No.375 | ||||
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![]() | XF5U | 艦上戦闘機 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | +12 | ||
対潜 | 索敵 | +1 | ||
命中 | 回避 | +2 | ||
戦闘行動半径 | 4 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修不可、入手方法 | ||||
米海軍が名機「F4U」を生み出した航空機メーカーに発注した円盤翼を持つ独特な機体の試作新型艦上戦闘機です。 「Flying Pancake」とも呼ばれた革新的な機体は、STOL性と高い運動性能、そして頑丈な機体強度を持っています。 ぜひ米空母に搭載して、幻の戦闘配備を! |
ゲームにおいて
- 珍妙な見た目に反して、対空12と艦上戦闘機としてかなり上位の性能を有し、米空母(となぜか加賀改)に装備ボーナスがある。
改二フラグ!?→実装されました- 間宮でキラキラになるあたり、ただ甘いものが好きなだけかもしれない。
- 素対空12の艦戦としては4種類目。
- 航空戦時に飛んでいく艦載機ミニグラはしっかりとわかる専用仕様である。
- 装備名称としてはXF5Uだが、カードイラストにはFlying Pancakeと書かれている。
入手方法について
- 2020年 3月作戦報酬 (1位~500位)
- 2020年 梅雨&夏イベント『侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦』E-7 甲作戦 突破報酬
装備ボーナスについて
- 特定艦に装備した時、パラメータが更に変化する装備ボーナスがある。
- 対象艦は表中の通り。
- 搭載一基ごとの単体ボーナスは、装備数を増やせば累積する。
- 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に計算される。
- 各ボーナス値は下表の通り。
- 艦戦の装備ボーナスによる対空値上昇は艦隊防空値に反映されるが制空値には反映されないとみられる。
- 対潜値のボーナスは先制対潜条件、対潜攻撃力(装備対潜値)、遠征対潜値条件に加味される。
- 装備ボーナス対潜値は2021/09/28アップデートから対潜攻撃力にも加味されるようになった。ボーナス値を装備対潜値に加算してダメージ計算を行う。
- かつてはボーナス対潜値が対潜先制爆雷攻撃のボーダー100の場合以外に加味されない仕様だったが、2021/09/28アップデートで加味されるよう変更された。
性能比較表(装備最大値/艦戦上位早見表/テーブルより転送)
対空 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 火力 | 装甲 | 半径 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 備考 | ||
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震電改 | 15 | 2 | 日 | 任務、イベント | - | 編集 | |||||||
試製 陣風 | 13 | 1 | 1 | 5 | 日 | ランキング、イベント | - | 一部日本艦に装備ボーナス | 編集 | ||||
烈風改二 | 13 | 2 | 1 | 1 | 5 | 日 | イベント | - | 一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風改二戊型(一航戦/熟練) | 12 | 1 | 3 | 2 | 6 | 日 | イベント | - | 夜戦、一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風改二戊型 | 11 | 1 | 2 | 2 | 5 | 日 | イベント | - | 夜戦、一航戦に装備ボーナス | 編集 | |||
烈風 一一型 | 12 | 5 | 日 | 任務、イベント、ランキング | - | 編集 | |||||||
烈風(六〇一空) | 11 | 1 | 2 | 5 | 日 | 任務、イベント、ランキング | △ | 編集 | |||||
烈風改(試製艦載型) | 10 | 2 | 3 | 1 | 1 | 4 | 日 | イベント | - | 一航戦に装備ボーナス | 編集 | ||
試製烈風 後期型 | 10 | 5 | 日 | 開発、初期装備 | - | 編集 | |||||||
紫電改四 | 10 | 1 | 3 | 1 | 4 | 日 | イベント、ランキング、改修 | ◯ | 鈴谷航改二、熊野航改二、龍鳳改二戊/改二に装備ボーナス | 編集 | |||
紫電改二 | 9 | 3 | 3 | 日 | 開発、任務 | ◯ | 編集 | ||||||
