九三式水中聴音機

Last-modified: 2020-04-23 (木) 22:28:17
No.046
weapon046-b.png九三式水中聴音機ソナー
装備ステータス
火力雷装
爆装対空
対潜+6索敵
命中+1回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発実装日:2013年5月8日、改修可
重雷装巡洋艦、練習巡洋艦、潜水艦、補給艦、
秋津洲改Commandant Teste/
大鷹改/改二神鷹//改二
金剛改二丙日向改二武蔵改二にも搭載可能
任務「「第六駆逐隊」対潜哨戒なのです!」報酬
任務「「第六駆逐隊」対潜哨戒を徹底なのです!」報酬
改修更新
九三式水中聴音機(二番艦が五十鈴改二*1、夕張) → 三式水中探信儀★+3
(二番艦が五十鈴改二、香取改、時雨改二) → 四式水中聴音機
対潜兵装です。
いわゆるパッシブソナーです。性能は残念ながら、あまり良くはありません。
でも、あるとないとでは大違い!対潜作戦のお供に、ぜひどうぞ!

ゲームにおいて

  • 第六駆逐隊による1-5出撃任務2つでも一応入手可能。ただし、1-5そのものが対潜マップなので、先に本装備をいくつか開発してから挑むのがオススメ。
  • 搭載可能艦について、図鑑項目では駆逐艦及び軽巡洋艦系列のみだが、軽巡洋艦からの派生艦である重雷装巡洋艦や練習巡洋艦、及び史実通り潜水艦にも搭載可能。
    • 単に潜水艦等の項目が用意されていないだけである。
    • 潜水艦は仕様上、敵潜水艦に攻撃できないため、効果としては命中アップのみ。


  • 2015/01/09アップデートで、改修及び三式ソナーへの更新が可能になった。
  • 2015/09/25アップデートで、四式水中聴音機通称四式ソナーへの更新も可能になった。改修できる艦娘や更新先などの情報は本項上部の表、及び改修工廠を参照。
    • 四式ソナーを作ろうとして間違えて三式ソナーに更新してしまった! という報告が多い。四式ソナーのページもよく読んでおくことをお勧めする。
      本装備★maxからの更新時に「三式ソナー×2の消費を要求、改修資材を非確実化で6・確実化で12消費」するのが四式ソナーである。以下、主な補足事項。
      1. 香取改または時雨改二を二番艦にする場合、曜日を問わず四式ソナーへのみ更新できる。つまり、三式ソナーへ誤って更新する間違いがない。
      2. 五十鈴改二を二番艦にする場合、月曜なら三式ソナー★+3(更新時の要求装備は九三式ソナー)、木曜・金曜なら四式ソナーへの更新(同要求装備は三式ソナー×2)
      3. 夕張改を二番艦にする場合、曜日を問わず四式ソナーへの更新は行なえない。


  • 図鑑説明文は、実装当初は旧式爆雷の九四式爆雷投射機と比べても弱く、まさに無いよりはマシ程度の性能だった事による。
    2013/11/01アップデートで、対潜+6/命中+1と能力倍増。
    • 2014/02/26アップデートで、爆雷とのシナジーが強化(攻撃力up)された。

  • 改修したソナーを装備すると、雷撃回避率が上昇する。詳しくは命中と回避についての開幕雷撃・雷撃戦の命中率 を参照。


  • 2017/02/28アップデートで、水雷戦隊構成艦が旗艦の時の本装備の開発率が向上した。
    以前と比べ入手し易くなり、改修のハードルも若干低くなったといえる。

性能比較表(装備最大値/ソナー・爆雷早見表/テーブルより転送)

装備名雷装対潜索敵命中回避装甲火ボ回ボ潜ボ国籍入手方法改修種別備考追加
四式水中聴音機121153改修、任務、イベント、ランキング特定の艦娘*2に装備ボーナス編集
三式水中探信儀102123開発、初期装備、改修、任務、イベント、ランキング特定の艦娘*3に装備ボーナス編集
九三式水中聴音機61開発、初期装備、編集
HF/DF+Type144/147 ASDIC15232ランキング、イベント-編集
Type144/147 ASDIC1331初期装備任務、イベント、ランキング-編集
Type124 ASDIC1121初期装備任務、イベント、ランキング-編集
零式水中聴音機11111任務、ランキング-大型艦専用編集
試製15cm9連装対潜噴進砲151153イベント-爆雷とのシナジー無し
