Ki-200

Last-modified: 2024-12-19 (木) 20:25:34

日本 Rank V ジェット戦闘機*1 Ki-200 / 秋水

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キ200 秋水.jpg

概要

日本陸軍のランクVのジェット(ロケット)戦闘機。全開時の航行時間もとい燃料は少ないが、コピー元のMe163Bに並ぶ高い上昇力が特徴。ゲーム内では陸軍戦闘機ツリーに含まれているため、機体名には陸軍側の「キ200」が使われている*2

機体情報(v2.5.1.56)

必要経費

必要研究値(RP)99,000
機体購入費(SL)370,000
乗員訓練費(SL)110,000
エキスパート化(SL)370,000
エース化(GE)1,800
エース化無料(RP)780,000
バックアップ(GE)130
護符(GE)2,200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.3 / 8.7 / 8.0
RP倍率2.02
SL倍率1.5 / 2.2 / 2.8
最大修理費(SL)9,800⇒12,005 / 18,810⇒23,042 / 10,800⇒13,230

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)983⇒1,005 / 971⇒995
(高度10,000m時)
最高高度(m)15,000
旋回時間(秒)17.2⇒16.8 / 17.3⇒17.0
上昇速度(m/s)37.8⇒56.3 / 34.9⇒47.4
離陸滑走距離(m)357
エンジン型式特呂二号
離陸推力(kgf)1,456.7⇒1,545.8 / 1,448.1⇒1,500
毎秒射撃量(kg/s)5.06
燃料量(分)min 1/ max 5
限界速度(IAS)1040 km/s
降着脚破損速度(IAS)550 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)598 km/s, (離陸)無し, (着陸)420 km/s
主翼耐久度燃料>2分:-10G ・ 5分:-4G , 燃料<2分:16G ・ 5分:9G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機関砲30mm
ホ-155Ⅱ
2120翼内

弾薬

武装名ベルト名内訳費用(SL)
30mm
ホ-155Ⅱ機関砲
デフォルトP/HEF/HEF-I/HEF-T170
多目的HEF-T/HEF-I/HFE/PT/HEF/HEF170
対地PT/PT/HEF-T170
曳光HEF-T170
ステルスHEF/HEF/HEF/P260

追加武装

無し

機体改良

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Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理11000*****
30mm弾薬ベルト
II機体25000*****
III新しい30mm機関銃14000*****
主翼修理
IVエンジン18000*****
カバー交換

カモフラージュ

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陸軍戦闘迷彩
キ-200 秋水.jpg
条件-
説明帝国陸軍
キ-200「秋水」迷彩
(1945年夏)
試製海軍機塗装 1945年
J8M1 秋水.png
条件プレイヤー撃墜:350
説明帝国海軍
J8M迷彩
(1945年7月7日 横須賀海軍航空隊追浜飛行場)
試作403号機迷彩
403.jpg
条件200GE
説明米軍による鹵獲機。
スキン製作者:Sick2day

研究ツリー

 
 

解説

特徴

燃料が4分10秒(フル改修)と極端に少ないため戸惑うかもしれないが、スロットルを絞れば燃料を節約できる。オプションで残り燃料の表示を常にオンに設定可能なのでしておこう。上昇、離脱時以外は滑空状態で戦うのが基本となる。

武装は30mm機関砲が翼内機首寄りに2門装備されている。搭載されている場所が少し特殊なためか、他の機体と比べると少し弾が当てにくいかもしれない。ホ-15530粍機関砲は発射速度が遅く、秋水自身の速度が速いのと反動によるフラつきも相まって安定性を失う旋回戦で狙うのは難しい。弾数も片門60発の計120発しかないので一撃離脱時に短時間の射撃を心がけよう。

なおMe 163 Bと同じく、着陸時はランディングギアの代わりにソリが展開される。地上滑走中に進路を変えることはほぼできないので、ちゃんと滑走路にまっすぐ着陸しよう。ちなみにソリを出さずに着陸する事も出来る。この場合低速で進入すれば空母着艦が可能なほど短距離着陸できるのでテストフライトで練習してもいいかもしれない。

