地名・地形/【アウザーの屋敷】

Last-modified: 2024-03-20 (水) 14:40:49

FF6

ジドールに存在するダンジョン。その名の通り街一番の金持ちアウザーの所有する屋敷である。
世界崩壊前はほんの入り口までしか入る事ができず、攻略は崩壊後となる。
多くの名画が飾られているが、中には調べたり触れると戦闘に突入する絵もあり
状態異常を引き起こす攻撃を行うモンスターも多いので注意が必要。
最深部にはボス敵のチャダルヌークと、かつての仲間リルムがいる。


このダンジョン及び崩壊後のジドールの街で流れる音楽「からくり屋敷」は
かつてFF2の曲として作成されながら没になった音楽を再利用したものである。


崩壊前と崩壊後で一部の飾ってある絵が変わる。
崩壊前はオルトロスの絵(「どこかで見たような気がする…」という説明)が飾ってあった箇所に、
崩壊後にはガストラ皇帝の絵が飾ってある。
なお、崩壊後に最初に訪れた時は入口が真っ暗であり、深部も一部を除き真っ暗であるところが、
ここで起こるさまざまな怪奇現象を引き立てている特徴的なダンジョンと言える。

暗い時に階段を登ろうとすると、「く…る…な…」という謎の台詞とともに押し戻されてしまう。近くにある日記を参考に明るくしよう。
それにしても、この台詞は一体誰の台詞なのだろうか…

  • 崩壊後に竜の首コロシアムにいる「俺は帝国兵!…の生き残り」さんから
    「皇帝に二度話しかけろ」とアドバイスされるので、アウザー屋敷の皇帝の絵に二度話しかけると……

崩壊後はチャダルヌークを倒す前に花の絵を調べておくといい。
獣ヶ原でも出てくるため、ガウが反則級の技「誘惑」を使えるようになる。

  • GBA版では魂の祠にも出てくるので、この屋敷で出会い損ねても大丈夫。
    • とは言ってもそのタイミングでは誘惑を使える(ロフレシュメドウで暴れられる)のがほぼ全てをやりきった後になってしまうので、やはり屋敷でエンカウントしておいた方がいい。

オルトロスやガストラ皇帝の絵のほか、オペラのマリア(の代役で出たセリス)の絵もある。

  • このマリアの絵、初めて見るときは後ろ向きだが、目の前に来ると横向きになっている。
    何か怪しそうではあるが、調べても何も起こらない。
    • ちなみに前者は廊下、後者は空飛ぶ宝箱の部屋で見られる。
      何気にこの屋敷で一番怖いポイントかもしれない。

この屋敷には4つの宝箱がふわふわ浮かんでいる部屋があり、
いずれもネイショリズムクアールキャット×4とのバトル後に開けることができる。
その内訳は「2000ギル」「ハイポーション」「エーテルターボ」「万能薬
……と表示されるのだが、実はこれらは全てが大嘘で、
実際の中身は「293ギル」「ポーション」「エーテル」「金の針」となっている。
GBA版では入手メッセージも中身通りに修正されたのだが、中身が違うことに気付かなかった人が多いためか、
攻略サイトなどでは「GBA版で宝箱の中身がショボくなってしまった」と誤解されてしまっている事が多い。
似たようなメッセージミスは封魔壁への洞窟でも起こっている。

  • というか、2000ギルと万能薬に至っては封魔壁への洞窟のミスと全く同じである。使いまわしたのだろうか。
  • ギルの量はともかく、アイテムの種類がどうも1ランクずつ落ちているように思える。
    イベントを設定したあとにアイテム番号でもずらしたのか?

ギルの半端な数値について考察してみた。16進数で考えると

  • 293=256×1+ 16×2+5
  • 2000ギルを16進数で表す時に単純に16で割って125でいいと思ってしまったのだろう。
    2000÷16=125だが16進数の「125」は10進数で293ギルでしかない。
  • 10進数の2000ギルを設定するためには256×7+16×13+1×0
    16進数で「7D0」としなければならなかった。
    • はっきり言って、すでに後半に突入しているこの時期に293ギルや、ましてポーションなどもらってもどうしろと、と言うしかない(しかもバトルの手間を挟んで、である)。
      同時期に手に入る他所の宝箱を考えても、元々メッセージ表示の方が本来想定していた中身であろうと考えるのがごく自然だと思われるので、リメイク版で修正するならメッセージの方に合わせてくれなかったものか。
      • 崩壊前ならともかく崩壊後ではバトルする手間も考えると、修正前メッセージの2000ギルやハイポーションでも割に合わない感が強い。ギルはせめて1万以上、ハイポーションもエクスポーションにしてほしかった。

屋敷の地下には炎属性弱点のモンスターが多い。
また、ほとんどのモンスターからゴロネコスーツなどの着ぐるみ系スーツを盗むことができ、
ベヒーモスーツ以外の着ぐるみ系スーツは全てここのモンスターから盗むことが可能。


