イギリス RankIII 迎撃機/艦上戦闘機/戦闘爆撃機 Firefly F Mk.I 
概要 
イギリスのランクⅢ艦上戦闘機。世にも珍しい単発複座艦戦!機体が重いため横の機動も縦の機動も苦手である。つまり敵戦闘機には滅法弱いが、ロケット弾や爆弾を装備可能なのでいっそ前方火力が強力な艦爆だと考えよう。
機体情報(v1.70.1945) 
必要経費 
必要研究値(RP) | 18000 |
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機体購入費(SL) | 77000 |
乗員訓練費(SL) | 22000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 980 |
BR・報酬・修理 
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 3.7 / 3.7 / 4.0 |
RP倍率 | 1.36 |
SL倍率 | 1.0 / 3.2 / 4.6 |
最大修理費(SL) | 1220⇒1575 / 3320⇒4166 / 4900⇒6149 |
機体性能 
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 483⇒536 / 472⇒508 |
(高度4572m時) | |
最高高度(m) | 10050 |
旋回時間(秒) | 22.5⇒19.6 / 23.1⇒21.0 |
上昇速度(m/s) | 8.7⇒18.6 / 10.0⇒12.7 |
離陸滑走距離(m) | 480 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | 5.17 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | *** |
限界速度(IAS) | *** km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h,(着陸)*** km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装 
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
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機関砲 | 20mm イスパノ マークII | 4 | 640 | 翼内 |
弾薬 
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
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20mm イスパノ マークII | 既定 | HEF-I/HEF-I/P/T | - |
汎用 | HEF-I/HEF-SAPI/AP/T | 20 | |
地上ターゲット | AP/AP/AP/HEF-I/T | 20 | |
空中目標 | HEF-I/HEF-I/HEF-SAPI/HEF-SAPI | 20 | |
曳光弾 | AP/T/HEF-I | 20 | |
ステルス | HEF-I/HEF-I/HEF-SAPI/AP | 30 |
追加武装 
分 類 | 名称 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備 考 | ||
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最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | ターン アラウンドタイム (sec) | ||||||
B | 250lbs △△ | 2 | -0/-1/-1 | -1.2/-0.9/-0.9 | +0.8/+1.0/+1.0 | 150 | HSBC mk.2 | - |
B | 500lbs △△ | 2 | -27/-26/-26 | -2.7/-2.0/-2.0 | +1.7/+2.1/+2.1 | 200 | HMBC mk.2 | - |
B | 1000lbs △△ | 2 | -54/-51/-51 | -5.1/-3.8/-3.8 | +3.5/+4.5/+4.5 | 500 | HLBC mk.2 | - |
R | 76mm RP-3 | 8 | -24/-23/-23 | -2.2/-1.6/-1.6 | +1.3/+1.6/+1.6 | 400 | HRC mk.8 | - |
機体改良 
Tier | 名称 |
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I | Fuselage repair |
ラジエーター交換 | |
プライマリ20mmベルト | |
HSBC mk.2 | |
II | コンプレッサー交換 |
Airframe | |
新しい20mm機関銃 | |
HMBC mk.2 | |
III | Wings repair |
Engine | |
Mk.II year 1942 | |
HLBC mk.2 | |
IV | カバー交換 |
Mk.II year 1943 | |
HRC mk.8 |
カモフラージュ 
既定 | |
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[添付] | |
条件 | - |
説明 | 標準迷彩 |
研究ツリー 
解説 
特徴 
パイロットの後ろにもう一人(航法士)が乗っているが、この人が気絶してもパイロットキルの被撃墜判定になったり、機体スペックに影響が出たりするわけではない。艦上戦闘機なので、空母での運用も可能。
本機の特徴としては、20mm口径「イスパノ Mk.II」を4門搭載という大火力がある。大型機を前にしても楽々撃墜できるだろう。しかし弾が少ない為、撃ち過ぎには注意しよう。Ver1.65で弾薬数は240発から640発と大幅に増加し改善した。はずだったがVer1.67で240発に逆戻りした現在は640発である。また、爆弾やロケット弾などの追加武装も充実しており、戦闘爆撃機として使うにも便利。