零式艦戦64型(制空戦闘機仕様) | 9 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | 日 | 任務 | ◯ | 鳳翔改二/戦、龍鳳改二/戊に装備ボーナス | 編集 | ||
零式艦戦53型(岩本隊) | 12 | 3 | 2 | 4 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零戦52型丙(付岩井小隊) | 10 | 1 | 1 | 2 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零戦52型丙(八幡部隊) | 10 | 1 | 1 | 1 | 6 | 日 | イベント | △ | 編集 | ||||
零戦52型丙(六〇一空) | 9 | 1 | 1 | 6 | 日 | 初期装備、任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||||
零式艦戦52型(熟練) | 9 | 1 | 1 | 2 | 6 | 日 | 任務 | ◯ | 編集 | ||||
零式艦戦32型(熟練) | 8 | 1 | 4 | 5 | 日 | 改修、任務 | ◯ | 編集 | |||||
零戦21型(付岩本小隊) | 9 | 1 | 1 | 3 | 7 | 日 | 任務 | △ | 編集 | ||||
零式艦戦21型(熟練) | 8 | 1 | 2 | 2 | 7 | 日 | 初期装備、任務 | ◯ | 編集 | ||||
Fw190 A-5改(熟練) | 11 | 1 | 3 | 2 | 4 | 独 | イベント | - | 編集 | ||||
Fw190T改 | 10 | 2 | 2 | 3 | 独 | 初期装備、イベント | - | 編集 | |||||
Bf109T改 | 8 | 4 | 1 | 2 | 独 | 初期装備、イベント、任務 | - | 編集 | |||||
Re.2005 改 | 11 | 3 | 1 | 3 | 伊 | イベント、改修 | - | Aquila、Graf Zeppelinに装備ボーナス | 編集 | ||||
Re.2001 OR改 | 6 | 2 | 3 | 4 | 伊 | 初期装備、ランキング | ◯ | Aquilaに装備ボーナス | 編集 | ||||
XF5U | 12 | 1 | 2 | 4 | 米 | イベント、ランキング | - | Intrepid、Saratoga、Gambier Bay、Hornet、加賀に装備ボーナス | 編集 | ||||
FR-1 Fireball | 11 | 1 | 3 | 2 | 5 | 米 | 任務 | - | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | |||
F6F-5N | 10 | 5 | 3 | 3 | 3 | 5 | 米 | 任務、ランキング | - | 夜戦 | 編集 | ||
F6F-5 | 10 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | 米 | 改修、ランキング | ◯ | 編集 | |||
F6F-3N | 8 | 4 | 2 | 2 | 3 | 5 | 米 | 任務、ランキング | - | 夜戦 | 編集 | ||
F6F-3 | 8 | 1 | 1 | 2 | 1 | 5 | 米 | 初期装備、改修、任務、ランキング | ◯ | 編集 | |||
F4U-2 Night Corsair | 9 | 5 | 2 | 1 | 2 | 1 | 6 | 米 | イベント、ランキング | △ | 夜戦、米英空母に装備ボーナス | 編集 | |
Corsair Mk.II(Ace) | 11 | 2 | 2 | 2 | 2 | 6 | 英 | イベント | △ | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | ||
Corsair Mk.II | 10 | 1 | 1 | 1 | 6 | 英 | ランキング、初期装備 | △ | 米英空母に装備ボーナス | 編集 | |||
Seafire Mk.III改 | 9 | 1 | 2 | 1 | 1 | 4 | 英 | イベント、改修 | - | 編集 |
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
アップデート履歴
- 2020/04/30:3月作戦褒賞として実装。
小ネタ
- F5Uの計画は、アメリカ航空諮問委員会(NACA)の技術者チャールズ・H・ジマーマンによる1939年頃の着想から始まる。
- 彼は翼幅全てにおいて均一な気流に保つことで、低速での離陸と高速性能を両立できると考えた。これは空母艦載機として理想的な特性となる。そのための回答が、丸いパンケーキ型の機体であった。
