武器/エンプレスアクス

Last-modified: 2023-11-05 (日) 07:25:12

目次

概要

  • MHWorldで初登場した、ナナ・テスカトリ素材のスラッシュアックス。
    そこそこの攻撃力に素で白ゲージを持ち、爆破属性を備えている。
    • 初期段階の生産にいきなり宝玉を使うため、生産の難易度は結構高め。調査団チケットも必要。
      Ver.5アップデートにて炎妃龍の宝玉もアイテム錬金のラインナップに加わった。
      強敵であるナナ・テスカトリにレア素材目当ての連戦を避けられるとあってだいぶ楽になるだろう。
  • 基礎となるエンプレスアクスに各種古龍素材を使って炎妃・滅尽・冥灯の3種類に派生強化できる。
    • それら3種はなんと武器自体にそれぞれ特定のシリーズスキルが付いており武器としてはかなり特異なものとなっている。

性能

MHWorld

  • 今作の炎妃龍武器はベースを生産してから炎妃、滅尽、冥灯の3種の派生に分かれることになる。
    それぞれ派生しても強化巻き戻しは可能だが、カスタム強化を施すと巻き戻せなくなるので注意。
    派生ごとの性能は以下の通り。
    ビンはいずれも強撃ビン。
    名前攻撃力会心率斬れ味(匠LV5)属性スロット装備スキル
    エンプレスアクス・炎妃63020%白30(白80)爆破180Lv2×1、Lv1×1根性
    エンプレスアクス・滅尽6650%爆破150Lv2×2加速再生
    エンプレスアクス・冥灯63010%爆破240Lv3×2業物/(弾丸節約)
    どの武器も初期段階で白ゲ―ジ30を持つのが特徴。
    斬れ味の消費が激しい武器種なので、
    装備スキルに業物を持つ冥灯以外の2本は匠でのゲージ延長や達人芸などの斬れ味ケアスキルが欲しい所。

エンプレスアクス・炎妃

  • ナナ素材、テオ素材、バゼル素材でエンプレスアクスを強化した派生。唯一見た目が変わらない。
    3種のうちで最も高い会心率と中間の爆破属性、装備スキルの根性が特徴。
    • 根性のシリーズスキルがバゼルシリーズに付いているからか、強化にはバゼルギウスの宝玉を使用する。
  • 中間とは言うが爆破180は正直心もとない。物理重視のバゼルレイダーと同値。
    会心率が高いとはいえ正直に言って3種類の派生では一番パッとしない性能である。
    装備スキルの根性についてもアップデートで追加されていく歴戦王モンスター達には活かしにくいのは正直な所。
    ヴァルハザク瘴気やナナ・テスカトリのヘルフレアや青い炎、
    ゼノ・ジーヴァの地面赤熱化など根性で耐えてもスリップダメージでトドメを刺されてしまうケースが多い。
  • 素で高い会心率を備えている為見切りのレベルを下げたり、スタミナ依存の渾身を切れるのは魅力の一つ。
    空いたスキル枠に回避性能や体力増強等の生存スキルを搭載するなど、
    他の派生では出来ないスキル構成を組めるかどうかが炎妃派生採用のポイントだろう。

エンプレスアクス・滅尽

  • ベースにネルギガンテの素材を加えて強化したエンプレスアクス。
    ネルガルガッシュと同様の装飾が施されている。
    特筆すべきは他の派生とは一歩上の攻撃力とスキルの加速再生
    強化には宝玉を含めたネルギガンテ素材を使用する。
  • 加速再生はスラッシュアックスとも相性がいい。
    5回の攻撃につき1回の回復で、通常時の回復量は全武器種中間程度の10。
    属性解放突きの連続ヒットは流石にカウントされないが、それでもそこそこの回復効果は期待できる。
  • カスタム強化回復能力付与を付けると多少のダメージならゴリ押しで回復しきる事も可能。
    また、体力回復量アップは加速再生とカスタム強化の回復のどちらにも乗る為、フルチャージとの相性が良く、
    被弾しても回復薬を使わずに攻撃による回復のみで体力満タンまで戻す事も充分に出来る。
  • 爆破属性は3つの派生で最低の150。あくまでおまけとして捉えよう。
    会心率は無いが、ドラケンシリーズカイザーγシリーズで防具スキルのみで
    弱点特効込みの会心率100%の実現も容易になった為、そこまでのデメリットでは無い。
  • 武器スロットがLv2×2と優秀。
    スラッシュアックスの装備構成においてLv3スロットが必要な
    装飾品のスキルを搭載する事はあまり無い為、これでも非常に役に立つ。
    上記のフルチャージや渾身で火力の底上げをしたり、回避性能や回避距離で立ち回りを楽にしたり等幅広く使える。

