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世界観/禁忌のモンスター

Last-modified: 2019-11-04 (月) 05:47:02

シリーズを通して「禁忌」として扱われる伝説的な存在。
モンスターハンターの世界観において、その頂点に君臨するモンスターである。
開発陣の中では「永久規制モンスター」とも呼ばれていた。

目次

概要 Edit

  • 伝説の名に相応しく、これらのモンスターについては公式の下で異常なまでの情報規制が行われている
    公式が関わるサイト、攻略本、情報誌、ゲーム情報サイト、果てはTwitter等のSNSまで、
    あらゆるメディアにおいてその存在は禁忌の如く隠秘されており
    正式名称は勿論、そのモンスターに纏わる話が登場することすら稀
    特に公式サイトや情報サービスなどの公の場では徹底した箝口令が敷かれているようで、
    止むを得ずモンスターの名前を掲載せざるを得ない場合、「??????」などと表記される。
    • 性質上、シークレット扱いが一時的なものである隠しモンスターとは一線を画す
      隠しモンスターは時期が訪れれば攻略本や情報誌においてビジュアルなどの詳細情報が公開されるが、
      禁忌のモンスターは例えゲーム中のラスボス・裏ボスとしてプレイヤーに知られ、
      作品の発売から年月が経とうとも、公式からその詳細が発表されることは無かった。
    • 一部の公式コミュニティ(後述)を除き、一般ユーザーによる投稿までは規制されない。
      SNSで大っぴらに名前を出しても問題はないので安心を。
    こうした現実世界での徹底した情報規制、後述する話の数々、
    そして「古龍の更に上に立つ存在たち*1という開発側の公式声明を見るに、
    禁忌のモンスターは文字通り他のモンスターとは別格の存在ということになる。
  • 古龍種はいずれも具体的な自然現象をモチーフとしているが、
    禁忌のモンスターは特徴から推測できるモチーフが「概念」に近いという特徴がある。
    • アルバトリオンは雷から嵐、吹雪、噴火まで様々な自然現象を司り、
      文字通り「あらゆる天災」を包括した存在として扱われている。
      なお、上記の天災一つ一つをそれぞれ体現する古龍は別途存在しており、
      それを総括する本種は正に「古龍種の上位者」たる存在とも言える。
    • グラン・ミラオスは、作中での言及の通り「大地そのもの」をモチーフとする。
      作中で生じた地殻変動、噴火、海洋の岩漿化、島々の海没といった天変地異は、
      いずれも極大規模の大地運動を端として引き起こされる現象である。
      デザインモチーフと思しい海底火山や海嶺は、地球表面を覆うプレートの衝突、
      即ち全地球規模で発生する造山運動や海洋地殻拡大を象徴する要素の一つであり、
      やはり大地の具現たる煉黒龍の象徴に相応しい。
    • ミラボレアス種のモチーフが明確に示されたことはない。
      だがミラボレアス誕生の際にモチーフとなった「ドラゴン*2」という生物そのものは、
      人が支配できない自然の力、混沌の象徴として創造されたという経緯がある。
      ミラボレアスがモンスターハンター界の「ドラゴン」の象徴であるならば、
      転じてその存在は大自然の猛威を表現しているとも解釈できるだろう。
    このように禁忌のモンスターは総じて根本的な、あるいは複合的な自然現象の象徴とされており、
    有り体に言えば他の古龍種とは一線を画した規模のモチーフを持つ
    これもまた禁忌のモンスターを規格外の中の規格外たらしめる要素の一つと言えよう。

