ソ連 RankV 攻撃ヘリコプター Mi-24A
概要
v1.81で実装されたソ連RankV攻撃ヘリコプター。輸送ヘリに武装を載せただけという前機とは異なり、輸送ヘリを大幅に改修して開発された攻撃ヘリ。
攻撃ヘリでありながら兵員を輸送するというコンセプトは良くも悪くも特徴的で、その後のソ連軍攻撃ヘリとして有名となるハインドシリーズの初期量産型である。
機体情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | *** |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 9.3 / 8.7 / 9.0 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | ***⇒*** / ***⇒*** |
(高度***m時) | |
最高高度(m) | *** |
旋回時間(秒) | ***⇒*** / ***⇒*** |
上昇速度(m/s) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸滑走距離(m) | *** |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | *** |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | *** |
限界速度(IAS) | *** km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | ***mm △△△ | * | *** | △△△ |
機関砲 | ***mm △△△ | * | *** | △△△ |
機銃 (単装) | ***mm △△△ | * | *** | △△△ |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
***mm △△△ | 既定 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | - |
汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
空中目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
地上目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
曳光弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
ステルス | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
***mm △△△ | 既定 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | - |
汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | **lbs (**kg) △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **lbs (爆薬量**kg) |
B | **kg (**kg) △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
T | **kg △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 投下可能速度 0-**km/h 投下可能高度 0-**m |
R | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 重量**kg |
G | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 搭載弾薬数 ** 搭載時の 毎秒射撃量 **kg/s |
R & B | **mm △△ | * | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | ** | △ | 重量**kg |
**kg (**kg) △△ | * | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** |
ラジエーター | |||
**mm弾薬ベルト | |||
**mm銃座用弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | *** | *** |
機体 | |||
新しい**mm機関銃 | |||
新しい**mm銃座用機関銃 | |||
III | 主翼修理 | *** | *** |
エンジン | |||
**mm弾薬ベルト | |||
爆弾懸架装置 | |||
IV | インジェクター交換 | *** | *** |
**オクタン燃料使用 | |||
カバー交換 | |||
新しい**mm機関砲 | |||
ロケット懸架装置 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
ソ連軍の攻撃ヘリとして有名なハインドの初期量産型で、機内に武装兵8名を搭乗させ敵陣を強襲する、いわば強襲ヘリとでも呼ぶべき機体。西側に『BMPショック』を起こしたBMP-1をそのまま空に持ってきたようなヘリコプターである。……のだが、このゲームでは歩兵が居ないため、陸同様歩兵を輸送する機能はなんの意味もない。
武装面の特徴としては、ゲーム内においてはすでに前機からミサイルを装備できたためこれといった特徴はあまりなく、ロケットの装備数が増えたことと、実用的であるかは別として500kg爆弾が装備できるようになった程度か。
