20.3cm(3号)連装砲

No.050
	20.3cm(3号)連装砲		中口径主砲
	装備ステータス
	火力	+10	雷装
	爆装		対空	+4
	対潜		索敵
	命中	+1	回避
	射程	中
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	開発不可、改修可、入手方法
改修更新
20.3cm連装砲 → 20.3cm(2号)連装砲 → 20.3cm(3号)連装砲 →*1 試製20.3cm(4号)連装砲
20.3cm連装砲の改良型、それが同3号連装砲です。 元々優秀な重巡洋艦用主砲をさらに改良。55口径の極めて優れた重巡用主砲が完成しました。 優秀な砲ですが、経済性に難があり、少量の試作だけで量産はされていません。

ゲームにおいて

• 20.3cm連装砲の上位装備。通称「3号砲」。中口径主砲としてはトップクラスの性能を誇り、特に日本重巡に載せると装備ボーナスが発生し高いパフォーマンスを発揮する。
  • 一方で軽巡・水母に載せた場合は20.3cm連装砲同様にマイナスのフィット補正が確認されている。
  • 20.3cm連装砲と比較すると、火力+2、対空+1、命中+1と差は小さい。
    • ただし、重巡洋艦はその微妙な昼戦火力によりオーバーキルが少ないので､この差で結果が分かれる事も少なくないだろう。装備ボーナスを加味するとさらに差は開く。
  • 20.3cm(2号)連装砲と比較すると、火力+1、対空+1。
    • 数値上は上位だが、2号砲には古鷹型に対する強い装備ボーナスがあるため、一概に上位互換とは言えない。
  • 8inch三連装砲 Mk.9 mod.2と比較すると、火力-2、対空+2、回避+1。
    • 素の火力では劣るが、装備ボーナスを加味するとこちらのほうが火力が高くなる場合もある。また、あちらには夜戦時命中補正が無い。
    • 本装備は量産が可能だが、8inch三連装砲 Mk.9 mod.2は通常海域で入手できないNorthampton級の持参装備からの改修更新のみ。
  • 試製20.3cm(4号)連装砲と比較すると、火力-1、命中-1、装甲-1。
    更に単体ボーナスについてもほぼ本装備を上回る。
    • 性能面ではほぼこちらが下位互換と言って良いが、電探の相互シナジーボーナスが累積するため、一部重巡級については混載した方が火力が出るケースがある。

夜戦について

• 2013/09/18アップデートで重巡の夜戦能力が強化された。
  • 20.3cm連装砲と同様に、本装備を重巡に搭載すると、夜戦命中率が上昇する事が有志の検証で報告されている。20.3cm連装砲ページの「ゲームにおいて」も参照。
  • 同アップデートの際に運営ツイートで言及された「20.3cm砲及び同派生火砲」の「同派生火砲」は本装備を指すと考えられている。
  • 同アップデート時に未実装だった20.3cm(2号)連装砲及びSKC34 20.3cm連装砲には、夜戦命中率上昇補正は無いことが検証の結果ほぼ確実視されている(ソース)。
    • 同検証では、重巡が20.3cm(2号)連装砲やSKC34 20.3cm連装砲を装備する際、1基でも本装備か20.3cm連装砲を積んでいれば、夜戦命中率は本装備2基と大きく変わらないことを示唆する結果(3号砲x2と3号砲&2号砲の間で命中率にほとんど差が無い)も確認されている。
    • 2017/10/25アップデートで、20.3cm(2号)連装砲にも夜戦命中率補正が付加された。SKCや203mm/53 連装砲には依然として補正はない模様

装備の運用について

• 装備可能な艦は14cm単装砲と同じ。

装備ボーナスについて

• 特定艦に装備した時、パラメータが更に上昇する装備ボーナスがある。
  • 搭載一基ごとの単体ボーナスは、装備数を増やせば累積する。
    • 装備数によって加算値が変動する場合もある。
  • 他装備との組み合わせで相互シナジーボーナスも発生する。
    単体ボーナスのように累積はしないが、他装備との異種のボーナスであれば個別に加算される。
    • 古鷹型は20.3cm(2号)連装砲にも水上電探シナジーがあるが、2号砲＋3号砲＋電探と装備しても2重取りはできず2号砲のシナジー効果のみになる。
    • 最上改二＋3号砲＋21号対空電探改二の場合は3号＋21改二と3号＋水上電探のシナジーが両方適用される。
• 対象艦と各ボーナス値は下表の通り。
  艦種該当艦は艦娘名一覧（艦種別）で確認を。
  艦名記載は、その値が適用される一番下の改造段階が基準。

