収録拡張 | カード名 | コスト | カード種別 | 効果 |
Nocturne | Ghost | 4* | Night | Reveal cards from your deck until you reveal an Action. Discard the other cards and set aside the Action. |
Duration-Spirit | At the start of your next turn, play it twice. (This is not in the Supply.) | |||
夜想曲 | 幽霊 | 4* | 夜行 | アクションカードが公開されるまで、あなたのデッキを上から公開する。公開したアクションカードを脇に置き、残りのカードを捨て札にする。 |
持続-精霊 | あなたの次のターンの開始時、そのアクションカードを2度使用する。 (このカードはサプライには置かない。) |
概要
3種ある精霊の1つで、デッキからめくれたアクションカードを次のターンに2度使用する持続夜行カード。
ターン開始時に強力なアクションを仕込める点、多くの玉座の間系とは違ってデッキ内のアクションカードを確実に見つけてくる点が強み。
強力な効果だが、それだけに獲得手段が限られており、手間もかかる。手間をかけて獲得すべきか、獲得した後はどのような用途で使うかを考えて判断すべきだろう。
組み合わせるアクションカードも選別しておくべきであり、せっかく獲得した幽霊が宝の持ち腐れにならないよう、アクション購入から次ターンの動きまで計画立てておこう。
利用法
- 強力なアクションカードを次のターンの開始時に2回使用で仕込めるのは強力で、ターンの動きが大きく安定する。
- ただし、幽霊自体の獲得が難しいため、幽霊を交互に打って毎ターン引き切りを安定させる構築を狙うのはかなり難しい。
- 夜行カードであるため、引き切り構築では購入したアクションカードが1枚なら確定で幽霊にヒットさせることができる。
- ただし、勝利点を集め始める段階になると幽霊の効果によるリシャッフルの影響で次のターンの手札の質が悪化する恐れがある。
- 幽霊のターン開始時効果を考慮しても事故が予想できる場合、使用しない方がよい場面もあり得るだろう。
- 手札交換で回すデッキなど、捨て札置き場に不要カードが残ったまま全てのアクションを使用しきる実質的な引き切りデッキにも同様の影響が出る。
- デッキや捨て札が残っている状況では幽霊が探すアクションはランダムになってしまい、なおかつ強制使用なので事故の危険性がある。
- 持続カードに当たった場合は、幽霊は全効果が完了するまで通常3ターンに渡って場に居残り続けるので、幽霊を使う回数が減ってしまい考え物。
- 手札に無いアクションを使用できる点や、デッキ内の勝利点や呪いをスキップして捨て札にできる点はメリットである。
一方で裏を返せば、デッキ中から探し出すアクションがランダムだったり、デッキ内の財宝や夜行カードも捨て札にしてしまうのはデメリットであるとも言える。
以下のように工夫して使用すべきだろう。- 財宝、夜行カードには余り頼らない、アクションでコイン産出orカード獲得を狙うデッキ構築を目指す。
- 幽霊で幽霊を公開すると流してしまうことにも注意。幽霊をデッキに複数枚入れるのも考え物。
- デッキに入っているアクションの種類を少なくする。
- (幽霊で当てると8金が出る)動物見本市があるなら、幽霊獲得後は持っているアクションを動物見本市に変えてしまうのも手。
- 望楼などで獲得したアクションをデッキトップに置けば、幽霊で確実に当てられる。
- 宝物庫は購入フェイズの終了時(夜フェイズの直前)にデッキトップに戻るため、確実に当たることになる。
- デッキを引き切って山札と捨て札を空にすれば、そのターンに購入したアクションカード(もしくは夜フェイズで獲得したアクションカード)が確実にヒットする。
- 財宝、夜行カードには余り頼らない、アクションでコイン産出orカード獲得を狙うデッキ構築を目指す。
- 廃墟をばら撒けば相手の幽霊を大幅に弱体化できる。
詳細なルール
- 墓地または悪魔祓いを使用するゲームの準備で、6枚の幽霊を山札にして用意する。
- 幽霊はサプライに置かれず、購入や通常のカードの効果では獲得できない。
- 幽霊の山札が空になったとしても、ゲーム終了条件には数えない。
- 公開されたアクションカードは、必ず2回使用しなければならない。
- デッキにアクションが無い場合など、幽霊の効果でアクションを公開できなかった場合、全ての公開したカードを捨て札にする。