1.47アップデートにて着陸フラップが追加され、1.57アップデートで戦闘フラップが追加された。

秋水のソリは先が丸くないのがMe163との違い。フラップが追加されたので速度を下げやすくなった。

フラップ.jpg

立ち回り

【アーケードバトル】

燃料持ちが非常に悪いので、ロードが終わったらすぐに上昇して高度を確保し、そこからは滑空で燃料の消費を抑えよう。必要な時だけスロットルを上げて戦うことで上手く燃料調節ができるであろう。高高度からの一撃離脱、燃料を確認しながら格闘戦を行うことで多数の撃墜が可能だ。また、ロケットに限らず、飛行機は高高度の方が燃費がよい。低空に逃げる敵機を執拗に追い回すような行為は避けるべきだろう。{燃料持ちが少ないのが嫌いな人、すぐ出力をマックスにしてしまう人は橘花ほうをオススメする。機動力が悪い機体ではあるが燃料の持ちがよく、800kg爆弾まで持てるのでこちらのほうが使い勝手が良い。だが橘花の上昇力はちょっと低いのですぐに高高度には行けないからそこには注意。

 

【リアリスティックバトル】
現環境において8.7というBRでは、戦後第2世代の超音速機が登場する9.7とかなり頻繁にマッチングする。逆に7.7マッチを引くことは少ない(ほぼない)ため、BR的に苦しい戦いを強いられる。以前は離陸しようとするとぴょんぴょん跳ねて離陸できない重大なバグがあったが、現在は修正されている。戦い方についてだが、BRの引きによって大きく変わる。

トップBRが9.0以下の場合

この場合は離陸後水平で550km/h近くまで速度をあげた後、30-35°で一気に登ると1番良い。目安だが5,500mあれば問題ない。そのくらいになったら水平に戻し、エンジンを15%程に下げておこう(滑空でもあり)。この機体は燃料がたった4分と異常に少なく、貴重な燃料を節約するためである。旋回性能は余程のことがなければ同じ秋水、また原型のMe163意外に負けることはないほど高く、相手が格闘に乗れば曲がり負けることはまずないだろう。それ以外にも上から一撃離脱をするも良し、緩降下しながらセイバーをストーキングもできる…といったように、さまざまなことが出来る機体だ。ただし最高速度は中の上もしくは平均程度に収まっており、F-86F-40Sea Vixen F.A.W. Mk.2などの高速機には離されることも少なくない。相手が格闘に乗れば話は別だが、一撃離脱を徹底してくる場合これら相手は手も足も出ないこともしばしばある。

9.3マッチの場合

このBRになると速度優位を取れる相手は減り、ミサイルもかなり飛び交うようになるため少し辛くなってくる。格闘性能の高さは相変わらずだが、それ以上に速度優位のなさがネックになってくる。特に注意すべきはF-104シリーズであろう。この機体は9.3というBRにして劣悪な旋回性と引き換えに驚異的な速度を手に入れたバケモノだ。当然そんな機体で格闘をするマヌケはほぼいないため、絡まれるとなす術なく撃墜されることも珍しくない。これに限らず9.3機はほぼ全てが本機より優速なため、相手をしないというのも悪くはない。

9.7フルボトムの場合

この場合、現環境で秋水ができることはほぼない。相変わらず格闘性能だけは高いものの、それ以上に速度性能が圧倒的に不足しており、更にお得意の高度を取って上から降ると言う戦法を採ろうとすれば強力なライバルが立ちはだかる。それは9.7の独ソにいるMig-21だ。この機体はわざわざ後ろを取らなくてもヘッドオンで発射できるR-3Rというミサイルを最大4本持っており、燃料節約のためにスロットルを絞っている秋水では回避は難しい。それ以外にもAIM-9BやR-3Sの感覚で回避するとまず避けられないR-60やAIM-9P/J/G、SRAAMなどの20G級ミサイルが容赦なく飛んでくるため、あまり戦果を挙げることは期待しないほうがよい。

