T-72M1 (FIN)

Last-modified: 2024-03-03 (日) 14:57:30

スウェーデン RankVI 中戦車 T-72M1

t_72m1_fin_top.jpg

概要

輸出型T-72の決定版でありT-72A初期型とほぼ同等の性能を持つ。
Update 2.21 “Fire and Ice”にて追加された。
--加筆求む--

車両情報(v2.29.0)

必要経費

必要研究値(RP)250,000
車両購入費(SL)680,000
乗員訓練費(SL)195,000
エキスパート化(SL)680,000
エース化(GE)2,100
エース化無料(RP)1,010,000
バックアップ(GE)55
護符(GE)2,100

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.3 / 9.3 / 9.3
RP倍率226
SL倍率160 / 200 / 240
最大修理費(SL)3,815⇒6,245 / 3,777⇒6,182 / 4,900⇒8.021

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)19.4⇒27.2 / 14.45⇒17
俯角/仰角(°)-6/13
リロード速度(秒)
(自動装填)
7.1
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸/ -
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
110 / 80 / 40
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
125 / 102 / 65
重量(t)41.5
エンジン出力(hp)1,209⇒1,488 / 690⇒780
2,000rpm
最高速度(km/h)60 / 5
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -4.6 / 60 ~ -4.6
視界(%)75
乗員数(人)3
 

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長5x赤外線第一
砲手8x赤外線第一
操縦手1.0x赤外線第一

武装

名称搭載弾薬数
主砲125 mm 2A46M cannon44
機銃12.7 mm NSVT machine gun250
機銃7.62 mm PKT machine gun200

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
125 mm
2A46M
3BM9APFSDS3.6-1,800321317303285268249
3BM15APFSDS3.88-1,780440430420410405400
3BM22APFSDS4.83-1,760425420415405392380
3BK12MHEATFS19.02.53905440
3OF26HE23.05.2485042
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I履帯9,60015,000310
修理キット2,900
ドーザーブレード9,600
砲塔駆動機構
3BM9
IIサスペンション9,00014,000290
ブレーキシステム
消火器改良2,700
暗視装置9,000
砲火調整
3BM15
IIIフィルター12,00019,000390
救急セット
昇降機構
発煙弾投射機
レーザー・レンジファインダー
IV変速機16,00025,000520
エンジン
エンジン発煙システム
砲撃支援
3BM22

カモフラージュ

クリックで表示
規定
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ・森林用
ベーシック砂漠用迷彩
[添付]
条件310機撃墜または200GE
説明砂漠用
三色冬季変形迷彩
[添付]
条件620機撃墜または200GE
説明冬季戦場用
単色冬季迷彩
[添付]
条件200GE
説明冬季戦場用

研究ツリー

前車両T-55M (FIN)
派生元車両T-72A
次車両Leopard 2A4 (FIN)
 
 

解説

特徴

本家と同様に強力な125mm砲、複合装甲を備える。
--加筆求む--

 

【火力】
T-72Aと同じ砲。初期弾の鋼鉄製APFSDSだと格上相手に不安が残るので、早急に3MB15か3BM22を開発しておこう。

 

【防御】
砲塔装甲はT-72Aとほぼ同一であるが、封入されている複合装甲の範囲が若干狭くなっている。

複合装甲比較
  • T-72A
    T-72A_0.jpg
  • T-72M1 (FIN)
    T-72M1 (FIN).jpg

車体装甲はT-72Aと同一。T-72Aと違い改造項目に追加装甲がないが本車ではすでに取り付け済みとなる。

 

【機動性】
T-72Aと同一。良好な機動性を持つが、後退速度は-4kmなので後退のタイミングを見極めよう。

 

