概要
DQ3初出。
6本の腕に持つ剣を操る骸骨の魔物。骨は薄紫色で、鎧兜は緑色。
アニメ化・3Dモデル化の中で6本の腕がネックになってか再登場の機会がなかったが、DQ11にて久々の復帰を果たしている。
命名は「ソード(剣)」を持った「アンドロイド(人造人間)」ということか?
もしくは、「ソード(剣)」+「ブレイド(刀身)」からだろうか?
色違いに【がいこつけんし】、【じごくのきし】、【デーモンソード】(リメイク版のみ)がいる。
余談だがDQ3発売当時トミー(現:タカラトミー)から発売されていた「ゾイド(ZOIDS)」シリーズの人気が高かったことと関係するか不明だが、「ソーゾイド」「ソードイゾ」と誤認される場合もあった模様。
現在でもネット検索すると間違った名前がいくつかヒットする。
DQ3
【ゾーマの城】B3~B4階のみに出現する。
FC版では最後に遭遇する雑魚モンスターである。出現範囲は限定されているが出現率が異様に高く、城内ではいやというほど湧いてくる。
この系統の例に漏れず素早さが99と高く、おなじみの完全2回行動で攻撃してくるほか、痛恨の一撃も放ち、HPが減ると【ベホイミ】も使う。
しかも判断力が高いので、HPが減ると優先的にベホイミを使ってくる。
攻撃力は【ドラゴンゾンビ】に次ぐ158を誇り、シンプルながらダメージが蓄積しやすい。
ゾーマの城に到達したレベル帯での勇者や戦士、武闘家の攻撃では一撃で倒しきれず、ベホイミで回復されて戦いが長引くケースが多いため、【バイキルト】を惜しまず唱えて火力の底上げをしよう。
このときバイキルトに費やしたMPは、【マホトラ】でソードイド自身から奪うのもいい。
攻撃呪文を使うのであれば、メラ・ギラ・イオの炎熱系が比較的有効だが、消費MPと外れるリスクを考えるとあまり効率的とはいえない。
見た目通り【ニフラム】も通りやすく、そのままラスボス撃破を目指すなら経験値は無視してよいので、消し去ってしまうのも手。
このように強敵ではあるのだが、【やけつくいき】を使ってくる地獄の騎士が凶悪すぎるため系統内ではどうにも地味。
落とすアイテムは【ふぶきのつるぎ】(1/128)。
今さら手に入れても役立つとは言い難いが、アイテムコンプリートを目指す場合は出現率の関係もあって下位種の地獄の騎士(1/256)より効率がいい。
3匹組を倒すと、4人でも【メタルスライム】2匹分よりも多い2385もの経験値がもらえる。
装備やレベルが十分なら、逃げる確率が高く不確定要素が多い【はぐれメタル】よりも、確実に稼げるゾーマの城B3~B4でマラソンする方がいい場合もある。
完全2回行動で、痛恨の一撃にベホイミと攻守ともにバランスがとれているため、【格闘場】では安心して賭けることのできるモンスターである。
ただし、攻撃呪文を得意とする【マントゴーア】や【アークマージ】が相手になると、やや分が悪い。
また、登場時期が最終盤ということも関係してか、ゾーマの下僕たちと一騎討ちになることも多く、その場合はさすがのソードイドといえども瞬殺されてしまう。
リメイク版
獲得ゴールドが微増した以外は、耐性も含めて能力は全く変わっていない。
SFC版公式ガイドブックでは、「攻撃呪文はメラ系以外ほとんど効かない」とあるが、これは誤り。
ふぶきのつるぎを落とす唯一のモンスターとなったが、そもそも市販品となったのでドロップ目的で狩る意義は薄い。
一方で経験値効率が高いという点は変わっていないので、【くちぶえ】も駆使してムチ系やブーメラン系の武器で狩りまくれば、このエリアは他の敵でも大抵2000以上の経験値が入るため、DQ3屈指の稼ぎ場となる。
ちなみに、上位種の【デーモンソード】よりも獲得経験値は多い。
GBC版ではサイズが更に小さくなった影響で、最大4体まで出現する光景が見られる様になった。また、【モンスターメダル】のドット絵が、下位の2種と違って普通に白目があるように見える。(これはデーモンソードも同じ)
DQ11
約30年ぶりに本編再登場。
本作ではデーモンソードがハブられたので、系統最上位に返り咲きを果たす。
過ぎ去りし時を求めた後の世界に登場するため、強・邪バージョンは存在しない。
この系統で【がいこつけんし】に強バージョンが、地獄の騎士に邪バージョンがいるのだが、がいこつけんし・強が上位に当たる。
