アメリカ RankIII 駆逐艦 Porter (DD-356)
概要
--加筆求む--
艦艇情報(v2.30)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
艦艇購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | 22,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | 400 |
エース化無料(RP) | 280,000 |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 980 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.0 / 5.0 |
RP倍率 | 1.36 |
SL倍率 | 2.2 / 3.2 |
最大修理費(SL) | ***⇒2,561 / ***⇒3,016 |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | - / - / - |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 3 / 3 / 3 |
船体 | 鋼, 16 mm |
上部構造物 | 鋼, 4 mm |
排水量(t) | 2597 |
最高速度(km/h) | ***⇒84 / ***⇒69 |
乗員数(人) | 194 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 5 inch/38 Mk.12 Mk.22砲架 | 連装 | 4 | 2880 | *** |
副砲 | 1.1 inch/75 Mk.1 | 四連装 | 2 | 15600 | *** |
対空砲 | 12.7 mm AN-M2 | 連装 | 2 | 8000 | *** |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
5 inch*2/38 Mk.12 | 5 inch AAC Mk.34 | HE | 25 | 3220 | 792 | 0.4 | 36 | |||||
5 inch Common Mk.32 | Common | 24.49 | 1150 | 792 | 6 | 121 | 102 | 83 | 71 | 63 | 55 | |
5 inch SP Common Mk.46 | SP Common | 25.02 | 906.5 | 792 | 6 | 148 | 125 | 101 | 87 | 77 | 68 | |
5 inch AAVT Mk.34 | HE-VT | 25 | 3220 | 792 | 0.0001 | 36 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
1.1 inch*3/75 Mk.1 | 規定 | HEFI-T | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7mm AN-M2 | 既定 | API-T/AP/I/AP | 33 | 32 | 27 | 23 | 19 | 16 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.15 | 16 | 180 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.15 | 1559 | 224 | 83⇒62 | 5.50⇒9.15 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | Fletcher (DD-445) |
---|---|
派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | Somers (DD-381) |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
主砲は米駆逐艦標準の5inch連装砲を4基8門搭載。4.3としては圧倒的な投射量を誇る。
砲旋回速度はFletcherやSumnerと比べれば劣るものの、15°/sと実用に困るほどではない。
後部の主砲は正面を向けるスペースがないため、反対側を向ける際には後方を経由して大回りさせる必要があるため注意。
魚雷はMk.15を8本+予備8本の16本を搭載。日駆以外で初の予備魚雷搭載艦である。
【防御】
船体には駆逐艦としては珍しく主要区画に12.7mmの装甲が施されている。その範囲はSumnerとSomersの中間といったところで、1番砲塔と4番砲塔の弾薬庫が飛び出してしまっている。しかしそれ以外の区画に関してはHE弾の被害を軽減してくれるだろう。
対空防御に関してはかなり頼りない。シカゴピアノ(28mm4連装機関砲)2基と12.7mm連装機関銃2基のみであり、まっすぐ突っ込んでくる爆撃機など以外の撃墜はあまり期待できない。
主砲にVT信管が存在するため対艦戦闘をやめれば対空も可能だが、仰角が35°しかないため上方広範囲が死角となっている。
しかし乗員数が194名と初期駆逐艦並みに少なく(Somersは235名、Sumnerは345名)、耐久性が低いためあまり撃たれないよう心がけよう。
【機動性】
84km/hとなかなかに高速で、船体が小柄なため重武装のわりに小回りも効く。総じて機動性は高いといえるだろう。
史実
ポーター級はアメリカ海軍が1933年から1937年にかけて建造した駆逐艦。8隻建造。
艦名は米英戦争の英雄ポーター准将とその息子で南北戦争の英雄ポーター提督にちなむ。
艦番号からわかるとおり、ファラガット級に続いて建造されたクラス。
当時の流行に従って嚮導艦(フロティラ・リーダー)としての能力を持って設計された。
嚮導艦とは駆逐艦戦隊の旗艦として使うために指揮能力を強化した艦のことである。
アメリカ海軍では基準排水量1850トン(ロンドン軍縮条約ギリギリ)の本級を用いて、小型駆逐艦多数を指揮して戦うことを想定していた。
ファラガット級より大型になったが、機関出力も5万馬力まで強化されたので同等の速力を発揮できた。
ファラガット級とは並行して建造され、主砲も同じものを搭載している。ただしファラガット級とは主砲砲架が違うため、対空能力を持たなかった。これは両用砲にすると重量がかさむための措置であった。
主砲は前後の甲板に連装2基ずつ。それぞれに射撃指揮装置がつけられ、2目標を同時に攻撃できた。
魚雷も同じく4連装2基で、ファラガット級では断念された再装填用魚雷も積載された。
またファラガット級では当初搭載を断念(後に追加)した爆雷も、建造当時から搭載できた。
更に対空機銃として28mm4連装機関砲2基および12.7mm機銃2基を艦中央部に装備した。
これらの重武装によりトップヘビーが顕在化(またかよ)したこと、また第二次大戦が始まると対空能力が不足していることがわかったことから、後方マストを廃止、甲板上構造物の縮小などを行う。
更に大戦中には主砲1基を下して高射砲や機銃を増設したり、魚雷発射管を撤去して機銃を増設したりする改装が行われた。これらの改装は戦時中に手が空いた艦から順に行われたため、統一した基準がなく、8隻の姉妹艦によって内容が少しずつ違っていた。
DD-356「ポーター」はポーター級の1番艦として1933年12月に起工、36年8月に就役した。
慣熟航海の途中、イギリスの新国王ジョージ6世即位に対する表敬としてニューファンドランド島に寄港している。
翌1937年には太平洋艦隊に配置され、カリフォルニア州サンディエゴを母港として活動。
太平洋戦争勃発時には真珠湾攻撃のわずか2日前に真珠湾から出港しており、攻撃を免れた。
その後は西海岸を中心に哨戒や護衛任務を行い、1942年8月から真珠湾に進出する。
10月、空母2隻戦艦1隻を中核とする第16任務部隊の一員としてソロモン諸島に出撃。空母4隻を擁する日本海軍と激突する。南太平洋海戦(アメリカ側呼称・サンタクルーズ諸島海戦)である。
10月26日午前8時、空母「ホーネット」が大炎上した空襲を切り抜けた「ポーター」は不時着水したアベンジャー雷撃機を救助に向かうが、そのアベンジャーから不具合で発射(または着水の衝撃で脱落)した魚雷が直撃し大破。航行不能となり、僚艦のマハン級駆逐艦「ショー」によって撃沈処分された。
ポーターは8隻の姉妹艦のうち唯一戦没した艦となった。
なお先述した対空改装だが、ポーターが沈んだころはアメリカ海軍もあまり余裕がない時期で、後部マストの撤去と20mm機銃の増設などだけで終わっている。
残る7隻のうち、対空兵装の試験艦となった4番艦「ウィンスロー」(1957年退役)を除く全ての艦が戦争が終わった1945年度中に退役・除籍された。
--加筆求む--
小ネタ
シカゴピアノのあだ名がつけられた75口径28mm4連装対空機銃だが、発射機構が複雑で重量がかさみ、発射速度が遅く威力も不足、その上よくジャムるので砲座にハンマーが常備されるなど乗組員からの評判は悪かった。
エリコン20mmやボフォース40㎜などの信頼性の高い対空機銃・砲が配備されるととっとと交換され廃棄された。
ちなみにシカゴピアノの由来は誰も知らない。
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外部リンク
コメント
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