イギリス RankV 戦艦 King George V-class, HMS Centurion (12), 1913 / キング・ジョージ5世級戦艦「センチュリオン」

概要
Update 2.51 "Spearhead"にて実装されたイギリス海ランク5の戦艦。
ドイツとの建艦競争に勝利すべく建造された、量産型超弩級戦艦である。
艦艇情報(v2.55.1.152)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 180,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 540,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 155,000 |
| エキスパート化(SL) | 540,000 |
| エース化(GE) | 1,800 |
| エース化無料(RP) | 780,000 |
| バックアップ(GE) | 50 |
| 護符(GE) | 2,200 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 6.7 / 6.7 |
| RP倍率 | 2.02 |
| SL倍率 | 4.5 / 6.0 |
| 最大修理費(SL) | 25,524⇒31,511 / 31,398⇒38,763 |
艦艇性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
| シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 152 / 305 / 25 |
| 主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 279 / 279 / 279 |
| 船体 | 鋼, 25 mm |
| 上部構造物 | 鋼, 16 mm |
| 排水量(t) | 27,555 |
| 最高速度(km/h) | 36.3⇒49.4 / 36.3⇒42.3 |
| 乗員数(人) | 862 |
武装
| 種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 13.5 inch/45 Mark 5(H) | 連装 | 5 | 1,000 | 5 |
| 副砲 | 102 mm/45 BL Mark IX | 単装 | 16 | 2,400 | 1 |
弾薬*1
艦砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 13.5 inch *2/45 Mark 5 (H) | 13.5 inch HE | HE | 635 | 88.11 | 759 | 0.1 | 85 | 79 | 77.2 | |||
| 13.5 inch APC Mk.Ia | APCBC | 635 | 22.22 | 759 | 20 | 555 | 512 | 449 | 395 | 349 | 276 | |
| 13.5 inch CPBC | SAPCBC | 635 | 53.3 | 759 | 26 | 300 | 277 | 243 | 214 | 189 | 149 | |
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 102 mm /45 BL Mark IX | 4 inch HE | HE | 14.06 | 721 | 805 | 0.1 | 17 | 13 | 10.8 | |||
| 4 inch SAP | SAP | 15.2 | 520 | 805 | 5 | 87 | 66 | 42 | 28 | 19 | 18 | |
追加武装*3
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
|---|---|---|---|---|
| 魚雷 | 533 mm Mk.IV | 15 | 175 | - |
魚雷
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
|---|---|---|---|---|
| 533 mm Mk.IV | 1454 | 234 | 65⇒47 | 7.30⇒12.35 |
カモフラージュ
研究ツリー
| 前艦艇 | HMS Colossus |
|---|---|
| 派生艦艇 | - |
| 次艦艇 | HMS Rodney |
解説
特徴
戦艦オライオンとほぼ同じである。あちらも参考に。
【火力】
オライオンと同じ13.5インチ連装砲を5基10門搭載している。オライオンよりも重い砲弾を使用しているため(巡洋戦艦クイーン・メリーと同じもの)、特に遠距離で貫徹力が向上している。使用感はほぼ同じである。
副砲はオライオンと同様に4インチ砲が片舷8門、合計16門搭載している。
魚雷はオライオンと同様に艦首両舷に1門ずつ、艦尾に1門の合計3門を搭載している。当てても大したダメージを与えられず、逆に誘爆の要因になりうるので、無くても困らないだろう。
対空機銃は無い。英海ランク5の戦艦・巡洋戦艦は揃いも揃ってこんな感じで大変である。味方に戦艦アーカンソーや戦艦マラートなどといった防空能力が高めの艦を見かけたら、近くにいるようにしておくと良い。
【防御】
ほぼオライオンと同じである。艦の深いところにある弾薬庫、優秀な乗員配置、薄めの水平装甲といった特徴である。
1番砲塔と舷側の間の装甲が203.2mmから254mmへと少し厚くなっている。これによって敵艦に対して艦を斜めに向けたときに抜かれにくくなったと言えるだろう。これは5番砲塔付近でも同様である。
乗員はオライオンよりも228人少ない。オライオンと同じような運用をすると、気づいたら乗員が削られ切ってしまうかもしれない。
【機動性】
フル改修によりRBで最高速度42km/h(23kt)を発揮する。英海最遅のオライオンよりも速いが、戦艦として見ると遅い方である。
史実
キング・ジョージ5世級戦艦とは、オライオン級戦艦に続いて建造された超弩級戦艦である。「キング・ジョージ5世級戦艦」の名称は1939年以降に進水した新型戦艦にも用いられているため、本級は「キング・ジョージ5世級戦艦(初代)」や「キング・ジョージ5世級戦艦(1911)」などと区別される。
当時のイギリス海軍は、ドイツとの建艦競争に勝利するため、戦艦の質だけでなく数も求めていた。そのため、本級の設計は基本的にオライオン級を小改良したものとなっている。
主砲にはオライオン級と同じ13.5インチ砲を採用しているが、砲の改良によってより重量のある砲弾を使用できるようになり、特に遠距離での貫徹力が向上した。また、射撃指揮装置もより近代的なものへ改良されている。
さらに、マスト配置にもやっと変更が加えられた。従来のコロッサス級戦艦やオライオン級戦艦では、前部マストが1番煙突の後方に設置されていたため、煙突からの煤煙が射撃指揮所や見張り所を直撃するという問題があった。この欠点は巡洋戦艦ライオンでの試験によって明らかとなり、建造途中で設計変更が行われた結果、本級では前部マストが煙突の前方へ移設された。
第一次世界大戦では、1914年10月27日に戦艦オーディシャスが触雷により沈没した。一方、戦艦キング・ジョージ5世および戦艦エイジャックスは大戦を生き延びたものの、その後はワシントン海軍軍縮条約によるネルソン級戦艦の完成に伴い解体された。
戦艦センチュリオンは1911年1月16日起工、同年11月18日進水、海上公試中にイタリアの蒸気船と衝突して修理を余儀なくされたため、少し遅れて1913年5月22日に就役している。就役後は本国艦隊第二戦闘戦隊に配属された。1914年6月には、拡張工事が完了したキール運河の再開通式典に姉妹艦4隻とともに参加している。
第一次世界大戦が勃発すると、1914年12月16日、センチュリオンは戦艦オライオンとともに、スカーバラ、ハートルプールおよびウィットビー襲撃を行ったドイツ艦隊の迎撃に参加した。しかし、この迎撃作戦は失敗に終わり、センチュリオンが敵艦と交戦することはなかった。
その後、訓練や哨戒任務に従事していたセンチュリオンは、1916年のユトランド沖海戦に参加した。センチュリオンはジェリコー提督率いる戦艦部隊のうち、第二戦闘戦隊第一分隊として、姉妹艦キング・ジョージ5世、エイジャックス、さらに戦艦エリン(イギリスで建造中だったオスマン海軍の戦艦を接収したもの)と共に参戦している。この海戦でセンチュリオンは巡洋戦艦リュッツオウに対して砲撃を試みたものの、オライオンに視界を遮られたため、命中弾を与えることはできなかった。
ユトランド沖海戦以降、ドイツ潜水艦や機雷の脅威が増大したことで、グランドフリートは積極的な出撃を控えるようになり、センチュリオンも大規模な海戦に参加することなく終戦を迎えた。戦後は地中海艦隊第四戦闘戦隊へ配属され、ロシア内戦への干渉戦争にも参加した。その後は予備役編入と現役復帰を繰り返していた。
ここまでほぼオライオンと同じ艦歴を辿ってきたセンチュリオンであったが、1922年のワシントン海軍軍縮条約によって、本艦は大きな転機を迎えることになる。
この条約でイギリスはセンチュリオンの保有が認められていた。しかし、日本が未完成だった戦艦陸奥を「すでに完成している」と主張したことで状況が変化する。いろいろあったが最終的に陸奥の保有は認められ、その代償としてアメリカは建造中であったコロラド級戦艦を2隻、イギリスは新たにネルソン級戦艦を2隻建造する権利を得た。ただし、各国の保有総トン数はほぼ据え置きであったため、新型戦艦建造の代わりに旧式戦艦を追加で廃棄する必要が生じた。
この結果、イギリスは姉妹艦キング・ジョージ5世とエイジャックスを廃棄した一方、センチュリオンは標的艦として保有が認められ、新たな役割を与えられることとなった。(条約では廃艦予定の主力艦1隻を標的艦へ改装することが認められており、日本は戦艦摂津、アメリカは戦艦ノースダコタを同様に標的艦へ変更している。)
センチュリオンは1927年7月、S級駆逐艦シカリによる遠隔操縦を受ける無線操縦標的艦として再就役した。ラジコン戦艦!標的艦として砲撃訓練や急降下爆撃訓練に使用されている。

