イギリス RankII 要撃機/艦上戦闘機/戦闘攻撃機 Firecrest 

概要 
部隊アクティビティ(Squadron Activity)によって入手可能なイギリスの艦上戦闘攻撃機。
クランに参加して開発を進めるかGolden Eagleを使用して入手できる。
機体情報(v2.21.1.98) 
必要経費 
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | 320 |
エース化無料(RP) | 250,000 |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理 
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 2.7 / 2.3 / 3.3 |
RP倍率 | 1.3 |
SL倍率 | *** / 1.2 / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒2,888 / ***⇒*** |
機体性能 
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 587⇒636 / 567⇒608 |
(高度5791m時) | |
最高高度(m) | 10975 |
旋回時間(秒) | 24.1⇒21.9 / 25.0⇒23.0 |
上昇速度(m/s) | 15.4⇒23.6 / 15.4⇒19.0 |
離陸滑走距離(m) | 300 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / 2235⇒2475 |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / 2535⇒2775 |
毎秒射撃量(kg/s) | 1.73 |
燃料量(分) | min21 / 30 / 45 / 60 / max70 |
限界速度(IAS) | 750 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)430 km/h, (離陸)404 km/h,(着陸)272 km/h |
主翼耐久度 | -4G ~ 10G |
武装 
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 12.7mm M3ブローニング | 2 | 600 | 翼内 |
弾薬 
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
12.7mm M3ブローニング | 既定 | API-T/AP/AP/I | 30 | 25 | 21 | - |
汎用 | AP-I/AP-I/API-T/I/I | 29 | 23 | 19 | 70 | |
地上目標 | API-T/I/AP/AP/AP-I/AP-I | 30 | 25 | 21 | ||
曳光弾 | API-T | 29 | 23 | 19 | ||
ステルス | AP-I/I/AP-I/I | 28 | 23 | 19 | 100 |
追加武装 
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
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最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 500lbs (65.5kg) | 2 | -**/-13.0/-** | -**/-2.2/-** | +**/+1.6/+** | 160 | HMBC mk.2 | 合計搭載量 1000lbs (爆薬量131kg) |
T | 1801lbs Mark XV | 1 | -**/-50.4/-** | -**/-4.5/-** | +**/+3.5/+** | 280 | FTC mk.lV | 投下可能速度 0-443km/h 投下可能高度 0-122m |
R | 127mm HVAR | 8 | -**/-27.4/-** | -**/-2.2/-** | +**/+1.5/+** | 320 | HRC mk.8 | 重量43kg |
機体改良 
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 920 | 2,200 | 120 |
ラジエーター | ||||
HMBC mk.2 | ||||
II | コンプレッサー | 780 | 1,800 | 100 |
機体 | ||||
12mm弾薬ベルト | ||||
FTC mk.IV | ||||
III | 主翼修理 | 1,200 | 2,800 | 150 |
エンジン | ||||
HRC mk.8 | ||||
IV | インジェクター交換 | 1,500 | 3,600 | 190 |
カバー交換 | ||||
新しい12mm機関銃 |
カモフラージュ 
研究ツリー 
解説 
特徴 
通常ツリーで英国紳士の心胆を寒からしめたあの超駄作機の再設計機。そう聞くと嫌な予感しかしないが、なんと離昇2800馬力の英国面エンジンを引っ提げて舞い戻ってきた。これにより、低空をのたうち回るようだった例のあの機体とは似ても似つかぬ飛行特性を手に入れた。
