M103

Last-modified: 2020-03-17 (火) 04:39:59

アメリカ RankV 重戦車 M103

shot 2015.11.11 02.53.51.jpg

車両情報(v.1.70.1945.87)

必要経費

必要開発費(RP)210,000
車輌購入費(SL)550,000
乗員訓練費(SL)160,000
[予備役]購入費(GE)60
[護符]購入費(GE)2300

基本性能情報

報酬・修理関係

ABRBSB
リワード(%)150180
開発ボーナス(%)+100
最大修理費(SL)5410570012000
最大修理費(SL)
最大改良状態
*********

車両性能

ABRBSB
Battle Rating7.7
RankV
車種HT
 
初期最終
重量(ton)56.7
エンジン出力(hp)810
2800rpm
最高速度(km/h)33
最大登坂能力(°)41
砲塔旋回速度(°/s)15.3**.*
(AB:**.*)
仰俯角(°)-8/15
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
127/51/38
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
127/127/51
再装填時間(sec)19.4**.*
武装プリセット1

基本武装

名称(戦車砲)搭載弾薬数
主砲120mm M58 cannon x133
機銃7.62mm M1919A4 machine gun x14000
機銃7.62mm M1919A4 machine gun x14000
機銃12.7mm M2HB machine gun x11000

弾薬

名称弾種弾頭重量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
M358 shotAP231067281280265248233218
M356 shellHE2376242
M469 shellHEATFS2411433801300

車両改良

車両改良

Tier名称必要RP(RP)購入費用(SL)
ITracks******
Parts******
Turret drive******
IISuspension******
Brake system******
FPE******
Adjustment of Fire******
IIIFilters******
Elevation Mechanism******
IVTransmission******
Engine******

スキン

名称条件説明
Standard初期スキン
 

スキン画像(クリックで表示)

スキン画像

Standard
[添付]

研究ツリー

前車体T32
派生車体
次車体T95E1

解説

1.45アップデートで追加されたアメリカ重戦車ツリーRank5トリであり米軍最後の重戦車。 これ以降はHTからMBTとなりM1A1へと繋がる


  • 正面以外の防御力を限定することで、車両重量の増加を抑え込んだ設計になっているため、
    重戦車としては比較的良好な機動力をもっている。
    ただし超信地旋回が出来ず通常の旋回も非常に遅く、マウスよりも劣っているため少しでも側面に来られるとほぼ的となってしまうので突出し過ぎには気をつけたい。
  • 攻撃
    砲は120mmで強力ではあるものの、分離式装薬のため装填速度が遅く、接近戦は苦手である。
    装弾数は33発だが、弾種はそれぞれ性質の違うものが4種と選択肢が多い。
    榴弾は特に工夫もないただの榴弾であるため砲身や天板を安定して破壊するほどでもなく不安定であり、煙幕弾は発煙弾発射機のないM103にとって貴重な防衛手段だが装弾数や装填時間など負担が大きすぎるためあまり相性が良いとは言えない。
    主力となりうるのはAPBC弾かHEATFS弾であるが、HEATは同格HEAT弾の中でも最大の装薬量(2.67kg)となっており、正面から貫通すれば確実に損害を与えられる他、その炸薬量故に天板の薄いT-54等戦後MBTのターレット基部を狙えば爆風でドライバーを殺傷する事が出来る等の性能となっているので敵の真正面を狙うと良いだろう。(比較に西側105mmL7系列のHEATが1.27kg、120~125mm滑腔砲のHEAT群と比較しても倍か5割増しと炸薬量だけならトップクラス)
    ただし、開発弾であるHEATにも問題があり、特性上加害力と貫徹力が口径に反してやや低く、敵車両の撃破に数発を要する場合は多い。
    なんとも残念だが、せっかくの120mmなので105mm砲との差別化を図る目的としてAPBCの積極的な起用が重要になる。HEATと違い大口径故に減衰が少なく、貫徹出来れば正面からでも内部を乗員やモジュール諸共に滅茶苦茶に出来る120mmの威厳を存分に体感できる。幸い、Tiger2Hの車体装甲を真正面からなら撃ち抜けるほか、T-54(47年型は除く)、T-62の砲塔や車体を易々と撃ち抜くことが可能だ。流石にISー3やIS-4といった極端な連中には力不足なので素直にHEATに切り替えよう。
  • 防御

