人物

Last-modified: 2021-12-11 (土) 17:40:34

アイビー XO

指導者の娘エンジニアファクションのリーダー。

災害が起こる少し前に、小さな集落のリーダーだった自動車整備士の家族のもとに生まれた。幼いころに襲撃者との争いで母を亡くしており、それを機に父親は性格が変わってしまい、世界をより安全にしようと軍隊と技術を集め始め、自らをメンターと呼び始める。

父は彼女を残酷な世界から隠し、王女様のように育てるが、しばしば抜け出しては父の軍隊が増えていくのを見ていた。次第に彼女は独立し、本や雑誌から車やエンジンの組み立て方を知り、金属と格闘しながら働くことを学び、軍事や心理の本も読みこんだ。今では鋭いが親切で快活な彼女を誰もが尊敬している。

父親がエンジニアの内部争いに敗れてそこを去った後、アイビーは必然的にコミュニティのリーダーとなった。父親同様に世界をよくしたいと思っているが、彼女は父の真似はせずに共感的なリーダーシップを発揮することで、エンジニアは狂信的な軍隊から発明家や商人達の組織に変わっていった。

エンジニアは多くはないが、ありふれた存在となった。彼らは谷で助けを求める人々が最初に会う人達で、最新の事情に明るく、それを生存者たちと共有している。多くのメカニックたちはこの生活に適応しており、理想を諦めていないアイビーの父がいつかコミュニティに戻って来て大きな変化を起こすことを警戒している。
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サイコピート

ウォーロードルナティックファクションの指導者。

大災害が起こる前の世界では、彼はちっぽけなギャングであり、残虐で恐れ知らずだったとはいえ、ファクションの指導者になれるほどの傑物だとは誰も予想していなかった。

大災害の後、彼は何年もの間、完全なる自由とそれに伴う代償を思い知らされた。見知らぬ誰かがそうだったように、当然彼もその運命から逃れることはできなかったのだ。しかしどういうわけか、いつの間にか彼は小さなギャングのリーダーになっていた。
彼はいつだって最前線にいたが、どんな戦いからも常に生還した。まるで銃弾の方に彼を避ける呪いがかかっているかのようで、死にたがりのように振る舞う彼を嘲笑うかのように、銃弾は彼をそれていった。

ギャング達は山と干上がった川床ばかりの荒野を、アテもなくイナゴの大群のように走り続けた。やがてカーンの軍隊に遭遇するまで。
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ユリシーズ

マップキーパーノーマッドファクションの指導者。

幼い頃から、彼は危険な共同墓地の近くに住んでいたため、その影響に対して免疫を獲得していた。彼は10代のギャングをまとめ、渓谷の住民達を恐れさせた。それは大胆不敵な本物のギャングと一戦交えることになるまで続いた。

ギャング達の報復から逃れるために、逃げたユリシーズは危険な共同墓地の最深部に隠れなければならなかった。彼がそこで何を経験したかはわからないが、荒廃した高層ビルの影から姿を現したとき、ユリシーズはすでにガスマスクを着用していて、二度と人々の間に定住することはなかった。

彼の変化は外見だけでなく、性格にも及んでいた。何年もの間、彼は自身が若い頃に傷つけた人々や、彼らが愛する人々を密かに助け続けた。彼は共同墓地で得た秘密の知識と、活動に対する不屈の渇望で、暗黙のうちに放浪者達の指導者になっていた。
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スカーAB

コレクター世界中をたくさん旅し、西の海を見たとも主張しているスカベンジャーファクションの指導者。

元々はカーンの国で高い地位にいたが、作戦失敗の責任を巡りカーンと対立、激しい戦いを足を失いながらも生き残りブラザーフッド(同胞団)の土地に身を寄せる。カーンの国の情報や、逃げ延びる中で見つけた旧時代の遺物は、彼が同胞団の指導者達から暖かい場所とまともな義足を得るのには十分だった。こうして同胞団配下の民間の支援分隊を自由に指揮する立場を手に入れ、旧時代の物資を漁りつくすスカベンジャーが成立する。

