Second Battle of El Alamein(陸)

第二次エル・アラメインの戦い

　エジプト進出の橋頭堡を確保したイギリス軍は、この地域の制圧に乗り出した。

概要

　アップデート1.55より実装。砂漠の狐ことロンメル将軍率いるドイツアフリカ軍団(DAK)を英軍のモントゴメリー将軍が巧妙な作戦と物量で撃破し、北アフリカ戦線の帰趨を決した戦いの舞台になったエジプトの海岸沿いの港、エルアラメイン周辺のマップで、カッターラ凹地の北縁付近が再現されている。
　中央から北東側は岩山が数多く、入り組んだ道や大きな町、古城なども存在する。南西側は何とも砂漠らしい砂漠で大きな砂丘が連なる。こちらには町と軍事拠点のようなものもある。

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試合形式解説

　試合形式は支配、制圧(1・2・3)、バトルの5種類。
　また各試合形式はAB・RBとSBでスポーン拠点や占領拠点が異なるため注意。

支配＆制圧（1・2・3）

支配

AB&RB

	拠点A、南西拠点
	拠点B、中央拠点
	拠点C、北東拠点

SB

	拠点A、南西拠点
	拠点B、中央拠点
	拠点C、北東拠点

【各拠点の解説】

AB&RB

• 南西拠点は広大な砂漠の中にポツンとある町が拠点。
  • 砂漠の中にあるため砂丘に登ると狙撃されるリスクが上がる。道なりに行けば安全だが、拠点到着時に待ち伏せにも遭いやすい。相手の不意を突くなどするべきである。
  • 街は砂丘や城壁に囲まれているが案外サークル内にいても射線が通っていたりする。隠れて待ち伏せもしやすいが不意を突かれやすいので注意したいところ。

• 中央拠点は大きな丘の上にある街の中に拠点がある。
  • この街に入るために六つのルートがある。いくつかのルートは通る際にリスクを伴う。街はそこそこ大きいため、待ち伏せもできる。街を囲む岩山もいくつか登れる。
  • 急な接敵には悩まされるだろう。複数の味方といても街の中に敵が残っていたなんてこともよくある。

• 北東拠点は城の敷地にある。周りに櫓や橋がある。
  • 拠点に着くには拠点をマップ中央側から攻めるか、奥まで遠回りしてマップ端から攻めるかでルートが変わる。マップ中央側だと敵に見つかりやすい。マップ端側だと遮蔽物が多い分、相手の待ち伏せには注意。

SB

• 南西拠点は軍事拠点にある。
  • 周辺はテントぐらいしかなく、占領に入れば防ぐものはないだろう。また周りの砂丘に戦車が待ち伏せの可能性もある。
• 中央拠点はAB&RBと変わらない。強いて言うなら車長視点による索敵のしづらさだろう。

• 北東拠点はAB&RBの場合同じ様な、城門のすぐそばに拠点がある。
  • こちらも同様マップ中央側と端側の二手に分かれられる。その周辺では待ち伏せもしやすいだろう。
    ただ占領サークルは一度入ると遮蔽物が少ない、早めに占領維持の体制を築きたい。
     

【総評】

• このマップでは基本的に砂漠側よりも岩山の多い側のスポーンを選択するプレイヤーが多い。
  • AB&RBでは索敵のしやすさなどからも、北東拠点が選ばれることが多いと感じる。
    • 砂漠の南西拠点は距離や移動の際のリスク面からもあまり自由に進軍や拠点間移動ができない。中央、北東拠点間は入り組んだ道で裏取りなどしながら移動できるため常に戦況がひっくり返るチャンスがある。
  • SBだと上記に加え、拠点間もかなり離れるため、初めから各拠点に人員がほしい。

[制圧]#1

AB&RB

SB

• 南西拠点1拠点をめぐる争い。
  • AB&RBではマップ範囲がほぼ砂漠のみである。狙撃のために北東の岩山も登れるが、敵も同じことを考えるはず。

[制圧]#2

AB&RB

SB

• 中央拠点1拠点をめぐる争い。
  • 基本、戦闘は岩山側で起こるだろう。中央拠点のある丘より北東側の辺りの制圧もかなりカギとなる。砂漠側にもスポーン地点があるため、砂漠側にはあまり迂回したくはない。

[制圧]#3

AB&RB

SB

• 北東拠点1拠点をめぐる争い。
  • AB&RBではお互いのスポーン地点がかなり近い。展開もかなり目まぐるしく変わるだろう。
  • SBでは砂漠側のスポーン地点が互いに近い。気にする必要はないが、放っておけば背後から襲われることだろう。

バトル

AB&RB

	北西側チーム拠点
	南東側チーム拠点

SB

	北西側チーム拠点
	南東側チーム拠点

自軍の拠点を守り抜き、相手の拠点を先に占拠すれば勝ちとなる。

• AB&RB
  • どちらの拠点も街道の交差する部分にあるためいくつかの方向を見なければならない。南東拠点は相手スポーン地点から少し直線基調の道の先にある。しかしどちらも待ち伏せには適している。
• SB
  • 互いの占領地点より、互いのスポーン地点のほうが近い。初めから攻勢に出る場合は問題ではないが、防衛に回ろうとすると敵スポーンを背後に向けることとなる。初めは戦力などを見極めて行動に移したほうが良い。
  • 砂漠側から攻める場合は狙撃などに注意したい。

空軍マップ

－－加筆求む－－

史実・小ネタ

史実

　このマップのモデルとなっている第二次エル・アラメイン会戦は1942年10月23日から11月3日にかけてエジプトのエル・アラメイン周辺で起きた戦い。第一次会戦（1942年7月1日～31日）で指揮官ロンメルによる猛攻を止めた英軍は参戦した米軍からの大量の兵器投入などで反抗を開始。一方ロンメルは大進撃した故補給が届かず敗走を強いられてしまう。ロンメルの敷いた地雷群も英指揮官モントゴメリーにより次々突破され、伊軍の活躍もむなしく、ドイツアフリカ軍団の大敗北となった。その後連合軍の攻勢は止まず、ドイツはアフリカから退却した。

小ネタ

• このマップは史実かつ実在の街の名前がつくが、実際には架空の街である。
  ただ支配モード(AB&RB)の南西拠点には多数の放棄されたチャーチルなど戦車や車両が残っている。ドイツが鹵獲したものかもしれない…

• 過去のバージョンでは支配h9（旧n9）のスポーン地点で、ごく稀にだが戦場の外にスポーンすることがあった。重戦車や歩兵戦車など、低速の戦車で爆散した経験を持つプレイヤーも居るかもしれない。

コメント

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