No.287 | ||||
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![]() | 三式爆雷投射機 集中配備 | 爆雷 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | |||
対潜 | +12 | 索敵 | ||
命中 | 回避 | |||
射程 | ||||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発不可、改修可 装備搭載可能艦、入手方法 | ||||
増大する敵潜水艦による脅威に対抗するため、三式爆雷投射機を集中配備。 舷側方向に対して、片舷6~8基、両舷12~16基の爆雷投射能力を誇る、対潜艦艇用の対潜制圧兵装です。 日振型の次級である、鵜来型以降に装備され、海上護衛や対潜哨戒に威力を発揮しました。 |
ゲームにおいて
- 対潜値+12と四式水中聴音機に比肩する対潜値を持つ爆雷投射機。
装備の運用について
- 装備可能な艦は九四式爆雷投射機と同じ。
入手方法について
- 任務「鵜来型海防艦兵装の開発」 確定報酬 (★+1)
過去の入手方法一覧
- 任務
- 2018年 主計科任務【お茶漬け、夜食にどうぞ!】報酬
- イベント
- 2020年 梅雨&夏イベント『侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦』E-1 乙作戦 突破報酬
- 2021年 秋イベント『帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り』E-1 丙作戦 突破報酬
- 2023年 夏イベント『船団護衛!輸送航路防衛戦』E-1 丙作戦 突破選択報酬
- 作戦報酬
- 2022年 09月作戦報酬 (1位~5位)★+4、(6位~20位)★+3、(21位~100位)★+2、(101位~500位)★+1
装備ボーナスについて
- 特定艦に装備した時、パラメータが更に変化する装備ボーナスがある。
- 他装備とのボーナスを持つ場合、それもまた別に計算される。
- 対象艦と各ボーナス値は下表の通り。艦種該当艦は艦娘名一覧(艦種別)で確認を。
艦名記載は、その値が適用される一番下の改造段階が基準。
- 対潜値のボーナスは先制対潜条件、対潜攻撃力(装備対潜値)、遠征対潜値条件に加味される。
- 装備ボーナス対潜値は2021/09/28アップデートから対潜攻撃力にも加味されるようになった。ボーナス値を装備対潜値に加算してダメージ計算が行われる。
性能比較表(装備最大値/ソナー・爆雷早見表/テーブルより転送)
雷装 | 対潜 | 索敵 | 命中 | 回避 | 装甲 | 国籍 | 入手方法 | 改修 | 種別 | 備考 | ||
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四式水中聴音機 | 12 | 1 | 1 | 日 | 改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 特定の艦娘*2に装備ボーナス | 編集 | |||
三式水中探信儀改 | 11 | 2 | 1 | 1 | 日 | 任務 | ◯ | ソ | 特定の艦娘*3に装備ボーナス | 編集 | ||
三式水中探信儀 | 10 | 2 | 日 | 開発、初期装備、改修、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 特定の艦娘*4に装備ボーナス | 編集 | ||||
九三式水中聴音機 | 6 | 1 | 日 | 開発、初期装備、任務 | ◯ | ソ | 香取型に装備ボーナス | 編集 | ||||
HF/DF+Type144/147 ASDIC | 15 | 2 | 3 | 2 | 英 | ランキング、イベント | △ | ソ | 編集 | |||
Type144/147 ASDIC | 13 | 3 | 1 | 英 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 編集 | ||||
Type124 ASDIC | 11 | 2 | 1 | 英 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | ◯ | ソ | 編集 | ||||
零式水中聴音機 | 11 | 1 | 1 | 1 | 日 | 任務、ランキング | ◯ | 大 | 大型艦専用 特定の艦娘*5に装備ボーナス、★+3以上で全ての装備可能艦に装備ボーナス | 編集 | ||
試製15cm9連装対潜噴進砲 | 15 | 1 | 日 | イベント | △ | 投 | 特定の艦娘*6に装備ボーナス | 編集 | ||||
三式爆雷投射機 集中配備 | 12 | 日 | イベント | ◯ | 投 | 特定の艦娘*7に装備ボーナス | 編集 | |||||
三式爆雷投射機 | 8 | 日 | 開発、初期装備、改修、任務 | ◯ | 投 | 香取型に装備ボーナス | 編集 | |||||
九四式爆雷投射機 | 5 | 日 | 開発、初期装備 | ◯ | 投 | 香取型に装備ボーナス | 編集 | |||||
Mk.32 対潜魚雷(Mk.2落射機) | 1 | 19 | 1 | 米 | 任務 | - | 投 | 特定の艦娘*8に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | |||
RUR-4A Weapon Alpha改 | 17 | 1 | 1 | 1 | 米 | 任務 | - | 投 | 特定の艦娘*9に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | ||
二式12cm迫撃砲改 集中配備 | 7 | 1 | -1 | 日 | 改修、ランキング | - | 投 | 爆雷(狭義)とのシナジー無し 対地攻撃可能 | 編集 | |||
二式12cm迫撃砲改 | 3 | 1 | 日 | 初期装備、任務、イベント、ランキング | ◯ | 投 | 爆雷(狭義)とのシナジー無し 対地攻撃可能 | 編集 | ||||