世界観上において Edit

  • あるものは御伽噺や伝説に、あるものは古文書や詩句にその名を残すが、
    その御伽噺や古文書などの内容すら信憑性のあるものはほとんどないと言われており、
    それらからそのモンスターの実態を推し量るのは不可能に近いとされる。
    それどころかその姿や実在すらも疑問視されていることが殆どであり、
    単なる伝説」と言い切られていることすらある。
  • 世界観上で禁忌のモンスターの実在を把握している者はごく僅かとされ、
    ギルドの最上部層か、あるいは正体不明の謎の人物しかいない。
    それ以外の人物にとって、禁忌のモンスターは伝説あるいは空想上の存在としか認識されておらず
    (ミラボレアスの書が入荷した際の店員の反応などがそれを知る上で分かりやすい)、
    中には紅龍やその特殊個体のように存在自体が全く認知されていないというケースさえある。
    • ゲーム内においては、プレイヤーハンターがラスボス級モンスターに挑む過程において、
      プレイヤーハンターの関係者、場合によっては一般人までもその存在を認知する事があるが、
      禁忌のモンスターに限っては、作品が移行すると共にこの過程は無かったことになるのが通例である。
      邂逅・討伐したといった功績は勿論、プレイヤーハンターに発見された事実やその流れすらも
      歴史から抹消されたかのように消え失せ、殆どの場合は「伝説上の存在」へと逆戻りする。
      ストーリーの流れに沿って達成された撃退については正史として記録された例がある*3ものの、
      これは例外中の例外に過ぎない。
    • 世界観上、禁忌のモンスターが種として複数体存在するかは明確にされていない。
      一頭しか存在しないと判断しなければ矛盾を生じかねない設定が殆どだが、
      複数体存在すると解釈できないことはない部分もある*4
      存在するかも定かならぬ伝説、徹底的に情報が秘匿される禁忌であることから、
      狩人にとってはそういった根本的な情報すらも判然としないといったところか。
  • 月刊誌「狩りに生きる」などMH世界の情報誌にもモンスターそのものを考察したものはなく、
    禁忌のモンスターに関連した逸話や資料が掲載されている程度。
    フィールド情報として出現フィールドが紹介されている場合もあるが、
    フィールド説明でも名前は一切登場せず、全て「ここで戦うことが想定されているモンスター
    途轍もなく恐ろしい何か」などといった形ではぐらかされている。
  • 世界観を非常に深く掘り下げて紹介する「ハンター大全」シリーズにおいても、
    詳細なビジュアルが紹介されたことは一切ない
    黒龍伝説や伝承に関する考察が掲載されたことこそあれど、
    その特徴や生態に関しての言及は完全に皆無なのである。
    それどころか書の中で伝説や伝承自体に信憑性がないと言い切られてすらいる。
    モンスター紹介ページが存在する場合は「未確認モンスター」として記載され、
    ページの目立つ箇所に共通して未確認正体不明を意味する『Unidentified』の表記が載せられている。
    • 現実における謎の生物として代表的なUMA(未確認動物)は、
      Unidentified Mysterious Animalの略である。
      禁忌のモンスターがこれに倣うなら「未確認古代龍」ということで、
      さしずめUMAD(Unidentified Mysterious Ancient Dragon)といったところか。
  • 作中では規格外の脅威として扱われ、ギルドマスターの言によれば「第一級の危険モンスター」とされる*5
    いずれのモンスターも世界規模の被害をもたらすほどの力を持つと認識されており、
    ハンターズギルドの総力を結集して倒すべき存在と定められている。
    また、作中では「全ての生命を脅かす」*6「あらゆる生の命を奪う」*7といった表現が散見され、
    人間はおろか、古龍を含めた命あるもの全てに仇なす存在として設定されている節がある。