    クリックで表示

    shot 2015.11.06 16.18.26.jpg
    装甲厚は薄いが、ほぼ曲面で形成されているため正面は薄いところでも実質200mm近くの装甲がある。
    そのため、遠距離の敵と正対しての戦闘では高い生存能力を発揮するが、接近戦や角度をつけての戦闘では容易に貫通されるため極力回避しよう。
    しかし実装甲が薄いためL7 105mm砲で使用できるHESHに対しては無力なので注意しよう。

    なお、正面装甲以外は凄まじく薄いため注意が必要である。
    側面は砲塔側面上部70mm、中部101.6mm、車体側面(兼帯奥)44.7mm、
    後方は車体後部は38mm、砲塔後部51mmしかない。

    後ろや側面を取られた場合、容易に貫通されて一発爆砕なんてことが日常茶飯事である。
    また、正面を向けたとしても車体は楕円状、砲塔は複雑に前方に絞り込まれた形状である為、
    敵に対しわずかに角度を付けただけで垂直に近い面が生まれ、貫通される場合がある。
    周囲への警戒は怠らないように、敵は必ず真正面に捉えるようにする事。お前本当に重戦車か?と言いたい
  • 総評
    戦後戦車と言うこともあり、従来の重装甲重武装で鈍重な重戦車のイメージよりは、
    主力戦車に近い味付けがされており、使いやすい戦車である。
    ただし、前述のように正面以外の装甲は無いに等しいため、戦闘時の位置取りには気を付けよう。
    装甲厚の問題以外に、リロード速度も遅いため接近戦は厳禁である。
  • 内部構造

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    nolink
    ↑左にある筒状の物も弾薬。*1

史実

nolink

M103はアメリカが開発した重戦車であり正式名称は120mm砲戦車 M103(120mmGun Tank M103)
第二次世界大戦終結直後の1945年9月に行われたベルリン戦勝記念パレードに登場したソビエト連邦のIS-3に脅威を覚えたアメリカが、これに対抗しうる車両として開発したもの。
しかし、生産が開始されたときには既に重戦車というカテゴリが陳腐化しており、開発の遅れから朝鮮戦争への本格投入は間に合わず、その重量故にベトナム戦争にも投入されず、実戦を経験することなく退役した。
因みにエンジン出力が65tもの車体を動かすのに精一杯だったのでM103は常にパワー不足に悩まされていた。

M103は西ドイツに駐留する独立戦車部隊に配備され、T43E1を改良したT43E2が開発された。陸軍はこれを「T43E1(M103)で充分」として採用しなかったものの、海兵隊が採用、1957年6月にM103A1として制式化され、海兵隊の3個戦車大隊に配備された。M103A1は後に海兵隊からリースされる形で1959年より陸軍にも装備された。
後に研究目的で数両が中華民国に渡った。現在は1両が中華民国陸軍集集営区内において展示されている。

重戦車というカテゴリがなくなった理由

なぜ重戦車は姿を消したのであろうか。その理由の一つとして、主要各国で1950年代から60年代にかけて、火力、防御力、機動力の3つの要素を高いレベルでバランスさせた近代的な主力戦車、MBTが、戦車部隊の主力として開発、配備されるようになったことがあげられる。

 

この時代のMBTの代表格といえるのが、1963年に西ドイツで開発されたレオパルト1だ。この戦車と第二次世界大戦中に開発されたパンターの最高速度を比較すると、レオパルト1が65km/hとされるのに対して、パンターは46km/hとされており、特に機動力の向上に力が入れられていたことがわかる。こうした高い機動力を持つMBTの登場によって、もともと中戦車よりも低かった重戦車の機動力が、相対的にはさらに低下することになり、戦車部隊の主力であるMBTの進撃についていくことがますます難しくなったのである。加えて、戦車部隊とコンビを組む機械化歩兵部隊にはアメリカのM59やソ連のBTR-50,ドイツのSPz.12-3(開発はスイス)の様な全装軌式の装甲兵員輸送車(Armored Personnel Carrier:APC)が配備されるようになった。大戦中の機械化歩兵部隊にはアメリカのM3ハーフトラックやドイツのSd.Kfz.251のような、前が車輪で後ろが履帯の半装軌式の兵員輸送車がかつ多く配備されていたが、こうしたものよりも全装軌車のほうが、特に不整地において高い機動力を発揮することができた。このように、高い機動力を持つMBTを主力とする戦車部隊と、同じく高い機動力を持つAPCに乗る機械化歩兵部隊を組み合わせた機甲部隊は、第二次世界大戦中の中戦車を主力とする戦車部隊と、半装軌車に乗る機械化歩兵部隊を組み合わせた機甲部隊よりも、更にテンポの速いスピーディな機動戦を展開することができた。逆にレオパルトの様なMBTは、機動戦の作戦テンポの向上を実現するために大戦中の中戦車よりも高い機動力を与えられたといっても良い。

