イギリス RankV 戦艦 Orion-class, HMS Orion (52), 1914 / オライオン級戦艦「オライオン」

概要
Update 2.33 "Air Superiority"にて実装されたイギリス海ランク5の戦艦。
ドレッドノート・ショックを受け各国が弩級戦艦の建造を進める中、それらの弩級戦艦すら一挙に旧式化させた、世界初の超弩級戦艦である。強力な13.5インチ砲を搭載し、さらに武装配置を効率化したことで、従来の弩級戦艦を大きく凌駕する戦闘能力を獲得した。うまく運用すれば、「Super Dreadnoughts」の名に恥じない活躍ができるだろう。
艦艇情報(v2.55.1.159)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 180,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 540,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 155,000 |
| エキスパート化(SL) | 540,000 |
| エース化(GE) | 1,800 |
| エース化無料(RP) | 780,000 |
| バックアップ(GE) | 50 |
| 護符(GE) | 2,200 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 6.7 / 6.7 |
| RP倍率 | 2.02 |
| SL倍率 | 4.5 / 6.0 |
| 最大修理費(SL) | 25,524⇒31,511 / 31,398⇒38,763 |
艦艇性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
| シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 152 / 305 / 25 |
| 主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 279 / 279 / 203 |
| 船体 | 鋼, 25 mm |
| 上部構造物 | 鋼, 16 mm |
| 排水量(t) | 26,284 |
| 最高速度(km/h) | 33.3⇒45.4 / 33.3⇒38.9 |
| 乗員数(人) | 1,090 |
武装
| 種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 13.5 inch/45 Mark 5(L) | 連装 | 5 | 860 | 5 |
| 副砲 | 4 inch/50 BL Mark VII | 単装 | 16 | 2,400 | 1 |
弾薬*1
艦砲
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 13.5 inch *2/45 Mark 5 (L) | 13.5 inch HE | HE | 567 | 88.11 | 787 | 0.1 | 82 | 75 | 77.2 | |||
| 13.5 inch APC Mk.IIa | APCBC | 574.5 | 19.91 | 787 | 20 | 542 | 495 | 426 | 368 | 318 | 242 | |
| 13.5 inch CPBC | SAPCBC | 567 | 53.3 | 787 | 26 | 289 | 264 | 226 | 195 | 168 | 128 | |
| 武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (mm) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
| 4 inch *3/50 BL Mark VII | 4 inch HE | HE | 14.06 | 700 | 873 | 0.1 | 19 | 14 | 10.6 | |||
| 4 inch CPC | SAPBC | 14.06 | 420 | 873 | 5 | 96 | 71 | 44 | 28 | 19 | 17 | |
追加武装*4
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
|---|---|---|---|---|
