目次
概要
- MHWorld初登場のアンジャナフの素材を使って作られた武器群。
ヘビィボウガンを除き骨武器の系列であり、アンジャナフを狩猟し、その素材を手に入れることで派生強化が可能となる。
全部で12武器種と、リオレイアやディアブロスといった名だたるモンスターと同数の武器種が存在している*1。
一部の武器は専用の見た目を手に入れるが
それ以外の武器は骨武器に素材を張り付けた、所謂皮ペタ武器になる。
しかし、新登場のモンスターの中では固有グラフィックを持つ武器は比較的多い方に入る。
皮ペタに関しても、これらと比べても無骨で蛮族染みた雰囲気があり、皮ペタの中でも好印象の部類。- 固有デザイン、皮ペタに共通して
アンジャナフの特徴でもある桃色の皮と黒い毛皮がよく目立つデザインとなっている。
くわえて固有デザインの方は白や赤の玉石飾りが巻かれており、より野性的な風格の漂う仕上がりとなっている。
- 固有デザイン、皮ペタに共通して
通常種武器
MHWorld
灼熱の吐息を浴びて強度を増した
毛皮を巻き付け、補強を施した。
(ブレイズ~)
間合いに入った者全てを焼き払う
灼熱の○○*2が獲物へと襲いかかる。
(ジャナフ~)
- 剣士用武器に共通する性能は以下の通り。
- 属性武器の中では攻撃力は高め
- 非常に高い火属性を帯びる
- 素の斬れ味は短い青で、匠を用いても青が伸びるのみ
- 比較的大きなマイナス会心
会心率や斬れ味のケアを行っても基本的には最終候補にはならないことが多い。
- ガンナー用武器の性能は以下の通り。
- ライトボウガンは通常弾、散弾、火炎弾の扱いに秀でている。
速射は通常弾(Lv1、Lv2)、散弾(Lv1)、の三種に対応。 - ヘビィボウガンは通常弾、貫通弾、散弾、火炎弾の扱いに長けている。
また、徹甲榴弾が単発自動装填に対応している。 - 弓の性能はおおむね剣士用武器に準じており、高い物理攻撃力に高い属性値と低い会心率。
- ライトボウガンは通常弾、散弾、火炎弾の扱いに秀でている。
- 武器は共通して、
- 無属性武器にも迫る攻撃力
- 火竜武器を超える属性値、装填数
- 少しキツめのマイナス会心
- 劣悪な斬れ味、ブレ
しかし、弓に関してはブレや斬れ味と言ったなんらかの不遇要素が存在しない上に、
マイナス会心もジャナフ武器の中では優しめの-20%なので使いやすく、是非作っておきたい一張となっている。- しかし最終強化までに鋭牙を汎用デザインでは15個、片手剣とヘビィボウガンでは10個
も消費するので完成までが恐ろしく面倒。
では大剣、スラッシュアックス、操虫棍が楽かといわれると、
そちらはそちらで地味に入手に困る死套龍の鋭牙を5つ使う。
そのため、こまめに落し物を拾ったりぶんどり刀の力を借りたりなどしよう。
MHW:I
捉えた獲物を必ず仕留めんと滾る、
烈火の如き執念が一撃*3に宿る。
(蛮顎竜ノ~)
- MHW:Iではさらなる強化先が用意された。
大方スペックは同様であるが、斬れ味は青が伸びて青80となり、
匠Lv1から白ゲージが出現するようになった。
匠でゲージの色が変わるようになったことで匠依存度はより高くなったといえる。
- ボウガン2種の派生は亜種武器に一本化するため、通常種武器のままMR最終強化にはならない。
MHRise
- MHRiseでもアンジャナフが続投したことに伴い本武器群も登場。
MHWorldで汎用デザインだった武器は名称が変わり、
固有デザインだった武器同様「フラムエル~」「蛮顎○フラム~」という武器銘に揃えられた。
- 性能面では、より高い攻撃力を得た代わりに属性値が大きく下げられており、物理重視の性能になっている。
しかしながら、斬れ味やマイナス会心が足を引っ張り、純粋な物理性能では無属性武器に劣る。
ただアンジャナフ自体の登場ランクがかなり高くなったため、総合的な性能では相応に強力になっているものが多い。
素の属性値は火竜武器どころか低いランクで強化が止まるアケノシルム武器にも劣る水準であるが、
百竜強化に必ず属性強化【火】IIIが存在するため、実用的な値まで補完が可能である。
一方で、素の状態では攻撃力強化を付与できないため、物理性能を伸ばしたい場合は強化前に付与してやる必要がある。
MHR:S
- 剣士用武器に共通する性能は以下の通り。
- 属性武器の中ではトップクラスで、無属性武器と比較しても優秀な高攻撃力
- 火属性は順当に上がるも、概ね下位~中堅クラスと本作の属性値インフレには乗れず
