- 種族
- 古龍種(古龍目 滅龍亜目 ネルギガンテ科)
- 別名
- 滅尽龍(めつじんりゅう)
- 英語表記
- Nergigante
- 登場作品
- MHWorld, MHW:I, MHST2
目次
生態・特徴 
- 概要
- 全身から生える無数の黒い棘と、非常に太く頑強に発達した双角、
そして何より極めて好戦的且つ凶暴な性格を特徴とする大型の古龍種。
圧倒的な力を有する古龍種は、その実力から他種の生物がただ近寄っただけでは敵対しない場合も多いが、
ネルギガンテは全く真逆で、目に映るもの全てを敵と定めて徹底的に破壊すべく暴れ回る。
常に血に飢えているかのようなその性質や様子から「渇望の黒創」「全てを滅する古龍」などの異名で呼ばれ、
ハンターズギルドでは《滅尽龍》とも呼称している。
- 容姿
- 発達した四肢と尻尾に加え、背部に翼を持つ古龍種らしい姿をしている。
背面側は黒色、腹側は赤茶色に染まっており、一部には紫色が差している*2。
頭部には悪魔を思わせる双角を備え、後ろへと反り返るように顔の左右から生えている。
その威圧感溢れる巨角は、身体の棘が折り重なってできたようにも見える。
背部にある巨大な翼は両肩を覆い隠すように畳んでいることが多いが、
広げれば大変迫力があり、この翼を使って素早く滑空することも得意とする。
全身を覆う黒い甲殻はネルギガンテの激しい肉弾戦に耐えうる圧倒的頑強さを持ち、
バリスタ複数基による一斉掃射を物ともしないほどの耐久力を誇る。
- ネルギガンテの外見において最大の特徴と言えるのが、全身を覆う無数の「棘」である。
身体の各部に大小様々な棘が数え切れないほど生え揃っており、
これにより肉弾攻撃の威力を増強し、時にはその棘を自らの攻撃の勢いを利用して周囲に射出する。
特に頭部・翼部・前腕部・尻尾に生える棘は硬い地盤に突き立つほどに鋭いが、
ネルギガンテはこれらの部位を攻撃に多用するため、
その猛攻に晒された犠牲者の屍は至る所に無数の棘が深々と突き立った凄惨な様相となる。
また、後述する能力もあってか、ネルギガンテ自身はこれらの棘が折れ砕けるのも厭わず暴れるため、
その行動圏には棘によって刻まれた特徴的な痕跡が残される。
- 能力
- 他の古龍種に見られる特殊なエネルギーやブレスを利用した攻撃は一切用いない。
全身そのものを武器とし、ただひたすらに猛悪なまでの怪力で以て獲物を屠る。
かの鋼龍クシャルダオラの突進を真正面から受け止め、強引に地面に叩き付け捩じ伏せるばかりか、
そのまま抵抗も許さず力任せに投げ飛ばしてのけるほどの圧倒的な膂力は、
怪力で知られる金獅子や生態系を超越した他の大型古龍と比しても突出している。
極めて屈強な四肢は薙ぎ払えば大地ごと獲物を抉り、叩きつければ硬い岩盤にも深々と突き刺さる。
中でも腕を大きく振りかぶり、対象に向けて掌を力任せに叩きつける攻撃を得意としており、
ネルギガンテを代表するこの攻撃は『滅尽掌』と通称されている。
巨大な棘の生え揃った尾は打ち付けるだけで衝撃波を生じさせる破壊力を持ち、
時には地面に突き立てたまま強引に振り抜き、周囲の物体を根刮ぎ粉砕してしまう。
防御力もまた異常で、炎妃龍ナナ・テスカトリが繰り出す最大最強の攻撃たる
『ヘルフレア』による猛烈な爆風と炎熱を至近距離で浴びながら、なお強引に攻撃を加える姿も確認されている。
- ネルギガンテが外界に直接影響を与える能力を持たないことは前述した通りだが、
しかしネルギガンテはそういった天災とは全く異なる特殊能力を有する。
それは、驚異的な自己再生能力である。
ネルギガンテは全身に鋭い棘を纏っており、それを武器として用いるが、
その棘はいくら砕けようとも、たとえ根本から破壊されたとしても、
ネルギガンテ本体が健在である限り即座に、何度でも再生していく。
傷や破損部が新たに発生する棘に覆われるまでの時間は僅か数秒。
修復直後の棘は白く強度は弱いが、ある程度時間が経過すると黒ずみ硬質化、
破損から数分も経てばより攻撃性を増した外殻に更新されてしまう。
硬質化した棘は極上の斬れ味を持った刃ですら傷付けられないほどの強度を持ち、
総合的な防御力も破壊する以前に比べて飛躍的に向上する。
半端な攻撃を仕掛けた場合、元来獰猛なネルギガンテの怒りを買うばかりか、
棘の再生・硬質化により戦闘力を更に高めるだけに終わる可能性が高い。
なお、ネルギガンテ自身の攻撃によって棘が破損しても再生は行われるため、
ネルギガンテが暴れれば暴れるほど攻撃性が加速していくという点も非常に危険で厄介である。
- 戦闘中に全身の棘が硬質化したネルギガンテは、
それを最大限に生かした最大の大技、『破棘滅尽旋・天』を繰り出す。
大気を震わせる雄叫びとともに中空に舞い上がったのち、
狙い定めた獲物目掛けて凄まじい速度で襲い掛かり、
大地を揺るがすほどの衝撃と共に地面に激突、その勢いのまま全身の棘を射出しながら旋転する。
破滅的な見た目に違わず、その威力は巨大な龍結晶壁を薄氷も同然に粉砕するほどで、
まともに巻き込まれれば衝撃によって即死するか、全身に棘を叩き込まれて果てる他にない。
激突と回転の勢いによって硬質化した棘をほぼ全て射出することから、
使用後はネルギガンテ自身も防御力の低下を余儀なくされるが、
これもやはり一時的なもので、数分も経てば全身を覆う棘は完全に再生する。
- 調査の経緯
- 目撃報告は非常に少なく出現も極めて稀であり、更にその異常に高い攻撃性と凶暴性から調査は難航を極め、
長らく分類すらも判然としない謎の生物として扱われていた。
しかし、新大陸にて古龍渡りの謎の解明に挑む「新大陸古龍調査団」のメンバーは、
長年の研究により新大陸でのネルギガンテの出現が古龍渡りの時期と重なる事を突き止めた。
この事から調査団は本種が古龍渡りに何らかの関連性を持つと睨み、
実際に出現した個体を対象に本格的な生態調査を敢行。
その結果、本種は渡りの古龍を捕食する目的で新大陸に飛来したという衝撃の事実が判明した。
圧倒的な力を誇るために生態系から逸脱した存在ともされる大型の古龍種を
ただ捕食するために積極的に狙う生物など前代未聞であるが、
新大陸では実際にネルギガンテが鋼龍や炎王龍などの古龍を襲撃する姿が確認されており、
一部地域では明らかにネルギガンテが獲物を喰らった痕跡も発見された。
このような生態の判明により、ネルギガンテ自身も古龍種に分類される存在と断定された。
- 素材
- その刺々しい外殻や強靭な尻尾などは武器として加工すれば恐るべき破壊力を発揮する。
それによる一撃は対象に終わる事の無い苦痛を与え続けると噂される一方で、
「死」という形で対象の罪や咎を清算し、苦しみから解放するとも言われている。
また、防具には尽きる事の無い滅尽龍の飢餓が封じ込められており、
それは使用者の強き心魂を喰らい、それを代償として様々な恩恵をもたらすとされている。
なお、その素材には龍の力を封じる力が強く宿っている事が確認されており、
強大な古龍を相手取る時にこそ真価を発揮するという。
概要 
- MHWorldのメインモンスターを務める古龍種。
MH2のクシャルダオラ、MHXXのバルファルクに続く3種目の古龍種メインモンスターとなる。
特殊個体については下記を参照されたし。- モンスター/悉くを殲ぼすネルギガンテ(MHW:Iで登場)
- TGS2017にてMHWorldの看板モンスターとして初公開され、PVでは第3弾より登場した
。
そのビジュアルはゲームによく出る西洋的な「悪魔・魔物」を連想させる部分が多く、
ファンタジー色が強い印象を受ける。
黒を基調とした体色に太く捻じれた1対の角、大きな翼といった容姿は禍々しさを感じさせるが、
ゴア・マガラのような不気味さではなく、魔王・覇王といった言葉が似合う堂々たる存在感がある。- 四肢と一対の翼を併せ持つ大型古龍らしい骨格で、
平常時は翼を折り畳んだ低い姿勢をとることが多く、
各種モーション*3に共通部分が見られることから、
完全に翼として進化したマガラ骨格の古龍種であると考えられる。
同じく翼が独特の進化を遂げたバルファルク同様、
モーションは殆ど固有のもので、翼についてもアグレッシブに扱うことは無い*4)。
また、四肢が屈強であり、ゴア・マガラやバルファルクと比べてマッシブな印象も受ける。
「両前脚をほぼ同時に前へ出して猛進する」という迫力ある移動モーションを取ることもある。
この棘はネルギガンテの生態と深く関わっており、特徴的な痕跡としてフィールドに残ることもある。 - 四肢と一対の翼を併せ持つ大型古龍らしい骨格で、
- 「全てを滅する」「破壊の限りを尽くす」とされるほど好戦的かつ危険なモンスターであり、
自身が傷付くのも構わず破壊を行う様子から≪滅尽龍≫という異名を付けられている。
ネルギガンテには優れた自己再生能力が備わっており、傷を負っても即座に修復してしまう。
その修復方法は「破損した部位を覆うように鋭い棘が生える」という性質であり、
ネルギガンテ自身が暴れて勝手に傷付くことで逆に攻撃性が高まる厄介な生態を持つ。- 棘の再生による修復が行われるのは頭部・左右の翼部・左右の前腕部・尻尾。
これらの部位は軽く破損させても調査ポイントは入手できず、戦闘ギミックとしての側面が強い。
一方、左右の角破壊や尻尾切断などでは棘による再生が行われている様子は見られず、
「部位破壊」扱いで調査ポイントが入るなど、一般的な部位破壊に近いものとして扱われる。
- 棘の再生による修復が行われるのは頭部・左右の翼部・左右の前腕部・尻尾。
MHWorld 
- ストーリー中で最初に存在に触れられるのは任務クエスト★3「不穏の沼影」。
事前に情報を仕入れていれば「沼地の新モンスターが出るだろう」という目星が付くが、
実際にクエストに赴くと、それまでは見かけなかった棘のような正体不明の痕跡群が現れ、
導蟲が青く輝き誘導するその痕跡を発見すると何やら不穏なBGMが流れ始める。
怪訝に思いながらも導蟲の後を追う主人公(及びプレイヤー)の前に現われたのは、
痕跡と同じ棘が全身に刺さったボルボロスの亡骸であった……。
救助した学者から「ジュラトドスの仕業じゃない」「あいつがやったんだ」と存在が示唆されるが、
この段階では痕跡を残した者の正体は不明。- この不審死したボルボロスの死体は、直後に現れたジュラトドスによって沼地に引き摺り込まれてしまう。
このため剥ぎ取りはおろか、大量に残されていた痕跡を調べることも一切できない。
