イタリア RankIV 戦闘機 Re.2005 serie 0 サジタリオ
概要
Ver1.91より追加された待望の傑作機、Re.2005 serie 0 「サジタリオ」。
そこそこの上昇率と運動性、優秀な火力を持ち合わせており、戦場を文字通り支配することのできる戦闘爆撃機に仕上がっている。
機体情報(v1.91.0.45)
必要経費
必要研究値(RP) | 46000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 150000 |
乗員訓練費(SL) | 43000 |
エキスパート化(SL) | 150000 |
エース化(GE) | 820 |
エース化無料(RP) | 440000 |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 1400 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.7 / 6.0 / 5.3 |
RP倍率 | 1.72 |
SL倍率 | 1.4 / 3.5 / 4.2 |
最大修理費(SL) | ***⇒7991 / ***⇒22896 / ***⇒13992 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 627⇒674 / 612⇒650 |
(高度7000m時) | |
最高高度(m) | 11000 |
旋回時間(秒) | 19.9⇒18.2 / 20.6⇒19.0 |
上昇速度(m/s) | 12.5⇒20.4 / 12.5⇒16.0 |
離陸滑走距離(m) | 165 |
最大出力(hp) | 1193⇒1459 / 1180⇒1310 |
離陸出力(hp) | 1360⇒1626 / 1347⇒1477 |
毎秒射撃量(kg/s) | 4.92 |
燃料量(分) | min:28 / 30 / 45 / 60 / max:93 |
限界速度(IAS) | 800 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)450 km/h, (離陸) 420km/h,(着陸)250km/h |
着陸脚破損速度(IAS) | 315km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 12.7mm Breda-SAFAT | 2 | 760 | 機首 |
機関砲 | 20mm MG151/20 | 3 | 600 | 翼内・モーターカノン |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
12.7mm Breda-SAFAT | 既定 | T/Ball/Ball/I/AP | 18 | 6 | 5 | - |
汎用 | AP/AP-I/IAI/API-T/I | 90 | ||||
空中目標 | API-T/AP-I/IAI | |||||
曳光弾 | API-T | |||||
ステルス | AP-I/AP-I/IAI/IAI | 130 | ||||
20mm MG151/20 | 既定 | IT/IT/APHE/HEI | 19 | 13 | 6 | - |
汎用 | IT/HEI/HEI/AP-I | 25 | 16 | 7 | 120 | |
空中目標 | AP-I/HEI/HEI/HEI/HEI/IT | |||||
地上目標 | APHE/APHE/APHE/IT | 19 | 13 | 6 | ||
曳光弾 | FI-T/FI-T/FI-T/IT/IT | 15 | 8 | 6 | ||
ステルス | HEI/HEI/HEI/APHE/AP-I | 25 | 16 | 7 | 180 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 50kg (29.2kg) GP 50 | 2 | -12.2/-12.2 | -1.4/-1.4 | +0.4/+0.7 | 40 | MCGP50 | 合計搭載量 118.6kg (爆薬量58.4kg) |
B | 100kg (50.6kg) GP 100 | 2 | -24.5/24.5- | -2.5/-2.5 | +0.7/+1.2 | 100 | MCSAP100 | 合計搭載量 200.0kg (爆薬量101.2kg) |
B | 250kg (125.7kg) GP 250 | 1 | -21.6/-21.6 | -2.9/-2.9 | +0.9/+1.5 | 100 | MCGP250 | 合計搭載量 259.0kg (爆薬量125.7kg) |
B | 250kg (125.7kg) GP 250 | 1 | -33.1/-33.1 | -4.2/-4.2 | +1.5/+2.3 | 140 | MGSAP100 | 重量259kg |
50kg (29.2kg) GP 50 | 2 | 合計搭載量 377.6kg (爆薬量184.1kg) | ||||||
B | 250kg (125.7kg) GP 250 | 1 | -42.5/-43.2 | -5.1/-5.1 | +1.8/+2.8 | 200 | MGSAP100 | 重量259kg |
100kg (50.6kg) GP 100 | 2 | 合計搭載量 459kg (爆薬量226.9kg) | ||||||
B | 500kg (216kg) GP500 | * | -30.2/-30.2 | -5.1/-5.1 | +1.9/+3.0 | 200 | MCRO500 | 合計搭載量 508kg (爆薬量216kg) |