 

その一方で重戦車は、戦後になっても相変わらず機動力を犠牲にして強大な火力と強靭な防御力を追及する傾向が強く、高い機動力を持つMBTやAPCについていくことが難しかった。機甲部隊の作戦テンポが大戦中よりもさらに速くなったために、機動力の低い重戦車の活躍の場が一段と狭まりもともと汎用性の低かった重戦車の戦力としての価値がさらに低下してしまったのである。たが、戦後に開発された重戦車の中には、53km/hを誇るソ連のT-10Mのように、MBTにさほど劣らない機動力を備えていた物もあった。こうした重戦車まで姿を消すことになったのはなぜだろうか。

 

実は、1960年代初めごろに開発された新しいMBTの中には、1950年代に開発された重戦車の装甲を通常の戦闘距離で貫通可能な大威力の戦車砲を搭載するものや、重戦車に匹敵する重装甲を備えたものも登場してきたのである。一例をあげると、1959年に制式化されたアメリカのM60戦車の搭載する105mm砲は、新しい装弾筒付徹甲弾(Armor Piercing Discarding Sabot:APDS)を使用すると、M103が搭載していた120mm砲の発射する徹甲弾を上回る貫通力を発揮できた。この105mm砲は、もともとイギリスの開発したL7シリーズの戦車砲をライセンス生産したもので、前述した西ドイツのレオパルト1、イギリスのセンチュリオン、日本の74式戦車やスウェーデンのStrv.103(所謂S-tank)などにも同系列の砲が搭載され、旧西側諸国の事実上の標準戦車砲となった。つまり、重戦車のMBTに対する火力面の優位性が事実上消滅してしまったのである。

 

加えて、M60の装甲は砲塔前面が178mm、大きく傾斜した車体前部上面が93mmとM103よりやや薄かったものの、改良型のM60A1では車体前部上面が109mm、砲塔前部が245mmに強化され、M103と大差ないものになった。しかも、M60シリーズはこれだけの武装と装甲を備えていながら、M103に比べ小型軽量であり、加えてM103よりもエンジンがパワーアップされたことによって、最高速度は48km/hとM103を上回る高い機動力を発揮できた。また、距離にかかわらず一定の装甲貫通能力を発揮する成形炸薬弾が戦車砲弾として広く搭載されるようになったこと、その整形炸薬弾を搭載して理論上100%にちかい命中率を持つと考えられた対戦車ミサイルが実用化され、各種の対戦車車両に搭載されるようになったことも重戦車の持つ分厚い装甲の価値を低下させた。さらに、ソ連のT-64の砲塔や車体の前面には、チタンやセラミックなどを組み合わせた複合装甲が採用され、重量の増加にダイレクトにつながる非常に分厚い装甲を備えなくても成形炸薬弾に耐えられるだけの防御力を実現できるめどが立った。これと前後して、イギリスでもチョバムアーマーと呼ばれる複合装甲が採用され、旧西側諸国でも同様に防御力の強化に見通しが立つようになった(もっとも、複合装甲の重量も決して小さいものではないのだが)。

 

まとめると、重戦車はMBTの登場によって相対的な機動力がさらに低下して、滑腔砲の開発を含む戦車砲の威力向上、複合装甲の登場、対戦車ミサイルの発達などによって火力や防御力での優位性を喪失し、機甲部隊の作戦テンポが高速化したことによって活躍の場がさらに狭まり、戦力としての価値を失って姿を消すことになったといえる。

 

(参考文献:ドイツ装甲部隊全史1918-45)

