ドイツ RankI 軽戦車 Pz.Kpfw. 38(t) Ausf. A / 38(t)戦車A型 
概要 
Update 1.41にて陸戦のオープンベータテストと共に追加されたドイツ軽戦車。
35(t)同様にチェコスロヴァキア併合でドイツが接収した戦車であり、名前が示す通り重量38tの当時としては超画期的な戦車…ではなくドイツ語のチェコのTである。当時I号やII号といった訓練向けの戦車ばかりだったドイツ軍にとって絶好な性能の本車が併合で丸ごと手に入り、後のポーランドやフランスへの電撃侵攻を容易にさせて世界史を変える一因となってしまった。
35(t)から火力が上がり、リロードも変わらず早く、機動力も上がってそこそこ使いやすい戦車となっているが、防御力は若干低下している。
車両情報(v2.29.0) 
必要経費 
必要研究値(RP) | 2900 |
---|---|
車両購入費(SL) | 700 |
乗員訓練費(SL) | 200 |
エキスパート化(SL) | 1000 |
エース化(GE) | 20 |
エース化無料(RP) | 96000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理 
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.3 / 1.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1.0 |
SL倍率 | 10 / 10 / 10 |
最大修理費(SL) | 100⇒128 / 96⇒123 / 100⇒128 |
車両性能 
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 13.3⇒26.35 / 8.3⇒14.0 |
俯角/仰角(°) | -10/25 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 4.3⇒3.3 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 肩当て式 / *** |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25 / 15 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25 / 15 / 15 |
重量(t) | 9.7 |
エンジン出力(hp) | 194⇒238 / 111⇒125 |
2,200rpm | |
最高速度(km/h) | 47 / 43 |
実測前進~後退速度(km/h) | 47 ~ -7 / 42 ~ -6 |
視界(%) | 72 |
乗員数(人) | 4 |
レーダー 
光学装置 
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 有/無 | - | - |
車長 | **x-**x | 無 | - | - |
砲手 | 1.9x-3.5x | 無 | - | - |
操縦手 | 1.0x | 無 | - | - |
武装 
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 3.7cm KwK 38(t) L/47.8 戦車砲 | 1 | 90 | 2~3 |
機銃 | 7.92 mm Vz.37 機関銃 | 1 | 5600 | - |
弾薬*1 
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
37 mm KwK38(t) L/47.8 | Pzgr. 34(t) | APC | 0.85 | 0.0221 | 741 | 62 | 59 | 45 | 32 | 23 | 17 |
PzGr. 40 | APCR | 0.37 | - | 1020 | 86 | 77 | 47 | 26 | 14 | 8 | |
Pzgr.(t) umg. | APC | 0.82 | 0.0221 | 750 | 61 | 58 | 44 | 31 | 22 | 15 |
名称 | ベルト名 | 弾種 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.92 mm vz.37 | 既定 | AP-I/AP-I/AP-T | 13 | 12 | 7 | 4 | 1 | 1 |
車両改良 
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | 150 | 45 | 45 |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
Pzgr.(t) umg. | ||||
II | サスペンション | 135 | 40 | 40 |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
PzGr. 40 | ||||
III | フィルター | 250 | 75 | 75 |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
IV | 変速機 | 320 | 95 | 95 |
エンジン | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ 
規定 | |
---|---|
![]() | |
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
冬季迷彩 | |
![]() | |