- この不審死したボルボロスの死体は、直後に現れたジュラトドスによって沼地に引き摺り込まれてしまう。
- 次に登場するのは任務★4「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」遂行途中。
作戦が計画通り推移する中、突如として空から飛来、あろうことかマグダラオスの外殻上に降り立ち、
超巨大古龍の上で大型古龍と戦うという旧作では考えられなかった事態が発生することになる。
そのままハンターによる迎撃も意に介さずに暴れまわった挙句、その余波でマグダラオスの拘束を解いてしまい、
結果としてマグダラオス捕獲作戦を失敗させる一因となった。
最終的にはソードマスターの活躍もあり退却していったものの、
この古龍の襲来は史上最大の捕獲作戦において大きな混乱と被害を齎した。- 作戦終了後、このモンスターと新大陸古龍調査団の因縁が語られる。
件の古龍は「ネルギガンテ」と呼ばれていたこと、調査団には特定時期のみ観測されていたこと、
今回の飛来によって「特定の時期」はすなわち「渡りの時期」と断定できたこと……。
この段階では未だ情報が少ない「謎のモンスター」扱いであり、古龍とは認定されていない。 - これ以降の下位クエストでは登場しない。すなわち下位素材も登場しない。
- 作戦終了後、このモンスターと新大陸古龍調査団の因縁が語られる。
- 作戦後は音沙汰が途絶えるが、任務★6「ゾラ・マグダラオス誘導作戦」にて再度来襲。
事前に「渡りの古龍と関連性があるのではないか」と推測され、今回は想定の範疇となる。
ダメージを与えるか、一定時間が経過するといずこかへと飛び去り、再び姿を消す。- 前回の一件もあってかゾラ・マグダラオスからは明確に外敵として認識されており、
外殻上で暴れまわっている際にマグダラオスのマグマブレスで狙い撃たれる場合がある
(ブレスが直撃した場合は大きく怯み、ダメージを食らう)。
- 前回の一件もあってかゾラ・マグダラオスからは明確に外敵として認識されており、
- その後、ネルギガンテが「龍結晶の地」と呼ばれる未知の領域へと移動、滞在していることが判明。
主人公はネルギガンテの戦闘痕や捕食跡を集め、その生態に迫っていく。
そして生態調査を進め、導き出された結論は一つだった。
「本種は間違いなく古龍を捕食している」。
古龍渡りの時期に目撃されたのは渡りの古龍を捕食するためであり、
最近になって活動が活発化したのは、渡りを行なうゾラ・マグダラオスの存在を察知したからであった。
当然そのような存在は常識の埒外であり、生態研究所によって正式に古龍種と断定されることとなる。- ただし判明したのは現在地と「古龍種の捕食を試みるらしい」という事実のみで、
古龍渡りの時期外における生態はやはり全くの不明とされている。
そもそもが目撃例の少ない古龍種ということもあり、この一件を経てなお生態には多くの謎が残されている。
- ただし判明したのは現在地と「古龍種の捕食を試みるらしい」という事実のみで、
- そして同時期に複数種の古龍が活動を活発化させたことを受け、
新大陸古龍調査団は「それらの古龍種がネルギガンテと敵対した結果、普段の棲み処から外部に進出した」と推測。
事態の解決及び調査のため、幾度にも渡って調査団の前に現れた件の個体の狩猟を決定する。
そして龍結晶の地に赴いた主人公との死闘の末に、かのネルギガンテは遂に討伐されることとなる。
戦闘能力 
- MHWorldでの古龍種の大半は「他者を意に介さない、生態系から逸脱した圧倒的な存在」という特徴が顕著に表れており、
直接危害を加えない限り、交戦状態に入ることは絶対に無いのであるが、
本種はその性格上、こちらを発見すると即交戦状態に入る。
- ファンタジー色の強い風貌とは裏腹に無骨な肉弾戦が得意で、戦闘時は屈強な肉体と自己再生能力に物を言わせ、
全身のあらゆる箇所を乱暴にぶつけていくという滅茶苦茶な攻撃手段をとる。
特に前脚を叩き付ける技が多く、大技以外では飛行も殆ど行わないため、地上での戦闘が主となる。- 後述する性質を除くとブレスのような遠距離攻撃手段は乏しいが、
その分運動能力が非常に高く、少し離れた程度では跳躍で一瞬にして詰め寄られてしまう。
この性質上ガンナーでも注意が必要な他、
ハンター同士が散開するとネルギガンテが頻繁に跳び回るため、対処が困難になる。 - 一部攻撃の予備動作は他の飛竜や古龍のよろめくモーションに似ており、
怯んだかと思って油断したハンターが手痛い反撃に会う場面も多い。 - また、ダウンしたハンターに対して強烈な攻撃で追撃する傾向が見受けられる。
特殊装具「不動の装衣」は咆哮や風圧などの行動制限を抑止してこの厄介な要素を封じ、
かつネルギガンテの高い攻撃力を大きなダメージ軽減効果で封殺可能と極めて相性が良いため、
持ち込んでおくと、優位に戦闘を運べる状況を作っていくことが出来る。
しかし、不動の装衣はHR50を超えるまで入手できないため、
一番欲しいであろう時期に使えないことは覚悟したほうが良いだろう。
同じく、危険な攻撃を実質無効化できる転身の装衣(要アップデート)についても、
入手は1度ラスボスを討伐した上で特別任務を達成しなければならないため、
やはり、攻略段階での入手、使用はできない。
- 後述する性質を除くとブレスのような遠距離攻撃手段は乏しいが、
- ネルギガンテは一部の部位を修復してしまう「自己再生能力」が大きな特徴となる。
頭・両前脚・両翼・尻尾が該当し、
これら部位は「負傷なし→傷つく→白い棘が生える→硬化し、黒く変色する」という、
4つの段階に分かれた変化を遂げる。
傷つくのはハンターやネルギガンテ自身の攻撃、
及びナナ・テスカトリとの縄張り争い中に起こるヘルフレアがトリガーとなり、
特定の攻撃で消費する、あるいは棘にダメージを与えて破壊することで負傷なし、つまり初期状態に戻り、
これをネルギガンテとの戦闘が終わるまで絶えずループしていく形となる。
棘を部位に纏ったネルギガンテは該当部位による攻撃時に棘が飛散するようになるなど強化され、
上記全ての部位に棘が生えることで特別危険な大技を用いるなど厄介な要素となる。
この棘が生えている状態で飛び掛かって移動している時などにネルギガンテに触れると、微量のダメージを食らう。
- ネルギガンテの棘は生えてきた時点では白く、この段階では物理弱点になるほど脆い一方、
少し時間が経つと黒く変色し、斬れ味白ゲージの近接武器による攻撃を弾き返すほど硬質化する。
白い棘の段階でも物理攻撃に応じた棘飛ばしが発生し、最大技のトリガーにもなるため、
棘の破壊はその厄介な特性を封じることに繋がる。
また、白い棘はネルギガンテの物理最大弱点となる部位として扱われ、
棘の状態を問わず破壊すれば確定で大ダウンを奪うことができるため、
猛攻に臆すること無く白い棘を攻め立てると、討伐時間を大幅に短縮することが可能である。
この戦法でネルギガンテに挑む場合、ダウン中や怯み動作、麻痺状態…といった、
ネルギガンテの動きが封じられている状態で棘を破壊してしまうと大ダウンが発生しないため、
白棘に攻撃を加え破壊するタイミングをしっかりと見計らうことが重要となる。
逆に、硬化を何度も許してしまうと満足にダメージを与えづらくなる他、
最大技を誘発させる原因にもなってしまい、様々な面でジリ貧に陥りやすくなる。
なお、有志の検証によるとネルギガンテの棘に対しては破壊王は効果が無い模様。- この特性上、マルチプレイで敵の強さが上がるというMHWorldの特徴が極めて顕著に表れる。
マルチプレイモードではそう簡単には怯まなくなるため、ソロ時に比べて格段に棘の破壊がしづらくなるのだ。
また単純な怯み値の上昇に加えて、集中して1か所を狙うのも難しくなるため
意思疎通ができないとネルギガンテの最大技の発動を止める事ができなくなってしまう。
マルチプレイで「強すぎる」と感じた人は、敢えてソロで挑むとアッサリ倒せるかもしれない。
- とはいえ、的確に棘を狙えるメンバーがそろっていれば、
転倒、立ち上がり、他の棘破壊で転倒、立ち上がりを延々繰り返され、
攻撃すらさせてもらえず討伐されてしまうことも少なくない。
- ネルギガンテは自らの攻撃で傷付いていくが、棘についても時々消費される。
黒い棘の破壊も行うようだが、行動は運に依る部分が大きいため期待しない方が良いだろう。 - 砕け散る角や切断された尻尾については、戦闘中に修復される様子はない。
角の部位破壊は2段階で報酬も別となっている。
- この特性上、マルチプレイで敵の強さが上がるというMHWorldの特徴が極めて顕著に表れる。
- ゲーム内情報や防具の耐性によると弱点属性は雷、次点で龍。
その他の属性は効果が無い訳では無さそうだが通りにくい模様。
状態異常は毒・麻痺・睡眠・目まいなどが全て通用し、乗り状態へも移行できる。
閃光での目眩しも可能だが、効果中は暴れ回るためタイミングは慎重に行いたい。
また、古龍種でありながら疲労状態にもなるという特徴がある。
一方、落とし穴やシビレ罠といったトラップに関しては従来作品同様古龍なので通用しない。- 他の古龍種と比べて明らかに睡眠耐性が低く、
ソロであればスキルを整えると何度も眠らせることが難しくはないほど。
本作ではダメージが下がったものの、睡眠爆破で最初からダメージを稼ぐ手段が有効なモンスターの1体と言える。 - 乗りに関しては乗り攻防の間に棘の硬化が進むというリスクが存在する。
そのため、ソロでも乗りは控えたほうがいいかもしれない。
- 他の古龍種と比べて明らかに睡眠耐性が低く、
- 怒り状態になると目に見える鼻息をするようになり、闘牛のようにも見える。
外見上はそこまで大きな変化はない。
- 瀕死に近づくと翼を大きく広げて咆哮する破滅の衝動を行う。
これは形態変化であるらしく、以後は翼を軽く広げたままの体勢を維持する*5。
これ以降攻撃モーションが複数追加され、大技「滞空滅尽掌」も解禁される。
ここまで追い詰めればあと一歩であるが、滑空攻撃は非常に厄介な特性を多数持つため、
最後まで油断せずに戦闘に望みたい所である。- 現状では公式側から「形態変化を行う」旨の事前情報は出ておらず、
β版を用いたオンラインテストの際、多くのユーザーからは驚きの声が挙がった。 - この形態変化を行う際、翼を展開する時に小さな棘が砕け散って翼が傷付く演出が入る。
拘束し続けて頭や尻尾のみ破損していたような状態でも、これによって翼から棘が生えるようになる。
その様子は無理矢理変化を遂げたようにも見えるが……?