BGMの妖しさ、諸々の仕掛けから、一部プレイヤーには「幽霊の闊歩する魔列車より怖い」と評判である。
お化け屋敷的な意味で。

  • 古代図書館といい神羅屋敷といい、
    洞窟系よりもこの手の人工的な居住(生活)空間を舞台にしたダンジョンの方が怖い気がする。
    • 「イフリート…怖いよ~」のギャグ的要素があるから、一番マイルドなのは古代図書館か。
      このアウザーの屋敷はその雰囲気に飲まれなければ一応何とかなる。
    • 一番怖いのは神羅屋敷か。あちらは凶暴な敵イカに襲われる恐怖が常について回る。場所が場所だけに大きな事件のあったいわくつきのところだし。
      神羅屋敷に限っては、もはやお化け屋敷ではなく、完全に「化け物屋敷」である。
    • もとより人が住めるかどうかわからない、人が作ったものではない、というような自然物より、
      明らかに「もともと人の意志で作られた」「かつては人が住んでいた・使っていた」「しかし、何らかの理由で人がいることが出来なくなった」というような要因があるからではないか、と思う。

何気にテレポが効かない。

  • おそらく下記にあるドアタイマーを維持させないためだろう。

この屋敷に出てくるモンスターは、ラクシュミ魔石に惹かれてやって来たものらしい。
後の駆除が大変そうではある。

  • ネコ、カラス、婆さん、ボール…ラクシュミの色気に引き寄せられたとは考えにくいメンツだ。
    • 一応この設定は当時発売されていた攻略本(NTT出版ではないもの)に記載されていたりする。

ちなみに、事件が解決しても、まだエンカウントでモンスターが出てくる。
着ぐるみ系スーツを後から集めたい人も安心できる。

  • ロフレシュメドウだけは会えなくなるから解決前に花の絵を調べるべし。
  • ロフレシュメドウ以外はラクシュミがいなくなってもまだ住み着かれている。
    怪奇現象もそのままだし、ある意味ゾゾ以上にもはや人が住むのはあまりにデンジャーすぎる場所になってしまったのでは……
    お祓いしてもどうしようもなさそうだが…それとも魔導の力がなくなればこれらも全て消え去るのか?

崩壊前ではゾゾ攻略後にダンチョーと初対面するイベントが発生する。
マスター曰くセッツァーの予告状が来たため酔いつぶれているとのことだが、人様の家で何をやっているのか……。
それとも実はこの家の関係者なのか……?

  • 「富裕層の町の一番の資産家」と「オペラ劇場の責任者」という夫々の立場から考えるに、アウザーはオペラ劇場の経営に資金援助をしており、故にダンチョーとも面識があるのではないだろうか。
    絵画コレクターであるアウザーにオペラの嗜好があるかどうかは微妙であるが。
    • オペラ歌手(マリア?)の姿の絵も飾ってるところからみて、両方嗜んでいるのではないだろうか。
      あんなナリだが(失礼)意外と相当な文化人のようだ。

3枚のドアが横に並んでいる部屋では、一定時間ごとに自動でドアが開閉する。正解のドアのみが先に通じ、それ以外のドアに入ると手前の部屋に戻されてしまう。
2019年になって、この3枚のドアを内部で制御しているタイマーを屋敷の外へと持ち出し、世界各地で様々な怪現象を起こすことができることが発見された。
詳細は【ドアタイマー】を参照。


飛空艇バグストラゴス&リルムを正式加入させずにわざと崩壊前魔列車をスキップして、崩壊後に耐性無視即死「とりつく」の幽霊1号2号を最終メンバーにしたいという限定的な状況では、ここをクリアするメリットが全くない。
なぜなら、クリア後はドアタイマーを起こせなくなってフィガロのロックやアルブルグレオ将軍を呼び出せなくなり、崩壊前ワープができなくなるからだ。
ドアタイマーついでにモーグリスーツと死者の指輪だけ回収しておこう。
屋敷をクリアしないとラクシュミが手に入らないが、召喚魔法はただの全体回復だけだし、魔法はどうせケアルガ以外の魔法は全部崩壊前で手に入るセラフィムで覚えられる。
ケアルガもフェニックスから覚えられるため問題なし。

FF14

次元の狭間オメガのシグマ編2層の舞台。
時々通路をオルトロスやリルム、カッパなど(のミニオン(人形))が走っている。

FFRK

FF6のダンジョンとして登場する地名。ボスはチャダルヌーク
ノーマルダンジョンでは、2017/9/19のリニューアルから
ヒストリーの初回報酬でリルムの記憶結晶を、フォースの初回報酬でリルムの記憶結晶IIをそれぞれ入手できる。