機動性能面では順当に性能が向上している他、オートパイロットのモードが前機から増え、自動で水平に保つモードが使用できるため、シミュレーターバトルでは役に立つだろう。が、使ったままだと銃手視点が小刻みに震えることがあるため、水平になったらモードを切り替えよう。
立ち回り
巡航速度ですら300km/hを越えるという圧倒的速度と12mm機銃でもある程度は耐えられる頑丈さを誇る反面、機動力が極めて低い。本機、及びこれ以降続くハインドファミリーの共通項である。
とにかくヨーイングもピッチングも反応が鈍い。前進中に敵を見つけてもそちらへ機首を向けられないなんてことは日常茶飯事である。コレクティブ操作や裏取りを上手く使い活かしていきたいところ。
【ヘリコプターEC】
前代はまともに使えたものではなかったが本機はいくらか適性がある。前代と打って変わりエンジンがターボシャフトとなり移動に関しては十二分な性能を持っている。前線への急行にせよ、裏取り時に高速で移動するにせよ十分な速度を期待できるだろう。
ただし兵装に関しては相変わらずのS5Kと9M17Mのままであるので、及第点とまでは言い難い。また排気量は前代より更に上がったため数キロ離れた場所からAAMを悠々当てられることもしばしば。本格運用が出来るのは24V以降のため、まだストレスと向き合いつつプレイする必要がある。
【リアリスティックバトル】
速度面が改善したため初手運用がかなりしやすくなっている。ロケットは相変わらずS5Kであるが128発と前代より更に増えているので、最悪ばら撒くつもりで敵の居る位置に斉射するのも手である。
ただし先述の通りとにかく機動力が低い。基本的に直進しか出来ない猪突猛進っぷりであるので、あらかじめ敵の居る位置を把握してどう突き進むかをイメージして参戦するようにしよう。側面を突くような位置取りをすればS5Kでもある程度キルをしやすくなる。
【アサルト】
速度の改善したMi-4と思って良い。運用方法はほとんど変わらない。
史実
東西冷戦時代に勃発したベトナム戦争だが、米軍によるヘリボーン作戦の成功や、新たに生まれた攻撃ヘリコプターという存在はソ連軍にとっても興味深いものであった。
当然そんな攻撃ヘリをソ連軍が作らないという選択肢がある筈もなく、Mi-8汎用ヘリコプターを元に1968年から開発がスタートしており、モックアップの完成した1969年には早くも実機作成が行われ、同年6月には試作機のV-24が完成している。
この機体の特徴として、アメリカがAH-1の開発時にUH-1の兵員室を撤去したのと逆に、Mi-8の兵員室を残しているという点である。
これは攻撃に対して脆弱な輸送ヘリを攻撃ヘリで守るのではなく、攻撃ヘリで兵員を運べば問題が一挙に解決するという強引とも言える考えによるものである。
その後18ヶ月にも及ぶ軍によるテストの後、Mi-24として採用される事となった。
武装にはすでにMi-4などの武装型で使われていたシステムを搭載した。
そうして生産された先行量産型はNATOコードで『ハインドB』と呼ばれ、その後様々な問題を解決した初期量産型である本機がソ連軍に配備されることとなった。
因みに兵員室を残した本機であるが、結果としては失敗であったとされている。
まず兵員室を残した弊害としてスペースが無くなり、兵員室の上部にエンジンを2つ隣り合わせにくっつけているため、一発の被弾で両エンジン停止から墜落という可能性が生じてしまったのだ。
また、戦闘ヘリとして極めて大型化してしまった本機では通常のヘリのように匍匐飛行がしづらく、結果発見されやすく被弾しやすい高度を飛ぶ必要も生じてしまった。
そして極め付けに、大型化してしまったこと、武装した兵員を乗せること、さらにその上で武装をしなければならないなど、本機ではエンジン出力が足りないという問題が生じたのだ。
その結果兵員を乗せて武装を施した本機は垂直離陸が不可能となり、滑走路を滑走した上で離陸させる必要があるなどヘリコプターとしての柔軟性に極めて悪影響を与える結果となってしまった。
そのため実際に兵員を乗せての運用はシリーズを通して殆ど行われておらず、兵員室は負傷者の輸送に使う等の場合が殆どであったが、その際の利便性は高かったのか後継機となるMi-28でも負傷者輸送のスペースとして小型の兵員室が装備されている。
また滑走の必要があった本機ではあるが、ソ連軍(ロシア軍)は現在もヘリコプターを滑走させて離陸させることを日常的に行っており、演習などの非武装(ポッドだけ装備し弾薬は無し等)時に離陸する際も普通に滑走させて離陸することもあり、そこまで不便に思ってない可能性もある。
小ネタ
・先行量産型がハインドBで、正式に配備された初期量産型である本機がハインドAと呼称されている理由だが、この名前をつけたNATO軍が先に察知したのが正式配備された機体であったからである。
正式配備=広く配備=察知されやすい、という当たり前の流れから「ハインド」と名付けられた後、新たに発覚した機体の方にBをつけ、今までの方にAをつけた結果、今まで知っていた初期量産型がハインドAとなり、新たに知った先行量産型がハインドBになるという現象が起こったのである。
・ゲーム内のハインドシリーズで本機だけテールローターが機体右側にあるが、本型の生産途中から左側に移動している。
このため、ゲーム内の機体は初期に生産された機体だと思われる。
派生機体 | Mi-24D |
---|---|
派生機体 | Mi-24V |
派生機体 | Mi-24P |
派生機体 | Mi-35 (イベント限定) |
派生機体 | Mi-35M |
ドイツ↓
イタリア(ハンガリー)↓
派生機体 | Mi-24D (HUN) |
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派生機体 | Mi-24V (HUN) |
派生機体 | Mi-24P (HUN) |
外部リンク
コメント
【注意事項】
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