特定の艦娘*4に装備ボーナス
編集
三式爆雷投射機 集中配備1211イベント-爆雷とのシナジー無し
特定の艦娘*5に装備ボーナス
編集
三式爆雷投射機8開発、初期装備、改修、任務編集
九四式爆雷投射機5開発、初期装備編集
二式12cm迫撃砲改 集中配備71-1改修、ランキング-爆雷とのシナジー無し
対地
編集
二式12cm迫撃砲改31初期装備、任務、イベント、ランキング爆雷とのシナジー無し
対地
編集
対潜短魚雷(試作初期型)220任務-爆雷とのシナジー無し
特定の艦娘に装備ボーナス
編集
RUR-4A Weapon Alpha改17111任務-爆雷とのシナジー無し
特定の艦娘に装備ボーナス
編集
二式爆雷7改修、任務、イベント-編集
九五式爆雷4開発、初期装備、任務、イベント編集
  • ソ:ソナー、 大:大型ソナー、 投:爆雷投射機、 爆:爆雷
  • 分類
    • 爆雷投射機:装甲減少補正がない爆雷。下記の爆雷とシナジーを形成するものとそうでないものが混在している。
    • 爆雷:装甲減少補正がある爆雷。
  • 火ボ:火力値装備ボーナス、回ボ:回避値装備ボーナス、潜ボ:対潜値装備ボーナス
    • 上昇数値は艦個別加算の最大値
    • 対潜ボーナス値で対潜火力は上昇しない

小ネタ

  • 元ネタは日本海軍初の本格的量産型水中聴音機の「九三式水中聴音機」。読んで字のごとく「敵の音を聴く」装置である。
    • 九三式聴音機はダイナミックマイクを用いていた為、連合側の使用したアクティブソナーより探知距離が比較的長く、探知距離は自艦速力8ktの陽炎の場合は約3200m程。
      しかし速度が一定以上(12ktくらい)になると自艦の推進音が邪魔で聴音がほぼ困難になるという欠点がある。実際12kt以上での探知距離は約1400mと距離が激減している。ちなみに1943年から海防艦や駆潜艇を中心に主器や補器に防振ゴムを装備し、雑音を減らして精度と最大聴音距離を伸ばした。
      • その辺の事情はどこの国も似たようなモノだったが。
    • 水中聴音機では方位は測定できても距離は測定できなかった。そのためアクティブソナーが装備されるまでは、2隻以上で聴音し三角測量の要領で距離を測定していた。
    • 潜水艦の場合、水流や波浪によるノイズが水上と比べて少ないことや、機関停止して無音航行をするなど雑音を極力抑えることができ、聴音の探知距離は水上艦と比べて飛躍的に伸びる。
      • 資料によって探知距離にはブレがあるものの、およそ10-30kmとかなり長い。艦これでも索敵値が上がったりしないかなぁ
  • 日本海軍は、聴音機・探信儀の研究開発を行っており外国製のソナーの輸入なども行っていた。九三式聴音機は輸入したドイツの保式水中聴音機を国産化したものである。
    朝潮型以前の駆逐艦には聴音機や探信儀を竣工時に装備していなかったのだが、白露型に九一式探信儀が搭載されていたという説もある。朝潮型は後日、日本初の量産型探信儀である九三式探信儀を搭載した。
  • 一方九三式水中探信儀は1936年フランスから輸入したSCAM製探信儀を参考に国産化したもの。
    • 九三式水中探信儀の場合、アメリカと試験方法が違うという前提だが探知可能距離は1700m、方向誤差6.5度、距離誤差4%、捕捉率50%、探知可能距離は確実な所500m以内となっている。*6ちなみに世界の艦船によると九三式水中探信儀のスペックは周波数17.5ヘルツ、船速12ノットで1.300m、測定誤差100m、指向性12度、方位誤差3度、失探近接距離500mと記録されている*7。日本海軍の駆逐艦は例外を除くと九三式水中聴音器と両立して使っていた。*8実際のところ、九三式水中探信儀はそこまで劣悪な性能ではない。ただし、記録ペン読取式で整流覆が無いので振動や雑音などでノイズが発生しやすく、ソナー員側が表示結果を読み取りにくい、機器自体も指向性が先鋭すぎるため、探知後の失探が起きやすく、これを防ぐための工夫として水中聴音機で予め目標方向を調べてから探信儀を使用した。探信儀を取り扱うには熟練した知識、経験則、技術が必要だった。さらに日本の場合、水中探信儀室と水中聴音器室は別室で艦橋からの指示で個別に動いた。艦橋は一応水中探信儀や水中聴音器の情報を複合して処理できるが、水中聴音器室や水中探信儀室はそれぞれの情報を知らない。その為、中盤以降には作業効率化のため水測室という水中探信儀と水中聴音器を一緒の部屋にした艦もあった。
