封土

Last-modified: 2024-11-18 (月) 21:06:25
収録拡張コストカード種別効果
暗黒時代4勝利点あなたのデッキにある銀貨3枚につき勝利点1を得る。(端数切り捨て)
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あなたはこのカードを廃棄したとき、銀貨3枚を獲得する。

概要

銀貨の数によって点数の変わる勝利点カード。
点数効率は銀貨3枚で1点と、ブドウ園境界地と並ぶ高効率で、特殊勝利点の中でも高打点を叩き出しやすい部類である。
問題はどうやって銀貨を集めるかで、毎ターン1購入でちびちび買っていてもほとんど点数にならないので、何らかの効果によって銀貨を大量に集めたい。
何人も封土を集め始めると、銀貨や封土の山札が切れてあまり点数が伸びなくなってしまう。周りの動向にも気をつけよう。
また廃棄時効果では銀貨を3枚獲得できる。封土自身の点数のためにも利用できるほか、廃棄時効果を目的にした活用法も考えられる。

利用法

  • 封土戦法の強みは「カード1枚当たりの得点効率が良い」「大量の銀貨を集めることでそれなりの金量が出しやすい」ということ。
    • ブドウ園同様、相性の良いカードがある場では属州越えの点数となることもある。
      • ただし、ブドウ園が抱える多種多様なアクションカードとは違って、封土を埋め尽くす銀貨には銀貨を集めやすくなるギミックが備わっていないため、枚数を集めるためには何らかの対処は必須である。
    • 銀貨4枚で属州購入などが狙えるのは封土ならではの強み。そこまで行く頃には点数自体は封土の方が高いことも多いが、属州枯れによる勝利を狙ったり属州ルートの相手の逆転の目を潰したりできる。
    • 銀貨のおかげで金量は出しやすいため、購入権を増やせるカードと組み合わせることで銀貨や封土を集めやすくなる。
    • 廃棄時効果は封土の点数を上げるためにも有用だが、封土を1枚失うデメリットの方が大きい場面も少なくないため注意。
      • 廃棄で失う点数は現在の封土の点数、得る点数は廃棄後に残る封土の枚数となる。4点×5枚などの状況では点が伸びないなど、封土戦法にとっては案外使いどころは難しい。
        5点×7枚所持(35点)→6点×6枚所持(36点)などは瞬間的には得だが、将来封土の点数がより上がる可能性もあるため、封土戦法をやっているときは廃棄には慎重になりたい。
      • 廃棄した後で墓暴き盗賊で回収する手もある。他プレイヤーに取られないように注意。
      • 改築などでの空廃棄で銀貨3枚を獲得する動きも場合によっては*1有効。
    • 交易人名品掘進といった銀貨を大量に獲得できるカードとの相性も言わずもがな。
      • 同セットの従者は銀貨獲得も購入権も相性が良い。
      • 交易人で封土を廃棄すると、銀貨を7枚獲得できる。
  • 特殊勝利点カードとして利用しなくとも、廃棄時効果のためだけに利用することもある。
    • 例えば、封土を4金で購入して手札の望楼で即座に廃棄し、銀貨3枚を獲得、とするのも良いだろう。
    • 大地への塩まきで廃棄すると、4金で銀貨3枚とおまけで1VPが貰える。ステロなど銀貨が邪魔にならない戦法なら非常に有力な初手候補となる。
    • 徴募官の廃棄材としても悪くない。

詳細なルール

  • 廃棄時に銀貨3枚を獲得する効果は強制である。銀貨がサプライに2枚以下しか無かった場合、残った銀貨を全て獲得する。
  • 大地への塩まきの効果でサプライの封土を廃棄した場合、大地への塩まきを購入したプレイヤーが銀貨3枚を獲得する。

余談

  • 読み方は「ほうど」。
    • 封土とは、封建君主家臣に領地として分かち与えた土地。(goo辞書より。コトバンクでも同様の説明あり。)
    • 「ふうど」という読み方もあるが、この場合は「古墳などの盛り土」などを意味するため、カードのイラストから連想できる読み方は「ほうど」である。

コメント

  • AI戦なら、サプライ次第ではあるけども割と点を稼げるようにはなってきたけど、対人戦でも普通の属州ルートと勝負出来るのかまだ自信がない。 -- 2023-11-08 (水) 04:20:02




*1 相手と封土を取り合っている状況であれば有効であるが、属州ルートの相手と真っ向勝負している場合は将来的に獲得できる封土の枚数が減る分損にもなる。