St-Chamond

Last-modified: 2025-04-10 (木) 01:47:57

フランス RankI 中戦車 St-Chamond サン・シャモン突撃戦車

stchamond.jpg

概要

Update 2.45 “Hornet's Sting”にて追加された。
--加筆求む--

車両情報(v2.45.0)

必要経費

必要研究値(RP)***
車両購入費(SL)***
乗員訓練費(SL)***
エキスパート化(SL)***
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)***
護符(GE)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング1.0 / 1.0 / 1.0
RP倍率***
SL倍率*** / *** / ***
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)**.*⇒**.* / **.*⇒**.*
俯角/仰角(°)-10 / 11
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
5.2⇒4.0
スタビライザー/維持速度(km/h)なし
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
11 / 17 / 8
重量(t)22.0
エンジン出力(hp)139⇒172 / 80⇒90
*,***rpm
最高速度(km/h)13 / 12
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)81
乗員数(人)8
 

レーダー

なし

光学装置

なし

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲75 mm Mle 1897 cannon10106**
機銃8 mm Hotchkiss Mle 1914 machine gun (coaxial)2502000-
機銃3 x 8 mm Hotchkiss Mle 1914 machine gun2506000-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)

 
名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
75 mm
Mle 1897
Mle1910MAPHE6.490470585750433732
Mle1900HE5005.369511
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I履帯*********
修理キット
砲塔駆動機構
弾薬開発1
IIサスペンション*********
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
弾薬開発2
IIIフィルター*********
救急セット
昇降機構
弾薬開発3
IV変速機*********
エンジン
追加装甲
砲撃支援

カモフラージュ

クリックで表示
規定
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両
次車両
 

解説

特徴

機動性はともかく、防御面に関してはランク1戦車の中でも最弱レベルであるが、反面とびぬけた火力を有する固定砲式の戦車である。

史実では塹壕に長い車体がつっかえて動けなくなる事態が多発したようだが、WarThunderでは車体の長さが原因で地形の凹凸に引っかかってスタックすることはそうそう無いのでご安心を。

 

【火力】
主砲はSAu 40とほぼ同等の貫通と炸薬量を誇る強力な75mm砲。仰角・俯角や装填速度、精度も申し分なく、このランク帯であればまず不足を感じることはないだろう。また車体正面に機関銃がついており、無防備な非装甲車両や障害物を薙ぎ払うのに便利である。

一つだけ弱点があるとすれば、主砲の左右角が各3度ずつしか取れないこと。敵を見つけていざ撃とうとすると「角度が足りず主砲が向かない」ということが頻繁に起こる。咄嗟の遭遇戦の際や、移動する標的を狙うときなどは少々ストレスを感じるかもしれない。

 

【防御】
はっきり言って無いに等しいほどに弱い。正面は少々傾斜がかかっているとはいえ所詮11mmしかないので、基本的に同軸機銃以外の射撃は全く防げないと考えてよい。

そして乗員8人中7人が車体前面に配置されている上に、車体の各所に弾薬庫が散りばめられているため、ほとんどの場合は被弾≒死である。

無炸薬の37mm砲弾程度なら、稀に一撃死せずに耐えることもある。
……が、その場合でも乗員複数人と駆動系周りのモジュールを持っていかれることが多く、そのまま何もできずに次弾を喰らって死ぬことがほとんどである。

さらに、薄らデカい車体のせいで上面から見た際の被弾面積がかなり大きい上に、肝心の上面装甲は5mmしかないため、あまりに劣悪な機動性も相まって航空機による銃撃や支援砲撃もかなりの脅威となってくる。

 

【機動性】
時代が時代ゆえに仕方がないが、劣悪の一言に尽きる。

とにかく車体重量に対してエンジンが馬力不足なため、坂道や障害物はマトモに乗り越えられず、平地でもどうあがいても13km/hまでしか出ない。陣地転換や回避行動どころか、前線にたどりつくのすらも一苦労で、初動を誤ると何もできないまま終わってしまいかねない機動性である。

ただし他の電気駆動式戦車と同様に、後退の際だけは比較的スムーズで前進と同じだけの速度が出る(とはいっても13km/hだが……)ため、稜線射撃を行う際の退避でストレスを感じることはないだろう。

 

【総評】
黎明期の戦車らしく、あれもこれも足りない尽くしの性能でマトモに扱うにはかなり苦労する車両。

しかし、それを補って余りあるだけの素晴らしい火力がこれにはある。

いかに相手に撃たせない一方的な状況を生み出せるかが、この車両の魅力を最大に引き出すカギになってくるだろう。

 

史実

シュナイダーCA1突撃戦車に続く、フランス戦車第2号。
駆動方式は、ガソリンエンジンで発電し電動モーターで走行する「ガス・エレクトリック方式」を採用した先進的な設計だった*2。しかしそのエンジンは不調が多く、巨大な車体は塹壕にひっかかるなど欠点も多かった。
それでも改良が重ねられ、400両が生産された。

小ネタ

巨大な車体に不釣り合いな足回りは、アメリカのホルト・トラクター牽引車をもとに設計された。これはドイツのA7V突撃戦車も同様であった。そのため、WWIでは同じトラクターがベースになった戦車が戦っていた。

原型となったホルト・トラクター牽引車は大日本帝国陸軍も購入しており「ホルト五屯牽引車」として採用されている。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 戦車のような大トルクが必要な車両において、構造的に最も難しいのが変速機である。当時20トン超にもなる不整地走破用の自動車を開発した経験のあるメーカーなどほとんどなく、当然ながら適切な変速機を製造できる技術は確立していなかった。ゆえにエンジンで発電機を回し、モーターで駆動させるガス・エレクトリック式は、変速機の問題が解決できる手段として魅力的な選択肢だった。このアイデアは2Cでも採用されたほか、英国アメリカなどで試されたが、結局変速機の性能向上に伴ってデメリットばかりが目立つようになり消えていった。