と思わせておいて、例のあの機体唯一の長所だった20㎜×4門の火力は、12.7㎜×2丁600発へと見る影も無く弱体化。背面装甲と防弾ガラスも降ろされ、被弾に対し全く無防備になった。
こうまで軽装化して速度は600㎞/hが精々というのは泣けてくるが、BRがRBで2.3まで下げられたので、あの機体に比べればまだ使いようがあると言える。
立ち回り 
イギリスツリーでは貴重なMk.XV魚雷搭載機。この魚雷は高速雷撃が可能となっているため海戦で活躍しやすいだろう。
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
攻撃機スポーンであり上昇性能も悪くはないため、まっすぐ上昇しても敵に頭を押させえられることは少ない。また、wep制限もかなり長いためエンジン過熱にさえ気を付ければ上昇中や戦闘中にも気兼ねなく使うことができる。低速時にはふらつきがちだが、ある程度速度が出ていればロールや旋回ともにそこそこ優秀。また、エアブレーキを搭載しているため急降下時や着陸直前に減速する場合などに役に立つ。
機銃は発射速度の優秀なブローニングM3機銃。しかし、搭載場所が主翼中央であり、搭載数も2丁のみのためかなり当てづらい。その上発射レートが高いにもかかわらず600発しか搭載していないためすぐに弾切れを起こしがちである。残弾数には注意しながら戦おう。
副武装は500ポンド爆弾2発、Mk.XV魚雷1発またはRP-3ロケット8発となっている。搭載数は戦闘機と同程度で機銃弾薬も少ないため対地攻撃でチケットを削るのは厳しいものがある。
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
例のあの機体と比べると、翼桁上の胴体内タンクを潰してコックピットを前進させた上、着座位置の嵩上げまでされている。これにより前下方視界が劇的に改善され、見越し射撃や離着陸に支障が無くなった。
戦後型のセントーラス59は実に2800馬力を出力するが、よほど機体設計が悪いのか600㎞/hしか出ない。それでもあの機体とは雲泥の差で、戦闘機らしい機動が可能だ。ただし操縦性は不良であり、前縁の後退角が災いしてかフラットスピンに陥りやすい。
武装は大いに不安が残る。後期ベルト搭載のM3とはいえ、2丁しかない上弾数が少なく、遠距離からばらまいても致命打は与えにくい。また、一切の防弾装備を持たない。
総じて、F6Fの後方視界を改善した代わりに装甲と火力と操縦性を失ったような機体であり、3.3というBRを考慮しても選択肢には入りにくいか。どうしても使いたいなら、最前線から離れた場所で高度を取りつつ遊弋し、エネルギーと情報の優位を確保して何とか性能差を埋める必要がある。一切の防御を持たないので銃座にはなるべく近づかない事。
史実 
ブラックバーン・ファイアクレストはファイアブランドの後継機として試作された艦上戦闘攻撃機。
Firecrestは直訳すれば炎の冠だが、ヨーロッパで広くみられる小鳥・マミジロキクイタダキの意味でもある。
戦闘機としてはダメダメだったファイアブランドだったが、単座戦闘攻撃機というアイデアは一応評価された。
ならば改修ではなく別機種として改めて艦上戦闘攻撃機を開発すればより良い機体が出来るのではないかという考えから、1943年に改めてS.28/43仕様書としてブラックバーン社に開発が命じられた。
新開発の逆ガル翼やファウラーフラップの採用、魚雷吊下装置やダイブブレーキの改良などファイアブランドからさらに手を加え、艦上機としてさらに扱いやすいようにいろいろと気を使っている。
……いたのだが、こちらもファイアブランド同様、指定エンジンに振り回され、そのたびに改設計を余儀なくされた。
もちろん開発は遅延し、そうこうしてる間に後発のウェストランド・ワイバーンよりも初飛行が遅れ、失格の烙印を押されて歴史の波間に消えた。竜に小鳥じゃかなわなかったよ。
S.28/43仕様書の段階では、ブリストル・セントーラス77型エンジンに二重反転プロペラという仕様だった。
しかしこのセントーラス77型というエンジンが完成せず、ネイピア・セイバーの発展型であるネイピアE.122に換装する案も生まれる。(ファイアブランドでその逆版をやって遅延したのに)
ネイピアE.122搭載版はS.10/45仕様書という別の機体として開発されかけたが実機製作より前に結局中止された。
最終的に同じセントーラスの57型に変更したが、77型より出力が低かったので性能もまあそのお察しください状態に。
(実機に積まれたのは57型にちょっと手を入れた59型だったが大差はなかった)
その結果、軍はファイアクレストが初飛行する前に「艦上機に適さず」という判断を下し、計画を破棄した。
1947年4月に初飛行に成功したが、後発のワイバーンが1946年12月に先に初飛行までたどり着いていた。
この開発状況の差もファイアクレストの開発計画が打ち切られた理由だったと思われる。
そのワイバーンはそこからまた迷走したのだがそれは別の話。
総生産機は試作機3機。そのうちの1機は静強度試験機にされ、残りの2機が飛行試験を行った後、1950年にブラックバーン社に返納された。
--加筆求む--
小ネタ 
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外部リンク 
コメント 
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