またあまりの燃料の少なさにガス欠に悩まされた人も少なくないと思う。こんな時は高度を取ろう。残り時間が1分程で低空にいる場合は60°程で急上昇し、史実のように滑空して確実に帰れる高度まで登ろう。この機体は慣れれば勝ちである。燃料と相談しながら積極的に攻めていこう。以前は燃料がおよそ半分以上ある状態で急旋回すると翼が折れることがあったが、現在のFMでは折れることはほぼない。パイロットが気絶しない程度にグイグイ曲げて、格闘にホイホイ乗ってきたマヌケを叩き落としてやろう。

 

【シミュレーターバトル】
飛行場からあまり遠く離れすぎないように気を付けよう。ジェット機との戦いになると逃げていく相手を追いかけて行くだけでも結構な距離になってしまう。残りの燃料を気にして帰投していくと、飛行が真っ直ぐになりがちになり、かつ制限された後方視界のせいで敵に狙われると非常に危険である。飛行時間が極端に少ないが、敵機が飛行場近くにこれから来ると分かっている場合は本機に乗り換えて迎撃する、等してなんとか活用したいところである。

史実

キ200/J8M1 試製秋水とは遣独潜水艦作戦によりドイツ軍からMe 262の資料と共に送られたMe 163の資料を参考に作られた機体である。
初の試験飛行にて、試作機が原型機のMe 163にも起きた燃料供給問題を起こして墜落、操縦士であった犬塚大尉が殉職すると言う事故が発生*3。戦況が悪化していた事もあり思うように開発も進まず、試作のみで終戦を迎える事となった。外観上の本家との相違点は、機首先端に発電用プロペラが無いことと、降着装置である橇の先端形状とかなり少ない。

なお、この機体は陸海軍の共同開発機であり、陸軍ではキ200、海軍ではJ8M1とそれぞれの略符号に沿った機体番号が与えられる予定だった。並行して、民間の製作所とも連携した初の取り組みであり、更に民間側からは女性研究者も参画していた。情勢が情勢だったとはいえ、発動機1つで不倶戴天の争い論争を繰り広げていた当時の軍部を鑑みるとどれも異例づくめである。

現在は、広島県呉市の大和ミュージアムに秋水のロケットエンジンノズル部分が展示されている。

小ネタ

◆謎の新興宗教家「柴田武雄」

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312空の司令であった柴田武雄氏は、秋水の開発に対して「悪い意味で」かなり口を出した影響を与えた人物である。というのも柴田氏は新興宗教『お光教』にハマっており、その宗教における神のお告げに則り様々な事を決定したからである。
 
柴田武雄氏が決定した事は以下
・神のお告げにより秋水の初飛行を4月22日横須賀地区で行う
・神のお告げにより秋水試験飛行を厚木基地から追浜基地に変更(技師からは狭いので危険と言われたが狭いのなら機体を軽くせよと命じる)
・神のお告げにより1.5トンの機体が500キロに変更
・神のお告げにより当初7分と予定されていたエンジンの持続時間を2分に変更
というように秋水の仕様に関する事に影響を与え、剰えテストパイロットの墜落死の間接的な原因ともなった。
 
また戦後は「ンナン学」という怪しげな学問を立ち上げて世界真理会議を提唱し、ンナン学をまとめた『人間の正体』という本まで執筆した。全く反省していなかったようである。

 

◆命名
本機の元々の名称は「Me163」だったが、1944年12月、飛行試験成功後の搭乗員・開発者交えた宴会で横須賀海軍航空隊百里派遣隊の岡野勝敏海軍少尉が『秋水(利剣)三尺露を払う』という短歌を提出したところ、満場一致で「Me163」から変更されたとされる。
◆車輪について
本機は、離陸の際に切り離し式の車輪を用いるが、実はこれも機体の一部という判定になっている。切り離した状態で試合が終了すると、修理費が少しだけかかる。

◆実は陸海軍で共同開発されていた機体であり、海軍側は「j8m」と呼んでいた。なぜ陸軍の呼び名になったのか...

