Miura P400S

Last-modified: 2025-08-28 (木) 11:58:36

基本スペック

駆動方式[MR]/ ミッション[5速] 1966年発売
初期馬力[300ps(実車は370ps)]/カーナンバー:39-29
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全長:4,360mm
全幅:1,780mm
全高:1,080mm
最高速度:351km

モード別カテゴリー称号
ST無敗【】
夏休み称号【】
ワンメイクバトル【ミウラキング】
エンジン形式バトル【V12選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説の】
期間限定首都一TA・2【俺の】
車種限定バトル【闘牛王】【スーパーカー選手権】

備考:限定車という事もあってか、性能はかなり高いレベルでまとまっている。
加速は良く最高速の伸びも十分。
コーナリングはMR特有の滑り方をするため、普段FR車を使っている人は特に違和感を感じるか。ただし、荷重移動を上手くすればかなり速いコーナリングが可能。
さしずめM1 (E26)の挙動に近い動きをする。

対戦においては対接触性能は強め、ブーストはものすごく強くあっという間に追い付いてしまうほど。
擦り抜けもそれなりに容易だが、全幅はSKYLINE GT-R V-spec (BCNR33)等と同値でやや広めのため一応注意はしよう。
全長は平均よりも少し短いくらいで、他の車種とバチコンのリスクはそこまで変わらないだろう。

以上のことからサイズ的には縦と横を少し狭くした718 Cayman Sといったところで、コーナリングの癖に気を付ければかなり強い車種であると言えるだろう。
プレイヤーの技量次第では厨車にも劣らない高い戦闘力を発揮でき、乱入対戦では意外と侮れない手強い存在になりうるだろう。

特記事項

現在通常の方法では新規登録不可能。以下の条件で入手可能。

  • 湾岸マキシ.NETで5DX+稼働記念キャンペーン期間中に新規にプレミアム会員に入会する、もしくは
    車両獲得チケット45枚と引き換える。初期馬力からのスタートとなる。
    • 当時のバナー
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条件を達成していると、湾岸ターミナル右上の『特別アイテム受取』ボタンから車両登録を行える。
6から6Rへの引継ぎをしていれば権利も持ち越され、新規登録ができる。

ドレスアップパーツは装着不可。ただしカスタムカラーは存在する。

選択可能カラー

  • 現バージョンに収録されているカラー名はイタリア語読み。
  • ロッソのみ、ホイールが金色のような色(トップ画像参照)になる(他は白っぽい色)。

(色見本左から)

イタリア語翻訳
ロッソレッド
グリジオグレー
アランチオオレンジ
ビアンコホワイト
ジアロイエロー
オロゴールド
ネロブラック
ヴェルデグリーン

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更新回数及び追加カラー/(M)=メタリック

1スカイブルー21レッド
2ダークグレー(M)22シルバー
3ペールブルー(M)23オレンジ
4ブルー(M)24ホワイト
5ライトブラウン(M)25イエロー3
6ダークレッド26ゴールド
7ダークブラウン27ブラック
8ミントグリーン28ライムグリーン
9ブルーグリーン(M)29ライトイエロー
10マルーン230ペールブルー
11ペールグリーン31ダークパープル4
12アストラル
ブルーオパール
32イエローグリーン
13パープル2(M)33ペールグリーン2(M)
14ダークオレンジ(M)34ワインレッド(M)
15オリーブ35ガンメタル
16グリーン4(M)36オレンジイエロー
17ライトレッド(M)37コーラル
18ダークブルー38ベージュ(M)3
19ライトブロンズ(M)39グリーン
20ダークグリーン40ダークブルー2

雑記

  • 車名のミウラは、スペインのアンダルシア州ロラ・デル・リオにある伝説と呼ばれた闘牛牧場の名前から取られている。そのミウラ牧場のオーナーであり、著名なスペイン闘牛飼育家ドン・アントニオ・ミウラにちなんで命名された。*1
    余談だが、当時ミウラ牧場のオーナーはフェデリコ・ミウラでランボルギーニの創業者フェルッチオの友人であった。ミウラのドアを全開にし、前から見た姿は大きく立った角をもつ闘牛のように見えることで有名である。
    • その闘牛牧場で育った闘牛達は他と比べて角が大きいのが特徴で、獰猛なのに頭が良い。そして、当時人気を博した名のある闘牛士達を数多く天国送りにした事でも有名である。
      未だ闘牛士達の間ではミウラという単語は禁句に近い扱いを受けるほど恐れられている。
       
  • P400Sのモデル名はアルファベットと数字でそれぞれ意味を持ち、
    • P→"Posteriore"*2
    • 400→排気量4L*3
    • S→"Spinto"*4
      となる。
       
  • 実車の公式発表による最高出力は370馬力であるが、ランボルギーニお得意の"最高のコンディション"で370馬力なので、実際に乗ると300馬力程度しか出ないと言われている。
    さらに、このチューンのせいで余計な騒音を招いたり、運転すると夏だろうが冬だろうがお構い無しに異常なほど室内気温が上昇するという。*5
     
