HMS Kent

Last-modified: 2026-05-01 (金) 01:17:12

イギリス RankIV 重巡洋艦 County-class, HMS Kent (54), 1934 / カウンティ級重巡洋艦「ケント」

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概要

Update 1.97 “Viking Fury”にて実装されたイギリス海ランク4の重巡洋艦。
8インチ砲8門の優秀な火力と重巡屈指の装甲の薄さを誇る。

艦艇情報(v2.55.1.80)

必要経費

必要研究値(RP)33,000
車両購入費(SL)115,000
乗員訓練費(SL)33,000
エキスパート化(SL)115,000
エース化(GE)820
エース化無料(RP)440,000
バックアップ(GE)40
護符(GE)1,400

BR・報酬・修理

項目【AB/RB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング5.7 / 5.7
RP倍率1.6
SL倍率3.89 / 6.0
最大修理費(SL)7,874⇒10,655 / 7,993⇒10,816

艦艇性能

項目数値
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後)
シタデル装甲
(前/側/甲板)(mm)
25 / 25 / 35
主砲塔装甲
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 25
船体鋼, 25 mm
上部構造物鋼, 8 mm
排水量(t)13,500
最高速度(km/h)48.4⇒65.9 / 48.4⇒56.5
乗員数(人)784
偵察機1
Osprey Mk IV

武装

種類名称砲塔搭載基数弾薬数購入費用(SL)
主砲8 inch/50
Mark VIII
連装41,2001
副砲4 inch/45
QF Mark V
単装61,2001
対空砲40 mm 2pdr
QF Mk.VIII
単装48,960-
12.7 mm
Vickser Mk.V
四連装216,000

弾薬*1

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艦砲

武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(mm)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
8 inch
*2/50
Mark
VIII
8 inch
HE
HE116.1100008550.162
8 inch
Mark I.B.
SAPCBC
SAPCBC116.15200855927023819315712888
 
武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(mm)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
4 inch *3
/45 QF
Mark V
4 inch
HE
HE14.067218050.110.8
4 inch
SAP
SAP15.25208055876642281918
4 inch
HE-TF
HE-TF15.8815508110.120
 

機銃

武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
40 mm
2ポンド砲
規定HEF70143
 
武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7 mm
Vickers Mk.V
規定AP/HEI/T7532421181615

追加武装*4

分類名称搭載数費用
(SL)
搭載条件
魚雷533 mm Mk.V8100-

魚雷

名称重量
(kg)
爆薬量(kg)水中最大速度
(km/h)
(初期⇒改修)
射程
(km)
(初期⇒改修)
533 mm Mk.V173630574⇒454.57⇒12.34

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
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条件
説明

研究ツリー

前艦艇HMS Hawkins
派生艦艇HMS Norfolk
次艦艇HMS Invincible
 
 

解説

特徴

実装されているカウンティ級重巡洋艦では、水上機が使用可能なケント、対空機銃が多いロンドン、レーダーが使用可能なノーフォークといった違いがある。

とても安心できない装甲やBR5.7で戦うには物足りない対空性能、そして遅めの速度が足を引っ張る。同格艦に比べ劣る部分は多い。
…だが、主砲となる8インチ砲の火力だけは非常に優秀である。

 

【火力】
主砲は8インチ50口径連装砲を4基8門搭載、砲門数ではアドミラル・ヒッパーと同じである。装填速度も日独と同じで早く、乗員の主砲装填スキルMaxで13.8秒・エースで12秒となっている。使用可能な砲弾はHESAPCBCの2種類、どちらも8インチ砲弾としては最高級の性能を持っている。
HEは現在実装されている8インチHEの中で最も炸薬量が多い、TNT10kgからなる高い焼夷性能が強み。
SAPCBCは今まで続いてきた残念貫徹力から脱却、他国の同口径SAP・Common系の中では最も貫徹力が高い。徹甲弾がないので貫徹力は他国の8インチ砲の徹甲弾に劣るものの、このSAPCBCの貫徹力は十分な値である。更に炸薬量もTNT5.2kgと凄まじい、十分な貫徹力と大量の炸薬量を両立した英8インチ重巡の象徴とも言える砲弾だ。
 