外部リンク

 

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インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • スパークリングしまくるからいっそのことabならtu4の胴体狙ったほうが落としやすいね。結局ラグでずれて見えてるだけだから戦闘機相手も気持ち先を狙えばいける気がする -- 2017-01-02 (月) 22:48:14
  • 燃料バグ?満タン設定で最小になるのは自分だけですかね? -- 2017-01-19 (木) 13:15:58
  • SBで着陸したら全くブレーキが掛からなかったのだが前こんなだったか…? -- 2017-01-19 (木) 22:03:36
    • ソリでブレーキかけられるんですかこいつ? -- 2017-01-20 (金) 19:02:48
      • 原理不明だけどかけれる。多分実機ではかけられないだろうしSBのソリブレーキは廃止されたのかもね -- 2017-01-28 (土) 23:18:56
  • 弱い(自並感) -- 2017-01-21 (土) 19:37:36
  • 曲がろうが登ろうが常にスーパー速い(abのみ)からそれを楽しめて慣れれば活躍できる。RB以上では燃料に気を使わないと戦えない。 -- 2017-01-28 (土) 23:22:51
  • うーん…加速とか上昇とか意外と鈍い…5分しか闘えない分もっと上昇は欲しかった -- 2017-02-05 (日) 15:51:31
    • わかる。上昇して乱戦に突っ込んでヘロヘロになって帰ってる時にジェットが追いついてきてどうしようもない。 -- 2017-02-05 (日) 18:20:29
    • 燃料を1分に減らしてみよう -- 2017-02-05 (日) 20:44:01
  • 記事上段のタイトル表記にいろいろと誤り(?)があったので修正+加筆しました。1.「ジェット戦闘機」を「ロケット戦闘機」に修正 2.機体名「キ200」を追加 -- 2017-02-05 (日) 19:33:39
    • 追記:細かい修正のため、ここで報告しました -- 2017-02-05 (日) 19:34:34
      • ゲーム内表記はジェット戦闘機だけど…() -- 2017-02-05 (日) 19:39:59
      • 途中送信失礼 (誤記ではあるが…)と続けたかった -- 2017-02-05 (日) 19:41:54
      • それは申し訳無かったです。確認ミスってました。戻しておきます -- 2017-02-05 (日) 22:19:24
      • ジェットに戻しましたが、一応誤記&コピー元のBe163が「ロケット戦闘機」になってたため()の中にロケットと書いておきました -- 2017-02-05 (日) 22:24:23
  • X線でコイツのエンジン見たら特呂2じゃなくてトコロ2になってて笑った -- 2017-02-15 (水) 12:02:13
    • ジョージ2世かな? -- 2017-02-15 (水) 14:40:45
    • WTに限らずどっかの博物館でも「TOKA RU2」って書かれてて草 -- 2017-02-25 (土) 07:54:07
  • 最近RBでTu-4を倒すコツがわかって楽しい。 -- 2017-02-22 (水) 02:07:49
  • こいつBR7でいい気がする 周りの機体との性能差が… -- 2020-05-06 (水) 17:54:51
    • 何故zawazawaコメント欄が使えるのにこっちに書いたのか -- 2020-05-07 (木) 06:01:36

*1 実際にはロケット戦闘機
*2 史実では陸海軍共同開発機で、海軍側の略符号は「J8M」。陸軍機ツリーの理由は恐らく海軍機ツリーには橘花が居るためだろう。
*3 この燃料供給問題というのは、燃料取り入れ口が機首方向にあったため、急角度で上昇したときに燃料がエンジンにまわらなくなるというものだった。