非常に取り回しやすくなった。

 

【火力】
このBR帯では貫通・威力ともに十分な性能がある。砲の左右射界はあまり広くないため車体ごと動かして照準する機会が多いことに注意。

 

【装甲】
車体についてはチハと同じである。戦闘室についても基本的に25mm厚で頼りにならない。正面のみ一部分に25mm厚の増加装甲が貼っており、その部分は50mm相当の装甲を持つ。しかし基本的に頼りにならないため被弾は避けたい。乗員は3名しか居らず、車長と操縦手は車体右側に集中しているため、車体正面の右側を撃たれると串刺しとなって撃破される。さらにオープントップであるため航空機からの機銃掃射にも注意しなければならない。

 

【機動性】
ほぼチハと同等の機動力が保たれている。チハ車体の共通事項だが、車体が細長いため信地旋回時の旋回半径が大きいという弱点がある。

 

史実

一式七糎半自走砲 ホニⅠは大日本帝国陸軍が開発、運用した自走砲である。
プラモデルなどの影響から一式砲戦車という名称が有名である。姉妹型として、105㎜榴弾砲を搭載した一式十糎自走砲 ホニIIがある。

元々は対戦車兵器ではなかったが、後に対戦車自走砲に転用された。

詳細

ホニIは、1939年(昭和14年)12月から研究が開始された。1941年(昭和16年)5月に試製砲が完成し、6月には試作車も完成、運行試験が開始され10月に陸軍野戦砲兵学校で実用試験を実施、同年内に「試製一式七糎半自走砲」として仮制式化された。

ホニIはチハの車体に車載用に原型砲から後座長を980mmから300mm短縮し、680mmに改修した九〇式野砲を搭載している。高低射界は-15度~+25度、方向射界は左右22度であった。防御面は、車体正面装甲は41mm、防盾正面装甲は50mmと当時としては厚めの装甲であるが、南方作戦に向け歩兵直協の突撃砲として用いる構想だったためであるとされる。また機動戦闘は考慮しておらずあくまで戦車隊の火力支援車輌として後部、上面に装甲は無い為乗員は榴弾の破片、銃弾で負傷する可能性があった。

九〇式野砲は比較的初速が683m/hと1930年に開発された野砲にしては初速が速く、原型砲自体が対戦車砲として使うこともあった。ホニIの火力面では貫通力は一式徹甲弾(徹甲榴弾)使用時で1000ヤードで71mm、500ヤードで84mm、250ヤードで89mmとM4シャーマンに搭載されたM3 75mm砲と同等だが徹甲榴弾のため殺傷能力が高く、タングステン・クロム鋼弾である特甲弾では1000mで85mm、500mで100mmの貫通力を誇った。他には陣地攻撃用に榴弾や焼夷弾、破甲榴弾(ベトン弾)が使用できた。

ホニIは量産されると機甲師団の自走砲大隊の兵器として配備された。また、太平洋戦争の末期になると、優良戦車連隊の自走砲中隊にも配備されているが
、この戦車連隊は歩兵や工兵が入り交じるの混成部隊であり、小さな機甲師団と言っていいような特殊な編成だった。

(通常の戦車連隊の編制は、軽戦車中隊×1・中戦車中隊×3・砲戦車中隊×1であるが、この連隊は中戦車中隊×2・砲戦車中隊×2・自走砲中隊×1と言うものである。)

その部隊に所属していた戦車兵は特殊であるという認識はなく、連隊内の自走砲中隊に配備されたホニIを砲戦車、ホニIIを自走砲と呼び分けたという。

実戦

実戦で1945年のフィリピン防衛戦が主な戦場で戦車第二師団の機動砲兵第2連隊に4輌ほど配備された。同連隊ではフィリピン防衛戦でリンガエンに上陸してきたアメリカ軍をウミガン、ルパオで迎撃を開始、猛烈な砲撃を加え、500mの距離でM4中戦車を正面から撃破している。この戦闘では連日数百発に及ぶ猛烈な砲撃により米軍に被害を与えている。
しかしムニオスを防衛していた戦車第6連隊、サンマヌエルを防衛していた戦車第7連隊、サン・ニコルスを防衛していた戦車第10連隊が壊滅し後退を始めると機動砲兵第2連隊もサンタフェへ後退しイムガン峠で壕を展開、サラクサク峠に進出した米軍との決戦に挑んだ。この時ホニⅠは夜間にイムガン峠にある砲撃陣地へ移動し、サラクサク峠への砲撃後、明け方には後退してサンタフェに戻るという戦術を取り、米軍を苦しめた。米軍もこの砲撃を阻止する為に連日一個連隊規模の航空機を飛ばしたが、機動砲兵第二連隊は樹枝を牽引、履帯の走行痕跡を隠した為発見できず、戦後米軍は同連隊の戦術を評価している。3月31日には15cm榴弾砲3門と機動九〇式野砲2門と共にホニⅠ 4輌が大規模な砲撃を仕掛け、一日の間に1000発もの砲弾を撃ち込んだ。この砲撃によりサラクサク峠に展開した米軍の第32師団は多大な損害を受け、壊滅を避ける為退却している。