標的艦として砲撃を受けるセンチュリオン。
こうして戦間期を標的艦として過ごしたセンチュリオンであったが、1939年に第二次世界大戦が勃発すると、再び前線での運用が検討されるようになった。
1940年5月にはノルウェー作戦支援のため対空兵装の増強が検討された。さらに4月14日にはチャーチル首相が、イタリア領リビアのトリポリに対する艦砲射撃と、その後に戦艦を港口へ沈めて封鎖する作戦を提案している。
当初、この作戦には戦艦バーラムと巡洋艦の投入が予定されていた。しかし地中海艦隊の司令長官は、貴重な現役戦艦を閉塞船として使用することを拒否し、代案としてセンチュリオンを提案した。だが、そもそも敵爆撃機の脅威下で艦を正確な位置に沈めるのは極めて困難であると判断され、艦砲射撃そのものは実施されたが、最終的に閉塞作戦は中止されている。
その後、センチュリオンは建造中だった戦艦アンソン(2代目の方のキング・ジョージ5世級戦艦)に似せた改装を受けた。アンソンの影武者となったセンチュリオンは船団護衛任務に投入され、その後はエジプトで浮き対空砲台として1944年1月まで運用された。実戦的戦力としてよりも、「この海域には戦艦が存在する」という圧力としての役割が大きかったとされる。(イタリアには偽装を見抜かれていたとも言われている。)

アンソンの影武者となったセンチュリオン。
1944年6月、センチュリオンはノルマンディー上陸作戦に参加した。オマハ・ビーチ沖では補給用に人工港「マルベリーA港」が建設されることとなり、センチュリオンはその防波堤として使用されることになった。そして1944年6月9日、同艦は人工港防護のため自沈処分された。

防波堤となったセンチュリオン。写真中央に3列の防波堤となった船が見られるが、一番上の列の中でも一番上にある、ひときわ大きな船体がセンチュリオンである。
--加筆求む--
| キング・ジョージ5世級戦艦 | ||
|---|---|---|
| 1 | King George V | - |
| 2 | Centurion | - |
| 3 | Ajax | - |
| 4 | Audacious | - |
※1939年進水の近代戦艦「キング・ジョージ5世級」との混同に注意。
小ネタ
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