今では彼個人の趣味でもある遺物収集は闇市場での発掘品取引(同胞団は彼が役割を果たす限り裏取引には目をつぶっている模様)を中心に安全に活動しており、自身で採掘しようとはしない。コンテストやスポーツイベントを主催したりするなどまるで大富豪のような振る舞いをしている。

本物を見抜く鑑定眼を持ち、偽物を売りつけようとすると厳しい制裁が下る。特に『死にゆく星の教団』の掘り起こした遺物を好むが、教団が遺物を取り返しにくる事を警戒し、コレクションは厳重に保存・隠蔽している。しかしコレクターらしい自慢欲もあるようで、長年買い集めた数々の貴重なコレクションを時折一般向けに展示している。
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ライリー

最高科学責任者ドーンチルドレンファクションの指導者。

Waderkvarn社の未確認飛行物体の研究機関の主任研究員で、大災害の影響から身を護るスーツの開発者。エイリアンの技術の知識があるらしい。中が全く見えないスーツのため性別も定かではなく、過去を知る者が限られているため人間なのかすら疑う声があるが、大災害時に派閥を団結させドーンチルドレンとして団結させた重要な人物であることに変わりはない。

現在は大災害の環境下でも健全に育つ植物の研究に取り組んでいるが、全く成果は上がっていない。
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アイアンハンド

少佐ステッペンウルフファクションの指導者。

本名エリック・スタール。世界がこうなる前から軍におり、崩壊後は暫定政府に仕えるなどしたが、概して彼の人生はあまり変わっていない。しかし、年月が経つにつれ目的や態度が変わっていく今の組織が、自分の理想と相容れないことに気づいている。

正直かつルールを厳守する為、指揮に不満を持つ現場兵士からの信頼が厚い。その人望ゆえか片腕を失った後も組織からお払い箱にはされず、むしろ機械の義手を贈呈されている。後に本部で受け入れられなかった者たちから戦闘員を募集し、新しい土地と同胞の栄光のための戦いに身を投じる。
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オデオン

スーパーシャーマンファイアスターターファクションの指導者。

災害後の世界を生き残るため、この女優は魔女として生きることを選んだ。高床式の建物に骨のバリケートを築き、幾つもの儀式を行った結果、襲撃者もそこは迂回した。誰も彼女と関わりたがらないのだ。1人を除いては。

カーンが訪れてからこの魔女はカーンの国の本拠地で暮らすようになり、様々な問題に対してカーンにアドバイスを行っていたが、裏切りに近い形でカーンのもとを去ったらしく、追われる身のようで定期的に居場所を変えることを余儀なくされている。

アドベンチャーモードでも最終盤に登場、闘技場のような場所を運営しており、プレイヤーは彼らの信頼を得るために彼女の出す試練をクリアすることになる。
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マーティン

マーティン.jpgクネヒトの若きリーダー。

彼自身の見る夢にお告げのように示唆される理想郷「フランダース」のありかを求めて、志を同じくする仲間と共に旅団ナイトライダーを結成。定期的に大規模な探索に赴き毎回様々な場所で人々と交流するも、フランダースに繋がる手掛かりは得られずじまいに終わり、戦利品を持ち帰るにとどまっている。

数年後、旅団がレイヴンに襲撃され壊滅状態になる。彼自身も持病の悪化が限界に達したこともあって生存できなかったと思われる。

コメント欄


  • 尚ルナとノマドのリーダーの解説は読んでも意味がよくわからんかったから書かなかった。 -- 2021-05-25 (火) 18:50:20
    • 少し意訳交じりだけどサイコピートとユリシーズの解説を書いておきました。他の人と違って気が付いたらリーダーになってた2人。 -- 2021-05-26 (水) 18:46:37