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 名前はカッコいいのにもったいないな -- 2016-05-17 (火) 12:45:06
    • (不遇と)戦う怪物、ファイティングモンスター -- 2016-05-17 (火) 13:55:00
    • 実は日本の雑誌が勝手につけたニックネームだというのは秘密 -- 2016-05-17 (火) 16:52:36
  • とにかくHEATを最優先で開発しないとまともに戦えない -- 2016-05-24 (火) 04:32:27
  • 跳弾誘発を狙って車体全面をほんのちょっと出してもHEATFSで普通に貫通して弾薬誘爆で死ぬしょっぎょむっじょ -- 2016-05-24 (火) 07:39:41
  • ぶっちゃけHEATFSのないマウスのほうが使えると思ったんだがどうだろうか。マウスにできなくてコイツにできることってなんかある? -- 2016-05-29 (日) 21:54:04
    • HEAT以外無いのではないか?今後追加されるかもしれないバリエーションも微妙な気がするし一方でM48の追加が決まったりM60のバリエーションも増えるかもしれんからM60作ってそれで戦ったほうがいいと思うゾ -- 2016-05-29 (日) 22:52:52
    • これとコンカラーはどっちかというと頭だけ出す籠城型じゃないの?押すんじゃなくて維持と割りきったほうが良いかもよ -- 2016-08-27 (土) 18:51:55
  • 初期弾APでfreetowin謳うのはねえわ。別にお布施自体は構わんがこういう態度が気にくわない。 -- 2016-08-30 (火) 13:36:16
    • ソ連以外の国に快適にプレイされたら悔しいから仕方ないね -- 2016-09-02 (金) 11:01:59
    • 初期弾がAPになった理由はgaijinから表明されてるから別に構わない。 -- 2016-09-02 (金) 11:23:31
  • あれ?重戦車が消えていくっていう欄でMBTの代表格ってセンチュリオンじゃないの?あれが先駆けと言っても過言じゃないし -- 2016-10-08 (土) 13:52:18
    • 引用した本がドイツ戦車を題材とした本だからレオパルトが比較対象に出されてるんじゃないかな -- 2016-10-08 (土) 13:58:57
  • まあこいつはwotでも強くないけど「カッコイイ」、それだけで乗るに値する戦車だと思うよ、人によってだけど。 -- 2016-10-16 (日) 14:06:26
    • あっちではtier9なのにこっちはトップでかわいそう -- 2016-12-29 (木) 19:03:31
  • 最近ティーガーⅡでよくこいつと当たるけど悲しいくらいにバスバス抜ける。あと砲塔の形状が上から見るとアメリカンドッグだなこれ -- 2017-02-04 (土) 01:11:21
    • ぬ、抜かれるんじゃなくて…?(震え声) -- 2017-02-04 (土) 01:18:32
      • あー撃たれたら痛いけど外してもらったりすれば装填は長いからその間に回り込んだり詰めたりしてるね -- 2017-02-04 (土) 09:22:04
      • なるほどな -- 2017-02-04 (土) 11:28:05
    • ほっぺたペラッペラやからなこいつ -- 2017-02-04 (土) 17:55:51
  • 「ファイティングモンスター」という「愛称」は、日本の書籍が勝手につけたもので、実は公式/非公式の愛称でもなんでもないのだ。そのため、一部の日本語話者にしか使われていないのだ…軍事誌やプラモ屋って、なんでこういうことするの好きなのか? -- 2017-08-29 (火) 21:32:06
  • あ、それと。M103は制式採用されている。朝鮮戦争には少し投入されたし、アメリカ海兵隊は結構長く使っていた。(これの試作車はT43と呼ばれていた) どこから説明文引っ張ってきたんだろう… -- 2017-08-29 (火) 21:36:55
    • (そもそも、アメリカ陸軍のMナンバーは制式採用の装備にしかつかない) -- 2017-08-29 (火) 21:38:15
    • 朝鮮戦争に投入されたのは試作車じゃないか? -- 2017-09-05 (火) 08:35:26
      • おそらくあなたが正しい。紛らわしい書き方をしてしまった。記憶が正しければ、朝鮮戦争に"投入された"のではなく、試験のために試作車か先行量産車(まだ名称はT43のまま)が送られたと読んだ。戦闘には参加しなかったとも。今は何で読んだかを思い出せないので、正確さはあまり…。しかし、少数とは言え制式採用されたアメリカ最後の重戦車を「試作戦車」と呼ぶなんて、説明文の基となった本を書いた人間は一体なにをしていたんだろう。 -- 2017-09-25 (月) 16:53:46
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

*1 分離装薬式なので筒状は装薬。右が弾頭。