天幕

概要

分割された山札の一つである城砦の1番目のカード。城砦の山の循環効果に加え、クリーンアップフェイズにデッキトップに戻すことができる、ターミナル銀貨効果を持つ。
このカード自体はあまり強い効果を持っているわけではないので、後続の城砦を狙うために必要な第一歩と割り切るのが良いだろう。

利用法

• 山札戻しはデッキの回転が遅くなる代償がある一方で、城砦の山を何度も循環させる際には便利。駐屯地や堡塁の枚数差を付けたい時は選択肢となる。
• 資本主義の下ではクリーンアップフェイズにデッキトップに戻すことができる銀貨になる。
  • サプライに全4枚しかないカードなので、4枚全てを揃えて「毎ターン8金」を達成するのはあまり現実的ではないが、他カードの組み合わせによって近い動きは考えられる。
    • 輸入者と工芸家ギルドが用いられるゲームでは(他プレイヤーが気づかなければ)デッキ1巡目で天幕4枚を獲得しきるパターンもあるので、見逃さないように。
    • 商人の野営地を使えば資本主義が必要無い上に天幕も3枚で済む（商人の野営地2枚、天幕3枚）。それでも3枚必要にはなるが。

詳細なルール

• 城砦のサプライの山は、ゲーム開始時、「一番上の4枚が天幕、次の4枚が駐屯地、次の4枚が堡塁、最後の4枚が要塞」となるように置かれる。
  • 城砦のサプライの山札は、ランダマイザーの記載により、「コスト3のアクションの山札」と見なされる。
    • 魔女娘の災いカードの山札とすることができ、オベリスクなど各種ランドマークで参照される「アクションの山札」にも含む。

• 複数枚の天幕を場から捨て札にする場合、好きな枚数の天幕をデッキトップに戻すことを選ぶことができる。
• 天幕を場に出さずに使用した場合、場から捨て札にならないのでデッキトップに置くことができない。下記の事例が該当。
  • はみだし者などの命令カードでサプライにある天幕を使用する。
  • ネクロマンサーで廃棄置き場にある（表向きの）天幕を使用する。
  • 相続(2019年のルール変更とエラッタを適用)した屋敷を使用し、（相続の効果で）脇に置いた天幕を使用する。
  • ハツカネズミの習性で脇に置かれた天幕を使用する。
  • 王子（持続カードとなった最新版）の【王子アクション】により、脇に置いた天幕を使用する。
• 天幕を場に出して使用してもその後に場から離れた場合、デッキトップに置くことができない。下記の事例が該当。
  • 行進で天幕を使用し、廃棄した。
  • 増築で、場に出ていた商人の野営地を廃棄した。
  • 使用した天幕にウミガメの習性を指定し、脇に置いた。

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