- 素の斬れ味は短い紫+長い白。紫は匠で延長可能
- 比較的大きなマイナス会心は据え置き
- 百竜スロットはLv2で、素のスロットもそれなり
属性武器なのに素の期待値で無属性の物理期待値特化型の武器と張り合えるという大出世を果たしていた。- 本作の物理特化武器は通常スロットが控えめな傾向があるものの、
ジャナフ武器は前作からの多めのスロットを引き継いでおり、おまけに火属性値までついているため、
拡張性と総合ダメージによって他の物理特化武器を追い上げることが可能になった。
これほどのスロットと物理期待値を両立した武器は他に七星武器ぐらいしかないものの、
あちらと異なり素の白が長いため継戦能力では大差をつけている。 - 本作ではエスピナス、オロミドロ亜種、リオレウス希少種と火属性武器のライバルが大幅に増えたものの、
オロミドロ亜種とリオレウス希少種は属性特化型の武器が多いことからこちらとは直接競合しておらず、
エスピナス武器は低属性並物理そこそこ会心の会心寄りの物理重視型だが、
MR帯によるスキル環境の緩和により、ジャナフ武器でも会心率100%構成が現実的に可能になったことにより、
スキル構成次第では素の攻撃力にモノを言わせて普通に追い抜けてしまうので
ライバルというライバルがいないのである。
- 一方のガンナー武器は、高攻撃力・高マイナス会心・百竜スロットLv2・そこそこの通常スロット
…という特徴は剣士武器と共通している。それぞれの武器種の境遇は以下の通り。- 順当に攻撃力はライト中2位になったものの性能の尖り方が足りず、やや今一つの立ち位置に収まったライト。
- 攻撃力が同等以上のヘビィの取り回しが軒並み劣悪な事から、
どういう訳か高威力ボウガンの中では扱いやすさ重視の立ち位置となったヘビィ。 - 火連射弓のライバルが二張りも追加されてしまったが特徴がそれぞれで異なり、
十分な火力からまだまだやれることがある弓。
大体どの武器種においても一定の立場を確保しており、
物によっては物理型武器として頂点の座をかけた戦いを挑むことに成功しており、
ガンランスに至っては一時期の間素の物理期待値で同率トップに立っていた。
- 剣士武器と弓に共通する欠点として、百竜強化の特徴が変更されたことによって、
無理やり属性値を補ってバランス型にしてしまう手は使えなくなってしまったが
…ただし、本作ではそれを補いうるほどに物理性能が強力なため、火属性はおまけと割り切って物理性能に特化させれば、
アレやコレといった物理特化型の大御所にも負けない性能を発揮してくれるだろう。- また、本作では属性を除けば性能が極めて似通っているモンスターの武器種が存在する。
とはいえ別属性持ちなので競合対象とはなっておらず、
むしろ属性と武器スロットの違いという差異点さえすり合わせることが出来たら装備の転用が効くため、
モンスターの弱点属性に応じて火・氷属性を切り替えられるというお互いの弱点を補える強みになってくれる。
- また、本作では属性を除けば性能が極めて似通っているモンスターの武器種が存在する。
- アップデートVer.11の「傀異錬成」の実装により、攻撃力をさらに高めて、超物理特化の火属性武器にしてもよし
属性値に振れば、ハイバランスな火属性武器に化けさせられるなど、
そのポテンシャルを活かせるかどうかはハンターの腕次第ということになるだろう。
亜種武器
MHW:I
暴走する雷の力を押さえ込んでいるた
め制御は難しいが、破壊力は絶大。
(~=ジャナール)
- MHW:Iでは新たに登場したアンジャナフ亜種の武器が追加されており、通常種武器からの派生で入手できる。
固有デザイン武器は3段階の強化が用意されており、
皮ペタ武器は2段階までしか強化が用意されていないが、パーツ強化に対応している。
- 剣士用武器に共通する性能は以下の通り。
- 通常種武器より落ちた攻撃力
- あまり高くはない雷属性
- 変わらず斬れ味ゲージは最終進化で青ゲージまで。匠で白ゲージが出現。
- プラスに転じた会心率15~20%
代わりに物理、属性共に威力が減じ、マイナス会心率を飲み込む代わりに高い物理・属性火力を誇っていた
通常種武器とは別のモンスターの武器なのではと思うほど別物の性能に変化している。- 属性値の方は控えめだが、物理攻撃力は減じたといえどプラス会心率を持つ武器の中では
最高峰なので、会心率や超会心を盛れば高い火力を出せる。