    • ちなみに1944年には全体的に性能を向上させた三式水中探信儀が夕雲型駆逐艦と海防艦を中心に装備され、九三式水中探信儀を使用する駆逐艦を中心に鉄製整流覆が装着され、航走時の雑音を減らして探知能力を向上させた。
      • 一方アメリカの場合、九三式水中聴音器と同時期に生まれたQA探信儀は4ノット以下じゃないと使用できず使い物にならなかった。しかしその後継として開発されてWW2でアメリカ海軍駆逐艦に順次搭載されたQC探信儀は艦がほぼ停止状態なら3kmと比較的高性能だったが、15ノットなら1700mまで激減してしまっている。
      • しかし後述のようにソナーを補助する周辺機器が充実していた為、対潜攻撃に関してはアメリカの方が優れていた。
  • ただし操作員からの評価は信頼性を中心によろしくない。「対潜訓練はあったけれどね、探信儀は信用しなかったですね。聴音機はスピードを出すと当然使えない。スピードを落とすと自分が危ない。探信儀は12ノットくらいで使ってみてもバラバラです。捕まる場合もあるって程度。非常に信頼性は低かった。艦隊にのっておっても、あんまりみんな、船の乗員はソナーへの信頼性はひじょうになかったということ」*9よりと艦隊の人間は証言している。一方対潜作戦に駆り出された特設艦艇のほうは、「特設掃海艇にも水中探信義はあったが、焼玉エンジンの音と振動に邪魔されて潜水艦を探し出すことはできなかった。したがって対潜哨戒は専ら肉眼による見張りとなった」*10 ちなみに速度を出すほどエンジンの振動や水流によりノイズが発生するのでソナーの探知距離が短くなったり、探知が不安定になるのは当のアメリカやイギリスでも同じである。本来は対潜索敵の場合は短時間だけエンジンを止めたり、低速で航行するのだが…上記の証言の場合ソナーにも問題があるのだが、どちらかと言えば運用に問題がある。
  • 元々九三式聴音機は潜水艦用の装備として開発された。
    • 探信儀や聴音機は開戦前には殆どの駆逐艦に装備されたが、水測兵器不信の声は大きかった。
      • 昭和15年の実施部隊の意見として「現用水測兵器は用兵上の要求を満足せず、列国に比し著しく立ち遅れあるは、我が海軍の一大欠陥にして、これが進歩発達を図るは目下の急務なり」「艦隊長官として出撃の場合潜水艦攻防に対し自信なし」と水測兵器への不信感が現れている。
  • なおこれら問題に関しては開戦後には度々鹵獲したソナーを参考に信頼性を徐々に向上させた*11り、戦術の工夫*12を行なった。
    • 前提として、日本海軍の対潜兵器使用規定を書く*13。ソーナーは極力使用することとなっているが、発振は昼間のみであり、夜間は聴音のみであった。レーダーも昼間は敵機行動圏内では対空レーダーは使用するが対水上レーダーは使用しない、夜間においても敵潜水艦がいる可能性が高い場合のみ使うとなっており、大抵の場合使用していないので奇襲を食らうのであった。*14
      • ただし、昭和十八年度8月7日付で大本営から各鎮守府・艦隊司令長官、海上護衛隊司令官に当てられた『対潜方策ニ関スル意見』では「対潜艦艇ニ対シテハ是非共即刻探信儀ノ装備ヲ必要トス」「従来ノ経験ニ徴スルニ探信儀ノ装備ナキ艦艇ハ敵潜撃滅ノ機会尠シ」「爆雷攻撃ヲ行フコト困難ニシテ此ノ場合ハ探信捜索ニ依ラザレバ敵ヲ捕捉撃滅スルコト困難ナリ」とし、探信儀使用の重要性と同時に探信儀の改良を大本営が説いている。*15
    • 対潜警戒時は基本的に警戒航行時でも原速の12ktで航行。船団護衛時は8kt、ジグザグ航行時は6kt程度で航行している*16 。警戒時以外でも九三式水中探信儀は500m以内では潜水艦の推進音の聴音が可能だったので敵潜に接近する際もそのまま使うようになった*17実際はアーチャーフィッシュが信濃雷撃直前、潜航したまま雪風の至近距離をすり抜けたように*18 訓練の日本潜水艦と実戦のアメリカ潜水艦とは静音性が違う点もあったが、水中聴音機共々度々水中聴音に使われた。*19
