概要
DQ7で初登場したモンスター。白髭に紫色の上半身、赤色の獣の下肢を持った悪魔。
【アンクルホーン】、【ブルデビル】、【ヘルバトラー】の色違いで、この系統の最上位種。
総じてドロップアイテムがレアであることが多い。流石カイザーである。
名前は「死」を意味する英語「death」とドイツ語で王者や皇帝を意味する「Kaiser」の組み合わせ。
その名の通り死を賭して戦うことを美学とし、敗北してなお生きようとするものには凄惨な死を与えるとか、死期を悟ると魔界の谷に行き一人で死ぬなど、王者の名に恥じない誇り高い性格らしい。
しかし、DQ10のまめちしきではヒゲからついた単なるあだ名ということになっている。
DQ7の敵キャラをコピペしたDQ4の【謎のダンジョン】ではアンクルホーン初登場作品でもあるのに、何故か出てこない。
敵特技すら使い回しのリメイク版DQ4のこと、DQ7をコピペしてもイオナズンと凍える吹雪(DQ4になると凍える吹雪はDQ7での氷の息相当)ならば強くもない。
なお、キャラバンハートには【デスサイザー】というモンスターが存在するが、名前がもじられているだけで特に関係はない。
DQ7
【謎の異世界】の比較的浅い階層に出現する。
【ぶきみなひかり】を放って耐性を下げ、【イオナズン】や【こごえるふぶき】で攻めてくる。
だが、周囲には【しゃくねつ】やら【痛恨の一撃】やらを多用する敵が多いため、それほど強くは感じない。
その横幅が広い体型ゆえに、一度に多く出てこられないのがある意味一番の弱点。
耐性は高めだが、メラ系とデイン系、ブレス攻撃、ルカニ系は有効。
落とすアイテムは【ふぶきのつるぎ】で、こいつからのドロップでしか入手できない貴重品。
【モンスターパーク】では何故か湿地帯に居る。ヒマでヒマで仕方が無いらしい。
DQ9
【宝の地図】の洞窟・火山タイプのSランクのみに出現する。
HPは1056、攻撃力はなんと684、守備力は648と総じてパラメータが高く、更に2回行動までするかなりの強敵と化し、枠(=画面上の大きさ)を取らないため最大3匹で出現することもあり、ステータスだけ比較すればより強いモンスターもいるが、その大抵は1匹出現だったり1回行動だったりなので、実質の最強はこいつと言えよう。
【テンションブースト】で一気にテンションを50まで溜め、灼熱や【暗黒のきり】を放ってくる。
特にテンションを上げた直後の攻撃は非常に危険。HPの低い仲間は一撃で倒される可能性がある。
行動パターンこそ固定化されているので、テンションがあがった状態で通常攻撃以外は使用しないが、初手が灼熱か通常攻撃なので一斉に灼熱を使われる危険性もある。
相手がテンションを溜めて終わった時は、速やかに【いてつくはどう】などで解除しよう。
【スクルト】や【ベホマラー】、【ザオリク】を使える【賢者】をパーティーに入れておくと比較的楽。
暗黒のきりの対策に、【ひかりのはどう】を使えるようにしておくとよい。
守りを固めた上で、弱点である氷、光属性の強力な攻撃で倒したい。
落とすアイテムは通常枠が【まじゅうの皮】、レア枠が【ちからのルビー】。
クエストNo.183【補習授業 15時間目】では、デスカイザーを【どくばり】の1ダメージで倒せというムチャクチャな要求をされる。
こいつには即死は効かないのでどくばりが急所に直撃して失敗、といったことはないのだが、何しろ1ダメージなので綿密なHP調整はほぼ必須。
一体何故こんな強者がこんな奇妙なクエストの対象に……。
DQ10オンライン
Ver.3最終盤で登場。なお、今回は(中ボスである)ヘルバトラーよりもステータスは低い。
しゃくねつ、イオナズン、バギムーチョ、2回行動を使う。
詳細はこちらを参照。
DQ11