  装備			基本値
  20.3cm(3号)連装砲			火力	雷装	対空	回避	累積
  			10		4		-
  単体ボーナス↓			加算値
  装備	備考	対象艦	火力	雷装	対空	回避	累積
  3号砲	-	古鷹型・青葉型	+1				◯
  		妙高型・高雄型	+2			+1
  3号砲	(1基目)	最上改二/特 三隈改二/特	+3			+1	変動
  	(2基目)		+5			+1
  	(3基目以降)		+4			+1
  3号砲	(1基目)	最上型・利根型	+2			+1	変動
  	(2基目)		+4			+1
  	(3基目以降)		+3			+1
  相互シナジーボーナス↓			加算値
  装備1	装備2	対象艦	火力	雷装	対空	回避	累積
  3号砲	水上電探*2	古鷹型・青葉型	+1	+1		+1	×
  		最上改二/特	+4	+2		+3
  		妙高型・高雄型 最上型・利根型	+3	+2		+2
  3号砲	21号対空電探	最上改二/特	+1		+3	+2	×
  	21号対空電探改二		+3		+3	+2

  ※装備ボーナスのある他装備の一覧はこちら

中口径主砲の性能比較表(装備最大値/中口径主砲上位早見表/テーブルより転送)

入手方法

• 現在の入手方法は、任務、装備更新、または三隈改,衣笠改二,利根改二,筑摩改二の初期装備のみ。
  • 本装備が入手できる任務

    本装備が入手できる任務

    • 任務『重巡「羽黒」、出撃！ペナン沖海戦』報酬(★+6)
    • 任務『続：「最上型」改修工事を実施せよ！』選択報酬(x2)
    • 任務 イヤーリー(6月)『「巡洋艦戦隊」演習！』選択報酬(x2)
    • (終了済)期間限定任務『賀正！「重巡戦隊」南西諸島へ展開せよ！」』選択報酬(★+8)
  • かつては三隈が非常なレア艦だったため、この装備の入手難易度も高かったのだが、三隈が通常ドロップするようになって難易度は大きく下がった。
  • 三隈は7-1、4-5、5-2のボスでドロップ、大型建造の最低値等で入手可能の上、Lv30で仕上がるため入手できれば最も効率が良い。
  • 衣笠改二は1-5等入手可能海域が幅広く、三隈に比べて入手機会は多いが改造にはLv55を要する。
    一段回目の改造後、近代化改修を施せば一応予備戦力として数えることはできる。
  • 利根改二,筑摩改二は改造Lv70と高い上に、設計図を要するため養殖には不向きだが、瑞雲(六三四空)を持ってくる。
  • 20.3cm(2号)連装砲を改修することで、装備更新でも入手できる。
    2号砲が開発落ちしたこともあり、比較的現実的な入手経路となったが、2号砲は古鷹型で強い装備ボーナスが発生する。
    3号砲の単純な下位互換ではないという点は忘れないようにしたい。

• 過去には月次作戦報酬として、サービスインからの1年間に10回配布された。
  • 2013年4～12月作戦報酬、2014年3月作戦報酬で配布。
  • 艦これ初のランカー褒賞のひとつだった（その他は、32号対水上電探,烈風（現名称：試製烈風 後期型））。

アップデート履歴

• 2024/01/25 試製20.3cm(4号)連装砲に更新可能となった。
  過去のアップデート履歴

  • 2020/03/27 日本重巡級に装備ボーナスが追加された。
  • 2019/09/29 素火力値が+1上の8inch三連装砲 Mk.9が実装された。
  • 2017/10/25 命中+1が付与され、ステータス上は20.3cm(2号)連装砲の純粋な上位互換装備となった。
  • 2014/11/14 相互互換なSKC34 20.3cm連装砲(火力+10、対空+2、命中+3)が実装された。
  • 2014/10/24 他の中口径主砲と同様に上方微修正された（火力+9→+10）。
  • 2014/05/23 命中の上がる20.3cm(2号)連装砲(火力+9、対空+3、命中+1)が実装されたが、火力と対空では本装備が上位。
  • 2013/09/18 重巡の夜戦能力が強化された。

小ネタ

• 元ネタは、日本海軍の「仮称50口径三号20cm砲」。
  • 50口径20cm砲とあるが機密保持のための偽装で、実際には55口径20.3cm砲である。
• 当時、アメリカの重巡洋艦は55口径8in(20.3cm)砲を搭載しており、これを脅威に感じた日本海軍が現状の50口径20.3cm砲を55口径に換装して対抗しよう！という経緯で開発された砲である。
• 1931年に試作として1門だけが完成した。試射の結果は上々で、このまま高雄型重巡や羽黒などに搭載される予定だった。
  • が、1933年に計画は中止され、配備されることはなかった。
    理由は明らかになっていないが、説明文にある通り「経済上の理由」という説が有力である。
  • 換装中止の理由として、日本海軍がすでに正20cm砲から20.3cm砲（二号砲）への全面更新を進めていたのが仇となったのではないか、という説がある。
    せっかく主砲を二号砲に換装（砲身を新規製造または砲身をボーリング）したのが無駄になってしまうからだ。

• 提督の間では「三隈砲」と呼ばれたりもする。
  • 衣笠,利根,筑摩も改二改装時に持参するが、本装備の入手方法がランキング褒賞を除くと三隈の改造のみだった時期*4があるため。
  • 他に最初に持ってきた艦の名前が通称となっている装備は「夕立砲」「浦風砲」など。
  • 公式4コマでも三隈砲発言がある。

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