概要 
- 手のひらで軽く触れ、優しくさする事。
主に愛情表現として用いられ、親しい相手やペット、もしくは人形などの物に対して行われる事が多い。
特にペットや子供などに対しては褒めるためなどに使用される事も多く、
褒められた側も撫でられるという接触を含めた愛情表現を受け取る事で通常よりもオキトキシンの分泌が活発になり、
安心感や心地よさから社会性や自尊心などの向上にもつながるとされている。
モンハンにおける「なでる」 
- 往年のシリーズではペットであるプーギーに対して使用できるコマンドの一つであり、
実行するとハンターがしゃがみ、頭や背中などをさすさすと撫でだす。
うまく撫でることができればプーギーが懐き、村にいる間は後をついてきてくれるという仕様であった。
撫でている最中は肉焼きのアレンジのようなbgmが流れ、タイミングよくボタンを押すことで成功できる。
作品によっては良いタイミングで「!」のマークが表示される事もある。- ちなみにプーギーが懐いてくれる以外の報酬は特にない。
プーギーの着せ替えコスチュームが手に入るなどといった要素は別のシステムであり、
撫でようが撫でまいが特に関係はない。
MHWorldでは撫でてプーギーの友好度を上げる事で、
拠点から宝探しのようにアイテムを探してくれることが可能となった。
- ちなみにプーギーが懐いてくれる以外の報酬は特にない。
- MHXではベルナ村固有の新ペットであるフェニーと
その成体であるムーファに対してもプーギーと同じように撫でる事ができる。
フェニーの方は友好度が上がると懐いてくれてベルナ村内ならついてきてくれるが、
ムーファの方はなんとキスをしてくれる事も……!
狩猟ばかりで疲れてしまった場合、ふわふわの彼らを思う存分愛でて癒しを貰うのもいいかもしれない。- ちなみに、ムーファを撫でると1クエストごとに「雲羊鹿の毛玉」という素材が手に入る。
武器・防具の作製に要求されることもあるので、時間がある時にモフっておくと良い。
究極強化までに36個もの毛玉を使う武器まであるため、
極致を呼び覚ましたいならばムーファをモフりまくる他ない。
- ちなみに、ムーファを撫でると1クエストごとに「雲羊鹿の毛玉」という素材が手に入る。
- MHRiseでは拠点であるカムラの里固有のペットであるフクズクが新しいマスコット枠となったため、
今作ではこの子を撫でる事ができる。
猛禽類であるため今までのプーギーやフェニーとは撫で方も違うものの、
やはり愛らしい反応を返してくれるのでついつい撫でてしまうハンターもいるとか。
ただし拠点でのフクズクは常にハンターに追従飛行し、位置に応じて特定の地点に降りるを繰り返しているため、
他のペットのようにピッタリ後ろをついてきてくれるわけではない。
なお、今作ではペイントボールや救難信号などの要素も全てフクズクが担っているが、
撫でて友好度を上げなくてはこれらの要素が使えない……などといった事はないのでご安心を。
- また、MHRiseでは更に新たな要素として、オトモアイルーやオトモガルクと触れ合えるという機能が追加。
アクションスライダーの「待て!」で待機状態にし、
そこからお手やハイタッチ、おやつや猫じゃらしなど様々な方法でじゃれあう事が可能となる。- アイルー相手では床に寝転がせてあげて、下顎を優しくわしゃわしゃとしてあげ、
お腹を触ろうとするが怒られてしまったため改めて下顎を撫でてあげる……といったモーションになっている。
また、立ったまま下顎を撫でてあげるモーションや、そのまま高い高いをさせる場合もある様子。
- ガルク相手では頭→首→胴体と順に撫でてあげたり、そのまま寝転がったガルクを撫で回してあげるモーションや、
首周りを撫でてあげたらガルクに押し倒されるが、気にせず下から撫でてあげたりもする。
また、お返しにこちらも顔を舐められたりもする。
更に接近するとキラキラエフェクトが発生し、ボタンに応じたふれあいを取る事が出来る。
いつも陰ながら狩りを支えてくれる相棒たちなので、
たまには目一杯遊んであげるのも良いハンターとしてのあり方なのかもしれない。 - アイルー相手では床に寝転がせてあげて、下顎を優しくわしゃわしゃとしてあげ、
MHST2における「なでる」 
- MHST2では前作ではなかった要素としてバトル中に使えるコマンドに「なでる」というものが増えている。
このコマンドは最初から使えるようになっており、スキルの欄から選んで実行する事が可能。絆消費量は0。
では「なでる」を使用するとどうなるのかというと、主人公ライダーが戦闘中に自分のオトモンをやさ~しく撫でる。
触れたら毒液が染み出してきそうなロアルドロス亜種だろうが、
黒棘が生え揃いどう見たって痛そうなネルギガンテだろうが躊躇う事なく撫でる。
するとオトモンはHPが少し回復し、そして絆ゲージが15増えるのである。
- と、そこそこ便利で何もする事がないならとりあえず使っておけるコマンドなのだが、
MHSTシリーズではライダーよりもオトモンの方が主力であり、
特に終盤ではライダーの攻撃などほとんど通じない場合も多い。
よって多くの場合、戦闘スタート時にライダーが出来る事は何もないため、
戦いが始まったらとりあえず自分のオトモンを撫でるという側から見たら愛情深い光景が頻繁に見られる事となる。
相手がラージャンだろうが二つ名だろうが古龍だろうがラスボスだろうが、
とりあえず自分の愛オトモンを撫でる事から始めるという場合も珍しくない。
特に対戦時などでは4人全員が一斉に自分の相棒をナデナデするというペット会か何かのような状態に陥る事も……。
まぁその後始まるのは大方破棘滅尽旋・天だのスーパーノヴァだのをお互いに撃ち合うとんでもない絵面なのだが
とはいえ、ライダーとオトモンの絆を象徴するコマンドとしてはこれ以上ない仕様だと言えるだろう。
関連項目 
世界観/ペット
登場人物/プーギー
登場人物/フェニー
登場人物/フクズク
オトモ/オトモアイルー
オトモ/オトモガルク