禁忌のモンスターとその扱い Edit

  • 既述の通り、極めて強い情報規制が為されている。
    1. 攻略本やメディアにおいて、その存在に触れられること自体が滅多にない
    2. 止むを得ず存在に言及する場合、正式名称ではなく別の言い回しで表現される*8
    3. 武具や勲章、称号、その他関連アイテムなどの入手手段は掲載されない
    4. 攻略本などでは素材名は一律「??????」などと記載される
    5. 攻略本において、禁忌のモンスターが登場するクエストは掲載自体が控えられる*9
    6. 設定資料集であるハンター大全でも間接的な紹介に留まり、詳細は掲載されない
    7. ノベル版や漫画版、アンソロジーコミックでは一切登場しない
    8. 初登場作品のサウンドトラックでは戦闘BGMは隠しトラック扱い収録でされる(又は収録されない)
    9. ベスト盤に戦闘BGMが再録された場合も、曲名こそ載せられるがモンスター名は掲載されない*10
    10. モンスターアイコンが存在しない
  • モンハン部のコンテンツの1つである「狩猟日記」では
    内容に「ミラボレアス」「アルバトリオン」「グラン・ミラオス」のいずれかが含まれている場合、
    エラー!不適切な文言が含まれています。」と表示されてしまい、投稿できなくなってしまう
    もちろん他のモンスターの名前を入力した場合は何の問題もなく投稿できる。
  • モンハンのプレイ日記漫画においても
    その素材を使った武器について大人の事情で公表できないと明言されている
    また、MH3G編のHR解放(グラン・ミラオスの討伐が必須)についても、
    「解放した事実と解放後のHRだけ記載し、ミラオスとの戦闘は一切描かない」という形をとっている。
  • 4gamer.netなどのゲーム情報サイトでは、次週に配信されるイベントクエストの告知が恒例となっており、
    その際はモンスターの正式名称と共にクエスト依頼文、モンスターの画像などが掲載される。
    しかし、禁忌のモンスターに関するイベントクエストの配信告知の場合は強烈な情報規制がかかり、
    モンスターの名称、クエスト中の画像が一切掲載されなくなることは勿論、
    クエスト名のみが掲載され、その内容については一切触れられない場合すらある。
    • 煽り文が存在する場合、「伝説のモンスター」の文字が躍ることが多い。
      ちなみに依頼文中に禁忌のモンスターの正式名称や別称が存在する場合、
      必ず依頼文そのものが伏せられる。
  • 情報規制以外でも、MH4(G)ではチャットの予測変換に名前が登場せず*11
    MH4Gではミラボレアス種の登場ムービーのナンバリングがフィールド紹介ムービーよりも後になっている
    (通常はモンスター登場ムービー→フィールド紹介ムービーの順)など、
    特定作品ではあからさまな特別待遇が見受けられる場合もある。
  • このように、禁忌のモンスターはあらゆる媒体において破格の扱いを受けている。
    モンスターハンターシリーズ全体を通しても、このような扱いを受けているモンスターは他におらず、
    他のラスボスは言うに及ばず、隠しモンスターとすら一線を画した異常なモンスター群と言える。
    共通点は黒龍との関わりを持っていることだが、それが何を意味するのかは未だ不明である。
    • 長い間このような措置がとられている理由は不明であったが、
      10周年記念オフィシャルクロニクルでついにその理由が語られることとなった。
      まず、そもそもMHの世界で生活するハンター以外の人々(一般人)は
      モンスターと出くわすこと自体があまりなく、
      ましてや古龍に出会うことなど皆無であるらしい。
      そして、更にその上にいる存在たち、すなわち禁忌のモンスターに至っては、
      もはや御伽噺の類としか認識されていないようだ。
      そういった設定を現実に反映し、彼らに関する話を表に出さないことにしたというのが、
      黒龍たちが禁忌として扱われている大まかな理由である。
      もっとも、黒龍という括りの意味など、説明されていないことは他にもごまんとあるため、
      前述の説明で全て納得できたという人は少ないだろう。
  • 例外中の例外として、作品に登場するモンスターが集結する「モンスター身長比較図」においては、
    身体の一部分だけではあるが禁忌のモンスターの姿が確認できる場合がある
    公式で禁忌のモンスターの公式CGを見れる唯一の資料なので、気になる人は探してみるとよい。
    尤も、どの比較図でも他のモンスターに隠れて角の先端部分や翼の一部しか確認できないため、
    あくまで「ファンサービス」レベルの露出なのだが。
  • かつては公式イベントである狩猟音楽祭では楽曲が演奏されず、
    カプコンフィギュアビルダーにおいてフィギュア化が行われた例もなかった*12が、
    後に2017年の狩猟音楽祭においてミラボレアスのBGM「舞い降りる伝説」がサプライズに近い形で演奏された。
  • モンハンシリーズ15周年を迎えた2019年においては、
    各種記念企画のシンボルとしてミラボレアスが名指しで盛んに取り上げられ、
    更にはアルバトリオンやグラン・ミラオスの名前まで公式から提示されるという異例の対応がなされた。
    その後、モンハンラジオ 良三の部屋 復活第2回編内において、
    • 15周年という、機会の良いタイミングであった
    • ユーザー間交流環境の変化により、方針(後述)を貫き続ける事が困難になった
    以上2点が理由であることが明かされた。
    同時に今後、禁忌のモンスターについて公式から情報解禁が行われていく事も明言されている。
  • そして2019年10月31日から開催のモンスターハンター15周年展では、
    遂に禁忌のモンスター全種の設定資料の一部が公開された。
    明かされていない部分については今後、何らかの機会に明かされていく予定となっている。

