Robotic leg

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解説

2024/09/19のアップデート2.19.0.290905から開催の新シーズン「Next Step」で実装された新ムーブメントのロボ脚。
既存の機械脚とはカテゴリから違っており、仕様が全く異なる。
前後左右斜めの全方向に移動できるのに加えて、エピックになるとショートダッシュやホバリングさえ可能になる。
特筆すべきは圧倒的な登坂能力で、従来の車両では絶対に無理だった傾斜を安定した姿勢で上り下りできるうえに機体は水平に保たれる。
極端に言えば、歩行の動作さえ妨げられなければ急角度の傾斜を平地のように移動しながら安定した姿勢で射撃ができてしまう。
登れない場合は歩行動作の際の爪先か膝のどちらかがオブジェクトに接触している場合が多いので、干渉しないように姿勢をぐりぐり変えてみたら登れてしまったなんて事態にわりと遭遇する。
スキンナー/ブースター/ショートダッシュ/ホバリングを組み合わせれば物理的に登れないように設定されていない限り進めない場所は無いだろう。
加えて、機械脚同様に重心の高さに不釣り合いな安定性を持つ。
他のムーブメントがロボ脚ほどの高重心かつショートホイールベースでツナミ?を撃とうものなら容易に転倒してしまうが、ロボ脚は2脚で平然と反動制御してツナミを運用できてしまう。

欠点は見て分かるように独特の重心設計/旋回速度/純粋な脚1本あたりの性能になる。
他のムーブメントは意図的にとんでもない重量配分でも起こさない限り地面に対して重心のZ軸はほぼ垂直に立ち上がるが、ロボ脚はデフォルトでZ軸が後方45度に傾いた状態になっている。
つまり、他のムーブメントの機体を45度前傾させた状態がデフォルトになっているのに近い。
ビジュアル上はまっすぐ立っているが実際のバランスは圧倒的な前傾姿勢なので、正面からの衝突にはタフだが、背中側から突き飛ばされると容易に転んでしまうことになる。
また、高速の超信地旋回ができないため、ショートダッシュやホバリングなどの要素がないと既存のムーブメントに機動力で負ける形になりやすい。
脚の性能も少々辛く、控えめに言ってもクローラー?を脚の形に整形しましたと言われても否定できない。
勿論脚を片方折れれば移動不能に陥るので足回りの冗長性は悪く、足を増やせばパワーペナルティが物凄い勢いで嵩むので加速がお察しになってしまう。
2脚で仕上げるかそれ以上の多脚で仕上げるかがセンスの分かれ目だろう。

ショートダッシュとホバリングができるかどうかで使い勝手が大幅に変わるので、ショートダッシュとホバリングの機能を持たないFlamingo?ではなくTengu?かRL-M Dino?の機体を動かしてみることをお勧めする。
どこかのロボゲーみたいにホバリングからの踏みつけが最強武器にならなかったことだけは残念。

関連項目

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