過ぎ去りし時を求めた後の、夜の【デルカダール地方】、夜の【デルカコスタ地方】、及び【グロッタ地下遺構】に出現。3DS版では上記に加えて【名もなき地】(【古代図書館】東、地図の東端の島)にも現れるほか、欠席した【ハーゴンのきし】の代役として【ロンダルキアへの洞窟】に客演する。下層にしか出現せず、地下1階はこいつしか出てこないあたり【くさったしたい】の代理かもしれないが。
また【ワイトキング】から呼び出されることもある。
2回行動を剥奪されたが、【はげしく斬りつける】、260ダメージ前後の痛恨の一撃、330程度回復する【ベホイム】を使用するなど、行動パターンはDQ3とほとんど同じ。
通常ドロップは【大きなホネ】。レアドロップは【ライトニングソード】。
DQMSL
【ゾンビ系】のSSランク。ガチャ限定の【がいこつけんし】からの最終転生先。
リーダー特性は「全系統攻撃力+15%(新生後は18%)」。
習得特技は【猛毒】効果の全体斬撃「ポイズンブレード」と防御デバフ効果の多段斬撃「メッタ斬り」。
【新生転生】で【超はやぶさ斬り】と様々な能力デバフを持った多段斬撃「絶・六刀流」を習得する。 後の上方修正により、パーティにゾンビ系が6体以上(後に5体以上に修正された)いると絶・六刀流の威力が上がる仕様になった。
リーダー特性も相まって、絶・六刀流がデバフ技として優秀なため、【屍騎軍王ゾルデ】らと共にゾンビ系縛りのミッション等で使われる事がある。
ただし、若干素早さが低いので【ピオリム】等で補強しないと身かわしされやすい点に注意。
【ひんしでかいしん】の特性を持っており会心率を上げやすいものの、ゾンビ系上位種のお約束とも言える【亡者の執念】は所持していない為、耐久面に若干難がある。
豆知識によれば「長く険しい剣の道の果てに、六刀流を体得した魔界の大剣豪」らしい。
……代わりに死んでるけど。
DQM3
モンスターズ本編にも登場。多分こっちの方のがいこつけんしが登場していたらこいつも登場できてなかった
【ゾンビ系】Bランクで、がいこつけんしと【ソードファントム】の配合で作れる。
特性は【しっぺがえし(特性)】・【ロケットスタート】(Lv20)・【メタルハンター(特性)】(Lv40)・【2回行動】(Lサイズ)・【超会心率アップ】(Lサイズ)・【背水の陣】(Lサイズ・Lv60)。
【いばらドラゴン】との配合で【ローズバトラー】が、【だいおうイカ】との配合で【クラーゴン】が作れる。
所持スキルは【剣闘士】。
ライバルズ
第7弾カードパックにて共通カードとして登場。レア度はレア。
7/5/6 ゾンビ系
召喚時&死亡時:味方リーダーのHPを3回復
相変わらず回復呪文を唱えるが、今回は対象が味方リーダーでしかも2回回復する。
ただ回復量的にベホイミではなく【ホイミ】なのが残念。
【レジェンドホーン】と非常によく似たカードだが、あちらに比べてコストが2重い代わりに回復量、共通カードである点、ヒーローレベルの影響を受けない点、ゾンビ系シナジーを受けられる点が長所。そのため【アスラ王】とともに採用され、一気に展開することにより盤面の取り返しとともに回復を行う構築が流行し、【アスラ王】のナーフに至るまで活躍した。
また似た立場の【ファントムシャドウ】と比べた場合、こちらは【魔法使い】に対してより強い。
ウォーク
DQ3Rewalkイベントで2024年6月25日より登場。
それまでの【マタンゴ】と入れ替わるように5章以降のイベントクエスト受注中にフィールドに出現。めったに見かけないモンスター。
7月2日以降は【ヒドラ】のほこらのプラス版でも出現し、倒すと確実にこころを得られる。
はげしく斬りつけて全体攻撃と追加で2回攻撃するほか、HPが減るとベホイミで回復も図る。
こころは青色でコストは152。同色の【黒竜丸】から器用さを削って素早さに回したような配分で、素早さの他MPや回復魔力に優れる。
高グレードでは特にイオ系の斬撃・体技ダメージが大きく増加するほか、Sでは戦闘終了時にMPを5回復し、ニンジャでは力を10、大神官ではスキルHP回復効果5%増加がつく。
期間中に金のモンスターメダルを入手するとSを1つ入手できる。
ドラけし!
サービス開始初期よりドラポン限定で登場。
星4の緑属性で、スキルは円形範囲の敵の行動を遅延させる「やけつくいき」。