黒龍ミラボレアス紅龍ミラボレアス祖龍ミラボレアス紅龍ミラボレアス特殊個体 Edit

  • ファンタジーから抜け出してきたドラゴンそのものといった姿をしたモンスター。
    元祖『伝説の黒龍』であり、禁忌のモンスターの始祖と言える存在である。
    「モンスターハンター」シリーズをやりこんだプレイヤーで、ミラボレアスの存在を知らないという人はまずいないだろう。
    にも関らず、攻略本においてミラ系モンスターの詳細情報(ビジュアルも含む)が記載された事は一度もない。
    • 一方、後のシリーズでは黒龍伝説についての考察が載っており、
      「ミラボレアス」という名前、赤衣の吟遊詩人の唄、
      シュレイド王国滅亡と黒龍の関係などが、伏せられることなく記されている。
      禁忌のモンスターで唯一公式に名前や逸話などが知られた種であり、
      黒龍に関しては、禁忌のモンスターの中で設定について最も掘り下げられているモンスターと言える。
  • 初代MHやMHGの公式ガイドブックには、詳細こそ伏せてあるものの、
    数多の飛竜を倒した者の前に現れる『ドラゴン』なる存在がどこかにいるらしい」といった内容のコラムが存在する。
    他の禁忌のモンスターについてはこういった専用コラムなどは一切設けられておらず
    現時点では公式ガイドブックで直接存在を示唆されたのはこの黒龍ミラボレアスのみである。
  • モンハン部公式HPでの企画として「モンハン4G Best Price発売記念オンライン狩り会」が実施された。
    概要としてはモンハン部のスタッフやマネージャーがオンラインに部屋を作り、
    参加してきた一般のファンと一緒に狩りをするという内容である。
    一人に付き1クエストのみ、選択できるクエストにも制限があるなど事前にルールが示されており、
    参加者のハンター名や挑戦したクエストなどがHPで公開されるのもその一つである。
    ところがその中でミララースを狩猟するクエストを選択したハンターがおり
    しかもそのクエスト自体は事前ルールで規制されるクエストではなかったため、
    狩り会の結果ページに「対象モンスター:伝説のモンスター」と表示された。
    • また、ファミ通.comの記事やモンハン部のTwitterにおいて
      イベントクエスト「終焉に至る宴」の配信が告知された際には、
      伝説のモンスター襲来!」という煽り文句が掲げられていた。
  • MHX(X)のモンスターリストでは、3ページ目に攻略のヒントが記されているが、
    ミラボレアスのそれは「何もかもが謎に包まれている」「どの攻撃を見ても威力が桁違い」としか書かれていない。
    他の古龍種とは違って黒龍には特筆すべき特殊能力がないことや、
    ゲーム上ではミラバルカンやミラルーツも一様に「ミラボレアス」であることが関係している
    (要するにミラバルカンやミラルーツ戦でも矛盾しないアドバイスにせざるを得なかった)可能性もあるが、
    見方によっては「モンスターリストにおける情報規制」とも捉えられる内容である。
  • MHFはオンラインゲームという性質上、実装対象としてミラボレアス種の存在に触れなければならない場合があるが、
    それでも公式サイト上で直接名称が出た事例はわずか1件のみである。
    しかもこれはMHFサービス開始前のオープンβテストの仕様に関する仕様一覧であり、
    MHF正式サービスイン後に関しては皆無と言っていいだろう。
    MHF-G3において、大きなイベントである極限征伐戦でミラボレアスが復活したが、
    普通なら大々的に情報が開示されるはずの公式サイト上でも、名前はおろか報酬素材すら不明となっている。
    これは後に同イベントにて登場したG級紅ミラボレアスや、
    狩煉道にてG級対応した祖龍ミラボレアスに関しても同様である。
    • ここから窺えるのは、公式が関わる書籍やメディアなどと同様に、
      MHFにおいても禁忌のモンスターの名前を出すことは固く禁じられているらしいという事実である。
      ではMHF公式サイト、ファミ通や4Gamerなどのゲーム情報サイトでは何と呼称しているかというと、
      ゲーム内の呼称に基づき『黒き伝説』という言葉をモンスター名の代替としている*13
      (例:「第14回【極限征伐戦】は、ディスフィロアと黒き伝説の同時開催!」)。
      ファミ通の坂本ビス太が更新中のブログ「狩人開拓誌G」では
      いろんな事情で名前が出せないので」と前置きし、"G級「名前を言ってはいけないあの人"と呼んでいる。