B | 500kg (216kg) GP 500 | 1 | -40.3/-40.3 | -6.2/-6.2 | +2.5/+3.8 | 240 | MCRO500 | 重量500kg |
50kg (29.2kg) GP 100 | 2 | 合計搭載量 626.6kg (爆薬量274.4kg) | ||||||
B | 500kg (216kg) GP 250 | 1 | -50.4/-50.4 | -7.0/-7.0 | +2.9/+4.3 | 300 | MCRO500 | 重量500kg |
100kg (50.6kg) GP 100 | 2 | 合計搭載量 708.0kg (爆薬量317.2kg) | ||||||
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 2000 | 3800 |
ラジエーター | |||
12mm弾薬ベルト | |||
MCGP50 | |||
II | コンプレッサー | 2300 | 4400 |
機体 | |||
新しい12mm機関銃 | |||
MCSAP100 | |||
III | 主翼修理 | 2500 | 4800 |
エンジン | |||
20mm弾薬ベルト | |||
MCGP250 | |||
IV | インジェクター交換 | 3300 | 6300 |
カバー交換 | |||
新しい20mm機関砲 | |||
MCRO500 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | Re.2001 CN |
---|---|
派生機体 | - |
次機体 | Vampire FB 52A |
解説
【機動性】
RBでは最高速度も650㎞/h、海抜高度では515km/hと、多くの連合機に対して劣る。水平でのチェイスになると振り切られることが多いため、速度不足は上を取り、ダイブで稼いで補おう。
全体的にRe.2001から性能が順当に強化されており、上昇力はFw190D-9とほぼ同じで、およそ平均といった具合。
加えて今までのレジアーネツリー機体の特徴でもあった激しいエンジン加熱は大幅に改善され、WT全体で見てもよく冷える方となった。
運動性は少々低下し、維持旋回率はYak-9UやSpitfire Mk XVIと同等、Spitfire LF. Mk.IXには劣る程度で、総合的な旋回性能は中の上程度に落ち着いている。
たとえ相手がアメリカ機であっても、それぞれが得意とする速度域やマニューバに持ち込まれるとこちらが追い込まれる側になってしまいかねないため、安易な戦い方は決して許されない。
舵ロック癖も前機から引きずっており、600km/hを超えると昇降舵が重くなり始め、700km/hともなると降下角によっては500m以下での引き起こしが不可能となってしまうため、十分注意したい。
ちなみに、おおよその使用感はRe.2001シリーズと大差ないため、まずは向こうで戦場での立ち回り方を把握してからこちらに乗る、というのもよいだろう。
ロール性能、機動性、エネルギー保持等はSpitfire系統と比べたらこちらの方が優れているため、もし後ろを取られた場合は十分に速度を稼いでから格闘戦に移行し逆転することも可能だ。ただ、囲まれたら勝ち目がないのでもし囲まれたら素直に逃げた方がいいだろう。
【武装】
MG151/20機関砲を3門、Breda-SAFATを2丁と圧倒的な高火力を誇り、一瞬の射撃機会だけでも致命的な損傷を与えることができる。
継戦能力を求める場合はMG151/20のみを使い、弾が切れたらBreda-SAFATに切り替えて戦う、といったように使うのもよいだろう。
Re.2005の最大の特徴である爆装は、最大で500kg+100kg×2とイタリア単発戦闘機最大の爆装となっており、装甲の厚い車両(陸RB)や重戦車(空RB)などが破壊しやすくなっている。
特徴
測定ver…1.99.0.36 (計測日時:2020/06/06)
【上昇率&高度別WEP出力】
マップ:ブローニュ=シュル=メール、MEC不使用、スロットルはWEP。
255km/h(IAS)まで滑走したのち即座に上昇を開始。
上昇中は265km/h(IAS)を維持した。
備考 | 馬力(hp) | 高度(m) | 上昇率(m/s) | 到達時間(sec) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
飛行場高度 | 1465 | 28 | ― | ― | ||
1487 | 500 | 20.0 | 23.4 | |||
1510 | 1000 | 20.6 | 46.9 | |||
1531 | 1500 | 20.9 | 70.1 | |||
1552 | 2000 | 21.2 | 92.9 | |||
1572 | 2500 | 21.4 | 115.5 | |||
全開高度 | 1588 | 2900 | 21.5 | 133.7 | ||
1578 | 3000 | 21.5 | 138.0 | |||
1541 | 3500 | 21.6 | 160.8 | |||
1514 | 4000 | 21.5 | 184.4 | |||
1490 | 4500 | 21.4 | 209.2 | |||
1468 | 5000 | 21.2 | 234.4 | |||
1449 | 5500 | 21.0 | 260.7 | |||
1431 | 6000 | 20.8 | 287.5 | |||
1338 | 6500 | 20.5 | 316.0 | |||
1254 | 7000 | 20.0 | 348.5 | |||
1105 | 8000 | 18.9 | 421.1 |
計測は最小燃料かつ燃料消費無しの状態で行ったため、実戦ではこの値よりも上昇率は高くなる。
機速によって出力される馬力は変動するため、あくまで目安として捉えてほしい。