- 現状では公式側から「形態変化を行う」旨の事前情報は出ておらず、
- 操虫棍のみの要素ではあるが、頭と太い双角は取れるエキスが別で頭が赤、角が橙となっている。
この為、動いているネルギガンテの頭から赤エキスを取ろうとして、
角に逸れて橙のエキスが取れてしまう場合がままある。
赤白2色で運用しているハンターは前脚が赤エキスになっているのでそちらからエキスを取るといいだろう。
- 攻撃力等が強化される歴戦個体の例に漏れず、
歴戦個体でも他の古龍と同等以上の破壊力を発揮してハンターを殺しに掛かってくる。
攻撃パターンこそ変わらないが、クエスト補正によっては、
カスタム強化と爪等を積んで防御力を500台まで高めた装備でも、
只の引っ掻きだけでも食事分で増加した分の体力を6~7割以上を削ってくるという凄まじい威力を発揮する。
他の攻撃は言うまでもなく、破棘滅尽旋・天で複数人が纏めて消し飛ばされることも十分あり得る。- 不動の装衣を着ていてもみるみる削られ、相応の立ち回りと回復カスタムでも無ければ、
着ていない状態とさほど変わらず、咆哮を無効化できる程度の代物にしかならない。
一発一発が必殺級な為に体力の装衣も数発で使い物にならなくなる。
しかしながら体力は他の古龍と比べても控えめであるため、
昨今に追加された転身の装衣で短期決戦を狙うハンターが多い。
火力と連携を極めれば、巣に帰る前に仕留めることも可能。
前述の通りソロでも被弾に注意すれば割とアッサリ倒せることもある。 - 不動の装衣を着ていてもみるみる削られ、相応の立ち回りと回復カスタムでも無ければ、
主な技 
- 各種前脚攻撃
- 屈強な前脚を用いたネルギガンテの主要攻撃手段で、様々なモーションとして繰り出される。
正面にいるとお馴染みのネコパンチ、攻撃は素早いがリアクションは尻もちでダメージも低い。
形態移行前は左右どちらか単発、移行後は左右連続で繰り出してくる。
ハンターが右側にいると身体を1/4回転させ左前足で地面ごと掻き上げる。
形態移行後は振り向いてから強力な叩きつけを使用してくる。
- 強前脚叩き付け(公式名称:滅尽掌)
- 上体を起こし、後脚で歩みつつ右前脚を掲げて殴り付ける強力な一撃。
予備動作こそ大きいものの威力が高く、棘が生えているとタイミングをずらして棘が飛散する。
叩き付け部分には拘束攻撃としての性質も有している。
巷では他との呼び分けのためかダイナミックお手呼ばわりされることもある。
必ず右前脚で攻撃するためネルギガンテの左側は安全地帯。- ネルギガンテはダウンしているハンターに対し、
この攻撃で起き攻めを行う思考を有しており、ダウン時に多用してくる。
特に棘が生えている時は厄介であり、復帰タイミングをずらしても追撃の棘が当たる危険性がある。
頻繁にダウンしてしまうハンターはこれでハメられてしまうことも多い。
なお、形態移行後は代わりに滑空を使用するため、このモーションは見かけなくなる。
- ネルギガンテはダウンしているハンターに対し、
- 頭突き
- 正面に攻撃対象が居ると積極的に用いてくる技。
前脚叩き付けより範囲は狭く、滅尽掌のようにやや上体を起こしてから行うこともある。
頭部に棘が生えている状態では、引き抜き時に前方に射程の長い棘射出を行う。
- 突進かちあげ
- 短い距離をダッシュし、角でしゃくりあげる。
形態移行をする前のみ、やや距離が開いていると間合い詰めを兼ねて繰り出してくる。
食らっても低ダメージの尻もちで隙も大きい。
攻撃前の予備モーションは身を低くし頭が下がる。
- ショルダータックル
- 翼を地につけた強力なタックル。体を大きく使っている。
ハンターが左側にいると使用してくることが多い。
前述の突進のようなモーションからタックルに移行したり、側面に向けて流れるように行うことがある。
前者の予備動作は頭を小さく揺らし、突進と違い顔を伏せない。
- 飛び掛かり
- 大きく距離が開いていると一瞬で間合いを詰めてくる。
ジャンプの瞬間は近距離にも判定が有るため、剣士ガンナー混在パーティーでは注意が必要。
- 翼弾き
- 左右の翼を地面に降ろして撓ませ、弾いた反動で左右に風圧を伴う攻撃を行う。
翼に棘が生えていると、弾いた反動で棘が左右方向に射出されるようになる。
形態移行前のみ使用。
- 尻尾叩き付け
- 細長い尻尾による攻撃。後方から左側面のハンターの位置へピンポイントで行う性質が強い。
形態変化後は尻尾を後方に叩き付けてから時計回りに約180度薙ぎ払う技も用いてくる。
この薙ぎ払いは地味なモーションに反して威力がとんでもなく高く、挑めるようになった段階では即死級、
歴戦の個体ともなると最高峰の防御力があっても瀕死になりかねない超火力になる。
また叩き付ける部分と薙ぎ払う部分の判定は別々である。
不動の装衣等のハイパーアーマーで突っ込もうものなら超火力が2ヒットして最悪キャンプ直行である。
- 滞空攻撃(公式名称:滞空滅尽掌)
- 体力がある程度減少し、形態を変化させた後に解禁される、
ネルギガンテ屈指の危険な技にして集大成とも呼べる技。
滞空して空中でターゲットに向けて軸合わせを行い、
その後剛腕を振り上げて目標目がけて一気に突っ込み、渾身の叩き付けを喰らわせる。
あまりの威力に腕が埋まってしまい、引き抜くためか頭を地面に押し付ける動作も行う。- 集大成たる所以は、滞空状態で軸合わせする以外のすべての動作が、
飛びかかり→強右前脚叩きつけ→頭突き→頭突きからの引き抜き→棘飛ばしと、
既存の攻撃を組み合わせている所である。
これらは平時から軸合わせ能力が強めで、しかも棘が生えていれば飛ばして範囲を拡大すると、
各種攻撃に見られた厄介要素がこれでもかと言うほど詰まっている。
全段ガードするとランスでも半分以上体力が削られる恐れがあり、可能であれば回避した方が良い。 - 破棘滅尽旋・天(後述)とは異なり1度使った後は多用する上、技性能自体も上述の通り凶悪。
ただし、通常技の集大成故に各々の攻撃の対処法が通用するため、
狩猟終盤はこの技を念頭に置き、欲張らずに立ち回れば余裕を持って対処できる。
加えて、棘が生えていない場合は攻撃範囲が狭く、対処しやすいのも各々の単発技と同じ。
攻撃後の隙も大きく、適切に対処できれば棘破壊を狙いやすいなどチャンスにもなりうる。
公式的にはネルギガンテの最大技は後述の「破棘滅尽旋・天」らしく、
実際にそちらの方が威力が高いため、こちらの公式名称は至ってシンプルとなっている。 - 前述の前脚叩きつけにより特殊ダウンが発生した場合の追撃としても頻繁に使用する。
強前脚叩きつけよりも攻撃回数が多いため、棘が生え揃っていた場合は回避不可になる可能性もある。
- 集大成たる所以は、滞空状態で軸合わせする以外のすべての動作が、
- 破棘滅尽旋・天
- 頭・前脚・翼・尻尾の全部位に棘を纏うと発動する、ネルギガンテの必殺技。
体が黒い棘で覆われたネルギガンテは上体を起こして高らかに咆哮する。
直後に、マガラ種の後方飛び上がりからの滑空攻撃と同じ予備動作で後方へ舞い上がったのち、
その棘で致命傷を与えんが如く、攻撃対象に向けてショルダータックル気味に高速で突っ込む。
ネルギガンテが地面に接触すると同時に、広範囲に振動が発生、
一瞬後に纏っている棘を全て吹き飛ばして攻撃する。
棘飛ばしが加わるので非常に攻撃範囲が広く、また精度も高い。
特に縦方向の攻撃範囲が尋常ではなく、飛び上がってからネルギガンテの後ろに回り込むのはほぼ不可能。
そして見た目通りネルギガンテの攻撃の中でも最大級の威力を持ち、掠りでもすれば大ダメージは免れない。
直撃時のダメージはスーパーノヴァすら凌駕する。
これを極力使わせないように白い棘は出来る限り破壊していきたい。- この攻撃を行うと、一旦全ての棘が脱落しリセットされる。
黒い棘が一掃され、再び攻撃を加えやすい状況へとなるためデメリットばかりではない。 - 咆哮からの滑空攻撃というとMH4などでのイャンガルルガの得意技だが、
ネルギガンテの咆哮は拘束時間が短く、耳を塞いでしまっても緊急回避は十分間に合う。
むしろ回復動作や研ぎ動作などをキャンセルしてくれるので回避に専念できるが、
逆にそのことを知らないでいると、ほぼ間違いなく被弾が確定してしまう。
ただ、武器を構えた状態では緊急回避自体が間に合わないことも少なくないという点は留意したい。
- この攻撃を行うと、一旦全ての棘が脱落しリセットされる。
- 歴戦の個体にもなると基本的に被弾=BC送り同然レベルの威力で、
ガード性能+3のランスでガードしても体力を半分以上消し飛ばされ、
スタミナも削られるので事後の状況がとにかく悪い。
ガード可能なだけ幸いだが、直撃するよりマシという程度で、
基本的に回避を前提とすべき攻撃である。
ガンナーが食らおうものなら、体力の装衣を使っていても
体力ゲージ2本分のダメージを食らって即死しかねないほどの超破壊力。
MHWorldの中でも数少ない一撃必殺級の技である。- 白い棘は交戦・非交戦に関わらず時間経過で再生・硬質化するため、
エリア移動などの間に棘が全部位に生えて硬化する……といったことも発生する。
すなわち、エリア移動後の交戦直後にこの大技を繰り出してくるということも起こる。
PTプレイでは、先行したハンター狙いの滑空を、後続が受ける可能性もあるため留意されたし。 - 咆哮中に怯ませたりスリンガー閃光弾で撃墜すればこの技を中断させることは一応可能だが、
黒い棘がそのまま残っているためか何度でも使い直してくる。
テオ・テスカトルのスーパーノヴァのような妨害はほぼ通用しないと考えた方が良いだろう。
気絶中の味方がいるような場合は別だが、基本的には緊急回避に専念する方がベター。 - どうしてもこの技が避けられない場合耳栓のスキルを発動させていくといいだろう。
この技の直前の咆哮のみ咆哮小なため、
耳栓レベル1だけでもつけておくと納刀の遅い武器でも余裕をもって対応できる。 - 寝床だと地形を破壊する際にも使用するが、その場合は直後に全身の棘が再生し始める事に注意。
地形破壊時の予備動作は通常のものよりかなりゆったりとしており、
また上空を滑空していく関係上基本的に被弾しないので、
武器を研いだり回復アイテムを使用したりと有意義に使いたい。
- 白い棘は交戦・非交戦に関わらず時間経過で再生・硬質化するため、
- 技名に「・天」と付くことから、いかにも「天」以外のバージョンがありそうだが、そんなことは無かった。
無論、今後何らかの形で別バージョンが登場しないとも限らないが。
歴戦王 
- MHWorld最後の追加モンスターとして、2019年5月11日に実装された歴戦王。
2018年12月10日に放送された「スペシャルプログラム」にてその存在が明らかにされた。
本作のキーモンスター「ゾラ・マグダラオス」やラスボスの「ゼノ・ジーヴァ」、
そして地母神「マム・タロト」と、特別ポジションの古龍の歴戦王個体より後の登場となった。
MHWorldのメインモンスターだけでなく、大トリという立場も務め、
後述の仕様(現在は一部存在しない)から「続編である、アイスボーンへの橋渡し役」も務めていると言える。 - 本作におけるメインモンスターである事、