      途中面倒くさくなって"G級「なまいけ」"と呼び始めるが気にしない。
      また、上述した狩煉道の発表時は「モンハンルール的に言えない奴」という言い回しで
      祖龍ミラボレアスのG級対応が示唆されていた。
  • シリーズ10周年を記念した特設サイトでは、グッズのページにて
    「黒龍」をイメージしたレザージャケットの宣伝が行われているが、
    ここでは「モンスターハンターの世界で語り継がれる伝説のモンスター『黒龍』」と堂々と別称が書かれている。
    本家の公式サイトで、別称とはいえ禁忌のモンスターの名が晒されるのはこれが初となる。
    また、この件によってタンジアの港の床や一部のサントラなどに描かれていた、
    龍を象ったハンターズギルドの紋章の正体が、大方の予想通りミラボレアスであると判明した。
  • 変わったところでは、モンスターハンターのオフィシャルギターユニット「BlackLute」が結成されたが、
    ユニット名の由来はミラボレアスの狩猟笛「ブラックリュート」である。
    ライナーノーツでは「MHP2Gの狩猟笛」と具体的な由来が伏せられていたが、
    MHシリーズ10周年記念サイトにて明言された。
    尤も、この武器名に関しては公式ガイドブックにも記載されているため、この名称が情報規制を破っているわけではない。
  • ここまでの情報統制ぶりを考えると、
    作品そのものがネタの塊とはいえ「ミラ…ナントカ」などとバラしかけた某作品はある意味快挙に値すると言える。
  • 10周年記念オフィシャルクロニクルにおいて、黒龍ミラボレアスに関するインタビュー及び設定イラストが掲載された
    10年間もの間、禁忌のモンスターについて公式からの積極的な情報開示が一切なかった経緯を踏まえると、
    インタビューという形で開発側から直接解説が行われるのは異例中の異例である。
    10周年という記念すべきタイミングだからこその特例、ということだろうか。
    • このインタビューではミラボレアスが誕生した理由や、モンスターとしてのコンセプト、
      ひいては禁忌のモンスター全体の世界観的立ち位置などにも間接的に触れられている。
      生態などの詳細設定について触れられることは最後までなかったが、
      ミラボレアスを含む「禁忌のモンスター」がどのような存在と想定されているか、については
      おぼろげながら理解できる内容となっている。
    • ちなみに、禁忌のモンスター関連の公式イラストが公開されるのはアルバトリオンに続き二例目となる。
  • 狩猟音楽祭2017では、アンコールにて舞い降りる伝説が演奏され、多くのハンターを驚かせた。
    なお、同イベントで禁忌のモンスターの戦闘BGMが演奏されるのは初めての事例となる。
    • 更にスクリーン上には「舞い降りる伝説/ミラボレアス」とミラボレアスの名が堂々と表示されていた。
      ファミ通.com等のゲーム情報サイトで公表されているセットリストにも、
      しっかりと「舞い降りる伝説/ミラボレアス」と掲載されている。
      このようなイベントや公式のゲーム情報サイトでミラボレアスの名が出る事は非常に珍しい。
  • 2019年2月6日に放送されたカプコンTVにて、シリーズ15周年記念として
    ミラボレアスをモチーフとしたグッズが販売されることが明らかとなった。
    ミラボレアス関連のグッズが発売されるのは10周年レザージャケットに続き2例目であり、
    やはりアニバーサリーということで特例的な登場ではないかと思われる。
    • このうち、CFBではなんと黒龍ミラボレアスのフィギュア化が決定。
      カプコンTVでは(ミラボレアスの)ビジュアル自体が初公開という触れ込みで紹介されており、
      禁忌のモンスターとしても初のフィギュア化と相成った。
    • また、同時に発表された「モンスターハンター15thTシャツ ミラボレアス」のカラーは、
      黒龍ブラック紅龍レッド祖龍ホワイトの3色であった。
      言うまでもなく、紅龍および祖龍をモチーフとしたグッズが発売されるのはシリーズ初の事例となる。
  • 10周年、15周記念グッズの販売、大全2における裏設定の公開、そしてオフィシャルクロニクルでのインタビューなど、
    メディアに露出する機会は禁忌のモンスターの中でも一際多く与えられていると言える。
    ミラボレアス種については「禁忌のモンスターの原点」とも言える存在であるため、
    その代表という形で触れられることが多い、ということであろう。