      • なお、米軍のQC型ソナーに限らずアクティブソナーは指向性の音波を角度をつけて水中に発振するという原理上、近距離では円錐状の音波ビームの範囲外になるため探知できなかった。マイクにより聴音はできるが、自分の発振音が鳴り響く中から他の音を聞きわけるのは人間にはほぼ無理なため、聴音のためにつかう時は発振をとめる。発振探査中に近距離の死角にはいると伊168のようにモナガン、グウィン、バルチ、ベンハムが警戒中、船内の水中聴音機からアクティブソナーの探知音が聞こえる中、艦隊の真下を通るようなこともできるのであった。なお、連合軍は近距離でも探知できるようサムナー級やギアリング級から送振器の俯角を増したQGAを装備した。
      • これに対し駆逐艦朝顔艦長は、日本の船団護衛の実態にあってないと朝顔流かく乱戦術という独自の高速航行による護衛を多用した。彼は潜水艦を撃沈を報告*20、船団護衛で何度も無傷で日本までたどりつく等多大な成果をあげ、求められて戦法をまとめたが、海軍としてとりあげられることはなかった。*21
      • 国後航海長は、海防艦の船団護衛の実態として、対潜兵器が事前に探知したことはまずない、最初に雷撃され、それを自分たち海防艦の誰かが身代わりとなって防ぐ、そうすれば他の艦に潜水艦の位置がわかったと当時の悲惨な実態を戦後語っている。
  • 使用した例としては駆逐艦神風*22駆逐艦春風*23*24、第四号海防艦*25第22号海防艦*26沖縄*27*28では駆逐艦朝霜*29が水中探信儀を使用した上で撃沈破している。また、爆雷攻撃の合間に度々探知目的で水中聴音機や水中探信儀が使用されている。なお米潜水艦は夜間襲撃してくることが多く、特に戦争後半護衛に当たった海防艦相手だと浮上航行で振り切って逃げたのもあった。
    • 日本海軍では対潜攻撃時は高速で突撃し爆雷を投射する傾向にあった。戦争初期から昭和18年頃までは米潜水艦の不足や潜水艦による哨戒任務重視、魚雷の欠陥などあまり潜水艦の活動は活発ではなかった*30ので、山雲や舞風、磯風のように目標発見後は高速で敵潜に接近し、爆雷攻撃や砲撃、果ては体当たりで撃沈戦果を挙げている。なお昭和19年以降キング提督はアメリカ潜水艦に積極的に護衛艦艇を攻撃せよと命じたため、潜望鏡を出したままおびき寄せ、正面から雷撃するのを多用した*31ため、高速接近した中にこれで返り討ちにされ被害が続出した。なお英米では、ソナー探知を途切れさせないようにゆっくりと接近し、近づくと探知が途切れるので、その段階で増速して投下ポイントまで向かい、爆雷投下を行う、Uボートの艦長は敵が増速したことで探知が途切れたことを知り、進路と深度を変えて爆雷を回避した。
      • 攻撃に成功したかどうかは、油や浮遊物で判定するが、失敗した場合、そのまま速度を落とさず爆雷投射を続けるので、アメリカ潜水艦が損傷を受けなかった場合、再探知はほぼ絶望的であった。アメリカ潜水艦長達は、「急行列車のように突進してきた」「高速でかけまわってそこら中に爆雷を投射した」「駆逐艦が高速で突入してきた、(中略)我が航跡にまっしぐらに突入してきた、そこを横合いから雷撃した」*32「われわれには余裕があった、敵はデタラメに爆雷を落としてるだけで、あきらめるのを待っていた。自分たちが絶対優位だと自信をもっていた」etcと言いたい放題である。
      • しかし、実際には時期や艦ごとにまばらで神風や第四号海防艦や朝霜、沖縄、時雨などのように上記の『対潜方策ニ関スル意見』の通り水中探信儀を使用したゆっくりとまま接近したり、爆雷攻撃の合間に付近で水中聴音機や水中探信儀を使用して再探知を行った例もあるように戦術の統一があったのかは不明。
    • また、1943年から専門の対潜学校が開設され、その中に水中聴音機、水中探信儀を扱う水測員を育成するクラスがあった。なかなか興味深いのは雑多な音が満ちている海中から、特定の音を聞き取る適正、つまり絶対音感が必要*33ということで、これは子供のうちでないと身につかないとのことで、尋常小学校を卒業したばかりの子供が昭和18年対潜学校一期生として集められた*34。教育には当時、幼児への音感教育に当たっていた佐藤吉五郎が主任教官として呼ばれたが、10代の彼らでも遅く幼児でなければ成果は上がらなかったとのことであるが*35幼児を兵隊にするわけにもいかないのであった。10ヶ月に及ぶ水中聴音や探信の訓練の後、対潜要員として配属されるのだが結果は1期生で終わり、大規模な育成はできなかった。
