概要
玉座の間の上位種カード。
7コストと高価なだけあり、うまくアクションカードと噛み合った時は非常に強力な爆発力を発揮する。
玉座の間も組み合わせ次第で強力だったが、こちらは宮廷とアクションカードの計2枚で3枚分の働きをすることになるため破格と言える。
ただし、他のアクションカードと一緒に手札に来なければ役に立たない性質は同様であり、コストが高い分より大きなテンポロスになりかねないため、上手く活用できるような体制を心掛けたい。
利用法
- 玉座の間は、玉座の間で玉座の間を何度使用しても、玉座の間以外の2度使えるアクションカードの枚数は最終的に変わらない。
しかし宮廷は、宮廷で宮廷を使用する度に、宮廷以外の3度使えるアクションカードの枚数が1枚ずつ増える。
比較して、単に手札のアクションカードを使用する回数が1度増えただけに収まらないカードパワー差を持っている。
- 基本的な使い方は玉座の間の利用法を参照。
玉座の間と相性の良いカードは宮廷との相性も良く、玉座の間と相性が悪いカードは宮廷との相性も悪い。
ただしカード2枚で3枚分の効果になるため、玉座の間と少し勝手が異なる場合がある。
- 宮廷でキャントリップを選ぶだけでも手札枚数が増える。
- 宮廷で画策を選ぶと、それだけでデッキの上にカードを3枚戻せるようになるため、次のようなカードの戻し方が出来る。
- 宮廷・画策・任意のアクションカード
- 宮廷・宮廷・画策
- 宮廷で山守か巨人を選ぶと、3回使用する前と後で旅トークンの裏表が逆になる。
- 毎ターン裏向きにしたい場合、巡礼等が無ければ毎ターン偶数枚の山守・巨人を使う必要がある。
- 数少ないサプライに置かれる7コストのカードであるため、少々もったいないが改良の弾にして属州をゲットすることも可能。終盤戦でのダメ押しとして覚えておいて損はない。
- 改良自体キャントリップなので、過剰廃棄にさえ気を付ければ宮廷との相性は悪くない。
詳細なルール
- 手札からアクションカード1枚を3回使用する効果について、詳しくは玉座の間のルールを参照。
- 宮廷で手札からアクションカードを使用することは任意であるため、何も使用しなくてもよい。
関連カード
コメント
- 宮廷で、衛兵を使用したとき、アクション権は3アクション残ってるって事でいいんですか? --
- 玉座使うと2回になってるので、それで大丈夫かと。 --
- 玉座の間から使って結果が単純に2倍になる効果は、宮廷から使えば3倍になるという理解で問題無いですよ。 --
- 詳細なルールの2つ目の項目の「使用」がドミニオン用語の「使用」ではなく一般的な日本語の意味での「使用」について言及しているので、紛らわしいように思えます。宝の地図のように獲得可能なカードの枚数が増えない場合でも、ルール上はアクションを複数回必ず「使用」しているからです。 --
- すみません、「効果を得る」に統一してくれた方がいましたが一旦コメントアウトしました。単純に今のルールに合わせたら「カードを使用する」が正しいです。詳細を玉座の間のページに投げておいて唯一残すのが日本語準拠の「得る」の話では適切に思えませんでした。元となった文章は古いですし、無理に残しておかなくてもよいかと…。 --
- 例えば手札のアクションカードが宮廷、玉座の間、キャントリップのみだった場合、宮廷→玉座の間→キャントリップか、玉座の間→宮廷→キャントリップか、どちらが一般的にはベターでしょうかね。やはりアクションカードが来なければ話にならないので、3枚ドローできる後者の方が無難でしょうか。 --
- 2回目の宮廷で使用できるアクションの選択肢が増えやすいという点でも、カードを引く枚数が多い後者の方がベターに思えますね。アクションカードを引けなかった場合でも、多く引ければ財宝を引いて金量を上げることも、勝利点を引いてデッキを浄化することもできますし。 --
- アクションカードを引けた場合、前者はドロー2枚とターミナルアクション4回分の権利、後者はドロー3枚とターミナルアクション4回分の権利を確保した事になります。アクションカードを引けなかった場合、前者は2枚ドローして実質的に手札の宮廷が腐った状態、後者は3枚ドローして実質的に手札の玉座の間が腐った状態になります。やはり、どちらの場合も後者が有利に思えますよね。 --
- ↑「ターミナルアクション4回分の権利」ではちょっと紛らわしいので「手札のターミナルアクションを4枚消費する権利」に言い換えさせてください。 --