エンプレスアクス・冥灯

  • ベースにゼノ・ジーヴァの素材を加えて強化したエンプレスアクス。
    ゼノ=マルトーシュと同じ形状の装飾。
    強化には宝玉を含めたゼノ・ジーヴァの素材を使用する。
    最大の強みはなんといっても武器スキルの業物
    自動的に斬れ味が倍化する訳なので圧倒的な継戦能力を誇る。
  • 他の2種同様白ゲージが30付いているが業物によって最初から白60相当の斬れ味
    によってそこから更に伸ばす事も可能、匠Lv5で破格の実質白160となる。
    …が、正直そこまで盛っても過剰。
    それどころか白60でも充分な為匠などの斬れ味スキルを切ってその分他のスキルを盛れるのが強み。
    攻撃、弱点特効や超会心などの火力スキルと体力増強や回避性能などの生存スキルを付け、
    更に風圧や耐震等の各種対策スキルを両立する事も可能。
  • 攻撃力は炎妃派生と同じだが会心率が少し下がって10%、だが爆破属性は3つの派生でトップの240。
    とはいえテオ=キャッスルの300には劣る上、属性解放が必要なもののウルムースマッシャーIIIの420には敵わない。
    装備スキルの業物や下記の優秀なスロットを生かしていこう。
    ただウルムースマッシャーは物理火力が低すぎるため気にしなくても良い。そもそも今作は爆破属性自体が弱いし。
  • 武器スロットがLv3×2という超破格の大盤振る舞い。
    マルチ用に怯み軽減を1付けたいときや、スラッシュアックスと相性のよい耳栓スキルを盛りたい時などにも使える。
  • 優秀な斬れ味を持つ為、何かしら防具側のスキルで斬れ味ケアが必要な派生と違い
    武器単体で性能が完成されているのが強み。
    実装当時は3つの派生の中でも抜きん出た強さだったが、
    Ver.5.00にて登場したドラケンシリーズ、カイザーγシリーズにより状況は一変。
    高レベルの見切りや豊富なスロットで渾身等を付けて会心率を高めた上で達人芸を発動させる事が出来るようになった。
    あくまで斬れ味消費を半減させるだけの本品の業物に対し、
    クエスト終了まで斬れ味を一切落とさない事も可能な達人芸の台頭により、
    業物の価値が相対的に下がってしまった。
    達人芸と業物の併用は過剰すぎるし、
    攻撃力に優れた滅尽派生を担ぎ、防具で達人芸を発動させ会心率を高めた方が火力を出せる事も。
    優秀なスロットを生かして耳栓などの重いスキルと火力スキルを両立する、
    達人芸に頼らず様々な防具の組み合わせで達人芸装備との差別化を図りたい。

MHW:I

  • マスターランクでもそれぞれの派生に強化先が用意され、「魂焔の剣斧・〇〇」の名を冠する。
    性能は以下の通り。
    名前攻撃力会心率斬れ味(匠LV5)属性スロット装備スキル
    魂焔の剣斧・炎妃87520%白50(紫20)爆破270Lv2×1、Lv1×1根性
    魂焔の剣斧・滅尽9450%爆破210Lv2×2加速再生
    魂焔の剣斧・冥灯87510%爆破330Lv3×2業物/(弾丸節約)
    各数値が上位から単純に強化された形となる。
    白ゲージは伸びたものの、上位の時と違い素で1段階上の斬れ味を持つには至らなかった。
    匠はマスターランクでも軽いスキルとは言えず、紫の攻撃力補正も控えめなので基本的には白で運用することになるだろう。

魂焔の剣斧・炎妃

  • マスターランクのナナの素材及び古龍の大宝玉を使用して強化を行う。
    上位と違い(紅蓮滾る)バゼルギウスの素材は一切使用しない。
  • 上位と同様に高い会心率を持つが、攻撃力は875と最終強化した剣斧の中では低め。
    マスターランクで爆破属性のダメージは強化されたもののどうしても火力は不足気味であり、
    使用する場合は物理火力を全力で補う必要がある。

魂焔の剣斧・滅尽

  • こちらは今作の裏ボス的存在である悉くを殲ぼすネルギガンテの素材を主に使用して強化する。
    ネルギガンテと本格的に戦えるのはMR99以降のため、強化はかなり遅くなる。
  • 攻撃力945と十分な数値。他の2つの派生に対しても武器倍率で20の差をつけている。
    属性値は相変わらず低いが、実用的な数値にまで上昇した。
    今作ではより物理性能の高い優秀な強撃剣斧が多く存在するものの、
    優秀なLv2×2のスロットや加速再生により火力と生存性、快適性を十分なレベルで両立できるのは、
    この剣斧独自の強みであることに間違いない。

魂焔の剣斧・冥灯

  • マスターランクの個体が存在しないゼノ・ジーヴァの素材は使用せず、
    ナナの素材と導きの地に生息する歴戦古龍から得られる「霊脈の古龍骨」によって強化を行う。
    導きの地で歴戦古龍を狩猟できるのはMR100以降であるため、こちらも強化時期は非常に遅い。
  • 白ゲージが伸びたことにより斬れ味は実質白100(延長可)と、素の継戦能力に磨きがかかっている。
    しかし炎妃と同様攻撃力が低いのがネック。
    トップクラスの拡張性を持つLv3×2のスロットと最小限のケアで済む斬れ味を活かしどこまで低い火力を補えるか、
    ハンターの腕の見せどころだろう。

関連項目

モンスター/ナナ・テスカトリ
武器/テスカト武器
武器/テオ=キャッスル - MH4Gで先に登場していた、夫の素材を使ったスラッシュアックス。
モンスター/ネルギガンテ
モンスター/ゼノ・ジーヴァ
システム/シリーズスキル - 武器自体にシリーズスキルが付与されている。