そしてなによりMHWorld最後の追加モンスターであるが故に、
非常に強くなっていると辻本プロデューサーより明らかにされている。- 配信日が発表されたのは、2019年5月10日、なんと配信前日である。
配信前日に追加が予告されたモンスターとしてはナナ・テスカトリとマム・タロトが存在するが、
歴戦王モンスターは基本的に予告から配信まで日付が空いていたうえ、
配信での予告がなされないモンスターも存在した。
こういった面でも他の歴戦王とは扱いが違うと言えるだろう。
なお配信開始直前にアップデートは無かったため、データは直近に配信されたわけではなく、
解禁日は事前に決まっていたと思われる。
- 配信日が発表されたのは、2019年5月10日、なんと配信前日である。
- 発表から約5か月余り経った2019年05月11日、
満を持してイベントクエスト『破滅が来たりて喇叭 を鳴らす』が配信開始された。
このクエストでは特別仕様として、総司令が最初に『よし ひと狩り行くか!』と激励の言葉をかけてくれ、
そしてネルギガンテとの戦闘を開始すると荘厳な新BGMを引っさげて出迎えてくる。
- エリア移動ルートが大幅に変更されており初期の8から体力が多いと9→12→11と火山地帯を通りまた9へと移動する。
体力を減らすと9を経由して14→15の塒へと、共にベヒーモスを思わせるようなコースである。
クエスト開始直後、エリア8の入口付近で何もせず待っていれば
1つ目の落石付近まで歩いて移動してくるので、有効活用しよう。
なお、ネルギガンテが自ら火山帯に向かうのは初めての事である。
ちなみに、マグマに向かって破棘滅尽旋・天を打つと思いっきりマグマダイブする。- また、エリア9ではテオ・テスカトルかクシャルダオラの歴戦王個体どちらかが出現する。
縄張り争いが発生し、眺めていれば即退場してくれるので特に問題はない。 - 縄張り争いの勝敗は通常通り相討ちに終わるのだが、この時にネルギガンテの体力の約10%が削られる。
初期エリアの落石2つと合わせれば、膨大な体力のおよそ20%をも削ることが出来るので、
縄張り争いは邪魔せず、静かに見守るようにしておこう。
演出が終わった途端、ネルギガンテが再びハンターに襲い掛かってくるのには注意。- 余談だが、テオ・テスカトルとクシャルダオラではエリア9に到達する時間に差があり、
テオ・テスカトルはクシャルダオラよりやや遅めとなっている。
前者の場合はネルギガンテのエリア移動タイミングと噛み合わないケースもあるので、
必要なら石ころなどを使った誘導も考えたい。
- 余談だが、テオ・テスカトルとクシャルダオラではエリア9に到達する時間に差があり、
- また、エリア9ではテオ・テスカトルかクシャルダオラの歴戦王個体どちらかが出現する。
- 通常個体の場合は第2形態への移行タイミングが瀕死間際であったが、
歴戦王は第2形態への移行が格段に早くなっており、ほとんどの場合序盤から第2形態に突入する。
移行してからさらに2~3エリア戦い続ける事は最早当たり前であり、
より長時間各種即死級攻撃の危険に晒されるため、事故死の確率が非常に高まる。
特に睡眠落石など決めた暁には、第1形態でいる時間は「全くない」。
- 他種の歴戦王同様、サイズは基本サイズよりも巨大であることが多い。
また体力・攻撃力が劇的に上昇しており、フリークエストの個体の体力が約7000*6であったのに対し、
歴戦王ネルギガンテはソロ用で約26220*7という圧倒的体力値を誇る。
この体力は討伐可能な歴戦王モンスターの中ではゼノ・ジーヴァをも上回り、
最下位のキリンとは実に2倍以上の差をつけて第1位の値である。- マルチ時の体力は約65560と推定されている。
ソロ時のおよそ2.5倍もの数値であり、エンシェント・レーシェンにも匹敵する。
なお、この体力上昇倍率は他の歴戦王個体と同じである*8。 - なお、後のMHW:IBに登場する悉くを滅ぼすネルギガンテがHP27380とほとんど誤差まで迫る。
傷つけやぶっ飛ばしの存在も考えればMHW環境の歴戦王個体の方が体感的なタフネスは上だろう。
また歴戦王ネルギガンテの攻撃力倍率は8倍でありこちらは遠く及ばない*9が、
MHW環境とMHW:IBの環境で用意できる生存スキルの数及び質の差、
クラッチの活用による攻撃回避、ぶっ飛ばしによる安全な攻撃手段の存在から
こちらも実数値の差ほど体感的な差は付いていないと思われる。
タフさに関しては他の歴戦王と同等に感じるかもしれない。
だが白棘の耐久値がそこそこ高くなっている上に棘の黒化速度が速いため、
一気に白棘を破壊できるレベルの火力がないと黒化した棘の硬い肉質に苦労する羽目になる。
特にマルチプレイ時の耐久値はえげつなく、慣れていないパーティでは複数回どころか一度破壊するのも至難の業。
破棘滅尽旋・天に移行するための黒化部位が減る点もあり、棘の破壊によるダウンの難易度はかなり上昇している。- 黒化した棘を叩いてしまって苦労するのであれば心眼の採用も考えられるが、
黒化が早いということは破棘滅尽旋・天で肉質がリセットされるサイクルが早いとも言える。
黒化する前の頭、前脚、尻尾などをしっかり叩き、黒化したら後脚を狙えば弾かれる事故は抑えられる。 - この体力の高さから、アイコンに瀕死のドクロマークが付き、足を引き摺ってからも
通常のモンスターと比べると比較的多めに体力が残っているため、油断は禁物。
瀕死になるにつれて攻撃が激しくなっていくこともあり、討伐を達成したハンターでも
「瀕死になってからの方が長かった」と感じる者は多い。
寝床となるエリア15は狭く、結晶の破片が落ちてくるなど不意の乙や長期戦となりやすい。
そのため以前のエリアでハジケ結晶で逃走を十分に阻止しておく作戦も考えられる。- 討伐時間が気になるところだが、莫大な体力を持つとはいえ火力を特盛にしなければ削りきれない訳でもなく、
制限時間はしっかり50分あるので、効率よりも生存重視の構成で挑むのも充分ありだろう。
ほぼ必須の体力増強以外にも早食い、気絶無効、加護、回避性能、
加速再生や超回復力に回復カスタムの併用などが考えられる。
生存スキルを積むことで火力を犠牲にしたくない場合、
保険としてネコのド根性を発動させるのが手っ取り早いだろう。
根性発動時に吹っ飛ばされた先がマグマだったり、トゲの追撃を食らったりして乙る可能性はある。
- 討伐時間が気になるところだが、莫大な体力を持つとはいえ火力を特盛にしなければ削りきれない訳でもなく、
体力200・防御力500でも吹き飛び無しの引っ掻きだけで3割近い体力を奪ってくる火力を持つ。
不動の装衣や転身の装衣を着ている場合でも、闇雲に立ち回ればBC送りになりかねないので要注意。- 実装される以前一部ネットでは「何らかの属性や状態異常を獲得しているのでは?」という憶測が飛び交っていたが
そんな予想をものの見事に吹き飛ばすかの如く清清しいぐらいいつもどおり高火力の物理攻撃を仕掛けてくる。
このあたりは属性やられや状態異常対策をとらずに済むと前向きに受け止めるべきだろうか。
後述するが、MHW:Iに登場するネルギガンテは本当に状態異常、しかも裂傷を獲得している。
- マルチ時の体力は約65560と推定されている。
- 配信前日の放送で触れられたとおり、新モーションとして低空跳躍前脚叩き付けが追加されている。
各種攻撃後、不意に繰り出してくるものと、
視界から消えるような回り込みジャンプの後に飛びかかってくるものがある*10。
どちらの使われ方も動きが視認しづらく大ダメージなため非常に厄介。- 前者はネコパンチや叩きつけ、また同じ攻撃の後にランダムで使用されるようで、後隙に手を出すと引っ掛かる。
また、後方にも対応して飛び掛かるので、背後から攻撃をしていても安心してはいけない。
振り向き軸合わせをなしに飛び上がり、対象に飛び掛かる。
そこから攻撃する右前脚を中心に着地し、反時計回りに回転する身体にも判定があるため、
着地するネルギガンテの顔右前に当たる地帯に回避すると避けやすい。
攻撃判定の発生が驚くべきほど速い上に視界から消えるため見てから回避する事が非常に難しい。 - 後者は前者の使用法よりは速くなく、飛び掛かる前にはネルギガンテの顔がハンターに向くため、
攻撃角度がわかりやすく回避自体は楽。
ただしハンター同士が近くにいた場合、誰が狙われたかわかりにくく、巻き込まれる可能性がある。
更にこの新モーションにはダメ押しと言わんばかりに、狭い範囲に振動【小】まで付いている。
ソロ時に振動を回避出来ずに受けると、オトモ側を狙ってくれない限りは続く攻撃の被弾がほぼ確定してしまう。
通常個体以上に追撃の思考ルーチンが強化されているようで、この攻撃の後は
高い確率で滅尽掌による起き攻めを狙ってくるため、乙確定の危険度が高い。
また、ガード性能をそこそこ積んだガード可能武器でも滅尽掌で体力を大きく削られてしまうため、
タイミングと直前の体力によっては実質乙確定である。
形態移行前にはあまり使用してこないが、被弾後は起き上がらなければ追撃の滅尽掌をやりすごせ、
形態移行後はすぐ起き上がり前方に潜り込むかネルギガンテの左側に移動できれば滞空滅尽掌をかわしやすい。
また複数ヒットするため、不動の装衣を着ていると大ダメージを食らう。
ガンナーは問答無用で即死してしまうため、不動の装衣を使うかはよく考えたいところ。 - 前者はネコパンチや叩きつけ、また同じ攻撃の後にランダムで使用されるようで、後隙に手を出すと引っ掛かる。
- ハンターが左前方に位置した際に使ってくる右前肢ぶん回し引っ掻きが追加。
既存の左前肢掬い上げと対照であるが、こちらは被弾した際、
リアクションが打ち上げダウンにはならない。
同じ左側への攻撃の突進よりは範囲が狭く対処しやすいだろう。
こちらは形態移行後に使用。
- 既存技では破棘滅尽旋・天の発動がかなり速くなっており、1エリアに3回以上行う事もよくある。
白いトゲがまだ残っている状態でも突然咆哮し、全ての棘を真っ黒に染めあげる事もしばしば
(体力値が減少するにつれ、破棘滅尽旋・天に移行するための黒化部位の最低数が少なくなる可能性がある)。
エリア移動した先で遭遇と同時に咆哮、ダイブという場面も非常に多いので注意が必要である。
もちろん怒り状態では防具最大強化の剣士でもまず即死。
まともに食らって耐えるには体力増強3積みの剣士が防御力560前後でギリギリといったレベルである。- 従来の技も大幅に強化されているが、特に気をつけたいのが尻尾のなぎ払い攻撃。
ミラボレアス種のそれを彷彿とさせる程の大幅な威力強化を受けており、
怒り状態のものを受けてしまうと体力増強が付いていない場合は下手をしたら乙、
体力増強3でHP200にしていてもかなり削られる。
尻尾を切った後の根元の判定でも同様のダメージを受けるので、常に注意して慎重に立ち回りたい。 - 他にも振り向き強叩きつけが非常に速くなっており、
軸合わせなし、つまり後方であろうとほぼノーモーションで攻撃してくる。
ハンターの位置への回転方向に従った前肢で攻撃するのがポイント。
つまりネルギガンテの左に位置すれば右を振ってくるので左に、