この場合、幽霊は『次ターンまで持続する効果』を発揮しないので、使用したターンのクリーンアップフェイズに場から捨て札になる。 - 幽霊で公開されたアクションは、まず脇に置かれ、次のターン開始時に脇から場に出て使用される。
また、脇に置かれているカードは夜襲の効果で対象とされる「場に出ているカード」には当たらないことにも注意。
- 幽霊でアクションを2回使用する効果については、詳しくは玉座の間のルールを参照。
- 幽霊は玉座の間とは違いアクションではないこと&アクションの使用が「ターンの開始時」であることには注意。
- 幽霊の効果で共謀者を2度使用しただけでは、「(このカードも含めて)3枚以上のアクションを使用している」という状態とはならず、追加効果は得られない。
- 幽霊の効果で使用するアクションカードが他プレイヤーの女魔術師の影響を受ける場合、1回目の使用ではキャントリップの、2回目の使用では本来の効果を得る。
- 幽霊の効果で、ターンの開始時に呼び出せるリザーブカード(鼠取り、案内人、変容、教師)を使用した場合、酒場マットに置かれたカードを(まだ「ターンの開始時」なので)すぐさま呼び出すことができる。
- 幽霊の効果で、雇人などの「各ターンの開始時」の効果を持つカードを使用した場合、すぐさま「各ターンの開始時」の効果を2度発揮する(この場合、雇人が場に残り続けるので、幽霊も場に残り続けるので注意)。
- 幽霊は玉座の間とは違いアクションではないこと&アクションの使用が「ターンの開始時」であることには注意。
関連カード
拡張 | 名前 | 関連 |
夜想曲 | 悪魔祓い | 手札のカード1枚を廃棄して精霊を獲得できる夜行カード。 |
夜想曲 | 呪いの鏡 | 墓地を使用するゲームの準備で銅貨と入れ替わるカード。廃棄時にアクションカードを捨て札にすると幽霊を獲得する。 |
コメント
- 幽霊で幽霊を引いてきた場合は、次のターンの開始時に手札の2枚のアクションをそれぞれ2回使えばいいのですか(?) -- 2020-10-27 (火) 15:21:45
- それとも無効? -- 2020-10-27 (火) 15:21:55
- 幽霊はアクションカードではありません。めくる効果の際に、幽霊で止めずにアクションカードが出るまで公開を続けてください。 -- 2020-10-27 (火) 15:54:55
- 雇人に当たるのは、ハズレではなく大当たりですよ。使用ターンに仕事をしない双方の欠点を互いにカバーしていますし、最大効率でも2ターンに一度しか使えない幽霊の欠点がある意味無効化されています。 -- 2024-05-08 (水) 18:50:57
- 納得の指摘なので反映しておきました。 -- 2024-05-09 (木) 01:22:22
持続カード | ||||||||||
王国カード | 停泊所 | 灯台 | 漁村 | 隊商 | 前哨地 | 策士 | 商船 | 船着場 | 地下牢 | 道具 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
魔除け | 隊商の護衛(■) | 沼の妖婆(■) | 呪いの森(■) | 橋の下のトロル(■) | 雇人 | 女魔術師(■) | 資料庫 | 守護者(■) | 秘密の洞窟 | |
ゴーストタウン(■) | 納骨堂(■) | 悪人のアジト(■) | カブラー(■) | 夜襲(■■) | 貨物船 | 研究 | 村有緑地(■) | 艀 | 門番(■) | |
首謀者 | 輸入者 | 王家のガレー船 | 追いはぎ(■) | 契約書(■) | 航海 | 駐屯地 | 要塞(■) | 将軍(■) | 霊術師 | |
サル | アストロラーベ(■) | 船乗り | 潮溜り | 封鎖(■) | コルセア(■) | 海の魔女(■) | 海賊(■) | 岩屋 | 調査 | |
檻(■) | 秘境の社 | 現場監督 | セイレーン(■) | 密航者(■) | キャビンボーイ | 上陸部隊 | 旗艦 | 豊穣(■) | ゴンドラ(■) | |
縄(■) | 乗組員 | 拡大 | ロングシップ | 操舵手 | 切り裂き魔(■) | フリゲート船(■) | 埋められた財宝(■) | Riverboat | Samurai(■) | |
王子 | Captain | Church | ||||||||
サプライ外 | チャンピオン | 幽霊(■) | アンフォラ(■) | 尽きぬ杯(■) | 船首像(■) | 宝石(■) |