ただ、本機の機動性はお世辞にも良いとは言えない。ハリケーンやスピットファイアの感覚で旋回戦など展開してしまうとすぐに速度を失って撃墜されてしまう。
また、「イスパノ Mk.II」は未改修状態だとかなり弾がばらける上に、すぐに弾詰まりを起こしてしまう。タップ撃ちを心がけよう。ちなみに、これは機関砲改修を進めると改善されるので、しっかり改修を進めよう。
対空戦闘をするときは、一撃離脱を心がけること。本機の前方火力をもってすれば、目標撃墜にそう時間は掛からないはずだ。
立ち回り 
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
本機は一応戦闘機ではあるが、性能はマッチする敵戦闘機に真正面から対抗出来る程のものではない。よって、スピット等に高高度制圧を任せ、中~低空の攻撃機や戦闘機などを倒していこう。迎撃機スポーンがあるため2000~3000mまで登るのは容易である。比較的装弾数の多いイスパノmk.2は、重装甲の敵機相手でも十分な火力である。本機はスピットやタイフーン程ではないもののそこそこ良好な旋回能力を持っているため、メッサーやC205辺りならまだなんとかなることもある。が、最終手段として考えるのが良いだろう。もし格闘に入ったらエネルギーが枯れる前に墜としてしまおう。
また、本機はBR3.7の単発機としてはかなりの対地装備を携行することが出来、対地攻撃において威力を発揮する。おすすめはRP-3ロケット×8である。
最初から対地装備を持っていくのも一つの選択肢である。装備を抱えたまま高度を稼ぎ、低空の敵を排除したらゲージを削ってから基地に帰るという立ち回りをすれば、効率よく相手にプレッシャーを与えることが出来る。上に敵が残っている場合は、逃げ切れるように早めに対地を切り上げて帰ろう。場合によっては装備を投棄するのも手である。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実 
フェアリー社の設計した単発複座戦闘機「ファイアフライ」は、同社の単発複座戦闘機「フルマー」の後継機として、英国海軍の要求仕様書N.5/40に合わせて計画されたものである。
フェアリー社の空母艦載機設計思想として、「何もない海上で安全に行動するには、操縦士のほかに航法士が不可欠である」というものがあり、この思想はこのファイアフライだけでなく、フルマーの頃から採用されていたのである。そのため、ファイアフライやフルマーは「単発複座戦闘機」という非常に稀な戦闘機として開発された。しかし、複座機にするための装備や航法士自身の重量は機体性能に大きく響き、対日本戦線に配備されたフルマーは加速力の無さから日本軍機に大いに翻弄されることとなった。そもそも、空母艦載機を数多く運用した日本やアメリカに「単発複座戦闘機」というものがないにも関わらず正常に行動できていた時点で航法士の必要性には疑問が残る。
開発はH.M.チャップリン率いるフェアリー社の機体設計チーム。エンジンにロールスロイス・グリフォンIIBエンジン(1730馬力)が採用された。このファイアフライは、ただでさえ大型だったフルマーよりもさらに機体を大型化、自重もおよそ400kgほど重くなり、なんと4254kgという、およそ単発戦闘機とは思えない自重になった。これはスピットファイアのおよそ倍である。
しかし、空力的に洗練された機体形状と新採用のエンジンにより、フルマーよりも最高速度は60km/hほど上昇。また、フェアリー社が新たに特許を得た「ヤングマン式」とよばれるフラップを採用、低速域での高い揚力を実現し、空母への着艦をより簡単にした。
1941年6月の時点で既に海軍から200機の発注を受け、同年9月にはさらに100機、翌年6月にさらに300機の追加発注を受けた本機の試作1号機は1941年12月22日に初飛行。その後2号機が1942年6月4日、3号機が同年8月26日に初飛行。同日、量産が開始。翌年3月4日、最初の量産型である「F. MkI」型の機体がイギリス海軍のヨービルトン航空基地に引き渡された。同年10月に第1770飛行隊に配備され、翌年10月に同飛行隊が空母「インディファティガブル」に配属され、ファイアフライも実戦配備されることになった。
ファイアフライの初期の任務は、ドイツ占領下にあったノルウェー沿岸付近における武装偵察、同地域における敵船舶に対する攻撃だった。
1944年8月24日に行われたティルピッツ攻撃の際には、ファイアフライが攻撃隊の護衛任務を行った。ちなみに、この護衛任務は先述の第1770飛行隊によって遂行されたものである。
1945年には太平洋戦線に進出。(第1770飛行隊も進出した。)イギリス太平洋艦隊の空母艦載機とともに、日本軍の占領下にあったオランダ領東インドにある製油所や飛行場の攻撃任務を遂行。1945年7月には東京上空に進出し、イギリス軍で初めて日本本土上空に侵入した。
第2次世界大戦終了後、本機はイギリス海軍のみならずカナダやオーストラリアでも使用され、カナダ海軍では65機の「AS. MkV」型を1946年から1956年にかけて、オーストラリアでも同型他が空母「シドニー」やアルバトロス空軍基地などで運用された。イギリス連邦以外では、オランダが1946年1月18日から同年6月20日までに30機の「F. MkI」型をイギリスから受け取り、その半分が独立戦争の緊張下にあるオランダ領東インドに配備された。
ファイアフライは朝鮮戦争でも使用されたが、イギリスでは1956年に「フェアリー・ガネット」に交換され、ファイアフライは第一線から姿を消した。
ファイアフライの総生産数は1702機とイギリス海軍の戦闘機としてはかなりの数であり、現存する機体は24機、うち3機が現在でも飛行可能な状態にある。
ちなみに、総生産数1702機のうち、「F. MkI」型は429機である。
小ネタ 
◆グリフォン・エンジン
試作機は1941年の12月に初飛行が成功。その後の各種試験もパスして生産も順調に… とはならなかった。
当時はマーリン・エンジン生産に大忙しでグリフォンの生産にまで手が回らなかった。
結局引き渡しが始まったのは1943年3月となった。
出典:『世界の駄っ作機番外編 蛇の目の花園』より要約
外部リンク 
Fairey Firefly F.Mk.I and F.Mk.V
コメント 
【注意事項】
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