弱点特効や超会心を備えるアンジャナフ亜種の防具EXジャナール装備とは相性が良いだろう。 - なまくらな斬れ味は相変わらずだが、会心率がプラスな事で達人芸の恩恵に預かりやすい。
ただ、匠で伸ばしても最高ランクの紫は出てこない。
紫が出なければ無価値と取るか、過去作より紫と白の斬れ味の斬れ味補正の差は小さいので
白でも充分かと思うかはそれぞれのハンター次第だ。
攻略用としては十二分な性能だが、最終装備の候補に上がるかはやや苦しいところ。
武器一覧
通常種武器
- 名称が2つあるものは上がMHW:I、下がMHR:Sのものとなっている。
武器種 | 生産時 | 上位 | MR |
---|---|---|---|
大剣 | フラムエルヘレヴ | 蛮顎大剣フラムヘレヴ | 蛮炎大剣ロギンヘレヴ |
太刀 | ブレイズショテル | ジャナフシミター | 蛮顎竜ノ激牙 |
フラムエルソブレ | 蛮顎太刀フラムソブレ | 蛮炎刀ロギンソブレ | |
片手剣 | フラムエルシーカ | 蛮顎剣フラムシーカ | 蛮炎剣ロギンシーカ |
双剣 | ブレイズハチェット | ジャナフサイクロン | 蛮顎竜ノ烈爪 |
フラムエルクルテ | 蛮顎双剣フラムクルテ | 蛮炎双剣ロギンクルテ | |
ハンマー | ブレイズハンマー | ジャナフストライク | 蛮顎竜ノ猛槌 |
フラムエルスフィリ | 蛮顎槌フラムスフィリ | 蛮炎槌ロギンスフィリ | |
狩猟笛 | ブレイズホルン | ジャナフバローネ | 蛮顎竜ノ鼻唄 |
フラムエルコルヌ | 蛮顎笛フラムコルヌ | 蛮炎笛ロギンコルヌ | |
ガンランス | ブレイズガンランス | ジャナフキャノン | 蛮顎竜ノ炎銃槍 |
フラムエルハスタ | 蛮顎銃槍フラムハスタ | 蛮炎銃槍ロギンハスタ | |
スラッシュアックス | フラムエルシスカ | 蛮顎剣斧フラムシスカ | 蛮炎剣斧ロギンシスカ |
操虫棍 | フラムエルカラモス | 蛮顎棍フラムカラモス | 蛮炎棍ロギンカラモス |
ライトボウガン | ブレイズライフル | ジャナフバスター | - |
フラムエルマヌバ | 蛮顎弩フラムマヌバ | 蛮炎弩ロギンマヌバ | |
ヘビィボウガン | フラムエルテルマ | 蛮顎重弩フラムテルマ | 蛮炎重弩ロギンテルマ |
弓 | ブレイズボウ | ジャナフアルカウス | 蛮顎竜ノ火矢 |
フラムエルアルクス | 蛮顎弓フラムアルクス | 蛮炎弓ロギンアルクス | |
アイルー | ジャナフネコ骨槌 | ||
ガルク | ジャナフガル蛮槌 |
亜種武器
武器種 | 名前 | |
---|---|---|
大剣 | 雷顎大剣ドネルヘレヴ | 蛮雷大剣カーリヘレヴ |
太刀 | モルダ=ジャナール | |
片手剣 | 雷顎剣ドネルシーカ | 蛮雷剣カーリシーカ |
双剣 | トルネ=ジャナール | |
ハンマー | ドンナ=ジャナール | |
狩猟笛 | ホーン=ジャナール | |
ガンランス | ハルマ=ジャナール | |
スラッシュアックス | 雷顎剣斧ドネルシスカ | 蛮雷剣斧カーリシスカ |
操虫棍 | 雷顎棍ドネルカラモス | 蛮雷棍カーリカラモス |
ライトボウガン | バル=ジャナール | |
ヘビィボウガン | 雷顎重弩ドネルテルマ | 蛮雷重弩カーリテルマ |
弓 | レラ=ジャナール |
余談
- MHWorldにおいてアンジャナフは最初に公開された大型モンスターであることやスタート画面での抜擢など、
ネルギガンテやゾラ・マグダラオスに次いで大々的に扱われたモンスターであった。
武器についても、12武器種というのは新モンスターの中では全武器種が用意されているメインモンスターのネルギガンテ、
ラスボスのゼノ・ジーヴァ、アップデート追加モンスターのマム・タロト以外では最多となっている。
また、固有デザインの数においても色々と特殊なマム武器を除くと
ネルギガンテ武器の14個、レイギエナ武器の6個に次ぐ
5個となっており、そうした面からもかなり優遇されていると言えるだろう。 - MHWorldの固有デザイン武器やRiseのジャナフ武器の銘に使用される「フラム」は
フランス語やドイツ語で熱や炎を意味する「Flamme」から取られたと考えられる。
英語で言う「フレイム(Flame)」に当たり、某錬金術士シリーズの基本の爆弾としても有名である。
関連項目
モンスター/アンジャナフ
モンスター/アンジャナフ亜種
防具/ジャナフシリーズ
武器/ゴシャ武器 - MHR:Sの項にて解説の通り、武器性能の傾向が似通っている。