      • また、近くの通信所で敵潜水艦が本国に送った天気の内容などを通信を傍受させ、通信内容からだいたいの位置を特定することもあった。
      • ここで重要なのは対潜戦闘はソナーや爆雷の性能差だけで決まるものではなく、それに付随する機械*36や運用方法、そして乗員の練度に大きく左右される。
        また、アメリカの潜水艦はTorpedo Data Computerと呼ばれる非常に優れた魚雷管制装置を搭載して運用していたことも掃討中の駆逐艦の被害が拡大した要因とされる。日本の場合はこういった周辺機器は充実しておらず、主に練度によるものが大きかった。
  • ちなみに日本でよく語られる末期にアメリカが使い始めた数隻の潜水艦でチームを組み、目標を取り囲んで攻撃する群狼作戦は元々ドイツで使われ始めた作戦であるのはご存知だろうか?実際はドイツとアメリカでは微妙に運用が違ってドイツは航空機の偵察により情報を受信し、進行方向を予測して敵輸送船団を囲むように待ち伏せる。一方アメリカは潜水艦で3隻~12隻で各艦手分けして哨戒し、発見したら味方に知らせて予め輸送船団を囲むように待ち伏せる。群狼戦術自体は同じくドイツ海軍がUボートで群狼作戦を用いたが、その時アメリカやイギリスも大損害を負っている。これは対潜護衛艦艇も装備も貧弱だったためで、アメリカやイギリスが対潜装備や大規模な護衛船団を充実させた1942年から群狼側の損害も上昇し、さらに護衛艦艇の装備も数も充実した43年には群狼側は甚大な被害を受け、44年以降も被害を受け付けも群狼戦術により連合軍に損害を与えていたのだが、初期のような大戦果を挙げられず、被害も増えるばかりの苦しい状況だったがドイツ海軍は連合軍を海で釘づけにするため続けられた。アメリカ海軍は1943年以降にそれを真似て太平洋で使った。
  • 水中聴音機の使い方はいたって簡単。耳を澄ましながら聞きたい方向に向かってハンドルを操作するのである。音は空気中より水中のほうが伝わるのが早いためよく聞こえる。
    • 聞く音は主に敵艦艇の推進音だが、商船(民間船)と小型軍艦、大型軍艦では推進音が全然違うため慣れれば音だけで艦種がわかる人もいるとか。
      あと時々クジラの鳴き声とか、潜水艦の中にいる人の会話も聞こえる。
    • もちろん相応の慣れが必要。そのため海上自衛隊にもつい最近まで15歳から4年間ソーナー(とついでに色々)の教育を行う課程があった。
      • 少年兵は子どもの権利条約に違反しているとのことで廃止された。現在の高等工科学校生は自衛官ではなく防衛省職員扱いなので条約違反ではない。
    • そして間違っても爆雷攻撃中に聴音しないように。耳が大変なことになります。ついでに機械も
  • 水中聴音から逃れる手段はただひとつ。機関を停止して無音にすることである。どこぞの拳法伝承者候補が「激流に身を任せ同化する」と言っている様に、海流に身を任せ無音航行すれば水中聴音では探知できない。
    潜水艦や対潜艦と戦う予定のある提督は覚えておこう。イムヤに教えを乞うのも良いかもしれない。
    • ただし当時も今も、対潜水上艦も機関停止していないフリをしながら敵潜水艦に探りを入れるということをしている。
    • アクティブソナー?知らない子ですね…。
    • 海上自衛隊のお家芸であり、米海軍のメンツをさんざん潰している。
      なにせ二回も同じ戦法を喰らい、駆逐艦(舐めてかかってたら真下からping打たれた上にそのまま逃げられた)も空母(見つけられず逆に心配してたらよりにもよって隣に浮上された)も発見できなかった。
      第二次大戦で米潜水艦にさんざんコケにされた結果がこれである。
  • 代替装備は1944年に開発された『四式水中聴音機』。こちらはロッシェル塩という更に高精度な捕音材を用いていたが、いかんせん完成が遅すぎた。
  • 「ソナー」とは"SOund Navigation And Ranging"(音声による航行と測距)の頭文字から作られた言葉。
    日本海軍ではソナーではなく「ソーナー」と読んでおり、この読み方は海上自衛隊にも受け継がれている。
