堡塁

Last-modified: 2023-02-05 (日) 11:20:17
収録拡張カード名コストカード種別効果
AlliesHill Fort5Action-FortGain a card costing up to $4. Choose one:
Put it into your hand; or +1 Card and +1 Action.
同盟堡塁5アクション-城砦コスト4以下のカード1枚を獲得する。次のうち1つを選ぶ:
「それをあなたの手札に加える」;「+1 カードを引く、そして+1 アクション

概要

分割された山札の一つである城砦の3番目のカード。工房効果に加え、獲得カードを手札に加えるか、キャントリップを得る効果を持つ。
コンボデッキで今必要なカードを手札に入れたり、銀貨を手札に加えて即座に2金出力を増やしたりと、状況に合わせた使い方ができる。
獲得カードを手札に加える動きが強いが、最も強力なのは「引き切り時使うことで、獲得カードをすぐさまドローして1アクション補填」できる点。工房系カードの中でもかなり強力なカードといえる。

利用法

  • コスト減効果と組み合わせると、堡塁で堡塁を獲得して手札に加えられる。アクション権が十分残っていたり学園購入後だったりすると、即座に堡塁を枯らすことができる。
    • コスト減されている場合は王笏をサプライの山にあるだけ獲得できるコンボも見逃さないように。
  • 財宝or夜行カードであれば手札に加えてそのまま使用できるので、組み合わせるのも良いだろう。
    • ポーションも手札に加えられるので、サプライにゴーレム支配などの高いポーションコストカードしかない場合は、デッキをある程度成長させたゲーム中盤からポーションを獲得するパターンもある。
    • ゴーストタウンはキャントリップ効果を選んでも手札に入るためデッキの流れを阻害せずに次のターンを強化できて特に好相性。

詳細なルール

  • などでカードのコストが下がった場合、下がった後のコストが4コスト以下であれば獲得できる。
    • 村→橋→堡塁の順にカードをプレイした場合、堡塁で公領(コスト5→4)を獲得できる。
  • ポーションをコストに含むカード(ブドウ園など)、負債をコストに含むカード(技術者など)は、どちらもコスト最大4(コイン)までのカードに含まれないため、獲得できない。
    • 堡塁で獲得できるカードは、正確には「コスト最大4コイン0ポーション0負債までのカード」とみなされるため。
  • イベントプロジェクトはカードではないため、獲得できない。
  • 堡塁の後半の効果は「選択効果」なので、長老の対象となる。詳細は専用ページを参照。

2019年のルール変更とエラッタにより、以下のような処理となる。

  • 堡塁の効果では、獲得したカードは獲得先を「訪問」しており、その後、堡塁の効果でカードを手札に加える。これは「移動阻止ルール」に抵触する場合がある。
    • 堡塁の効果によって獲得したカードが獲得先以外の場所に移動した(例えば都市国家技術革新の効果で場に出た、アザラシの習性によりデッキトップに移動した)場合、獲得したカードは堡塁の効果で手札に加えることができない。
      (遊牧民の野営地のような獲得先が捨て札ではないカードの処理との違いに注意)
      • 厳密にいえば、このような場合は「手札に加える(加えようとして、その処理に失敗する)」か「+1ドロー&+1アクションを得る」かどちらかを選ぶ(通常は後者を選択することになる)。
    • 一方で、堡塁の効果によって獲得したカードが、「(付随する獲得時効果の処理などにより)捨て札にはあるが、一番上に(公開情報として)見えていない」という状態となった場合、捨て札を全て見て、堡塁の効果で獲得したカードを手札に加えることができる。
  • カードの獲得に誘発する効果は、カードを獲得先に移動してから「(獲得先から)手札に加える」か「+1ドロー&+1アクションを得る」を選択するに割り込まれる。
    • たとえば、堡塁を使用して牧羊犬を獲得しそれを堡塁の効果によって手札に加えた場合、手札に加えたその牧羊犬でリアクションすることはできない。
      • このとき、牧羊犬の獲得に対して手札にあるそりでリアクションして手札に加えた場合は、手札に加えた牧羊犬でリアクションすることができる。
        (その後、「牧羊犬を手札に加える(加えようとして、その処理に失敗する)」か「+1ドロー&+1アクションを得る」かどちらかを選ぶ。)

余談

城砦のカードの中で、唯一仮想コインを産出しない(資本主義の対象外である。)。その代わりではないが、カードを獲得する効果を持つ。

コメント

  • アザラシの習性の効果で移動阻止ルールに抵触する理屈は分かるのですが、アザラシの習性の効果の適用は任意ですし、実戦でアザラシの習性と移動阻止ルールの兼ね合いで不利益が生じる事態って何かあり得るのでしょうか? -- 2022-04-03 (日) 13:36:59
  • むしろ手札に加えるよりもデッキトップに乗せたままである方が嬉しい場合にアザラシの習性の効果を適用して「手札に加える(加えようとして失敗する)」を選択することができる点に利益がありそうです。
    具体例としては、山札に村が固まっており、手札が「村、堡塁、任意アクション、屋敷、屋敷」の場合に、村→任意アクション(アザラシ)→堡塁で鍛冶屋を獲得し上記の選択をすれば、次の手札として鍛冶屋を村とともに引くことが期待できます。 -- 2022-09-27 (火) 23:54:13


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