| 魚雷 | 533 mm Mk.IV | 12 | 140 | - |
魚雷
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
|---|---|---|---|---|
| 533 mm Mk.IV | 1454 | 234 | 65⇒47 | 7.30⇒12.35 |
カモフラージュ
研究ツリー
| 前艦艇 | HMS Dreadnought |
|---|---|
| 派生艦艇 | - |
| 次艦艇 | HMS Marlborough |
解説
特徴
【火力】
13.5インチ砲を5基10門搭載している。この砲は戦艦ドレッドノートや戦艦コロッサスの12インチ砲と比べると大幅に貫徹力や炸薬量が増し、全砲塔が艦の首尾線上に配置されているので、広い射角で高い攻撃力を発揮可能である。使用可能な砲弾はHE・APCBC・SAPCBCの3つである。
HEはTNT換算88.11kgという惑星内で最も多い炸薬量を誇る。実はソユーズよりも多いのである!あっちは貫徹力も高いけど。当てれば大火災、喫水線付近に当てれば大量の浸水を引き起こすことができる。現在は榴弾が弱体化し重装甲の戦艦相手にはあまり有効打を与えることはできず、全盛期ほど活躍はできなくなってしまったが、それでも駆逐艦や巡洋艦相手には致命傷を与えることができる。
APCBCは12インチ砲よりも貫徹力と炸薬量が向上し、特に砲弾の重量が増したおかげで遠距離でも貫徹力の減衰が少なくなっている。距離1万m付近でも貫徹力は十分で、炸薬量もそこそこあるので、戦艦を吹き飛ばすのには苦労はしないだろう。
SAPCBCはそこそこの貫徹力に、12インチ砲の榴弾並みの炸薬量(なんと53.3kg)が特徴で、こちらも軽装甲の敵艦相手には強力である。
副砲は4インチ砲を片舷8門、合計16門搭載している。
魚雷は艦首両舷に1門ずつ、艦尾に1門の合計3門を搭載している。当てても大したダメージを与えられず、逆に誘爆の要因になりうるので、無くても困らないだろう
対空機銃は無い。敵機に狙われたら基本的に何もできないので、味方に戦艦アーカンソーや戦艦マラートなどといった防空能力が高めの艦を見かけたら、近くにいるようにしておくと良い。
【防御】
喫水線付近には304.8mmの厚い装甲で弾薬庫から機関部を防御している。そして弾薬庫は艦の深いところに位置しているので誘爆しにくい。ただ水平装甲は38.1mm+25.4mmと薄いので、遠距離戦は苦手である。
他の英国戦艦と違うのは、機関部が若干上の方に位置しているので、乗員が喫水線よりも上に位置していることだ。装甲を抜かれると乗員が一気に持っていかれるかもしれない。
【機動性】
イギリス大型艦ツリーでドレッドノートと並んで最遅であり、パーツ全改修によりRBで最高速度39km/h(21kt)となる。
史実
これまでに建造されたイギリスの弩級戦艦は、基本的には戦艦ドレッドノートを小改良した発展型に過ぎなかった。確かに従来の前弩級戦艦と比べれば格段に強力ではあったが、基準戦艦であるマジェスティック級戦艦以来、主砲口径は12インチのままであった。
当時、戦艦の火力向上には、主砲の搭載数を増やすか、口径長を伸ばして砲口初速を高める方法が取られていた。しかし、セント・ヴィンセント級戦艦で採用された50口径12インチ砲は、砲身寿命の短さや散布界の大きさといった問題を抱えており、成功した兵器とは言えなかった。12インチ砲は、これ以上口径長を延ばしても性能向上が見込みにくく、設計上の限界に達しつつあったのである。
そこでイギリス海軍は、ついに戦艦主砲の基準であった12インチの壁を破り、本級に13.5インチ砲を採用した。さらに、従来の梯形配置を廃し、主砲塔を艦の中心線上に配置することで、全主砲を片舷に指向できるようになった。また、防御面でも13.5インチ砲に耐えるため、装甲厚は前級のコロッサス級戦艦の279mmから305mmへと強化されている。
このような主砲の大口径化と兵装配置の効率化によって本級は強力な戦闘力を獲得し、イギリスのメディアはこれを既存の弩級戦艦を上回る「超弩級戦艦(Super Dreadnoughts)」として国内外に宣伝した。
従来の戦艦は、基本的に主砲の口径が12インチ以下に収まっており、海軍力は主として戦艦の隻数や搭載砲数によって評価されていた。過去にも12インチを超える砲を搭載した戦艦は存在したが、口径長が短く威力は弩級戦艦の12インチ砲に劣っていた。