  • 後に大型艦用の零式水中聴音機も開発され戦艦や空母、巡洋艦などに搭載された。あの大和ではバルバス・バウ内に設置されている。

この装備についてのコメント

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • 概要を編集 -- 2018-02-28 (水) 18:00:01
  • 雪風改、島風改が本装備を持参するようになったので追加しました -- 2018-08-27 (月) 00:57:58
  • 7-1に行く高対潜値艦で、火力増強させるならこれのMAXとかいいね。MAXで火力+2.37は美味い。 -- 2018-11-04 (日) 06:12:11
    • 同意。MVP調整しつつ水雷マス対策できて必要になったら四式にできるしな -- 2018-11-04 (日) 12:18:13
  • 素材が安いからと確実化しなかったらひたすら失敗…結局確実化する羽目になり12個もネジを溝にしててしまった(´;ω;`) -- 2019-01-12 (土) 05:37:23
  • 懇切丁寧に貯めこんでたけど四式+6が3つ手元にあればもうこれ総廃棄でいいよね 開発費安いし紫電改二の悪夢にはならないだろう -- 2019-02-22 (金) 14:02:53
    • あの避けまくるクソガキ用に、各艦に1個四ソ☆6ほしくなぁい(誘惑)? 掘りでS勝利逃したくなくなぁい(超誘惑)? -- 2019-02-22 (金) 14:19:34
  • 海風改二が星5持参 四式の土台にするか -- 2019-06-25 (火) 20:45:28
    • 4式が足りてなければ更新しましょう。 -- 2019-06-25 (火) 23:48:41
      • 四式☆6から共食いだからな、今☆10目指して93改修中だったからありがたい。こいつを追加で鍛えれば必要数そろう -- 2019-06-26 (水) 23:03:29
  • 雷撃回避率の上昇を追記 -- 2019-07-19 (金) 16:02:32
  • なぜに「九三」なのじゃ? -- 2019-07-23 (火) 11:56:14
    • 制式採用されたのが1933年、つまり皇紀2593年だから。99艦爆(皇紀2599年)、零戦(皇紀2600年)、三式ソナー(皇紀2603年)、といったあたりもだいたい同じ命名ルールです。 -- 2019-07-23 (火) 12:30:27
  • 潜水艦に装備させた場合は雷撃命中のボーナスがあってもいいと思うのよね -- 2019-07-31 (水) 23:12:37
    • ッシブソナーって雷撃にも役立つの? -- 2019-07-31 (水) 23:15:38
      • ソナーを潜水艦のレーダー替わりに使って魚雷命中率を上げるって発想じゃね? -- 2019-09-12 (木) 20:20:33
  • 日向改二にも載せられるよな? -- 2019-08-10 (土) 22:24:49
    • ↑以外に金剛改二丙と武蔵改二も装備可能なので追記しました。 -- 2019-08-11 (日) 06:10:53
      • ありがとうございます -- 2019-08-12 (月) 00:03:56
    • 航空戦艦は兎も角普通の戦艦で対潜も出来ないし潜水艦の雷撃で大ダメージ受ける事の少ない金剛や武蔵にソナー乗せる意味ってあるのかな -- 2020-01-08 (水) 01:18:49
      • エリレ対策 -- 2020-01-21 (火) 02:55:32
  • これの改修maxで対戦命中が12.33、雷撃回避が14.22か。改修安いし、カッコカリしてれば対潜ハードル下がるから7-1戦果稼ぎはこれ3つも有りかな。あそこは雷撃以外怖いマス無いし。 -- 2019-10-12 (土) 07:33:14
    • すまん、それどこからの情報? -- 2019-11-18 (月) 13:18:44
    • maxでも対潜命中は+4.1で雷撃回避は+4.7だよ -- 2019-11-19 (火) 21:59:54
    • 3本合わせてって事じゃないですわ? -- 2019-11-22 (金) 20:13:33