逆なら逆に回避すればかわせる。 - 頭部ダメージへのカウンター滅尽掌の頻度が増えている。
一瞬怯みと錯覚しやすいので注意。
かなり大きく踏み込んでくるため意外にも懐に入ってしまう方が安全。
- 従来の技も大幅に強化されているが、特に気をつけたいのが尻尾のなぎ払い攻撃。
- 他の変更点として、疲労状態からの復帰が非常に早くなっている。
スキだらけの疲労モーションこそするものの、それを2回以上見せることはほとんどなく、
モーションを終えた次の瞬間には怒り状態や破棘滅尽旋・天に移行することも非常に多い。
疲労中だからといって悠長に攻撃や回復などしていると、
ネルギガンテが突然攻撃を再開し、思わぬ一撃を食らうこともあるので要注意。
- 討伐に成功すると、総司令から『君こそが真の「モンスターハンター」だ!』との賛辞が贈られ、
クエストクリアBGMとして、
「続編であるアイスボーンのメインテーマ『継がれる光』のアレンジBGM」が流れる*11。
アイスボーン発売以降は星に駆られてのアレンジが流れるように変更されている。
加えて、初討伐達成時には称号を4点程入手出来る。- 合計5回討伐を行うと「歴戦王ネルギガンテの討伐、おめでとうございます!」の文字とともに、
続編であるアイスボーンの広告が表示され、そのままPSstoreの予約画面に移動することも出来る。
また、歴戦王ネルギガンテの討伐が、新大陸調査のひとつの節目であることにも触れている。
ちなみにこの広告、一度もゲームを終了することなく合計5回討伐しないと表示されないようになっている。
強敵である歴戦王ネルギガンテ相手に連戦はきついかもしれないが、見たい場合は覚悟を決めて挑んでみよう。
しかし残念ながら、現在は5回討伐しても広告は出なくなっている模様。- この5回討伐という数字の根拠は不明だが、1回につきチケットが1枚、
5回で防具を全て作れるから、ということだろうか。
- この5回討伐という数字の根拠は不明だが、1回につきチケットが1枚、
- 合計5回討伐を行うと「歴戦王ネルギガンテの討伐、おめでとうございます!」の文字とともに、
- 歴戦王ネルギガンテは先述の通り最高峰の強敵であり、討伐も当然容易ではない。
何度挑んでも勝てない、という場合は一度初心に立ち返り、
先述の縄張り争いや落石、爆弾や乗り等、色々な戦法を交えて戦ってみてはいかがだろうか。
狩場にあるものは全て使ってこそ、新大陸に生きるハンターなのだから。- エリア12で登場するテオかクシャルダオラのどちらかは、縄張り争いのダメージが重宝する。
縄張り争い演出が終わった後、通常はすぐ退散してしまうが、
その際に閃光弾を当てると、閃光やられが解けた後もマップから退出しない。
ハンターが攻撃を当ててしまうと狙ってくるが、閃光弾ではそうならないようで、
ネルギガンテが移動した際もテオクシャをスリンガーの音で、
もしくはネルギガンテをエリア境に導けば延々と戦ってくれる。
共に広範囲の攻撃をしてくるため巻き込まれると厄介だが、上手く扱えばそれなりに戦力になってくれる。 - また、瀕死のドクロマークが表示されてもそれなりに体力が残っているが、
寝るのを待って爆弾、転身の装衣のある間だけ攻撃し、切れたら退避の繰り返し
といったチキン戦法でも、そこまでによほど時間を掛けてない限りは討伐可能である。
すでに2乙しており後が無いが、せっかく追い詰めた場合など、クエスト失敗するのはもったいないので
整備スキルも併用しつつ安全性重視で挑んでみるのも良いだろう。
- エリア12で登場するテオかクシャルダオラのどちらかは、縄張り争いのダメージが重宝する。
MHW:I 
- 大型拡張コンテンツのアイスボーンでも当然ながら続投しているが、
マスターランクにおいて通常個体のネルギガンテは登場しない。
代わりに特殊個体である悉くを殲ぼすネルギガンテが登場する。- これはMHWorldで登場した一部モンスターにはマスターランク個体が存在せず、
代わりに特殊個体が登場するという仕様であるため。
特殊個体については個別記事を参照のこと。
- これはMHWorldで登場した一部モンスターにはマスターランク個体が存在せず、
MHST2 
- 発売前のPVにて登場が確定。最新のポスターにも写っている上、
PVではリオレウスと戦っているシーンも見られるなど大きくプッシュされている。
初代MHの看板であるリオレウスと、初代のコンセプトに立ち返り新生した
MHWの看板であるネルギガンテが実際に相対して争うのは非常に感慨深い。
- メインストーリーに関わり、ボスモンスターとして滅尽龍の名の通りの圧倒的な破壊力でライダーの前に立ちふさがる。
戦闘以外の面でも、自然界においてのネルギガンテの「役目」に相応しい活躍を見せてくれる。
- 得意属性はもちろん無属性、弱点属性は雷属性。
ネルギガンテが登場する時期には雷属性の強力なオトモンが手に入るようになるため、
パーティに加えておけば戦闘が楽になる。
うち1体はキングモンスターとして早く登場しており、もし連れていればそれなりに育っているはず。
- 今作で追加された部位破壊システムによって、
ネルギガンテの再生能力と、棘破壊を繰り返して進む戦闘が再現されている。- 開幕数ターンは棘がなく、破壊可能部位が存在しない状態で、テクニック攻撃を行う。
ターン経過で頭、脚、翼に白棘が生え、パワー攻撃を行うようになる。
棘が生えてからは完全二回行動になるほか、怒り状態になるとスピード攻撃主体に変化する。
棘は破壊可能部位であり、全部位壊すと初期状態に戻り、おまけにダウンも発生するため、
棘が生えてからは、部位破壊を最優先で行動することになるだろう。- 白棘はターン経過で黒棘に変化し、全ての攻撃系統のダメージをカットするようになってしまう。
破壊がかなり困難になってしまうため、白棘の破壊は迅速に行おう。
- 白棘はターン経過で黒棘に変化し、全ての攻撃系統のダメージをカットするようになってしまう。
- 問題はここからで、黒棘が生えたままさらに一定ターンが経過すると、それまでに破壊した棘が黒棘として再生、
再生した黒棘を消費して大技の破棘滅尽旋・天を繰り出し、PT全体に即死級の大ダメージを与えて初期状態に戻る。
部位耐久値も戻ってしまう上、絆技などで無理矢理黒棘を破壊しても、
次ターンには何事も無かったかのように再生されるため、この状態に陥ってから全身の棘を破壊することは不可能。
つまり、黒棘が再生したら破棘滅尽旋・天の発動とPTの壊滅が確定する。
こうなってしまったら大人しく攻撃を諦め、被害を最小限に押さえるため回避や回復を優先しよう。- これまでの経験から、絆技で行動をキャンセルすれば大技を受けずに済むのでは?
と思ったライダーもいるだろうが、そんな甘い話はない。
この状態はネルギガンテが破棘滅尽旋・天を繰り出すことでしか解除されず、
かつこの状態になったが最後、ネルギガンテは破棘滅尽旋・天以外の行動を一切選択しなくなるためである。
何度棘を破壊されても再生し、執拗に破棘滅尽旋・天を繰り出してくる執念深さには驚くほかない。 - ボスモンスターとして出現するネルギガンテ戦では、初回の黒棘再生が異常に早く、
1回目の破棘滅尽旋・天の発動だけはどうやっても阻止できないようになっている。
もちろん威力にも手加減など微塵もないため、それまでの戦いでライフポイントが減っていた場合、
一気にライフポイントを2つ減らされて全滅もあり得る。とんだ初見殺しである。
戦闘直前の場所にはアイルー部屋があるのでしっかり回復&セーブしておこう。
- これまでの経験から、絆技で行動をキャンセルすれば大技を受けずに済むのでは?
- 開幕数ターンは棘がなく、破壊可能部位が存在しない状態で、テクニック攻撃を行う。
- 3部位もの棘破壊が大技阻止に必要であるため、防戦に徹すると攻撃の手が追いつかず、
結果的に破棘滅尽旋・天を食らってさらに劣勢に回ることになってしまう。
大技を使わせず勝つためには、猛攻を掻い潜って攻撃を与え続けることが必要になるだろう。- ただ、棘の耐久値自体はそこまで高くはなく、
雷属性の攻撃でダブルアクションを狙っていくとあっさり破壊できてしまう。
上でも書かれている雷属性の強力なモンスターを手持ちに加えておけば、さほど苦労はしないことだろう。
- ただ、棘の耐久値自体はそこまで高くはなく、
- ステータスもかなり高く設定されており、付け入る隙が無い…と思いきや、
MHWのネルギガンテ同様状態異常耐性にかなり穴があるという明確な弱点がある。
初撃の確定クリティカルで部位破壊を進めやすい睡眠や、
強力な攻撃をほとんどシャットアウトできる麻痺を絡めて戦うのが単純かつ強力。
ネルギガンテの苦手とする雷属性には麻痺を誘発する攻撃も多いので、そういった面でも有利と言える。
もっとも初見時に有効性に気づけるかは別問題だが…
- 総合して、登場時点の他大型モンスターとは一線を画すほどの強さを誇る。
部位破壊システムへの理解や、ダブルアクションや状態異常による行動妨害、ライド状態を利用した全滅回避など、
これまで培ってきた経験やテクニックを生かして戦おう。
- ボス個体を倒すと、通常の個体を討伐するサブクエストが受注できるようになる。
受注中は萬ノ晶最奥部に出現するが、周回はダンジョン最奥と拠点(サブクエ再受注)を
いちいち往復しなければならず、中々骨が折れる。
また、(超)レアな巣の最深部にも低確率ながら出現するようになる。
倒すことができればもちろん素材も手に入るので、遭遇出来たらラッキーである。
とはいえボスでなくとも圧倒的な戦闘力は健在なので、努々油断することのないように。- すぐ遭遇できる場所にいないにも関わらず、武具強化に必要な滅尽龍素材は非常に多い。
だからといって周回速度を上げるために一掃攻撃しても、基本素材数個と古龍の血しか出ない場合もあるため、
しっかりと白棘も部位破壊して素材を頂いてから討伐しよう。
- すぐ遭遇できる場所にいないにも関わらず、武具強化に必要な滅尽龍素材は非常に多い。
- クリア後にある人物から受けられる古龍討伐クエストの大トリも務める。
上位個体なのでステータスも高く、特に破棘滅尽旋・天は
まともに食らうと400を超えるダメージを受ける。
ライダーは勿論、オトモンも無耐性が低いと即死である。
速やかに棘を破壊したいところだが、破壊が間に合わない
場合に備えて身代わり玉や回避スキルを持つオトモン、無耐性が高いオトモンを用意しておきたい。
ネルギガンテの破棘滅尽旋・天対策にネルギガンテを連れてくる…、いつもの事である
ちなみに上位個体を倒した際に得られる経験値は5700ちょっと。
あろう事か直前に戦ったカーナの半分以下であり、紫毒姫やラギア亜種より低い。
どういう事だ…。- 上位個体は竜の拠り地の9層にも出現し、同階層のターゲットの1体に設定されている。
クリア後は自由に戦えるようになるので、素材集めに活用したい…ところなのだが、
配置されている場所がマップの最深部なのでたどり着くのに時間がかかってしまい、
効率よく周回できないのがややネック。
- 上位個体は竜の拠り地の9層にも出現し、同階層のターゲットの1体に設定されている。