副砲は単装砲の4インチQF Mark Vを6門搭載している、第一次世界大戦期から使われ続けた由緒ある骨董砲でありVT信管は使用できない。

魚雷は4連装発射管を両舷に1基づつ、合計8本搭載していて、射程と炸薬量はそこそこ。射角は艦首方向を0度とした場合、50~130度と広くて扱いやすいが、長距離砲戦メインの多い戦いではあまり出番が無く、誘爆の危険性も考えるとあえて搭載しないのも手だ。

機関砲としては40mmポンポン砲が単装で4門、12.7mm機銃が四連装で合計8門と微妙。

 

【防御】
多少工夫されているとはいえ極めて貧弱である。

船体中央の機関を守るのは25.4mmの装甲、一見すると榴弾にすらぶち抜かれそうだがバルジによる空間により各種榴弾に対しては意外と高い耐性を持つ。徹甲弾には無力である。なお船体中央部に対空砲弾薬庫が設置されているがこちらは全周76.2mmでしっかり装甲化されている。
 
弾薬庫は船内格納型のボックス・シタデル、先端部分は25.4mmで他は101.6mm(上面76.2mm)となっている。こちらも船体とシタデルの空間により弾底信管榴弾に強い…のだが弱点も存在する。当然ながら空間装甲が意味をなさない徹甲榴弾系にも容易くぶち抜かれてしまう。
 
砲塔はバーベットと共に全周25.4mm装甲、破片よけ程度の装甲なので直撃弾を喰らえば容易に沈黙してしまうだろう。問題なのは砲塔直下の揚弾筒を守る装甲であるバーベット、実は弾薬庫まで完全に保護している訳ではない。そしてバーベットと弾薬庫の間には円形状に弾頭がストックされている、この弾頭も弾薬庫判定なのでこの無装甲ストック部分に弾底信管榴弾の破片を浴びせられると誘爆する可能性もあるため大変危険だ。
 
艦橋モジュールは相変わらずノーガード、大口径榴弾が降り注ぐBR5.7環境では頻繁に破壊されてしまう。

 

【機動性】
RBではパーツフル改修で57km/h(30kt)の速度となる。どちらかと言えば遅めの分類だろう。

 

史実

カウンティ級重巡洋艦とは?

カウンティ級重巡洋艦は、1922年のワシントン海軍軍縮条約の制限(基準排水量1万トン以下、主砲8インチ以下)のもとで設計された、いわゆる条約型重巡洋艦である。艦名の由来となっているカウンティとはイギリスの地方区分の一つで、日本語では「州」や「県」と訳される。本級は計13隻が就役し、ケント級重巡洋艦7隻、ロンドン級重巡洋艦4隻、ノーフォーク級重巡洋艦2隻の3グループに分けられる。

世界各地に植民地を持つイギリスが巡洋艦に求めたのは、広大なシーレーンの防衛のために必要な航続距離と、長期の航海に耐える居住性である。そのため、1万トンの制限内でできる限り大きな船体となるような設計がされ、航海性能を高めるために乾舷を高くした。さらに舷窓を多く設け、高温多湿の海外でも乗員が健康を損なわないよう配慮されている。*5*6*7

しかし、そのしわ寄せは防御に現れた。長大な航続距離を支える燃料や物資を積み込むため、重量の配分は次第に逼迫し、結果として装甲は大きく削減されることとなる。弾薬庫は箱型装甲で囲うボックス・シタデル構造が採用され、水雷防御としてバルジも備えるなど最低限の防御は確保されているが、それでも装甲厚は心もとなく、格下の軽巡洋艦の砲撃にすら脅かされかねない水準であった。戦時中にはこの弱点を補うべく、ケント級ではキャンベラを除く6隻に装甲の追加が行われている。

主砲には新設計の8インチ連装砲が採用され、ホーキンス級重巡洋艦の7.5インチ砲から火力は向上した。特筆すべきは仰角が最大で70度もとれることであり、飛行船の迎撃を視野に入れた意欲的な設計である。8インチ両用砲!対空弾専用の揚弾装置まで備える気合の入りようだが、実際には砲塔旋回機構の出力不足や速すぎる俯仰速度による操作性の問題、構造の複雑さによる故障の多発など、理想と現実の差は小さくなかった。発射速度も公称毎分6発に対し実用は毎分3発程度で、対空戦闘には力不足であったと言わざるを得ない。(ゲーム内では最速で毎分5発の発射が可能である)