小ネタ

◆照準器

本車は、本来は対戦車自走砲ではなく、砲兵の自走化が主目的で開発された車両である。それを機甲科が砲戦車として目を付け砲戦車として採用した。そのため、照準器は九〇式野砲のそのまま載せており、対戦車砲として基本的な直接照準器ではなく砲兵で使われる、照準器を標桿*2に合わせてしてコリオリの力やらややこしい計算をしてミル単位で目標の方位へ砲身を向けて距離と弾道を計算して射角を調整し、間接射撃を行うためのパノラマ照準器が装備されている。野砲のパノラマ照準器は対戦車砲とは違い、一般的には砲身とは連動しておらず独立して照準器が動く。一応目盛には標桿を照準するために左右に角度目盛が書かれているが、これらは直射するための照準器ではないので移動目標用のリード目盛りは一切付いておらず、距離目盛りも無い。*3となると照準器単体での直射では命中率はまず期待できない。実際に日本軍でも野砲が対戦車戦を行う場合、照準器とは別に測遠機を用いたりするなどかなり工夫が必要であった。これは日本軍に限らず、パノラマ照準器を持つ野砲以上ではよくある手段である。また、発射装置は電気撃発ではなく拉縄(りゅうじょう)*4という縄を引っ張る。


◆名称

一式砲戦車という名称は本車両を砲戦車に改造して運用する構想の名残であり、どちらかと言えば正式な呼称ではなかった。この構想が採用された場合、Ho-Ni IIIに近い構造にする予定だった。

しかし、情報の錯綜から前線の戦車兵らが自走砲を砲戦車と呼ぶことがあり、これは自走砲の搭乗員や指揮官が、戦車部隊出身者と砲兵出身者の混成であったためである。

(ややこしいが砲戦車と自走砲ではそれぞれ部隊編成が異なっており、求められるものも違うため、自走砲=砲戦車というわけではない。例えば、砲戦車は戦車の延長にある兵器なので部隊編成は中戦車と同じで、約10輌で一個中隊であるのに対し、自走砲は4輌から6輌とし、これに観測部隊や弾薬車が付いて一個中隊となる。自走砲は火砲の延長にある兵器なのでオープントップでも構わなかったが、砲戦車は中戦車部隊と混ぜて使用するため都合上、銃弾や破片をシャットアウトするため密閉式にする必要があった。)


◆本命ではない

本車はもともと、砲兵部隊によって自走砲整備の補助に位置付けられた車両であったため、生産は早期に打ち切られており、総生産数は約50輌ちょっとであったといわれる。一方、姉妹車両である一式十糎自走砲は本命に位置付けられた車両であり、こちらは昭和20年度までに170輌生産される予定だった。(実際の生産数は約70輌である。)


◆マイナー過ぎる戦車

日本の戦車でありながら、肝心の日本での知名度は非常に低く、一昔前の模型情報誌の中には一式戦車と混同しているものもあった。
一番活躍した戦車なのに…
某戦車アニメにも登場しておらず*5、不遇な扱いは現在でも続いている。
活躍している漫画やアニメが見たい!というマニアには、たがみよしひさの「GREY(グレイ)」という作品をお勧めする。
古い作品だが様々な戦車が登場しており、一式砲戦車は中盤に主人公が乗り込んで、全身にレーザー砲を装備したロボットと激しいチェイスを繰り広げる。
同作は1987年にアニメ化されており、荒野を激走する一式砲戦車の雄姿や、当時はやはりマイナーだったKV-2の戦闘シーン*6も登場する。
原作はKindleなどで読む事は出来るが、残念ながらアニメはDVD化されていないので中古市場でVHSを探して欲しい。

 

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 間接射撃では目標を直接視認できないため、方位への基準点が必要となる。これを決めるためには一般的に基準にする方位に向けて標桿と呼ばれる測量棒を二つほど地面にぶっ刺し、この2本が重なり1本に見えるように場所移動できたら基準点の完成である。
*3 そのため射表を見て距離ごとに砲身の仰角と装薬量を選択する。
*4 縄を引くことによりファイアリングピンが前進して砲弾が発射される方式。野砲、榴弾砲では現在も使われてる一般的な発射方式
*5 ただしあの作品は「設定上『オープントップ車は安全確保の観点から参加できない』とされている」ため、本車に限らずオープントップ車は参戦できないのだが…
*6 おそらく、某戦車アニメ以外では唯一のアニメ登場作