- 下位・上位共に言えることだが、どういうわけか中級ポイント(3pt)素材の入手確率がレア素材(10pt)並に低い。
このため、武具の作成にはどうしても基本素材(1pt)をメインで投入していかざるをえず、
結果的に大量の素材が必要になりがちで、何度も手強いネルギガンテと戦闘しなければならなくなる。
おまけにネルギガンテ武器は6種全てが存在する。
武具の性能自体は龍属性武器としてはかなり優秀であり、
加えて滅尽龍素材は他の古龍・二つ名モンスターなどの武具の強化の際にも要求されることがままあるので、
めげずに頑張って素材を集めよう。
オトモン 
- 古龍で唯一、超レア以外の巣から入手可能なパワー傾向のオトモン。
…だったが、2021年9月2日の無料アップデート第3弾で追加されたキリン亜種が超レア以外の巣から
入手可能な古龍種のオトモンとして登場したので唯一という訳ではなくなった。
ただし他の入手が難しい古龍と比べてステータスが低くなっているなんてことはなく、
無属性攻撃力は鏖魔ディアブロスと並んで全モンスタートップ。無属性防御力は単独トップとなっている。
クリア前では唯一のレア★7のオトモンという事もあり、早熟タイプなので、
オトモンにできれば低いレベルの時点での活躍が見込める。クリア後でも優秀な戦力になるだろう。
ただ、帰巣しないため巣を漁って卵が出て来るのを祈るしかないのが難点。
適当にレア巣に行ったらしれっと出てくるのはご愛敬
- ライドアクションは「咆哮」と「超岩砕き」。
この頃には通常の岩砕きでは破壊できない岩が出現し始めるため、お世話になるだろう。
咆哮も野生モンスターとの戦闘を避けたい場合に有用。レスポンスも早めなので便利である。
- アクティブスキルはフルスイング遺伝子【大】の「滅尽砕」、
滅尽遺伝子【大】の「滅尽掌」、そして滅尽遺伝子【特大】「破棘滅尽旋・天」を持つ。- 滅尽掌はスピードタイプの単体無属性中ダメージ攻撃でクリティカル率が高め。
本種が使うと強前脚叩き付けのモーションで攻撃。しっかり腕が埋まる。 - 滅尽砕はパワータイプの単体無属性大ダメージ攻撃。追加効果は無いが絆消費がやや軽い。
本種が使うとショルダータックルのモーションで攻撃する。 - そしてなんといっても大技・『破棘滅尽旋・天』。
パワータイプの全体無属性特大ダメージ攻撃で、
接触技扱いなのでこのふざけた威力でクリティカルまで出る。
使用後は3ターン全属性防御力が下がるが、代わりにHPが自動回復するようになる。
黒い棘が破壊されることで防御力は落ちるが棘の再生により自動回復するようになるという事だろう。
また、防御力ダウンのデメリットはライドオンで帳消しにできる。
のだが、後述の絆消費もあるので自力で撃ってくれないとなかなか狙えない
ネルギガンテがその気になってくれれば連発もしてくれる。その気になってくれればだが
なお、最後の技を覚えるのが遅い傾向にある古龍としては珍しく解禁はLV30である。- さすがに威力特大・対象全体に自動回復まで付いて絆消費が軽いわけがなく、
破格の50である為、手動で指示しても消費が重くて撃てない事もザラにある。 - 当然今回の遺伝子の仕様上あらゆるモンスターが使用する事が出来る。
それがグラビモスだろうとナルガクルガだろうとアプトノスだろうと。
ただし、自動回復は回復力に依存するため、やはり適正が最も高いのはネルギガンテとなる。
……と、当初は思われていたのだが、有志の検証によって
自然回復は最大HP依存であり、回復力は影響しないという事実が発覚する。
これは破棘滅尽旋・天の自動回復も例外ではなく、この技の場合は
『3ターンの間最大HPの20%回復する』というもの。
つまり、破棘滅尽旋・天は最大HPが高い無属性オトモンに適正があり、
適正が最も高いのは鏖魔ディアブロスということになる。
ネルギガンテ自身も最大HPは高い方ではあるが、少々中途半端なので
完全には使いこなせないという悲しい現実が存在している...
本種を象徴する最大の必殺技なのに...
本種が所持していることが多い自己回復遺伝子によるHP自動回復と併用すれば
そこそこの回復量となるため、専用モーションと合わせて搭載するのも良いだろう。 - だが、この回復力10を生かして癒しの声や治癒の声・治療の咆哮*12を
伝承した回復型ネルギガンテという構築も存在する。
絆消費はやや重いが、この強面の咆哮で味方が一気に回復する様は一見の価値あり。
回復に制限のある通信対戦では特に強力である。
通信対戦でなくとも、ライダーが狙われている間の回復手段として用意しておくと何かと便利である。
- さすがに威力特大・対象全体に自動回復まで付いて絆消費が軽いわけがなく、
- 欠点としてはスピード対策のテクニック技が無い事。
なので、他のモンスターから遺伝子を拝借する事になるが、
幸い無属性・テクニック技にはあの「千裂爪」がある為、技に困る事はまずないだろう。
何気にただでさえ高い火力を裂傷で伸ばせる為、そういう意味でも相性は最高である。
漢字だから変に目立たないし
- 滅尽掌はスピードタイプの単体無属性中ダメージ攻撃でクリティカル率が高め。
- 攻撃力が高いことから先制技やチェイサー技との相性が良く、
所持率が高い状態異常付与遺伝子と合わせて相手の戦略を狂わせることも可能。
無属性の遺伝子には状態異常技や先制技はしっかりと完備されており、色々な型で運用できる。
チェイサー技も全て無属性であり、高火力を底上げできる。- 総じて、広い技範囲をトップクラスの高火力で活かすことができ、
耐久力も高く挙げ句の果てにはサポートまでこなせるという高い性能を持つ上入手も古龍としては容易であるため、
対戦環境ではトップメタのオトモンとして君臨している。
対策方法もこれといったものがなく、すくみで有利なキリンやジンオウガでも
上述の千裂爪で返り討ちにあう可能性もあり、
状態異常で攻めようにも相手のライダーに回復されるのがほとんどな上、
最悪の場合は遺伝子で無効化されることもある。
そして型も多すぎて何をしてくるか最初の時点では全くわからないのも非常に厄介である。
こんな有り様なのでもはや対戦環境は滅尽龍オンラインである。 - 対策としてはやはりどうしても弱点の雷属性で突きたいところ。中でもキリンとラージャンは攻撃力が高く、
属性相性が良いので竦みに勝てばワンパンも狙っていける。
特にキリンはスピード傾向なので、三竦みでも有利である。
しかしどちらも耐久に難のあるオトモンであり、読み間違えれば返り討ちに遭うことも珍しくない。
というか耐久が低すぎて普通にワンパンされてしまう- 金雷公ジンオウガは攻撃力こそラージャンやキリンに劣るものの安定した防御力があり、
ネルギガンテとの相性はかなり良い。
状態異常やバフなどの搦手も完備しており、おまけに素早さでも勝っている。
通常個体のジンオウガも、金雷公にスペックこそ劣るものの、
スピード傾向なので三竦みでも有利というアドバンテージがあるのでこちらを使うのもアリ。
2体とも真っ向勝負に持ち込まれる前にスキルで畳みかけるなど、
ネルギガンテのペースに持ち込ませない為の手段を数多く持っている。
- 金雷公ジンオウガは攻撃力こそラージャンやキリンに劣るものの安定した防御力があり、
- 無属性防御力が高く、龍属性で攻撃することで一方的に有利に立てるイビルジョーもオススメ。
しかしこちらは弱点属性を突いていないので金雷公やキリンほど相性の有利がはっきりしていない。
手持ちにいれば、素直に金雷公を使おう。
- 総じて、広い技範囲をトップクラスの高火力で活かすことができ、
- ちなみにオトモンになる翼を持つ古龍では唯一飛行対決に参加できないが、
ダブル絆技の演出では普通に滑空するネルギガンテの姿が見られる。
- 絆技は「滅尽龍拳」。
拳を地面に突き立てそのまま突撃、摩擦で拳を炎で包み相手ごと岩盤を粉砕するというもの。
実にネルギガンテらしい豪快な絆技だと言えるだろう。グーの形をした右手がカワイイ
ちなみに無属性であり、火属性は全く帯びていない。
独特な名称だが、「昇竜拳」とかそういう類の技なのだろうか。
それかブロリーのパロディであるラージャンの絆技に対抗して
同じくDBの主人公である孫悟空の「龍拳」のパロディをやったとでも言うのだろうか- また、本作のW絆技は、リオレウスなどの「飛行能力とブレスを元から併せ持つ者」同士や、
ラギアクルスなどの「潜行能力を持つ者」同士の組み合わせでは専用の演出が現れるのだが、
本種はW絆技に完全な専用演出が用意されているモンスターである。
この場合、上空から標的めがけて二体同時に滅尽掌を振り下ろし
命中と同時に大爆発を起こすというものになっている。
- また、本作のW絆技は、リオレウスなどの「飛行能力とブレスを元から併せ持つ者」同士や、
- ステータスアップに伴う見た目の変更にも対応しており、攻撃力アップ系の効果を得ると全身が黒棘に覆われる。
敵としては絶望の象徴ともいえる黒棘を纏ったネルギガンテの姿はなんとも頼もしい。
武具 
- 武器自体は高い攻撃力、低い龍属性値と強い龍封力を持っているのが特徴。
属性値は低いために属性ダメージは低いものの、
龍封力は古龍の特殊能力を抑制出来る力を持つため、
厄介な特殊能力を封じて優位に戦闘を運べる。- 近接武器の場合、長い緑&青ゲージがあり、斬れ味ゲージは最大の為スキル/匠の効果が発動しない。
白ゲージが出ないので、斬れ味消費の少ない武器種では白ゲージが存在する武器には敵わないが、
手数武器では高Lvの匠でもなければ延長した斬れ味を維持する事が困難なので、
実戦で使える斬れ味が長いこの武器で匠を切って火力を盛るパターンも多い。 - 武器銘に使用されている「ネルガル」とはメソポタミア神話での冥界神のことである。
- 近接武器の場合、長い緑&青ゲージがあり、斬れ味ゲージは最大の為スキル/匠の効果が発動しない。
- オトモ防具はネルギガンテそのものになりきる系統なのだが、
そのクオリティが異様に高いため無茶苦茶怖い。
翼が無い以外はほぼ3頭身のネルギガンテなので迫力満点。油断したら後ろからガブリと行かれそうな恐ろしさがある。
頼もしいといえば頼もしいが、このオトモアイルーを連れ歩くのは勇気がいるかもしれない。
この見た目で太鼓の上で踊ったりするのはすごくシュール。
- ゲスト参戦したMHST2でも、本編での性能を反映してか、武器はすべて龍属性になる。
ただ、当のネルギガンテ自身は無属性攻撃の扱いを得意としているため、MHWをプレイしていないプレイヤーの中には
「なんで無属性武器じゃないの?」と疑問に感じた方もいたかもしれない。
ちなみに、防具の方はきっちり無属性攻撃強化のスキルが付くが、
この関係上、ネルギガンテの武器と防具を組み合わせて使おうとすると性能が嚙み合わなくなるので注意。
他の古龍種との関係について 
- 他の古龍種を積極的に狙い、捕食するという前代未聞の生態を持つネルギガンテだが、
これは古龍種が有する特殊な生体エネルギーを求めての行動であることが示唆されている。
死期を悟って渡りを行う古龍種は、悠久の時を生きたことでその身に膨大なエネルギーを宿しているため、
これを狙う形で古龍渡りの時期にはほぼ必ず姿を現していた。- とりわけ渡りを行う古龍が宿す生体エネルギーの影響力は計り知れないものがあり、