【勇者の試練】(PS4版等では奈落の冥城、3DS版や2Dモードでは奈落の冥城と常闇の氷原)に出現する。
【たいあたり】、【しゃくねつ】、【イオナズン】、【暗黒のきり】の他、【れんけい技】で【クロスイオグランデ】を使用する。
行動を起こす前に倒してしまいたいが、HPが1580と高い上に毒と転倒以外の全ての状態異常に耐性を持っており、一切行動させずに倒すのは困難。
のんびり戦っているとイオナズンを連発してくることがある。イオグランデよりランク落ちしていると油断していると暴走させる危険性もある。
特に【サタンフーラー・強】と一緒に出てくると【イオグランデ】とイオナズンが重なり危機に陥ることも。
また、こいつ自体も集団で出現することがある。特に3DS版では、奈落の冥城では2体までしか同時出現しないものの常闇の氷原ではかなりの確率で3~4体の集団で出てくる。
耐性があるとはいえ状態異常が全く効かない訳ではないので、【ラリホーマ】や【メダパニーマ】などで1体でも多く行動を封じたい。
ドロップ品は、通常枠が【だいしんかのひせき】でレア枠が【蒼炎のツメ】。どちらも旨みがある。
蒼炎のツメの入手先はこいつだけなので、これ目的で乱獲されることもある。
人によっては、だいしんかのひせき集めに利用しただろう。【テンタクルス】と違って、【シンボルエンカウント】により、選択的にバトルできるのが利点。
また、転生モンスターの【ミリオンゼニー】を求めて【ジャックポッター】と戦い続けていると、お供で出てくることが多いコイツの犠牲者数も上乗せされていく。
余裕があればドロップ率上昇装備で狩りの効率を上げてもいいが、上述の通り強敵であるため、油断・慢心はくれぐれも避けよう。
3DS版とDQ11Sでは【星空の祭壇】の【見えざる魔神の道】でもメタルキングフロアで【メタルキング】のお供として出現する。
他のフロアの敵と比べて場違いに強い敵な上、2体まで同時に出現するので、【メタル狩り】時には【ユグノアの子守歌】で眠らせるなどの対策が必要だろう。
なお、3DS版で【魔道士ウルノーガ】を倒す前にこいつを討伐してリストに加えると、主な生息地が星空の祭壇ではなく【メダチャット地方】になっており、間違っている。本当にいるとすれば、ケトスが無くて立ち入れない西の高台に潜んでるくらいしか可能性が無い。邪神復活後にヘルバトラーが出現することと関係があるのかも……。
また、魔道士ウルノーガを倒した後では主な生息地がネルセンの迷宮だけになり、引き続き間違っている(実は【メタルキング】も星空の祭壇に出現しないことになっている)。
ジョーカー3プロ
アンクルホーンやヘルバトラーの復活の共に登場。悪魔系のSランク。
入手方法は【ヘルバトラー】と【スライムエンペラー】の配合のみ。
【魔王の使い】、【シャンタク】、【シャドーノーブル】との4体配合で【ヘルクラッシャー】が誕生する。
合体特性は【超マジックガード】、合体特技は【雷雲招来】。
初期スキルは【炎の息吹】。
DQMSL
悪魔系SSランク。ガチャ限定。
Aランクの【アンクルホーン】からの最終転生先。
習得特技は【イオナズン】と【魔力かくせい】。
更に【イオ系のコツ】も持っている。
どこパレ
悪魔系SSランクとして初期に実装されたモンスター。
目玉とされていた特技はやはりイオナズン。
しかし無料で入手できるモンスター【ベリアル】が上位のイオグランデを使える上ステータスも負けていたため、SSランクの中でも【はめつの使者】や【ダークファンタズマ】と共にハズレと称されていた。
とくぎセレクションでは念願のイオグランデを習得したものの、一緒に登場したモンスターがよりにもよって人気の【妖魔ジュリアンテ】だったため、SS確定演出からデスカイザーが出てくると「お前じゃねーよ!」とヘイトを集める結果に。