史実

1978年にT-72《ウラル》(1973)を元に輸出用T-72としてWP(ワルシャワ条約機構)向けのOb.172M-Eと第三世界向けのOb.172M-E1が登場した。ここで、WP加盟国向けのE及び後続のE2/E3/E5と第三世界向けのE1/E4/E6差はNBC防御性能のみでありWP向けが本国と同等、第三世界向けが一部機能省略型となる。その他火力や防御性能、機動性はOb.172M-E/E1ともにT-72《ウラル》と同等であった。1979年にソ連向けT-72がT-72Aに移行すると、翌1980年には輸出モデルとしてT-72A(1979)の火力向上を取り入れたT-72M(Ob.172M-E2/E3/E4)が登場した。T-72Mでは主砲の交換、照準器の改良が行われ火力が大幅に向上したが防御性能はT-72《ウラル》のままであった。1982年に輸出用T-72として登場しT-72MにT-72A(1979)の防御力強化を全面的に反映させたのが本車T-72M1(Ob.172M-E5/E6)であり、輸出型T-72Aの「完全版」となる。ただし、後のモデルであるT-72Sの輸出が中々始まらなかったためT-72M1の輸出はソ連崩壊まで続くこととなったが、T-72Aの中期型以降で採用されたアップデートはT-72M1には採用されないままであった。古い解説では「T-72の輸出型は意図的に性能を落とした”モンキーモデル”である」とされていたが、前述のNBC防御性能以外は本国仕様と差はなく輸出開始当時であれば本国仕様の「型落ち」程度の性能差であった。

フィンランド陸軍は1984年から90年にT-72M1(Ob.172M-E6)を計70両をソ連から購入した他、1992年に旧東ドイツのT-72M1(Ob.172M-E5)を中古で97両を購入している。当初フィンランド陸軍による改修計画も存在したが、結局実現せずレオパルト2に更新される形で2006年までに全車退役している。

  • 参考
    『月間Panzer 2021年9月号/10月号』アルゴノート社

小ネタ

  • ソ連時代のT-72型式主要部比較
    一覧
    • T-72《ウラル》(1973)
      • 主砲:2A26M2(APFSDSは3BM9のみ使用可能)
      • 照準器:TPD-2-49ステレオ光学式
      • 砲弾携行数:39発
      • 砲塔装甲:鋳鋼
      • 車体前面装甲:80mmRHA+105mmガラス繊維+20mmRHA
    • T-72(1978) (Ob.172M-E/E1)
      • T-72《ウラル》と同等
    • T-72A(1979)
      • 主砲:2A46(3BM15/3BM22使用可能)
      • 照準器:TPD-K1レーザー測距式
      • 砲弾携行数:44発
      • 砲塔装甲:鋳鋼+シリカ
      • 車体前面装甲:16mm+60mmRHA+105mmガラス繊維+50mmRHA
    • T-72M(1980) (Ob.172M-E2/E3/E4)
      • 主砲:2A46
      • 照準器:TPD-K1レーザー測距式
      • 砲弾携行数:39発(E2)/44発(E3/E4)
      • 砲塔装甲:鋳鋼
      • 車体前面装甲:80mmRHA+105mmガラス繊維+20mmRHA
    • T-72M1(1982) (Ob.172M-E5/E6)
      • T-72A(1979)と同等
    • T-72B(1985)
      • 主砲:2A46M(9M119ミサイル使用可能)
      • 照準器:TPD-K1レーザー測距式
      • 砲弾携行数:44発
      • 砲塔装甲:鋳鋼+NERA
      • 車体前面装甲:多層式中空装甲(3~4層)
    • T-72S(1993) (Ob.172M-E8)
      • T-72B(1985)と同等
  • 幻のOb.172M-E7
    T-72B(1985)と同等の性能を持つ輸出型T-72として1987年に開発されたT-72Sだったが、様々な事情からWP加盟国でのライセンス生産が実現しなかったためWP加盟国向けのOb.172M-E7は幻として消えてしまった。また、第三国向けのOb.172M-E8の輸出もソ連崩壊後の1993年まで実現しなかったためソ連の輸出型T-72はT-72M1で最後となってしまった。

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。


*1 爆薬量はTNT換算