二式爆雷改二 | 8 | 1 | 1 | 1 | 日 | 任務、ランキング | ◯ | 爆 | 特定の艦娘*10に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | ||
二式爆雷 | 7 | 日 | 改修、任務、イベント、初期装備 | ◯ | 爆 | ★+8以上で全ての装備可能艦に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | |||||
九五式爆雷 | 4 | 日 | 開発、初期装備、任務、イベント | ◯ | 爆 | 装甲減少補正あり | 編集 | |||||
対潜短魚雷(試作初期型) | 2 | 20 | 米 | 任務 | - | 爆 | 特定の艦娘*11に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 | ||||
Hedgehog(初期型) | 18 | 3 | -1 | 英 | ランキング、イベント、任務 | △ | 爆 | 特定の艦娘*12に装備ボーナス、装甲減少補正あり | 編集 |
- ソ:ソナー、 大:大型ソナー、 投:爆雷投射機、 爆:爆雷(狭義)
- 分類
- 装備図鑑における「爆雷」カテゴリは対潜攻撃シナジーの有無によって大きく次の2種類に分類されている。
- 爆雷(狭義):対潜兵器本体。爆雷投射機とシナジーを形成する。
- 爆雷投射機:「爆雷(狭義)」以外の爆雷で、対潜兵器の発射装置。二式迫撃砲系以外は爆雷(狭義)とシナジーを形成する。
- 装備図鑑における「爆雷」カテゴリは対潜攻撃シナジーの有無によって大きく次の2種類に分類されている。
- 装備ボーナスの詳細は個別装備ページを参照のこと
- 装備ボーナス対潜値は装備対潜値に加算して対潜攻撃力が上昇する。
アップデート履歴
- 2018/05/15:実装。同日開始された春の収集イベントの主計科任務群任務選択報酬として。
- 同時実装の試製15cm9連装対潜噴進砲と同様に、後でまた別の入手機会があると運営によりアナウンスされた。
- 2年越しの2020年 梅雨&夏イベント『侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦』E-1 乙作戦 突破報酬として再登場となった。
- 2022/10/14:改修可能になった。
小ネタ
- 元になっているのは、鵜来型、及びその簡易縮小版である丙型、丁型海防艦の艦尾に集中搭載された三式爆雷投射機群である。
鵜来型では計16基、丙型及び丁型では計12基が搭載された。実際の映像がこちらの6分18秒から- これらの艦は、爆雷投下軌条も合わせると一度に20発以上の爆雷投下が可能だった。
加えて、御蔵型以降の海防艦は120発という恐ろしい数の爆雷を携行することが標準となっており、この一斉爆雷投下攻撃を5~6回行うことが可能であった。
陽炎型(両舷式投射機×2機、投下台×6基、搭載爆雷18発)、秋月型(両舷式投射機×2基、投下軌条×2基、搭載爆雷54発)、松型(片舷式投射機×4基 両舷式投射機×2基、投下軌条×2基、搭載爆雷36発)*13と比べると、その強力さが判る。- 完全に余談だが、香取型練習巡洋艦三番艦「香椎」(未実装)は、これらの海防艦を上回る計329発の爆雷を搭載していた模様。
- こんなにも多いのは、結局日本の対潜部隊が目標の潜水艦の深度を推測できなかったからであり*14、多くの場合、120mを最大として30、60、90、120mと30m刻みで多数の爆雷を一度に投下して全深度をカバーする爆雷攻撃が行われた
- 構造は爆雷装填台を挟んで前側に1個、残りが装填台の後ろに一列に並んでいる。
装填の都合上、前側の1個の場所は後ろ側とは位置がずれる。それが左右にあり真ん中に爆雷運搬軌条が設置されている。
艦内の爆雷格納庫(爆雷甲板)から電動エレベーターによって爆雷は上甲板まで運びだされることになっているが、よく壊れてしまううえ修理は乗組員には手に負えず、結局多くの場合は人力で運び上げた。
運び上げられた爆雷は運搬軌条の上を兵が押して転がすのであるが、艦尾から投下するならそのまままっすぐ転がせばいいが、投射機に装填する場合は途中で90度方向を変えて側方に転がして装填台にセットする。そこから押して引きずってゆくのである。装填台に近い投射機ならまだしも遠い艦尾側の投射機まで重い爆雷を押すのは体力も時間も使う大変な作業だったと思われる。 - 使用爆雷は九五式爆雷に二式爆雷。なお三式爆雷は実のところよくわかっていない。爆弾型の大型爆雷は、戦後のアメリカ海軍による日本海軍の関係者や資料をもとにした技術調査報告書においてはType4、つまり四式と記されており、降伏時にまだ開発中で実際には使用されなかった、とある。
- これらの艦は、爆雷投下軌条も合わせると一度に20発以上の爆雷投下が可能だった。
- 丁型海防艦第二十二号は、この強力な爆雷装備と良く整備された三式水中探信儀の組み合わせにより、決して長くない艦歴の間に、敵潜水艦2隻撃沈、1隻撃破(後に修理不能として放棄)という大戦果を挙げている。
ちなみに、この内の1隻は、雷、水無月、早波、谷風、松輪、日振を沈め、その他多くの輸送船を葬り去った、殊勲というか因縁の潜水艦ハーダーである。この時、ハーダーの僚艦ヘイクは、15発もの爆雷が同時に炸裂する音を聴いたという。- その他、鵜来型二番艦「沖縄」は丙型海防艦3隻、丁型海防艦1隻と共同で潜水艦を1隻確実撃沈し、舞鶴鎮守府司令長官から感状を授与されている。
- このように、この集中配備は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」感は否めないものの、敵潜水艦の撃沈にそれなりに貢献していたといえる。
- なお面制圧は効率が悪く、取り逃がすことも多いため連合軍はソナーの高精度化と前投兵器の開発に血道を上げた*15。詳しくはType144/147 ASDICを参照してほしいがスキッドは戦後の調査で撃破率50%に達したのであった。
- 妖精さんの姿は日振と大東か。日振型は両舷式投射機×2~3基しか積んでいないが…。
この装備についてのコメント
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