※現在は大幅にナーフを受けたため、下のデータは参考にはならない
測定ver…1.91.0.45 (日時:2019/10/30)
【上昇率&高度別WEP出力】
マップ:ブローニュ=シュル=メール、MEC不使用、スロットルはWEP。
255km/h(IAS)まで滑走したのち即座に上昇を開始。
2000mから5000mまで260km/hを、それ以降は265km/hを維持した。
備考 | 馬力(hp) | 高度(m) | 上昇率(m/s) | 到達時間(sec) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
飛行場高度 | 1477 | 28 | ― | ― | ||
1487 | 500 | 23.6 | 20.5 | |||
1510 | 1000 | 24.5 | 40.2 | |||
1532 | 1500 | 24.9 | 59.7 | |||
1553 | 2000 | 25.2 | 78.9 | |||
1573 | 2500 | 25.4 | 97.9 | |||
全開高度 | 1588 | 2880 | 25.5 | 112.4 | ||
1575 | 3000 | 25.5 | 117.1 | |||
1540 | 3500 | 25.6 | 136.4 | |||
1513 | 4000 | 25.5 | 156.4 | |||
1489 | 4500 | 25.4 | 176.9 | |||
1468 | 5000 | 25.1 | 198.3 | |||
1449 | 5500 | 24.9 | 220.6 | |||
1431 | 6000 | 23.7 | 243.6 | |||
1336 | 6500 | 24.3 | 267.3 | |||
1249 | 7000 | 23.8 | 293.2 | |||
1106 | 8000 | 22.5 | 355.5 |
計測は最小燃料かつ燃料消費無しの状態で行ったため、実戦ではこの値よりも上昇率は高くなる。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
Re.2005「サジタリオ」(射手座の意)は、イタリアの航空機メーカー、レッジアーネ社が製作した戦闘機である。
1936年、イタリア王立空軍は、その近代化を目指し「R計画」という仕様書を公表、各メーカーに製作を促し、それに応じたレッジアーネ社はRe.2000を製作した。
Re.2000はその後も改良が続けられ、エンジンをドイツ製液冷DB601Aに換装しRe.2001となり、さらに再びエンジンをピアッジオ製空冷P19RC45に換装してRe.2002となった。
そのRe.2002のエンジンをドイツ製液冷DB605Aに三たび換装し、改良を施したのが、Re.2005である。
同じ液冷エンジンのRe.2001と比べて全面的に改良が施されており、胴体後部は大きく絞り込まれた。主脚は外側引き込み式となり、武装は12.7mm2門+7.7mm2門から、20mm3門(うち1門はモーターカノン)に12.7mm2門と大幅に強化された。また、Re.2002の頃より戦闘爆撃機として運用できるよう設計されており、胴体下部へ最大1000kg、または両翼の下部へそれぞれ160kgの爆弾を搭載することができた。
1942年5月に初飛行し、良好な性能を示したものの、G.55に比べ複雑で量産性に難があり、さらに、DB605エンジン(のライセンス品であるRA1050RA58)の生産も追い付かず、実戦参加は1943年4月、(連合国側資料と整合する)初戦果は降伏のわずか2か月前の1943年7月と大きく遅れてしまい、戦局に大きな影響は与えられなかった。
1943年9月の降伏までに生産されたのはわずか48機。生き残った機体のほとんどはドイツ空軍が接収し、その後、占領ドイツ軍およびイタリア社会共和国空軍(ANR)によって使用された。一部はベルリン攻防戦にも参戦したというが、定かではない。
参照:日本語版、英語版、イタリア語版各wikipedia、松田未来「空軍大戦略わーるどわいど☆うぃんぐす」第21回「フィアットG.50/G55&レジアーネRe.2000シリーズ~大戦中も進化を続けたイタリア戦闘機たち~」(イカロス出版刊「MC☆あくしず」 Vol.49に掲載)
小ネタ
最大で500kg+100kg×2となっている爆装だが、翼下には設計上160kg以上のものを懸架できないことになっているため、250kg爆弾や500kg爆弾は必然的に胴体下に吊るすことになる。
しかし、その胴体下には巨大なラジエータが我が物顔で居座っており、普通に考えれば搭載することはできないように思える。
まさかの左右非対称である。
この方法で搭載した結果重心は右にずれ、インストラクタが水平に保ってくれるABとRBならまだしも、SBでは案の定右に傾いてしまう。
とは言え、DB605Aのプロペラトルクは左向きのため、ある程度それを打ち消すことのできるやり方だとも言える。
ちなみに、ラジエータの左側には懸架できない上、翼下に爆弾を搭載した際もそれらの搭載位置は翼の随分後ろになっており、見ているだけで人を不安にさせてしまう。 本当に大丈夫なのかこの飛行機は
実装当初はレシプロ機トップクラスの上昇、日本機並みの旋回性能でBR5.0であり、同ランクにおけるOPとして君臨していた。その後性能はそのままに5.0→5.3→6.0とBRが上がったが、最終的には大幅nerfされてBR5.3に落ち着いた。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- 1コメおじさん。 -- 2019-09-12 (木) 02:01:56
- BR比の性能がやばい。上昇火力旋回と最高速が連合機に比べて少し遅い以外隙がない。 -- 2019-09-12 (木) 11:39:52