- いわゆる円盤翼と呼ばれる形態で、翼幅に対し翼面積を広く取れるため大きな揚力を得られ、失速しにくい。また翼弦長が長く胴体との接合部も長大となるため強度上も有利である(デルタ翼と同じメリット)。さらに彼の設計では、両翼端(?)に配置した巨大なプロペラを左右逆回転・外回り(向かって右が右回転、左が左回転)とすることで、プロペラ後流で翼端の気流を翼下に“抱え込み”、失速の原因となる翼端過流を打ち消しつつ揚力を稼ぐという工夫がされている。
- 彼は翼幅全てにおいて均一な気流に保つことで、低速での離陸と高速性能を両立できると考えた。これは空母艦載機として理想的な特性となる。そのための回答が、丸いパンケーキ型の機体であった。
- チャンス・ヴォート社はまず4分の1の大きさで重量は5分の1の実験機、V-173を製造した。
- 風洞実験の後、1942年11月23日に初飛行。131時間に及ぶ試験飛行は成功裏に終了した。(飛行動画)
- 試験ではパワー不足と低速域での操縦性の悪さが指摘されたものの、見た目に反して巡行速度での操縦性は良く、また低速でも安定性は良好だったという。飛行中に近隣住民からUFOと間違われたという話も。
- テストパイロットには海軍のパイロット達の他にあのチャールズ・リンドバーグもいた。
- V-173は200フィート(61メートル)以内で離陸でき、25ノットの向かい風があれば垂直に離陸できた。
- 風洞実験の後、1942年11月23日に初飛行。131時間に及ぶ試験飛行は成功裏に終了した。(飛行動画)
- 1942年の中頃、VS-315、後のXF5Uの制作が進行していたが、9月海軍はF4UとTBU(シーウルフ、TBFとの競作)の開発に集中するよう勧告した。
- モックアップ審査が1943年7月7日に行われ、いくつか改修がおこなれた後8月に審査に合格、しかし2機の試作機の制作契約が結ばれたのは1944年7月15日であった。
- 初号機のエンジンはR-2000-77(離昇出力1350HP)、2号機はターボチャージャー付きXR-2000-2(1600HP)であった。
- 武装はコックピット両脇にそれぞれ12.7mm機銃3丁に400発ずつ、だがそれは20mm機銃4丁に交換された。また機体下部に2発の1000ポンド爆弾を搭載できた(※
レーザーは出ません。援護のXB-35も飛んできません)。
- XF5U一号機が完成したのは1945年7月のことである。地上試験が8月20日から始まり、試験飛行は1年後の予定であった。2号機は静的試験に使用された。
- だがヘリコプターのそれに似た多関節プロペラと複雑な減速ギアの開発に手間取り、一号機はひとまずF4Uのプロペラを装着して完成した。
試験飛行は試作機・実験機のメッカ、カリフォルニアはミュロック乾湖(現在のエドワーズ空軍基地)で行われることとなったが、代用のプロペラでは設計通りの推力・揚力を得られず、しばらくは地上試験が続けられた。
やがて、1947年に入り専用プロペラがようやく完成し装着されたのだが……。
- だがヘリコプターのそれに似た多関節プロペラと複雑な減速ギアの開発に手間取り、一号機はひとまずF4Uのプロペラを装着して完成した。
- 第二次大戦終結後、アメリカ海軍も予算がなく、ジェット機の時代に未来がないレシプロ機にかける金はなかった。
その上XF5Uは機体前面の大部分がプロペラ回転圏内にあり、機銃はともかくロケット弾の運用がどう見ても不可能であった点が止めになったとも言われる。- 1947年3月17日開発は中止され、試作機2機は結局一度も飛ぶこと無く1948年に解体された。実験機のV-173はスミソニアン博物館に収蔵された。
- なお解体に際し、その機体形状やハニカム構造および装甲材により機体が頑強すぎたため、航空機に通常用いるスクラップ手法では破壊に難航したという逸話が残る。
- 1947年3月17日開発は中止され、試作機2機は結局一度も飛ぶこと無く1948年に解体された。実験機のV-173はスミソニアン博物館に収蔵された。
- 性能は速度は海面高度で584km、高度9,300mで775km、航続距離1450km、離陸速度は64km。無論すべて計画値であり実際にでたかどうかは誰にもわからない。
- 妖精さんはIntrepidのようだが、そもそもこの機体は艦載機としての運用どころか艦載機としての試験飛行自体行っていない。
- なお、試作機に格納式アレスティングフックは装備されていた。
- プラモデルではキティホークモデルから1/48で、ハセガワから1/72でキットが存在している。他にも1/72のレジンキットでプラネットモデルやペガサスから出ており意外とキットは多い。
- いくつかのゲーム作品にも登場しているが、とりわけ有名なのは彩京が1997年にリリースした縦スクロールSTG「ストライカーズ1945II」だろう。プレイアブル機体のひとつであり、この作品で当機の存在を知った往年の提督も多いのではないだろうか。
タコヤキvsパンケーキ
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