煌黒龍アルバトリオン Edit

  • 黒き太陽とも呼ばれる、黒い天馬のような姿の龍
    原点回帰を謳ったMH3で登場した、第2の禁忌のモンスターである。
  • 元祖禁忌のモンスターである黒龍ミラボレアスよりも遥かに情報量が少なく、
    公式ガイドブックはおろか、ハンター大全にすら詳細な情報は一切書かれていない
    • MH3Gの公式ガイドブックでは、「『英雄の証明』クリア後に出現する緊急クエスト」として、
      アルバトリオンが登場するクエストが間接的に示されているのみ。
      また、「龍風圧」の紹介(「あるモンスターが発生させる強力な風圧」)でも存在を示唆されてはいる*14が、
      称号の出現条件から勲章の獲得条件まで、その名前やクエスト、フィールドは全て「???」で伏せられている。
      なお、MH4(G)では素材と端材のみの登場だが、素材の名前は「???」となっている。
      モンスターそのものが登場しなくても、やはり名前は出せないようだ。
    • 後者には煌黒龍という別称とともに極僅かな情報が記されているが、
      ミラボレアスと異なり、ゲーム内で明かされなかった目新しい情報等は全く書かれていない。
      どころか載っているのはモンスターリストレベルの簡潔な解説のみで、
      その正体に関する考察すら掲載されなかった*15
      また、やはりページの上部に巨大な『Unidentified』の表記があり、
      生態樹形図でも名前は伏せられている。
  • MH3G発売後に出版されたイラストレーションズ2では、全身を描いたイメージイラストが掲載された
    (その後、2014年に10周年記念のモンスターハンター展でも展示された)。
    目次では「??????のイメージイラスト」となっており、名前は伏せられているが、
    ビジュアル面に関する情報が最も公に知られた種である
    (ただし、CGアートワークス2に掲載されたのは武具と狩猟地である神域のみであり、
    アルバトリオンのCGイラストは上記の集合イラストを除けば一切掲載されなかった)。
  • ニンテンドードリーム2017年4月号ではバルファルクのデザイン案②のイラストの背面に、
    何故かアルバトリオンらしきモンスターのシルエットがうっすら映っている。
    ただし前面にいるバルファルクによってシルエットの大部分が隠されており、
    翼爪や辛うじて見える角・胸部の棘からどうにかアルバトリオンと判断できるレベルだが。
    古龍であること以外バルファルクと何の接点もないアルバトリオンが、
    何故今になって、何故バルファルクの設定画に写り込んでいるのか、全てにおいて不可解極まりないが、
    それに対する回答らしきものはニンドリのどこにも書かれていない。
  • アルバトリオンは、公式から完全に「禁忌のモンスター」に類する扱いを受けていながら、
    禁忌のモンスターたちの中でも極めて異質な存在である。
    というのも、アルバトリオンは禁忌のモンスターで唯一、黒龍ミラボレアスと関連性が語られていない。
    • 禁忌のモンスターとされる龍はいずれもミラボレアスの亜種、若しくは近縁種であることを匂わせている。
      現時点では黒龍に関する設定が明確に語られていない後述のグラン・ミラオスにしても、
      骨格やゲーム中の「≪黒龍≫の伝説」という表現から、ミラボレアス種と近い関係にある可能性が高い。
    • しかし、アルバトリオンは「黒龍」の名を冠し、伝説上の存在とされてこそいるものの、
      外見的特徴や現在判明している伝承や逸話を見ても、ミラボレアス種との関連性は全く見受けられない
      多くのミラ系モンスターに共通する「かつて人類と戦った」という伝承も存在せず、
      依頼文においては人知を超えた天災的な側面が強調された比喩表現が多く使われ、
      ビジュアル面を見ても、ミラボレアスと対極に位置するモンスターと言える。
    • BGMも、他の禁忌のモンスターのBGMにはコーラスが入っているのに対して、
      アルバトリオンのBGMのみコーラスが入っておらず、更にエレキギターが使用されている等、異質な面が目立つ。
    黒龍との関連性を抜きにしても、アルバトリオンそのものに関する情報自体も極めて少なく、
    能力や正体はおろか、ミラボレアスと異なり生態樹系図上の立ち位置すら不明瞭である
    (ミラボレアスは「源龍亜目」という分類から古龍の始祖に近い存在であると推測できる)。
    禁忌のモンスターでありながらミラボレアス種との関連性が見受けられない正体不明のモンスター
    一体、このアルバトリオンはどのような存在なのであろうか…。