  • この見た目のエレガントさとは裏腹に、ミウラはまさに闘牛のように荒々しい車だった。
    リアカウル開閉の都合上、ボディ後端に取り付けられたマフラーカッターはエキゾーストパイプと連結されておらず、この部分が咆哮のような排気音を作り出していた。
    またキャビン直後にはガラスと薄いバルクヘッドだけで仕切られたエンジンルームがあり、熱気と爆音が容赦なく乗員を襲った。
     
  • P400Sはミウラで一番生産台数が少ない*6。ミウラそのものが国宝級のクラシックカーなので、オークションや中古車ショップで店頭販売となると話題になることも多い。
    なお台数が一番少ないとはいえ完成されたミウラと呼ばれたP400SVやベースグレードであるP400と比べると、価格は微妙に安い。
    しかし、ミウラであることには変わりないため、未だ世界中に熱狂的ファンが存在する。*7
     
  • 本車は、車両火災を起こしやすいことで有名である。
    • キャブレターから燃料が漏れてしまい、エンジンルーム内の温度によって発火してしまうため。2011年には麻布十番で走行中にエンジンルームが爆発する事故が起きており、イギリスでは2014年に大富豪で高級車の著名コレクターでもあるジョン・ハント氏が英国の正規ディーラー会社を相手取って100万ポンド(約1億8500万円)の損害賠償請求訴訟を起こしている。
       
  • ちなみに、ミウラをベースにしたワンオフ車両として、「J」というクルマがあった。ランボルギーニの走行実験を担当していたエンジニア、テストドライバーのボブ・ウォレスの主導で、1969年11月から就業時間外に「(1966年から販売された)ミウラ改良のための先行開発」の名目で、(車両規定項目)競技規定 付則J項の「プロトタイプ・スポーツカー」の車両規則に沿って約11ヶ月という短期間で作製されたミウラの持つ欠点を徹底的につぶした、ワンオフのレーシングカー、テスト車両がオリジナル「J」である。名目がレーシングカー開発ではないのはレース出場禁止が当時の社是であった為だったという。しかし1971年4月28日ミラノ東部の開通前のブレシア高速道路にてテスト走行中、230km/hで5速にシフトアップした際、ノーズが浮き上がり横転して車両火災が発生、運転していたエンリコ・パゾリーニは1ヶ月程の入院となり、オリジナル「J」は修理不能なダメージを負い、廃車となった。その残骸はランボルギーニが回収した後、搭載されていたエンジン#20744はウェットサンプに改造され、アメリカの個人オーナーがミウラ#4878に搭載している。
    俗称「イオタ」とされるランボルギーニ社が作製したオリジナル車両は、新車4台、モディファイ3台、プロト4台の計11台のSVJ血統が判明している。他には完全なオリジナルではないが後付けで認めた派生タイプのSVRが1台存在する。しかしオリジナルのJが現存しない為どれもレプリカである。
     
  • リア側のチームステッカーがかなり見づらい位置に貼られる。
    AVENTADOR LP700-4の場合はリアのルーバーの一番上に貼られているが、この車の場合ルーバーの奥のガラス部分の左上にかなりサイズが縮小されて貼られる。
    ひと目で貼られている位置を把握することが非常に困難なほど見づらい。
     
  • ドリフトスピリッツにはP400SVが登場しているが、こちらはエアロとホイールは装着可能になっている。
    ちなみに、ミウラが登場しているゲームでは珍しく、ドリスピはエアロの変更が可能になっている。
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    ドレスアップ例
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    • ミッドナイトクラブLA(ロックスターのレースゲーム)やThe Crewに登場するミウラSVもボディキットの変更が可能。
      Forzaシリーズに登場しているミウラはステッカー、グランツーリスモシリーズに登場しているミウラはGTウイングホイールのみ取り付け可能となっている。
       
  • 他のドレスアップ不可の車種とは違い、ミウラのターミナル画面には「ドレスアップパーツの付け替え」の項目がある。ただしこれはカスタムカラーの変更のためであり、NDロードスターやS13シルビアも同様となっている。
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  • また、NDロードスターやS13シルビアと同様、ボディカラーを除いて一切のドレスアップは不可能だが、チューニングを進めるとマフラーはエッジが効いたような丸穴2本出しマフラーに交換され、車高調を入れるとローダウンし、ロールケージも組まれる。
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*1 これ以降、ランボルギーニは闘牛関連の用語を車名に付けることが多い。ただし一部例外もある。
*2 イタリア語で「後ろ」を意味する。エンジンが運転席の後ろに位置していることから。
*3 ちなみに正確な排気量は3,929cc。
*4 チューニングされた」を意味する。イタリア語で直訳した場合、本来は「押された」を意味するが、ミウラでは前述の意味で使われている。
*5 対策用として、オプションにエアコンも存在したが、殆ど焼け石に水だったらしい。
*6 おおよそ140台程。
*7 最近アメリカでランボルギーニ協力のもと、ロードスターことMX-5ミアータをベースにしたミウラのレプリカキットが発売された。