  • 反論したいなら少しはちがうこと書いたらいかがでしょうか、自分のいいたいこと発表会じゃないんですよここ -- 2019-11-18 (月) 07:11:59
    • いやそれはあなたでしょ。出典消してまで自分の独自研究?みたいな主張はやめてください -- 2019-11-18 (月) 07:14:08
      • 独自研究ってちゃんと書いてありますが -- 2019-11-18 (月) 07:14:58
      • 読んでないんでしょうか -- 2019-11-18 (月) 07:15:25
      • えぇ…? 自分から独自研究だと認めるのか。ならブログにでも書いてくれませんかね? 出典の明記された話と出典すら書かれていない主張のどっちが信頼性が高い?っていう話。 -- 2019-11-18 (月) 07:19:07
      • すいません、ちょっとあせってました -- 2019-11-18 (月) 07:30:13
      • ↓の木の返信はここで書くね。 いやバックアップ見ればわかるこど注釈に延々と主張は書いても出典書いてないじゃない。そもそもソナーは使ってないとか何情報? -- 2019-11-18 (月) 07:34:45
      • もう書いてますが、海軍水雷史P959、夜間は発振せず聴音のpみ -- 2019-11-18 (月) 07:38:01
      • やっぱり読んでないですね -- 2019-11-18 (月) 07:38:38
      • あのね、嘘書いたって編集履歴見たら分かるんだよ。該当部分にはなんめ出典書いてないじゃない。あとそれは戦術であってソナーを使っておらず、視力のみに頼ったっていう事実証明にはなってない。OK? -- 2019-11-18 (月) 07:50:23
      • だから最新のを読んでください、ちゃんと書いたでしょう -- 2019-11-18 (月) 07:52:38
      • それから実際の当事者達が宛にしてなかったとちゃんとあるでしょう -- 2019-11-18 (月) 07:53:33
      • でさっきから、都合の悪いのを消しまくってるいいわけはなんですかね -- 2019-11-18 (月) 07:54:21
      • 駆逐艦朝顔、海防艦国後、アメリカ潜水艦長達の話、少年への音感教育が効果が上がらなかった等 -- 2019-11-18 (月) 07:59:17
      • いやそれは違うという反論もなくただ消すならwiki編集やめてください -- 2019-11-18 (月) 08:00:04
      • 都合の悪いことを消すのはあなたも同じでは? ソナーを使ってるって出典込みで書いたらあなたそれをわざわざ消して目視のみだったと書き換えてますよね? 確かに自分にも悪いところはあったと思う。 けどそもそも反論せずにただ消していたのはお互い様では? -- 2019-11-18 (月) 08:11:34
      • そうですね、こちらも熱くなって申し訳ありません、たしかにこちらも悪かったです -- 2019-11-18 (月) 19:08:48
      • とりあえず、意見をまとめさせてもらうとその方は「対潜では視力に頼った」というのに対し、「視力だけじゃなく水中探信儀も使った」というのがこちらの主張。探信儀を使った根拠は上に注釈で出典で書いてある。編集時にいまいち意味が分からんかった部分「神風は目視で発見云々」「~はボーンフィッシュだったから誤認が云々」はもう一度資料確認の上で間違ってる箇所が無かったから復活させた。俺の脳が足りなくてすまんけど本当に何言ってるのか理解できなかった。 -- 2019-11-18 (月) 22:26:56
      • 思い出した。神風の場合ホークビルが海面から見えていた、第22号はハーダーを目視、ボーンフィッシュは沖縄の可能性が高く誤認云々。まず神風については戦史叢書046の481ページで詳しいから調べて。ハーダーも当該出典で水中探信儀の使用は書かれている。 沖縄の項目は理解できなかった。沖縄によるボーンフィッシュ撃沈のことを書いてあるのに、誤認とは。 -- 2019-11-18 (月) 22:50:30