煉黒龍グラン・ミラオス Edit

  • "煉黒龍"と称される、大地の化身の如き姿の龍
    MH3Gで登場した第3の禁忌のモンスターであり、「伝説の黒龍」として扱われる。
    ミラボレアス種と同様の骨格を持ち、ゲーム内でも「≪黒龍≫」と呼ばれるなど、
    黒龍ミラボレアスとの密接な関係が示唆されている。
  • 他の禁忌のモンスターに輪をかけて情報量が少なく、
    ハンター大全においてはビジュアルは勿論のこと、ミラボレアスやアルバトリオンと異なり
    モンスターの専用ページすら存在せず、狩猟地の「厄海」が僅かな情報と共に紹介されるに止まっている。
    この関係で、禁忌のモンスターの中では唯一設定画が公開されていない種でもある。
    その他、MH4の生態樹系図にも、ミラオスのものと思しい新たな亜目は追加されていない
    (これについては、ミラオスがミラボレアスと同じ「源龍亜目」に属するためという解釈も有力)。
    • 厄海の紹介では、「想像を絶する禍々しい力で破壊しつくされた地」という一文があり、
      間接的に存在が示されると共に、人類に仇なす『邪龍』としての性質が強調されている。
  • イベントクエスト配信時に掲載される画像も狩猟地である「厄海」のものであり、
    結局、配信画像にグラン・ミラオスのシルエットが載せられることは最後まで無かった。
    イラストレーションズ2でも「厄海」のラフイラストと共にその姿が記載されたが、
    肩から下が海に浸かった姿で描かれており、体の大部分は隠れている。
    さらに、CGアートワークス2に至ってはグラン・ミラオスのCGイラストは勿論、
    厄海のイメージビジュアルすらも掲載されなかった(ミラオスの武器・防具のビジュアルは掲載されている)。
  • 一方で、禁忌のモンスターの中では唯一オープニングムービーでその姿が映し出されている。
    勿論遠いアングルからのワンシーンのみの登場であり、ビジュアル以外の情報は全くなかったわけだが、
    この時から「このモンスターがラスボスなのではないか」と推測するハンターも存在していた。
    その他のメディアでの露出が全くと言っていいほど無いことを考えると、
    禁忌のモンスターの中でもかなり大胆なデビューを飾った、言わば異色の存在と言えるだろう。

余談 Edit

  • シリーズを通してのトップシークレットと言える存在であるため、
    ユーザーの間では「シークレットモンスター」という俗称も使われている。
    ただ、この俗称を用いる場合は隠しモンスターなどでシークレットとされるモンスターと
    混同しないよう注意が必要である。
  • 徹底的に情報が隠匿されている禁忌のモンスターだが、稀に書籍に名前が出てしまう事もある
    一例として、ファミ通から発売された書籍『モンスターハンター Visual & Memorial Archives』の
    ラオシャンロンの項で、超巨大モンスターの一体としてグラン・ミラオスの名前が挙げられてしまっている。
    またMHXのファミ通版攻略本において、集会所の設定項目一覧にアルバトリオンの名前が記載されてしまっている。
    ただし、前者の例では、グラン・ミラオスを含む禁忌のモンスター自体はそれまで同様に一切情報が掲載されておらず、
    また後者も該当部分以外には名前が出ておらず(??????扱い)、素材の情報も例によって伏せられているので、
    誤植か校正ミスである可能性が高い。
  • 禁忌のモンスター達はゲーム内では普通に名前が出てくる
    クエストのターゲット名やモンスターリストなども、伏せられずに表示される。
    上記にあるように別名もゲーム内でちゃんと確認できることが多く、
    素材や武具の説明文である程度の生態を推察することは可能となっている。
    だが上述したように公式では情報開示が全くと言っていいほど行われないため、
    「多くのプレイヤーの間では周知の事実なのに、公式は頑なに情報を開示したがらない」
    という謎めいた空気を生み出すことに繋がっている。
    • これについては開発陣がインタビューで語った通り、公式が徹底的な情報統制を行うことで
      禁忌のモンスターたちを現実においても"伝説"の存在、特別なサプライズとして成り立たせる
      (少なくともそういった雰囲気を醸成する)狙いがあったためだと考えられる。
      近年は10周年、15周年といったシリーズの節目に合わせて公式で情報が公開される例も出てきたが、
      こうした限定的なメディア露出も「アニバーサリーの特別感」を演出するのに一役買っている。
  • 2019年現在、MH3Gで登場したグラン・ミラオスを最後に「完全新規の禁忌のモンスター」は登場していない。
    既存の禁忌のモンスターの関連種を含めれば、MH4Gで出現したミララース(紅龍ミラボレアス特殊個体)が最後となる。
    • 少し踏み込むと、2004年の初代MH(黒龍)、2005年のMHG(紅龍)、2006年のMH2(祖龍)、
      2009年のMH3(煌黒龍)、2011年のMH3G(煉黒龍)、2014年のMH4G(紅龍特殊個体)といった具合である。
  • 外伝作品においては登場すらしないことが多いモンスター群だが、
    アプリ作品などでは名前を伏せられつつも実装される場合がある。
    • モンハンカードマスター』および続編の『モンハンカードマスターG』では、
      最終的に全ての禁忌のモンスターが実装された((また、紅龍ミラボレアスは「ミラバルカン」、
      祖龍ミラボレアスは「ミラルーツ」と俗称が使用されている。))。
      また、モンハン探検記においてもミラ系3種が実装されている。
  • モンスターハンターシリーズの海外における公式YouTubeチャンネルでは、
    アルバトリオンの名前と登場ムービー(MH3のもの)が普通に公開されている。
    どうやら日本とは異なり海外では厳しい情報統制はなされていないようである。
  • 禁忌のモンスターは、実のところ初代モンスターハンターからMHXXに至るまで
    約13年間にも渡ってメインシリーズ皆勤賞という誉れ高い称号を保持してきた種族でもあった。
    初代~MHP2Gはミラボレアス、MH3~MH3Gはアルバトリオンおよびグラン・ミラオス、
    4シリーズでは再びミラボレアス、といった具合に顔触れを変えながらも登場し続けており、
    モンハンプレイヤーで禁忌のモンスターを全く知らない者はいないと言っても過言ではない。
    リオレウスを始めとするメインモンスターが『モンスターハンターの看板』だとすれば、
    禁忌のモンスターたちは『モンスターハンターの裏看板』とも言えよう。
  • 最新作となるMHWorldには、現在のところ禁忌のモンスターは一種も登場していない。
    同作ではアップデートやDLCを通したモンスターの新規実装が行われていたが、
    最後とされるアップデートがあった5月以降も禁忌のモンスターは実装されていない。
    結局追加されることはないままアップデート版であるモンスターハンターワールド:アイスボーンが発売されたことにより、
    禁忌のモンスターの皆勤は終わりを迎えることになった。
  • そしてモンスターハンター15周年記念モンスターサイズ比較の動画では、
    無印から順に新登場モンスターが登場する中、一番最後に特別枠のような感じで名前、サイズが表記された。
    が、やはり若干シルエットは暗くなっており、特別感をより一層強めることとなった。