魚雷兵装としては533mm Mark Vを装備しているが、高い乾舷ゆえに発射時の落下衝撃が大きく、魚雷が故障するという問題も抱えていた。ゲーム内のケントはMark Vだが、ケント級は発射時の落下衝撃に耐えられるよう改良を重ね、Mark VからMark VII、さらに長射程のMark IXへと更新している。

ケント級7隻のうち、セイロン沖海戦でコーンウォールが、第一次ソロモン海戦でオーストラリア海軍に供与されたキャンベラが戦没している。

ケントの戦歴

ケントは1924年11月15日に起工、1926年3月16日に進水し、1928年6月25日に就役した。艦名の由来となっているケント州は、イングランド南東部に位置するカウンティであり、ドーバー海峡を挟んで大陸に近い立地であることから、バトル・オブ・ブリテンではケントの空軍基地や早期警戒レーダーが重要な役割を果たしたことで知られる。就役後は中国艦隊に配属され、戦間期の長い間を過ごしている傍ら、対空兵装や装甲、カタパルトの強化といった改装を受けている。

1939年11月には、ドイツ装甲艦アドミラル・グラーフ・シュペーの捜索に参加。その後、イタリアの参戦に伴い地中海艦隊へ編入され、マルタ向け輸送船団の護衛に従事した。1940年9月17日の夜、リビア沿岸への砲撃任務中にイタリアの雷撃機SM.79の攻撃を受け、艦尾に被雷する。自力航行は困難となり、駆逐艦に曳航されて本国へ帰還、修理を受けることとなった。この修理期間中には、対空火力やレーダーの増強も施されている。

復帰後は本国艦隊に所属し、北極海を往復する援ソ船団の護衛任務に繰り返し投入された。1944年7月のマスコット作戦では、戦艦ティルピッツ攻撃に向かう空母部隊の護衛を担当している。同年11月13日夜には、軽巡ベローナと4隻の駆逐艦とともにドイツ輸送船団を襲撃し、輸送船1隻をとり逃したものの、輸送船3隻と護衛艦6隻を撃沈する戦果を挙げた。

戦争終結が近づく中、ケントは1945年1月に退役し、その後は標的艦として使用されたのち解体のために売却された。

 
カウンティ級重巡洋艦
ケント級
1Kent-
2Berwick-
3Cumberland-
4Cornwall-
5Suffolk-
6Australiaオーストラリア海軍へ貸与「HMAS Australia」
7Canberraオーストラリア海軍へ貸与「HMAS Canberra」
ロンドン級
8London-
9Devonshire-
10Shropshire-
11Sussex-
ノーフォーク級
12Norfolk-
13Dorsetshire-
14Surrey※未成艦
15Northumberland※未成艦

※カウンティ級重巡洋艦は設計の違いからケント級、ロンドン級、ノーフォーク級の3つのサブクラスに分類される。

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 203 mm
*3 102 mm
*4 爆薬量はTNT換算
*5 乗組員の待遇が悪ければ士気は低下し、長期航海ののちの戦闘で本来の能力を発揮できなくなる。イギリス海軍はこの点を強く意識していたようである。水兵の待遇不満に起因する反乱を幾度も経験してきた長い歴史が、こうした配慮を重視する姿勢につながっているのかもしれない。そのカウンティ級の水兵がストライキを起こしているのはナイショ
*6 日本の重巡洋艦は、夜戦において水雷戦隊を肉薄させるために、先陣を切って突入をすることを前提に設計されており、そのため火力と雷撃力が重視されている。主砲塔の装甲は比較的薄いが、これは接近戦となりやすい夜戦では砲塔防御の効果が限定的であると判断されたためで、その分を船体防御に振り向けている。結果として、多少の被弾では航行能力を失わないようになっている。突撃いぃぃぃぃ。
*7 アメリカの重巡洋艦は偵察任務を重視し、航続距離が長いだけでなく、多数の水上機を搭載、専用の格納庫まで備えるなど航空運用能力に優れていた。また三連装砲塔の採用により砲塔数を減らし、船体をコンパクトにまとめることで重量を節約し、その余裕を装甲の強化に充てている。こうした設計から、火力と防御力のバランスに優れた、いわば「ミニ戦艦」とも言える性格を備えていた。