条件 | 撃破 50 or 200GE |
説明 | 標準的な冬季迷彩 |
砂漠迷彩 | |
[添付] | |
条件 | 撃破 75 or 200GE |
説明 | 標準的な砂漠迷彩 |
研究ツリー 
解説 
特徴 
アイドル駆逐戦車ヘッツァーへ繋がる38(t)シリーズ最初の一台。
最初期に手にはいるBR1.3のドイツ戦車では貴重な長砲身の3.7cm戦車砲で、長砲身化により35(t)戦車より一回り威力が高まり、同格以下なら中距離戦もある程度こなせるようになった。ただし口径の小ささは同じなので貫徹後の加害力はほぼ変わらず、大柄な相手は内部を意識して狙う必要がある。
機動力も35(t)より上がり相手との機動戦に持ち込むこともできるくらいになったが、砲塔旋回速度は変わっていないので接近され過ぎには注意したい。後進速度も平凡なものになり、素早い退避ができなくなってしまっている。
装甲は正面25mmのままで相変わらず小さなスペースに4人もいるので、以前にも増して車体前部や砲塔を撃たれると乗員が負傷(=戦闘能力が下がる)する可能性が高いので注意。
【火力】
主砲は37mm kwk38(t) L47.8戦車砲。35(t)から砲身は伸びたが口径は変わらない。こちらもリロード3~4秒台なので手数は望めるし、人力の砲安定装置もあるので早撃ちも比較的できる。
弾は35(t)と同じだが長砲身化で初速が高まって精度が改善し、最大貫徹力もPzgr. 34(t)で62mm、PzGr. 40で86mm、Pzgr.(t) umgで61mmという数値で全体的に5~7mm程度向上している。
- Pzgr. 34(t) (APC/徹甲榴弾):貫徹力の向上は至近距離のみならず距離500mでも39mm→45mmという大きな底上げになっており、35(t)で遭遇していた相手に対しては倍近い距離からでも有効打を与えられるようになった。また、貫徹力が60mm台に達したので格上に増えてくる正面装甲50mmにもある程度挑んでいけるが、それでもできれば不意を突いて側面垂直部などの弱い場所を撃ったりする事を先に考えたい。炸薬量は変わっていないので貫徹後の加害力はある程度見込めるが、より格上の相手をするようになるとBR上昇につれて大型化が始まるので貫徹後の加害範囲が物足りなくなり始める。大柄な相手は精度の高さをいかして乗員や重要部位を狙い撃とう。
- PzGr. 40 (APCR/硬芯徹甲弾):開発すれば最大貫徹力86mmを得られるが、やはり500mから貫徹力が目に見えて落ちる。近距離で格上の硬い敵に当てる分には不自由しない数値であるといえるのだが、APCRの性質上加害力が直線状にしかないので、本車でも基本は徹甲榴弾を使い、どうしても抜けない相手にこちらを使おう。
- Pzgr.(t) umg. (APC/徹甲榴弾):Pzgr. 34(t)に比べて曳光せず重量がわずかに軽い他、わずかに初速が速いが、やはり性能差はほとんど無いので開発は後回しで良い。
機銃は35(t)と同じvz.37機関銃。こちらも車体の機銃は撃てず、砲塔の機銃だけが発射される。
【防御】
35(t)に比べてカタログスペックでは正面25mmは変わらない一方、側背面は1mm減った15mmとなり、さらにキューポラ部分は10mm減って15mmとなった。
垂直部分が多いので相変わらず容易に貫徹されやすいうえに搭乗員も相変わらず前方に4名が集中しており、被弾して一気に昇天か、2人以上が昇天ということが多いのでやはり被弾は避けた方がいい。
変速機も35(t)ではエンジン付近にまとめられていたが、38(t)では車体前面にあり、被弾時に走行不能になりやすくなっているので注意したい。
車体形状は縦の長さが35(t)より少し短くなっているが、横幅と車高はわずかに増えている。
総じて防御に関する要素は35(t)から低下もしくは据え置きで、BRも上がったので防御力は低下したと言える。
【機動性】
35(t)より加速や旋回速度が早くなり少し機敏になった他、わずかに軽量化している。
加速は25kmまではすぐに出すことができ、そこからは徐々に加速してABであれば最大47kmで走行できる。
速くなった分、勢いよく急に曲がると横転する可能性が増しているため注意して曲がろう。
一方、砲塔旋回速度は変わっていない他、35(t)の強みであった後進速度は失われてしまい、ABで7km程度という並の中戦車よりは多少速いくらいの速度しか出なくなっている。
史実 
元はチェコスロバキア共和国(当時。以下チェコ)ČKD社の戦車でLTvz.38という名前だったが、ドイツがミュンヘン会談でズデーテン地方の割譲をうけた際、生産途中であった150輌のLTvz.38はドイツ軍装備として採用されPz.Kpfw .38(t)となった。なお(t)は重量のトンを表すものではなく、チェコスロバキア共和国のドイツ語表記「Tschechoslowakei」の頭文字である。
その性能はIII号戦車と同等のスペックを持ち、ポーランド侵攻では100輌ほどが参加。その後も電撃戦初期のドイツ装甲師団を支える貴重な戦力であった。
しかし1940年ごろには旧式となり車体は対戦車自走砲のマルダーIIIの各型や自走砲のグリレのベースとされた。駆逐戦車ヘッツァーは38(t)と全く別の車両である38(t)n.Aからのパーツ転用であり38(t)と直接の繋がりはない。
小ネタ 
史実欄にも書いた通り38(t)や35(t)についている「t」はトンではなくチェコスロバキアのドイツ語表記の「Tschechoslowakei」。
なのだが実はちょうど38トンの戦車が惑星には存在する。
それは我々にも馴染み深い74式戦車である。
--加筆求む--
外部リンク 
コメント 
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