関連項目 Edit

ゲーム用語/ラスボス
ゲーム用語/裏ボス
モンハン用語/ナンバリングタイトル
登場人物/赤衣の男
世界観/伝承






*1 具体的な声明が発表される前にも「龍ですら(シュレイド城上空の飛行を)避けている」と、一般的な古龍種をも超える事を伺わせる設定は以前から判明していた。
*2 西洋的な世界観のもと生まれた「退治されるべき悪の竜」を指す。
*3 MH2における黒龍ミラボレアスの撃退が唯一の例。MH4Gにおいて「かつてドンドルマを震撼させしめた黒龍は、とある狩人の手により打ち払われた」という大長老の台詞が確認できることから、MH2のオンラインストーリーにおける黒龍撃退が正史となっていることが分かる。無論その存在はゲーム終盤まで知らされる事は無いが。
*4 この辺りは、何度でも討伐できる仕様でなければ話にならないというモンハンのシステムの根幹にも関わる問題と言える。
*5 MH3緊急クエスト「煌黒龍アルバトリオン」出現時の台詞より。
*6 MH4におけるミラボレアスのギャラリーの解説より。
*7 MHXXにおけるアルバトリオンのクエスト「神への抵抗」の依頼文より。
*8 例外もあり、狩猟音楽祭2017のレポートや15周年特設サイト等では正式名称で言及されている。
*9 勲章入手の条件などとして存在が示唆される場合はある。
*10 なお、こちらで正式な曲名が判明する事が多い。
*11 MH4Gでも仕様が引き継がれているため、「裏ボスだから」という理由ではない模様。
*12 シークレットで収録されるといった類ではなく、そもそもフィギュアとして存在しなかった。
*13 MH2並びにMHFには「黒き伝説を討ち払え!」というクエストが存在する。
*14 かなり回りくどい説明文だが、3シリーズで龍風圧を発生させるのはアルバトリオンのみであり、龍風圧を紹介するに当たってはこのような形を取るしかなかったためだと思われる。
*15 ミラボレアスについては、情報量が少なかった大全(無印)ですら「龍と呼ばれる生物の始祖」との関係を仄めかせていた。