しかし、超弩級戦艦の登場によって主砲の口径や排水量の制限がなくなった結果、各国はより大口径の主砲と、より巨大な艦体を追求するようになり、戦艦の性能そのものが海軍力を左右する時代へと移行した。すなわち、戦艦は「量」の時代から「質」の時代へと変化し、オライオン級戦艦の登場によって大艦巨砲主義の時代が幕を開けたのである。
戦艦オライオンは1909年11月29日に起工され、1910年8月20日に進水、1912年1月2日に就役した。就役後は本国艦隊に配属され、第一次世界大戦開戦後は改編されたグランドフリートに所属した。
1914年12月16日、オライオンはスカーバラ、ハートルプールおよびウィットビー襲撃を行ったドイツ艦隊の迎撃に参加した。
当時、戦力で劣るドイツ大洋艦隊は艦隊決戦を避け、各地に分散しているグランドフリートを各個撃破することを狙っていた。そんな中11月3日に実施されたヤーマス襲撃では大きな戦果こそ得られなかったものの、イギリス本土への艦砲射撃には成功しており、ドイツ海軍は再度の沿岸襲撃を計画した。
潜水艦による偵察の結果、沿岸防備が脆弱で機雷も存在しないと判断されたスカーバラ、ハートルプール周辺が攻撃目標として選ばれた。さらにこの時期、フォークランド沖海戦の影響でイギリス海軍の巡洋戦艦2隻が本国を離れており、ドイツ側にとっては好機であった。
ドイツ海軍は巡洋戦艦フォン・デア・タン、ザイドリッツ、モルトケ、デアフリンガーを中心とする計27隻の艦隊を投入し、さらに大洋艦隊主力85隻を後方に待機させ、有事には支援できる態勢を整えた。
そして12月16日、スカーバラとウィットビーは艦砲射撃を受け、機雷敷設も行われた。一方、ハートルプールでは沿岸砲台や港内の駆逐艦による反撃を受けたため、ドイツ側は十分な破壊を行えなかったものの、多数の死傷者と建物被害を出した。
イギリス海軍は、ドイツ巡洋戦艦部隊の出撃を暗号解読によって察知しており、襲撃"後"に帰還するドイツ艦隊の待ち伏せを試みた。オライオンは、この待ち伏せ艦隊を構成する第二戦闘戦隊の一艦として参加していた。
同日、待機していたドイツ大洋艦隊とイギリスの待ち伏せ艦隊が接触し、巡洋艦・駆逐艦同士による戦闘が発生した。しかし、オライオンを含む主力戦艦部隊が交戦することはなかった。翌日にも接触が発生したが、ドイツ大洋艦隊はこのイギリス艦隊をグランドフリート主力の先遣隊である可能性が高いと判断し、撤退を決定した。
(余談だが、もしこのまま戦闘が拡大して戦艦同士の決戦に発展した場合、ドイツ側は22隻の戦艦を擁していたのに対し、イギリス側は巡洋戦艦4隻とオライオンを含めた戦艦6隻のみであり、ドイツ側が戦闘に勝利する可能性が高いとされる。これは、ドイツ海軍にとってイギリス海軍の優勢を覆す絶好の機会であったとも言われている。ただドイツ皇帝のヴィルヘルム二世が艦隊を危険にさらすことを避けるように指示していたため、その戦闘が起きた可能性はないと考えられえる。)
その後、襲撃を終え帰投中のドイツ艦隊は何度かイギリス艦隊に発見されたものの、大規模な戦闘には至らず帰還に成功した。この際、オライオンはこのドイツ艦隊の軽巡洋艦を発見し、砲撃許可を戦隊の司令官に求めたが、判断が遅れたため攻撃の機会を逸している。
そして、イギリス海軍がドイツ軍の沿岸襲撃を阻止できなかったことには大きな批判が集まった。
その後、訓練や哨戒任務に従事していたオライオンは、1916年のユトランド沖海戦に参加した。
オライオンは、ジェリコー提督率いる戦艦部隊のうち、第二戦闘戦隊第二分隊の旗艦として、姉妹艦のモナーク、コンカラー、サンダラーと共に参戦した。この海戦でオライオンは、ドイツ戦艦マルクグラーフに命中弾を与えて主砲の一部を破壊したほか、姉妹艦と共同で巡洋戦艦リュッツオウを砲撃し、浸水被害を与えている。
ユトランド沖海戦以降、ドイツ潜水艦や機雷の脅威が増大したことで、グランドフリートは積極的な出撃を控えるようになり、オライオンも大規模な海戦に参加することなく終戦を迎えた。
戦後、オライオンは予備艦隊に編入されたのち、砲術訓練艦として使用された。しかし1922年、ワシントン海軍軍縮条約の締結に伴い廃艦が決定され、同年12月19日にスクラップとして売却、解体された。
--加筆求む--
| オライオン級戦艦 | ||
|---|---|---|
| 1 | Orion | - |
| 2 | Monarch | - |
| 3 | Conqueror | - |
| 4 | Thunderer | - |
小ネタ
--加筆求む--
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