新たな自然や生態系を築き上げ、時と場合によっては新大陸全土を火の海と化すだけの力を秘めている。
なるほど確かに、これほど途方もないエネルギーをその身で喰らうことが出来ると考えれば、
古龍を狙うという選択肢には、リスクを帳消しにして余りあるメリットがあると言えるかもしれない。
なんとネルギガンテの棘は豊富な栄養を取ると、
強い生体反応と共に卵細胞への分化を示す性質を有するという。
この点から、ネルギガンテは棘を生殖器官の代わりとして無性生殖する生物で、
繁殖のエネルギーを得るため、より高純度のエネルギーを内包する渡りの古龍を襲っていたのではないか
…と、考えられるというのだ。
普通に襲ってもまず勝ち目はないであろうゾラ・マグダラオスに強く執着したのも、
単純な捕食目的ではなく、前述した繁殖行動も兼ねていたのではないか…とのこと。
世界観的にはあくまでまだ仮説の段階らしいが、
形は違えど衝撃の繁殖方法を取る古龍にはシャガルマガラという前例があり、
また通常の生物の範疇を逸脱するが故の古龍であるので、あり得ないなどと一笑に付す事ができないのが恐ろしい。 - とりわけ渡りを行う古龍が宿す生体エネルギーの影響力は計り知れないものがあり、
- 古龍を狙うという設定から、狩猟時においても他の古龍との縄張り争いが実際に発生する。
縄張り争いの対象はクシャルダオラ、テオ・テスカトル、ナナ・テスカトリと、大型古龍を代表する3種。
いずれの縄張り争いも「お互いダメージを受ける」という引き分けの形で終わるが、
やや毛色が異なる点として、戦闘内容自体は必ず
「ネルギガンテが組み付かれる形で先制攻撃を食らうが、その後反撃とばかりに相手を地面に叩きつけ、
そのまま投げ飛ばす(更に投げ飛ばされたドス古龍側が一定時間体勢を崩す)」という、
ネルギガンテ側が優勢と取れる演出になっているのが最大の特徴である。- クシャルダオラとの縄張り争いでは、巧みな空中機動で背後を取ったクシャルダオラが
振り向いたネルギガンテに先制する形で中空から突進を仕掛け、
これを真正面から受け止めたネルギガンテにダメージが入る。
だがネルギガンテは突進の威力を難なく殺して逆にクシャルダオラを拘束すると、
そのまま雄叫びを上げつつ地面に勢いよく叩きつけ、一拍置いて投げ飛ばす。 - テスカトとの縄張り争いでは、テスカト側が地上突進から派生する形でネルギガンテに組み付き、
これを真正面から受け止めたネルギガンテにダメージが入る(同時にネルギガンテがやや後退する)。
が、組み合いながら徐々にネルギガンテが腕を動かして相手の頭部を掴み、
その後はクシャルダオラと同様に地面に叩きつけて投げ飛ばす。- ただし、ナナ・テスカトリの場合は途中経過が若干異なり、
取っ組み合った際に能力をフル開放、ネルギガンテに叩きつけられた際にヘルフレアを炸裂させ、
ネルギガンテにダメージを与えつつ負傷状態に移行させる形となる
(よく見ると、ダメージも組み付きではなくヘルフレアによるものである)。
- ただし、ナナ・テスカトリの場合は途中経過が若干異なり、
「古龍をしたたむ古龍」「古龍を脅かす獣牙」の肩書きに恥じぬ内容と言える。
かの覇竜や崩竜と並び立つ強大な存在として描かれていたドス古龍と
真っ向から激突しながら組み伏せぶん投げる様は、旧作経験者ほど衝撃を受けるだろう。
少なくとも、同じ看板古龍たるクシャルダオラと同等以上の強者であることは確かであり、
恐らく世界観的には、現時点でメインモンスター史上最強クラスの存在だと思われる。- なお受けるダメージについては、ネルギガンテが他の古龍より少なくなるのが常である。
ただしこれは上述の「ダメージの仕様」と、ネルギガンテが他の古龍より体力が低い
(=最大体力値をベースとする割合ダメージが小さくなる)ことが理由であり、
他の縄張り争い同様に有利不利を表現したものではない。 - この縄張り争いにおいて、相手方であるテオ・テスカトルとクシャルダオラが
能力をほぼ一切行使していない事実を摘示する声はしばしば聞かれる。
ただ、古龍種の縄張り争いは殆どが能力を本格的に行使しないものに留まっており、
その上でドス古龍同士の闘いが(演出的にも)完全なる引き分けである事実を鑑みるに、
上記の演出は「古龍を喰らう古龍」且つ
メインモンスターとしての立場を強調する意図的なものであるとも考えられる。
またナナ・テスカトリとの縄張り争いでは、多少規模は小さくなっているがヘルフレアの直撃を
至近距離で食らいながら、それに怯むどころか雄叫びを上げて追撃を食らわせている。- 上記の能力行使の疑問点に対して、
ネルギガンテの素材を用いた武器は軒並み龍封力が強かったことから、
『ネルギガンテが放つ龍封力により、古龍達は能力行使を制限されていたのではないか』
という仮説を立てる者もいた。
が、龍封力はあくまでも龍属性武器の追加要素に過ぎず、
ネルギガンテ自身が龍の力を抑制するという表記・描写も確認されていないため、
現在も仮説の域に留まっている。 - また、続編であるMHW:Iのメインモンスターであるイヴェルカーナとの争いでは、
組み伏せるまでは同じ流れだが固有の能力である過冷却ブレスによって無理矢理退かされており、
追撃を行う事は叶わずネルギガンテ側が優勢とは言えない争いとなっている。
- 上記の能力行使の疑問点に対して、
- クシャルダオラとの縄張り争いでは、巧みな空中機動で背後を取ったクシャルダオラが
- 「古龍を捕食している」「渡りを行う古龍種の一部が消息不明になるケースがある」といった設定から、
本種が何らかの古龍を仕留めているらしいことは確かではある。
ただし、ネルギガンテが問答無用で他の古龍を捕食できるかについては、作中で否であることが示されている。
事実としてストーリーに登場したネルギガンテは、渡りを行なった古龍であるゾラ・マグダラオス、
そして龍結晶の地に生息していた他の大型古龍を食い逃しているとされ、
ハンターに狩猟許可が下りた段階ではかなり気が立っていた。- 作中で襲撃対象とした超弩級古龍ゾラ・マグダラオスとの闘いにおいては、
マグダラオスにダメージらしいダメージを与えられないまま*13捕食を諦めて退却しており
(あまつさえ反撃のブレスを食らって怯むこともある)、明らかに手に負えない様子である。
これについては、体積を含めた全体のスケールでは史上空前と言えるほどの巨体を持ち、
武器すら受け付けない堅牢無比な外殻を備え、更には全身から常に灼熱の溶岩弾を撒き散らすなど、
マグダラオスのスペックが規格外だったという事情もあろうが。
なお後に公開された設定においても、マグダラオスの襲撃については単純な捕食目的ではない、
言い換えれば真正面から捕食できる算段はなかった可能性が示唆されている。 - また、ナナ・テスカトリの登場ムービーではテスカト夫婦に手こずり退却する一幕があり、
少なくとも複数の大型古龍相手には不利がつくという力関係が読み取れる。
上述した縄張り争いの内容、作中で示される諸々の設定から推察するに、
他の大型古龍との関係は「自らも負傷するリスクこそあるが、一対一なら捕食できる見込みは十分にある」
といったところだと思われる。
仮に何らかの要因で弱った大型古龍であればより確実に仕留められるはずなので、
他の古龍との縄張り争いの末に手負いとなった個体を狙ったりもするのかもしれない。- 事実、前述のナナ・テスカトリ登場ムービーでは
(作中の推測が正しければ)さる存在に傷つけられたテオ・テスカトルを狙う様子が描かれ、
そういったネルギガンテの行動様式の一部が垣間見える。
- 作中で襲撃対象とした超弩級古龍ゾラ・マグダラオスとの闘いにおいては、
- 設定資料集によると、ネルギガンテの捕食対象は「古龍を含めたあらゆる生物」であり、
古龍のみを食すというわけではないらしい。
作中ストーリーに登場した個体が古龍ばかり襲撃していたのは、
繁殖に使うエネルギーを蓄えるのに、古龍を食すのが一番効率が良いためであるようだ。- 古龍の襲撃には並みの獲物を仕留めるのとは比較にならないエネルギーを要すはずだが、
それでもなお古龍を狙うあたり、古龍という生命体が保有するエネルギーが如何に規格外かが窺える。 - なお劇中で仕留めたボルボロスを残したまま立ち去ったことについては、
ボルボロスが視界に入った為に持ち前の凶暴性に任せて仕留めたものの、
繁殖のエネルギーの足しにもならないと判断し、死骸を放置したものと推測される。
哀れボルボロス…でもよく考えるとハンターもやってるような…
- 古龍の襲撃には並みの獲物を仕留めるのとは比較にならないエネルギーを要すはずだが、
- ちなみに、裏設定も含めれば古龍種を捕食する古龍種には先例が存在している。
しかし、あちらは古龍の「幼体」を「(機会があれば)食べることもある」程度であるのに対し、
こちらは成体の大型古龍を積極的に捕食しようとする生態を持つ。
この相違点こそがMH世界の生態系におけるネルギガンテの存在の異常性を際立たせており、
史上初の「古龍を喰らう古龍」として大々的に公表されるに至ったのもそれ故と考えられる。
- 古龍渡りの時期に姿を現す事は調査団でも把握はしていたようだが、セリエナの料理長の証言によると
初めてネルギガンテと調査団が遭遇したのは二期団が到着してすぐの頃との事。
これは、一期団が追っていた古龍渡り中のクシャルダオラが水を操る古龍との争いに敗北し、
渡りに失敗した事で捕食対象が新大陸に現われなかった為、姿を見せなかったのだと思われる。
余談 
- 愛称は「ネルギガンテ」から専ら「ネギ」。
「ネル/ギガンテ」の頭文字を単純に繋ぐとまんまネギなのでそれが語源と思われるが、
白い棘が生える様もどことなくネギっぽいと言えるかもしれない。
歴戦王個体の方は例に倣って「王ネギ」だが、それをもじって「玉ネギ」と呼ばれることもある。
- 名称の由来は、武器の項でも紹介したメソポタミア神話の冥府の神「ネルガル」と
ギリシア神話の巨人族「ギガンテス(ギガース)」を組み合わせたもの、
あるいはイタリア語で「黒」を意味する「ネロ」+スペイン語で巨人を意味する「エルヒガンテ」などが考えられる*14。- 上述のようにネルガル神は「死者の国(=地獄)の支配者」という要素を持っており、
またギガンテスは神話の中で主神たちと敵対する悪魔的な役回りになっていることから、
神のような存在として扱われる古龍種に敵対するネルギガンテを悪魔的な存在に例えた、
もしくは悪魔のような風貌そのものを意識したものであろうか。
ネロのもじりであった場合、意訳すると「黒き巨人」となり、イベントシーンを含め、
前脚を叩きつけるために二足歩行になった時の風貌や大きさから来ているのかもしれない。
- 上述のようにネルガル神は「死者の国(=地獄)の支配者」という要素を持っており、
- 歴戦王個体のクエスト名『破滅が来たりて喇叭を鳴らす』の由来はおそらく推理小説『悪魔が来りて笛を吹く』から。
また、破滅・喇叭(ラッパ)は『ヨハネの黙示録』にある”黙示録のラッパ吹き”からと推察できる。
- ネルギガンテの開発コンセプトは「破壊と再生」であるらしい(攻撃的な生態や自己回復能力が該当)。