その後「とくぎセレクション」で強デスカイザーとして実装され強化されたものの、
お世辞にも強化されたとはとても言えないステータス、目玉とされていたはずの特技【ばくれん斬り】がお世辞にも強いと言えないなど他の作品での活躍が嘘のように不遇な扱いを受けている。
少年ヤンガス
配合限定で登場。
ヘルバトラー×【グレイトマーマン】で誕生する。
成長限界はレベル50。
デフォルトネームは♂が「スカイザ」、♀が「イザベル」。
イオナズンや【ちからをためる】を使えるので結構役立つ種族。ステータスの伸びも高い。
ただ、【はげしいほのお】という余計な特性まで持っているのが惜しい。
成長が遅いのが難点だが、【デスピサロ】の親になるのでしっかりと育てたい。
【キラーマシン】を相手に【デスピサロの魔石】を贈ればデスピサロが誕生する他、【ももんじゃ】系統相手で【ボストロール】も生まれる。
公式ガイドブックにはダンジョンには登場しないのに経験値が780と記載されている。
こっちでもやはりヒマでヒマで仕方が無いようだ。
ヒーローズ2
【闇の浮遊城】で【魔王ザラーム】四天王の一角、「魔帝」として登場。戦闘曲はDQ7繋がりで【強き者ども】。
開幕時に【いてつくはどう】でテンションゲージがいくら溜まっていても0にされる。これは他の四天王も同様。
【ドルマ系】呪文や闇のブレスといった闇属性攻撃を多用するほか、この系統お馴染みの突進などで攻撃してくる。
【ミュシャド】同様に雑魚敵召喚を行い、【じごくのよろい】、【グレイトライドン】、【デスプリースト】、【ブラッドマミー】を呼び出す。
ドルマドンは実際にダメージ判定が発生するまで吸引力があるのでジャンプやみかわしを駆使しないと抜け出すのは困難だが、この呪文を意識しすぎて周囲の雑魚敵に攻撃されてしまうこともあるので注意。
他にも【時空の迷宮】で時空の番人として登場する他、クリア後は【闇の森】に雑魚敵として出現する。
雑魚版はやや実力が抑えられてるがやんちゃ個体だと作中で5本の指に入る実力者でやんちゃチャンピオン最大の障害として立ちはだかる。
この雑魚版のみ海魔の眼甲を落とすことがある。
時空の迷宮のボス版は【ワイトキング】×2→【バズズ】×2&【ベリアル】→【マネマネ】&【ドルマージュ】の大群の順に呼んでくる。
また四天王の中では唯一仲間にすることが可能。サポートタイプの仲間モンスターの中では頭抜けて能力値が高く、
圧倒的実力を見せつけ自身やべリアルのやんちゃ個体でも出くわさない限り無敵の強さを誇る。
もっとも所詮はクリア後のオマケ扱いなのだが……。
ライバルズエース
真3弾カードパック「星降りの決戦」にて実装。魔剣士専用ユニットのスーパーレア。
5/6/6 あくま系
先制
召喚時:味方リーダーに25ダメージ、対戦中に出た他の味方のあくま系の数分-3ダメージ
自身の攻撃で敵1体を死亡させる度敵リーダーに3ダメージ
【イル&ルカ】の登場に伴い多数実装された単種族特化デッキ用カードの1枚。
当初は「対戦中に出た他の味方のあくま系の数分-2ダメージ」であったためにデメリット効果をなくすためには合計で13枚のあくま系を必要とした。
アップデートで上方修正を受けて9枚で十分となった。
実装当初はデメリット効果を踏み倒す目的で【キングモーモン】の効果で出すというコンボで使われていたが、上方修正でその必要性はやや薄くなってしまったが依然としてキングモーモンが出すことのできる最良のあくま系というポジションは死守している。
最後の効果はゲームエンドを早める効果となっている。出したターンにユニットを攻撃できる先制との相性も非常に良く、【ホラーウォーカー】などと合わせて想定外のダメージを与えてやろう。