  • 独自研究じゃないですよ、ちゃんと出典ありますよ、あなたこそ私が書いて出典もつけたのに自分の主張に都合の悪いの消してますね、そういうことやるなら自分のブログでやってください -- 2019-11-18 (月) 07:31:26
  • やっちまったぜ…4式にするはずが…指さし確認は重要なんやなぁ -- 2020-02-08 (土) 21:45:03
    • 現場妖精「夕張を2番艦、ヨシ!」 -- 2020-02-08 (土) 22:44:00
      • 申し訳ないが猫と妖精などという艦これ的悪魔合体はNG -- 2020-02-09 (日) 14:19:48
  • 三式ソナーにしたほうがいいのか、四式ソナーにしたほうがいいのか。(三式とネジは数少ないです。) -- 2020-04-23 (木) 22:19:07
    • 開発可能(かつ一部の艦が改装で持参する)三ソを態々ネジを溶かして作る理由がない。四ソに更新するための三ソが足りないなら★maxでキープして開発で三ソ集めるのが吉 -- 2020-04-23 (木) 22:24:21
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*1 曜日により更新先が変化
*2 五十鈴改二由良改二那珂改二夕張改二/改二特/改二丁
*3 神風春風時雨山風舞風朝霜山雲磯風浜風岸波
*4 五十鈴改二由良改二那珂改二夕張改二/改二丁
*5 五十鈴改二由良改二那珂改二
*6 丸編集部「軍艦メカ 日本の駆逐艦」より引用
*7 世界の艦船320号より引用
*8 アメリカは用兵の都合上水中聴音器は基本的に搭載せず、アクティブソナーのみ搭載で運用。
*9 海軍反省会3
*10 機雷掃海戦 第一五四号海防艦奮戦記より
*11 『海軍電気技術史 第6部』P12、P60~70
*12 『昭和19. 10 対潜兵器 懇談会摘録』
*13 海軍水雷史P959
*14 もっとも水上レーダーは個艦ごとに調子の良し悪しが激しくて信頼性が低く、1944年以降はマシになったとはいえ問題が解決したわけではなかった。妙高が22号電探を使いバーゴールを大破させた際も、雷撃の被弾により発電機室が浸水して異常振動が起き、受信が難しくどっちか片方しか使えない状態だった。また、時雨、朝霜、神風のように昼夜問わず対潜警戒時に探信儀と電探を使用しているケースを考えると現場判断による使用があったのかもしれない。
*15 『戦史叢書046巻 海上護衛戦』P213~214
*16 『日本軍兵士-アジア・太平洋戦争の現実』P46
*17 『海軍水雷史』P929
*18 信濃 日本秘密空母の沈没
*19 主要器には防振ゴムが使われておらず、伊8がよくこんな騒音でこれたなとドイツに言われている。
*20 潜水艦スコーピオンではないかとのことだが、それを証明する証拠はない
*21 彼以外も駆逐艦は低速探知よりも高速かく乱戦法を取るべきだ、潜水艦がいる海域は、高速突破が建前だ、ソナーを使うより、潜望鏡を発見して増速突撃すべきだが駆逐艦長達の意見であったが、標準的な戦術になることはなかった。:海軍水雷史P927
*22 『駆逐艦神風』P60~61、『戦史叢書046巻 海上護衛戦』P481
*23 『敵潜水艦攻撃』P130
*24 The Official Chronology of the U.S. Navy in World War II
*25 『海防艦戦記』P697
*26 『海防艦戦記』P748
*27 『海防艦戦記』P313、『敵潜水艦攻撃』P177
*28 『敵潜水艦攻撃』P171、P172
*29 『潜水艦攻撃』P102
*30 『戦史叢書046巻 海上護衛戦』P184~187
*31 しかし、ハーダーやスキャンプ、ホークビルのように雷撃を回避された後手痛い反撃を受けた艦もあった。
*32 海軍水雷史P926
*33 聴力は正常であればよく、聴力よりも楽音能力こそが必要であった:海軍水雷史P916
*34 少年水測員制度
*35 戦中の音感教育:現場からの証言P77
*36 アメリカ海軍のアクティブソナーには、測定データを記録して敵潜水艦の位置を表示する水測距離記録器(TRR)や、反射波の方位を正確に読むための方位偏差指示器(BDI)といった日本のソナーには無い周辺機器が充実しており、爆雷攻撃の成否はこれらの周辺機器に大きく依存していた。