特殊個体であるが故に同列に語ることは出来ないが、
続編であるMHW:Iに登場する「悉くを殲ぼすネルギガンテ」は、
作中の登場人物において「大自然の自浄作用を司る」のではないかと考察されている事から、
自然界の事象を司る古龍にあってネルギガンテの破壊・再生というコンセプトは
「自然の自浄作用(悪しき自然環境の破壊と、傷ついた自然環境の再生)」であると考えられる。- 我々現実世界の自然においても、自浄作用は身近な所にも存在している。
「生命体が汚したモノを、分解者となる存在が分解、浄化する」事は自浄作用の一種であるし、
もっと身近なところでいえば、
人間を含む生命体も古い細胞を死なせ新しい細胞を生み出す「代謝」や、
体の一部や所持品のメンテナンスを行い、良い状態を保とうとする事も「自浄作用」の1つと言える。 - 自然界の自浄作用の力とは凄まじいものがあり、
地球史において巨大隕石、巨大噴火といった想像を絶する天変地異によって幾度も危機を迎えながら、
その度にそれを乗り越えて新たな生態系を育んでいる。
- 我々現実世界の自然においても、自浄作用は身近な所にも存在している。
- ネルギガンテのコンセプトアートによれば初期案の中に「翼が生えかけ棘が不規則に生えている古龍」といったものや、「鱗が再生する正統派容姿のドラゴン」という、
MHWの続編に登場した、「地脈エネルギーを吸収して再生する超災害級古龍」を
どこか彷彿とさせるデザインが確認出来る。
- 初お披露目されたTGS2017にて最初の実機プレイが公開され、ある程度生態が解説されていた。
PV第1弾、第2弾ともにネルギガンテの描写は一切なく、メインモンスターについては長らく不明だった。
このため、プレイヤーの間ではリオレウスやアンジャナフがメインモンスターではないか
(当時大々的に公開されていたビジュアルはリオレウスとアンジャナフが対峙しているものだった)、
あるいはMHWorldにはメインモンスターという概念が無いのではないかと噂されていた。
- 2017年12月17・18日にはジャンプフェスタにて国内初試遊が開催された*15。
同イベントで受注できたクエストの中でも一番難しく、制限時間も15分と短め。
開発によると開催期間中に1日1組ずつ、計2組しかクリアできなかったとのこと。- その後、各種メディアでネルギガンテの体験狩猟動画が公開されていったが、
中でも電撃の動画はあろうことかメインモンスターの討伐場面まで公開してしまっている。
メインモンスターは原則討伐シーンまで動画公開されることは少なく、やや異例。 - さらに、第三回βテストでは最難関クエストとして発売前にまさかの登場。
これまで完全新作のメインモンスターが会場限定以外の試遊版で出たケースはほぼなく*16、
色々と異例尽くしの展開であったのは間違いない。
なお、β版では狩猟マップは大蟻塚の荒地、制限時間15分、力尽きる回数は5回まで*17
と製品版と異なる条件が設定され、
討伐に成功した場合は製品版で特殊なアイテムパックを獲得できるメリットがあった。
- その後、各種メディアでネルギガンテの体験狩猟動画が公開されていったが、
- 龍結晶の地では、ハンターを発見しない限り初期地点であるエリア14(歴戦王個体では8)から絶対に移動しない。
未発見状態では、翼を噛んだり転がって体表の代謝を促したりといった動作をしながら
エリア14の特定範囲をひたすら歩き回る。- 行動だけ見るとなんだか暇を持て余しているようにも見えるが、
エリア14の先に続くエリア15は、他ならぬネルギガンテの寝床である。
龍結晶の地にはドス古龍、ベヒーモスなど強大な古龍種が数多く出現するが、
あるいは自らの寝床に侵入しようとする狼藉者を阻むためにエリア14に陣取っているのかもしれない。 - なお、この往復中にもしっかりと痕跡は残していく。
この性質を利用して、一部ハンターの間では隠れ身の装衣を装着し発見されないようにしながら痕跡を回収し、
調査クエストを発生させるという裏技めいた方法が行われている。
歴戦の古龍の痕跡を効率よく集めたい場合、他の古龍では
「広範囲を縦横に動き回る」「飛ぶ」「座り込んで動かなくなる」「瘴気や小型モンスターに邪魔される」
…等々なにかと難儀な要素があるが、ネルギガンテは狭い範囲を止まることもなく往復し続け、
かつ邪魔をする野良モンスターも出現しないことから、痕跡収集に最も適している。
ネルギガンテにも「発見されただけで戦闘状態に移行する」という難点があるのだが、
これは上記のとおり隠れ身の装衣によって無視できるので、実質的な問題は無いと言っていい
(視認距離に長時間立たなければ、装衣を用いずとも敵視されない。
ネルギガンテの動きを注視しながら動けば収集可能ではある)。
中には半放置で痕跡を大量に収集できるネルギガンテの調査クエストは痕跡収集用と割り切るハンターも。
- 行動だけ見るとなんだか暇を持て余しているようにも見えるが、
- 古龍種には巨大な角を有するモンスターが多いが、ネルギガンテの「大角」はとりわけ立派。
頭部を凌駕して余りあるサイズを持ち、超大型古龍を除けば恐らく断トツの規模を誇る。- ネルギガンテはこの角を利用した能力の制御などは一切行わず、対象を直接破壊するためにのみ利用する。
面白いことに、ネルギガンテと同じく湾曲した巨大角を持つナバルデウス種も
角で能力の制御を行うことはなく、作中では物理的に地盤を揺るがす凶器として用いた。
- ネルギガンテはこの角を利用した能力の制御などは一切行わず、対象を直接破壊するためにのみ利用する。
- 黒と白を基調とした体色、鋭い針で全身を覆った姿は、ハリネズミ
やハリモグラ
、ヤマアラシ
など
現実世界に生きる針毛を持つ哺乳類たちを想起させなくもない。
ただ、ネルギガンテのトゲは攻撃用なのに対し、彼らのトゲは専ら(より巨大な外敵に対する)防御用である。
また、ネルギガンテは数ある古龍の中でも凶暴な性質を持つが、
ハリネズミやハリモグラはどちらかといえば臆病で大人しい性格で知られている
(ヤマアラシはネルギガンテ同様に気性が荒く、大型の外敵に対しても積極的に反撃する)。- 見た目の類似性からか、発売前後は一部のユーザーの間でハリネズミやハリモグラの画像に
角や翼などの画像をコラージュして「ネルギガンテ」と言い張るシュールな画像が流行っていたらしい。
- 見た目の類似性からか、発売前後は一部のユーザーの間でハリネズミやハリモグラの画像に
- 行動や四肢の構造は、どことなくネコ科の動物を思わせる。
足のトゲを齧る(棘の痕跡が生成される事があるので毛繕いに近いかもしれない)動作や、
前足で顔を掻いたり、翼の棘を齧ったりする様子はそこはかとなく猫。
足裏をよく見るとまるでアイルーさながらの「肉球」が確認できる。
凶悪な第一印象と肉球の可愛らしさのギャップに悶えたハンターも多い…かもしれない。
- 上記の通りマグダラオス絡みのクエストにも登場し、この時に頑張れば
落し物も回収出来る上に尻尾を切断・剥ぎ取りすることも出来る。
しかし、回収できる素材はほとんどの場合竜骨【大】である。
…というよりおそらく竜骨【大】以外の素材は回収できないと思われる。
食べこぼしでもくっついていたのだろうか
- そして、2018年のTGSにおいて、まさかの歴戦王ゾラ・マグダラオスの登場が発表された為、
一部の人々からそこで歴戦王ネルギガンテも顔見せするのではないかと予想されていたが、
実際に登場したのは通常個体のネルギガンテであった。- 通常のゾラ・マグダラオス戦だと放っておいてもその内ネルギガンテが退却するため、
ネルギガンテを放置してまともに戦っていなかったハンターもいたかもしれないが、
歴戦王戦においてはハンターがネルギガンテを撃退させないと次の段階に行けないようになっている。
不慣れなハンターだとここで(主に高台から落ちて再びネルギガンテの元へ戻ってくるのに)手間取り、
最終的にマグダラオスを撃退できずに時間切れになる事もある。
もしこの仕様のまま歴戦王ネルギガンテが顔見せした場合、
他の歴戦王戦とは比較にならない鬼畜なクエストになった可能性もある。
- 通常のゾラ・マグダラオス戦だと放っておいてもその内ネルギガンテが退却するため、
- ファンブックによると、体中に生える千八百本ものトゲは、制作の際に一本一本植毛(棘)されて作られたという。
「棘が破壊され、再生する」というギミックを緻密に表現するための拘りであるとされ、
PS4のハイスペックな本体性能があればこその仕様とのこと。
- メインモンスターだけあってイベントやフィギュアなどでの立体化にも恵まれており、
いずれもダイナミックな構図を特徴とした力強さを感じさせる代物になっている。
- USJにて2018年に開催される恒例イベント「モンスターハンター・ザ・リアル」にて
2017年のバルファルクに続き、ネルギガンテもメインモンスターとして登場予定となっている。
- 滅尽掌は、MHWorldのCMにて俳優の山田孝之氏が「モンハンごっこ」として真似するシーンがある事から、
一部のプレイヤーからは「山田パンチ」と呼称される事もある。
件のCMはネルギガンテの他にも、クルルヤックの迫真の演技やパオウルムーの顔芸など見所がたくさんある。
- ストリートファイターVにて、着せ替えコスチュームとしてネルギガンテの着ぐるみが登場したが、
装着するのはなんと放電攻撃でおなじみのブランカである。
ネルギガンテは雷属性が弱点の為、「あのネルギガンテが苦手な雷属性の攻撃を行う」という
奇妙な光景を目にする事が出来る。
素材 
- 不滅の龍鱗
- ネルギガンテの上位素材。主に剥ぎ取りで入手できる。汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
- 滅尽龍の堅殻
- ネルギガンテの上位素材。主に報酬で入手できる。硬い材質で、防具によく使われる。
MHST2では滅尽龍の甲殻が初登場。長く生きたものほど強度が増す。
棘のように鋭い殻は、触れるものを傷つける強固な鎧と化す。
- 滅尽龍の再生殻
- ネルギガンテの上位素材。自ら破壊と再生を繰り返すことで、強固となる殻。
落とし物で入手しやすい。特殊な材質で防具によく使われる。
非常に堅く、容易に刃を通さない。
- 滅尽龍の尖爪
- ネルギガンテの上位素材。主に剥ぎ取りで入手できる。鋭い材質で、武器によく使われる。
- 滅尽龍の尻尾
- ネルギガンテの上位素材。鋭い棘で覆われており、加工屋も頭を抱えるほど。
切断した尻尾から入手しやすい。強靭な材質で防具によく使われる。
- 滅尽龍の大角
- ネルギガンテの上位素材。角の部位破壊で入手しやすい。堅固な材質で武器によく使われる。
- 滅尽龍の宝玉
- ネルギガンテの上位素材。体内で生成されると言われる、幻の宝玉。もたらす力は計り知れない。
関連項目 
モンスター/悉くを殲ぼすネルギガンテ
武器/ネルギガンテ武器
防具/オーグシリーズ
BGM/ネルギガンテ戦闘BGM
モンハン用語/メインモンスター
アクション/棘飛ばし
シリーズ/モンスターハンター:ワールド
モンスター/古龍種
モンスター/ゾラ・マグダラオス